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ユウシャ、ヘニオ
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アインツの町に実りの秋がやってきた。それはさまざまな作物の収穫期というだけではない。
冒険者ギルドが運営する学校、いわゆる冒険者学校を夏に卒業した新米冒険者たちが、一斉にやってくる新人ラッシュの季節である。
本来、冒険者というのはいつどこに行くか自由。特段の理由がない限りは、同じ時期、同じ場所に多く集まることなどは無い。
そんな特殊事例の一つ、はじまりの迷宮。
アインツのそばにあるこのダンジョンは新人たちが実戦を経験し、探索の基礎を学ぶのに適したダンジョンとされている。
それ故、新人が自然と集まるばかりでなく、新人向けの商売を行う商人や職人も多く、利便性が高まることでさらに新人が集まるというサイクルが出来上がっていた。
そうした事情も加味して学校も卒業生をアインツを勧めることに積極的で、結果としてこの時期のアインツは、新人冒険者で溢れるお祭り騒ぎ……収穫祭となる。
「んーっ……ここがアインツかぁ」
馬車の御者台を飛び降り、伸びをする少年もまたダンジョンを目当てにやってきた新米冒険者の一人である。
馬車の幌を開いて中に乗っていた少女が顔を出す。
「わぁーすごい人だね、ヘニオ。王都にも負けてないんじゃない?」
「確かに、正月のアメ横か渋谷スクランブル交差点ってとこだな」
「アメ……シブヤ……?」
「こっちの話」
彼はこの夏の冒険者学校卒業生に含まれているユウシャ三人のうちの一人であり、首席で卒業した期待株でもあった。
一緒に居るのは彼の幼馴染であるロスティ。地方領主の娘だが庶子であったため生まれて間もなく母親と共に館を追い出され、父親が誰かも知らずに暮らしていた。魔力容量が多く魔法使いとしてユウシャにも遜色ない力量を備えている。
彼らは卒業後、一度帰郷してからアインツへとやってきた。同じように冒険前に帰郷したり、大きな歓楽街のある都市へ行き、思い出づくりをする新人は多かった。
そのため新人たちは同時にアインツへとやってくるわけではなく、次第に集まってくることになる。
ヘニオたちが到着したのはすでにピークを迎えた時期で、それゆえ道はもちろん、屋台の立ち並ぶ市場や冒険者ギルドの受け付けなども、人でごったがえしていた。
「これなら待ち合わせ場所を決めておけばよかったな。この人集りじゃ見つけられるかどうか……」
「ああもう、しつこい! でりゃあっ!」
彼が言い終わる前に、馬車から少し離れた場所にある広場の一角で、いきなりドンと破裂音が鳴り、人影がいくつか宙に舞った。
「ぐわッ!?」
飛ばされた人間はそれぞれ勢いよく近くの民家や商店の屋根に叩きつけられ、全員そのままぐったりと力を失い動かなくなる。
突然のことに驚いた周囲の人々は動きを止め、しかし数秒後には何事もなかったかのように談笑しながら動き出した。冒険者の町アインツでは多少の事件は日常茶飯事だった。
「今の声は……」
しかし、直前に聞こえた声が気になったヘニオとロスティは騒ぎの現場に向かった。
そこには案の定、彼らの知っている人物の姿があった。
「あ、ふたりともやっと来たナ!」
「久しぶり、元気そうでなによりね」
「ああ、そっちは元気すぎるくらいだな。おかげですぐ見つけられたが」
頭から猫のような耳の生えた獣人の少女、イノ。文明都市からは離れた森深い地域に暮らす部族の出身で、都会からやってきた冒険者に憧れて村を飛び出した。
人のそれよりも長く尖った耳を持つエルフの少女、レフィナード。彼女もまた森の奥地に住まう種族で、精霊のお告げにより人里に出てくることとなった。
二人もヘニオたちと同じく冒険者学校の卒業生であり、卒業後に一緒にパーティを組む約束をしていたのだった。
「なんの騒ぎだったんだ?」
