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召喚の影響?
第137話 契約!?
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「ミーガンさん。その依頼は信頼の証として嬉しく思います。ただ、返事は今少し待ってもらえますか。あと、受けることになった場合は一応ギルドを通していただけると助かります」
「ふむ、断るではなく、待てですか。この状況です。多少は待てますが、出来れば理由を話してもらえますか?それとギルドを通すのは構いません。知った仲でも形を整えるのは大切ですから」
さすが商人だけあって、ミーガンさんキチンとハンターギルドを通してくれるのね。
「実は、ハンターギルドから依頼があっていてそれを受けるかどうか検討中なんです。受けると10日程かかるので最悪その間は待ってもらうことになるかもしれません」
「ほ、たった10日待って瑶様と朝未様に護衛していただけるのなら、そりゃ待ちますとも。現状トランへの通商ルートは閉鎖されているようなものですから、このルートでトランに入る品物は品不足になっていることになります。つまりは、ここを通ることが出来るのであれば、普段より稼ぎが良いということですからね」
「あ、ミーガンさん。あたし達、正式にパーティー組んだんです。メンバーはあたしと瑶さんと、こちらのマルティナさんの3人ね」
「ほう、そうなんですか。ところでパーティー名を教えていただけますか?」
「暁影のそらってつけたんです。クリフで正式に登録してまだそんなに経ってないんですけどね。覚えてもらえると嬉しいです」
「しかし、そこまで成長するほどの活躍をされてきたということですか。最初にお会いした時には、その強さと、ううんに驚かされたものですが、1年もたたずにここまで成長されたとなれば、またお強くなられたのでしょうね」
「そう、ですね。ちょっと自分が人間のままなのか自信がなくなることがあるくらいに?」
「はは、それは頼もしいですね。それはそうと、朝未様に教えていただいたゴム編みですが、職人は作業に慣れ生産自体は可能な状態になりました。ですが、初めて扱う商品のためどのように扱ったものかと苦慮しておりまして、何かアイディアをいただけませんでしょうか?」
「あ、もう出来るようになったんですね。参考までに今までどんなものを作ってみたんですか?」
「そうですね。伸縮性を生かして体型の変化に対応できるようにと、思ったのですが……」
ああ、そっちに考え方が行っちゃったのね。
「多少の体型の変化してもって考え方より、そのままの体型に着るように生かした方が多分受けると思いますよ。例えばボタンのないシャツとかですね。首回りや袖周りに使うとボタンを使わなくてもぴったりします。それに伸縮性があると動きやすくなりますから日常的に激しく動く人向けにも合うと思います」
セーターや運動着ね。この世界の服って庶民はみんな綿か麻の伸縮性のない服で全部ボタンでとめるんだもの。動きにくいのよね。
「ボタンの無いシャツに激しく動く人向けの服ですか?」
やっぱり馴染みのない話だとミーガンさんもイメージがつかみにくいみたいね。
「うーん、百聞は一見に如かず。ミーガンさんこのあと時間あります?」
「え、ええ。この街に足止めされている状態ですので」
「じゃあ、食事のあとであたし達の部屋に来てください。あたしの服を参考にお見せします」
こっちの世界であたしが自分用に作ったシャツや鎧下を見せてあげればわかってくれるんじゃないかと思うの。日本で着ていた服はサイズが合わなくなって、こっちの服を着てみたんだけど我慢できずに作ったし、それに今のところは日本の冬ほど寒くないけど大分冷え込んできたからセーターも3人分編んだのよね。日本にいた頃より随分と編むのが速くなっていたのは、これもこの世界に来て身体が高性能になったからだと思うけど、色々と便利になったわ。セーターは瑶さんもマルティナさんも気に入ってくれたのであたしとしても満足度高かったし、あれもミーガンさんに見せよう。
「コンコンコン」
夕食後、部屋でくつろいでいるとドアがノックされた。多分ミーガンさんね。
あたしが出ようとするのを瑶さんが手で制して、向かってくれた。
「はい、どなたですか?」
「わたしです。ミーガンです」
いつもの通り少し引いた位置で声を掛ける瑶さんにドアの向こうからミーガンさんがこたえ、瑶さんがドアのカギをあけた。
「おくつろぎのところ、お邪魔します」
「大丈夫ですよ。こちらにどうぞ」
恐縮するミーガンさんをベッドわきに連れていく。
「いくつかあたしが作ったものを見せますね」
あたしは、マジックバッグから数枚のシャツとワンピース、セーター、それと鎧下なんかを出して見せた。
ミーガンさんは、飛びつくようにして手に取って見比べ始めた。
「これは、肩に皮で補強が入ってますね」
「鎧下として使っているので、そのあたりはどうしても補強が必要なんです」
「これは、夜着ですか?」
「いえ、普段着ですね。これをベースにデザインをしてドレスにも出来ると思います」
「でも、これですと体のラインが出すぎじゃないでしょうか?」
「ふふ、そうですね。スタイルをごまかせませんけど、スタイルの良い方が切ると素敵ですよ」
「これは、首回りがこれでは着ることが出来ないのでは……」
「大丈夫です。ほら、ここにお教えした編み方がつかってあってこうやって伸びるので……」