「ナンパだナンパ、いくら断ってもしつこかったんダ」
「イノ、ナンパじゃないわよ。先輩冒険者の方たちからパーティへの勧誘をされていたの」
「おんなじことだロ? まったく、ヘニオが遅いから何回声をかけられたカ」
「そんなに早く着いたのか」
「一週間前には着いてたわよ。二人が来るまでダンジョンに入るのは控えて、色々と情報は集めておいたの」
「おお、助かるよ。とりあえずどこか落ち着ける場所でその話を聞くか」
「宿の部屋は全員分でとってあるから、そちらに行きましょうか。まず荷物を置いてきたほうがいいでしょ」
四人は馬車に乗り込むと、ヘニオが手綱を握りレフィナードが宿への道を案内する。
荷台に乗ったイノとロスティはしばし暇そうに馬車の揺れに身を任せていたが、不意にイノがロスティに顔を近づけ彼女のカラダの匂いを嗅ぎ始める。
「……フンフンフン」
「ちょ、ちょっと、イノ?」
「卒業してから一ヶ月、二人きりで随分と楽しんでたみたいだナ」
「う……それは……わかるの?」
「にひひ、ヘニオの匂いが全身に移ってるゾ」
真っ赤な顔で目を逸らしたロスティを、イノはニヤニヤと笑いながら見上げる。
宿に到着した四人は馬車から荷物をおろして部屋に向かう。
アインツの宿屋は基本的に長期滞在の冒険者向けに小さな部屋を素泊まり連泊で貸している。
一階の入ってすぐの場所には受付と食堂があり、依頼掲示板も置かれていた。
「これが冒険者の宿か。いかにもイメージ通りだな」
そんな感想をこぼしたヘニオに、受付に立っていた女将が笑う。
「おやあんた、ユウシャさまかい?」
「なんでわかったんだ?」
ヘニオは確かにユウシャではあるが、地球の頃の肉体ではなく新たにこの世界の人間として生まれ直した転生者である。そのため、外見はこの世界の人間と違いはなく、簡単に見分けられるものではない。
「冒険者の宿がイメージ通りなんていうのはユウシャさまだけさ。そもそもこういう造りにするように決めたのが以前居たユウシャさまだからね!」
「なるほどね……」
「そうそう、そっちの案内板もしっかり見ていっておくれよ」
「案内板?」
依頼掲示板とは別に壁に掛けられた板には、町内の簡略的な地図が貼り付けてあった。
町全体はおおよそ東西南北に区分され、それぞれがまた四角いブロックになっており、計画的な都市建設が行われたことが伺える。
冒険者ギルド本部、町役場などは当然として、防衛隊本部、商工会ギルド本部、教会なども大きく印がつけられていた。
他にも公衆浴場、市場、競技場、歓楽街などなど、必要そうな場所はおおむね記載されている。
だが、ヘニオはそれらとは別の施設の表記が気になった。
「魔法実験場……製造実験場……これは?」
「そいつはユウシャさま向けの施設だね。思いつきで今までにない魔法や技術を開発して大変なことになったことが何度もあってね。昔は何度も町がまるごと更地になったらしいよ」
「……つまり、そういうことをやってもいい場所ってことか」
「新しいことはバレないようにやりたくなるんだろうけど、部屋の中でこっそり試そうなんてしないどくれよ」
「あはは……わかったよ」
すでに小さい時に実家の壁を破壊した経験のあるヘニオは、苦笑しつつ頷いた。
ユウシャが発展させた町アインツの住民は多大な影響を受けるだけでなく、彼らもまたユウシャのことをよく理解しているのだった。
「がんばってすごいことやりなよ!」
女将の大雑把な応援を背に二階に上がる。
イノたちが取っていた部屋は二人部屋が二つだった。男一人、女三人のパーティではあるがその部屋割は、
「ヘニオと相部屋はローテーションで良いわよね?」
「う、うん……」
「四人部屋でもよかったけど、それだと絶対、順番とか関係無くなるだろうし」
「ヘニオの絶倫さなら毎日三人一緒でも大丈夫だろうけどナ!」
ハーレムパーティらしい取り決めが行われている間に、ヘニオは部屋の中を見て回り、壁や天井などを調べていた。
「何してるのよ?」
「いや、防音の魔法でも掛けておこうかと思ったんだけど……もうかけてあるな、これ」
アインツの住民はユウシャのことをよく理解しているのだった。
冒険者ギルドが運営する学校、いわゆる冒険者学校を夏に卒業した新米冒険者たちが、一斉にやってくる新人ラッシュの季節である。
本来、冒険者というのはいつどこに行くか自由。特段の理由がない限りは、同じ時期、同じ場所に多く集まることなどは無い。
そんな特殊事例の一つ、はじまりの迷宮。
アインツのそばにあるこのダンジョンは新人たちが実戦を経験し、探索の基礎を学ぶのに適したダンジョンとされている。
それ故、新人が自然と集まるばかりでなく、新人向けの商売を行う商人や職人も多く、利便性が高まることでさらに新人が集まるというサイクルが出来上がっていた。
そうした事情も加味して学校も卒業生をアインツを勧めることに積極的で、結果としてこの時期のアインツは、新人冒険者で溢れるお祭り騒ぎ……収穫祭となる。
「んーっ……ここがアインツかぁ」
馬車の御者台を飛び降り、伸びをする少年もまたダンジョンを目当てにやってきた新米冒険者の一人である。
馬車の幌を開いて中に乗っていた少女が顔を出す。
「わぁーすごい人だね、ヘニオ。王都にも負けてないんじゃない?」
「確かに、正月のアメ横か渋谷スクランブル交差点ってとこだな」
「アメ……シブヤ……?」
「こっちの話」
彼はこの夏の冒険者学校卒業生に含まれているユウシャ三人のうちの一人であり、首席で卒業した期待株でもあった。
一緒に居るのは彼の幼馴染であるロスティ。地方領主の娘だが庶子であったため生まれて間もなく母親と共に館を追い出され、父親が誰かも知らずに暮らしていた。魔力容量が多く魔法使いとしてユウシャにも遜色ない力量を備えている。
彼らは卒業後、一度帰郷してからアインツへとやってきた。同じように冒険前に帰郷したり、大きな歓楽街のある都市へ行き、思い出づくりをする新人は多かった。
そのため新人たちは同時にアインツへとやってくるわけではなく、次第に集まってくることになる。
ヘニオたちが到着したのはすでにピークを迎えた時期で、それゆえ道はもちろん、屋台の立ち並ぶ市場や冒険者ギルドの受け付けなども、人でごったがえしていた。
「これなら待ち合わせ場所を決めておけばよかったな。この人集りじゃ見つけられるかどうか……」
「ああもう、しつこい! でりゃあっ!」
彼が言い終わる前に、馬車から少し離れた場所にある広場の一角で、いきなりドンと破裂音が鳴り、人影がいくつか宙に舞った。
「ぐわッ!?」
飛ばされた人間はそれぞれ勢いよく近くの民家や商店の屋根に叩きつけられ、全員そのままぐったりと力を失い動かなくなる。
突然のことに驚いた周囲の人々は動きを止め、しかし数秒後には何事もなかったかのように談笑しながら動き出した。冒険者の町アインツでは多少の事件は日常茶飯事だった。
「今の声は……」
しかし、直前に聞こえた声が気になったヘニオとロスティは騒ぎの現場に向かった。
そこには案の定、彼らの知っている人物の姿があった。
「あ、ふたりともやっと来たナ!」
「久しぶり、元気そうでなによりね」
「ああ、そっちは元気すぎるくらいだな。おかげですぐ見つけられたが」
頭から猫のような耳の生えた獣人の少女、イノ。文明都市からは離れた森深い地域に暮らす部族の出身で、都会からやってきた冒険者に憧れて村を飛び出した。
人のそれよりも長く尖った耳を持つエルフの少女、レフィナード。彼女もまた森の奥地に住まう種族で、精霊のお告げにより人里に出てくることとなった。
二人もヘニオたちと同じく冒険者学校の卒業生であり、卒業後に一緒にパーティを組む約束をしていたのだった。
「なんの騒ぎだったんだ?」
「ナンパだナンパ、いくら断ってもしつこかったんダ」
「イノ、ナンパじゃないわよ。先輩冒険者の方たちからパーティへの勧誘をされていたの」
「おんなじことだロ? まったく、ヘニオが遅いから何回声をかけられたカ」
「そんなに早く着いたのか」
「一週間前には着いてたわよ。二人が来るまでダンジョンに入るのは控えて、色々と情報は集めておいたの」
「おお、助かるよ。とりあえずどこか落ち着ける場所でその話を聞くか」
「宿の部屋は全員分でとってあるから、そちらに行きましょうか。まず荷物を置いてきたほうがいいでしょ」
四人は馬車に乗り込むと、ヘニオが手綱を握りレフィナードが宿への道を案内する。
荷台に乗ったイノとロスティはしばし暇そうに馬車の揺れに身を任せていたが、不意にイノがロスティに顔を近づけ彼女のカラダの匂いを嗅ぎ始める。
「……フンフンフン」
「ちょ、ちょっと、イノ?」
「卒業してから一ヶ月、二人きりで随分と楽しんでたみたいだナ」
「う……それは……わかるの?」
「にひひ、ヘニオの匂いが全身に移ってるゾ」
真っ赤な顔で目を逸らしたロスティを、イノはニヤニヤと笑いながら見上げる。
宿に到着した四人は馬車から荷物をおろして部屋に向かう。
アインツの宿屋は基本的に長期滞在の冒険者向けに小さな部屋を素泊まり連泊で貸している。
一階の入ってすぐの場所には受付と食堂があり、依頼掲示板も置かれていた。
「これが冒険者の宿か。いかにもイメージ通りだな」
そんな感想をこぼしたヘニオに、受付に立っていた女将が笑う。
「おやあんた、ユウシャさまかい?」
「なんでわかったんだ?」
ヘニオは確かにユウシャではあるが、地球の頃の肉体ではなく新たにこの世界の人間として生まれ直した転生者である。そのため、外見はこの世界の人間と違いはなく、簡単に見分けられるものではない。
「冒険者の宿がイメージ通りなんていうのはユウシャさまだけさ。そもそもこういう造りにするように決めたのが以前居たユウシャさまだからね!」
「なるほどね……」
「そうそう、そっちの案内板もしっかり見ていっておくれよ」
「案内板?」
依頼掲示板とは別に壁に掛けられた板には、町内の簡略的な地図が貼り付けてあった。
町全体はおおよそ東西南北に区分され、それぞれがまた四角いブロックになっており、計画的な都市建設が行われたことが伺える。
冒険者ギルド本部、町役場などは当然として、防衛隊本部、商工会ギルド本部、教会なども大きく印がつけられていた。
他にも公衆浴場、市場、競技場、歓楽街などなど、必要そうな場所はおおむね記載されている。
だが、ヘニオはそれらとは別の施設の表記が気になった。
「魔法実験場……製造実験場……これは?」
「そいつはユウシャさま向けの施設だね。思いつきで今までにない魔法や技術を開発して大変なことになったことが何度もあってね。昔は何度も町がまるごと更地になったらしいよ」
「……つまり、そういうことをやってもいい場所ってことか」
「新しいことはバレないようにやりたくなるんだろうけど、部屋の中でこっそり試そうなんてしないどくれよ」
「あはは……わかったよ」
すでに小さい時に実家の壁を破壊した経験のあるヘニオは、苦笑しつつ頷いた。
ユウシャが発展させた町アインツの住民は多大な影響を受けるだけでなく、彼らもまたユウシャのことをよく理解しているのだった。
「がんばってすごいことやりなよ!」
女将の大雑把な応援を背に二階に上がる。
イノたちが取っていた部屋は二人部屋が二つだった。男一人、女三人のパーティではあるがその部屋割は、
「ヘニオと相部屋はローテーションで良いわよね?」
「う、うん……」
「四人部屋でもよかったけど、それだと絶対、順番とか関係無くなるだろうし」
「ヘニオの絶倫さなら毎日三人一緒でも大丈夫だろうけどナ!」
ハーレムパーティらしい取り決めが行われている間に、ヘニオは部屋の中を見て回り、壁や天井などを調べていた。
「何してるのよ?」
「いや、防音の魔法でも掛けておこうかと思ったんだけど……もうかけてあるな、これ」
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