「恐れ入りました。あの編み方が、これほど応用がきくとは思いませんでした。これは新しい装いとして売れそうです」
そのあとも、パーツをつなぐ方法や柄を入れる方法なんかを説明した。
一通りの説明が終わると結構な時間が経っていたようで、大分外が暗くなっていた。
「すみません。つい長居をしてしまいました」
「いえ、良いものを作ってくださいね」
「朝未様。後で契約書をお持ちします。ここまで教えていただいたとなるとそれなりのものをお支払いする必要があると感じますので」
「え、そこまでのことは……」
「いえ、このミーガン。枯れても商人。ただでこれだけのものをいただくわけにはいきません」
結局ミーガンさんに押し切られて、利益の5パーセントをもらうことになってしまった。ただ、あたし達もミーガンさんも移動するので支払いについてはハンターギルド経由で送ってもらうことに。
多少の手数料は取られるけど拠点まで送金してもらえるんだって。初めて知ったわ。
「ふむ、断るではなく、待てですか。この状況です。多少は待てますが、出来れば理由を話してもらえますか?それとギルドを通すのは構いません。知った仲でも形を整えるのは大切ですから」
さすが商人だけあって、ミーガンさんキチンとハンターギルドを通してくれるのね。
「実は、ハンターギルドから依頼があっていてそれを受けるかどうか検討中なんです。受けると10日程かかるので最悪その間は待ってもらうことになるかもしれません」
「ほ、たった10日待って瑶様と朝未様に護衛していただけるのなら、そりゃ待ちますとも。現状トランへの通商ルートは閉鎖されているようなものですから、このルートでトランに入る品物は品不足になっていることになります。つまりは、ここを通ることが出来るのであれば、普段より稼ぎが良いということですからね」
「あ、ミーガンさん。あたし達、正式にパーティー組んだんです。メンバーはあたしと瑶さんと、こちらのマルティナさんの3人ね」
「ほう、そうなんですか。ところでパーティー名を教えていただけますか?」
「暁影のそらってつけたんです。クリフで正式に登録してまだそんなに経ってないんですけどね。覚えてもらえると嬉しいです」
「しかし、そこまで成長するほどの活躍をされてきたということですか。最初にお会いした時には、その強さと、ううんに驚かされたものですが、1年もたたずにここまで成長されたとなれば、またお強くなられたのでしょうね」
「そう、ですね。ちょっと自分が人間のままなのか自信がなくなることがあるくらいに?」
「はは、それは頼もしいですね。それはそうと、朝未様に教えていただいたゴム編みですが、職人は作業に慣れ生産自体は可能な状態になりました。ですが、初めて扱う商品のためどのように扱ったものかと苦慮しておりまして、何かアイディアをいただけませんでしょうか?」
「あ、もう出来るようになったんですね。参考までに今までどんなものを作ってみたんですか?」
「そうですね。伸縮性を生かして体型の変化に対応できるようにと、思ったのですが……」
ああ、そっちに考え方が行っちゃったのね。
「多少の体型の変化してもって考え方より、そのままの体型に着るように生かした方が多分受けると思いますよ。例えばボタンのないシャツとかですね。首回りや袖周りに使うとボタンを使わなくてもぴったりします。それに伸縮性があると動きやすくなりますから日常的に激しく動く人向けにも合うと思います」
セーターや運動着ね。この世界の服って庶民はみんな綿か麻の伸縮性のない服で全部ボタンでとめるんだもの。動きにくいのよね。
「ボタンの無いシャツに激しく動く人向けの服ですか?」
やっぱり馴染みのない話だとミーガンさんもイメージがつかみにくいみたいね。
「うーん、百聞は一見に如かず。ミーガンさんこのあと時間あります?」
「え、ええ。この街に足止めされている状態ですので」
「じゃあ、食事のあとであたし達の部屋に来てください。あたしの服を参考にお見せします」
こっちの世界であたしが自分用に作ったシャツや鎧下を見せてあげればわかってくれるんじゃないかと思うの。日本で着ていた服はサイズが合わなくなって、こっちの服を着てみたんだけど我慢できずに作ったし、それに今のところは日本の冬ほど寒くないけど大分冷え込んできたからセーターも3人分編んだのよね。日本にいた頃より随分と編むのが速くなっていたのは、これもこの世界に来て身体が高性能になったからだと思うけど、色々と便利になったわ。セーターは瑶さんもマルティナさんも気に入ってくれたのであたしとしても満足度高かったし、あれもミーガンさんに見せよう。
「コンコンコン」
夕食後、部屋でくつろいでいるとドアがノックされた。多分ミーガンさんね。
あたしが出ようとするのを瑶さんが手で制して、向かってくれた。
「はい、どなたですか?」
「わたしです。ミーガンです」
いつもの通り少し引いた位置で声を掛ける瑶さんにドアの向こうからミーガンさんがこたえ、瑶さんがドアのカギをあけた。
「おくつろぎのところ、お邪魔します」
「大丈夫ですよ。こちらにどうぞ」
恐縮するミーガンさんをベッドわきに連れていく。
「いくつかあたしが作ったものを見せますね」
あたしは、マジックバッグから数枚のシャツとワンピース、セーター、それと鎧下なんかを出して見せた。
ミーガンさんは、飛びつくようにして手に取って見比べ始めた。
「これは、肩に皮で補強が入ってますね」
「鎧下として使っているので、そのあたりはどうしても補強が必要なんです」
「これは、夜着ですか?」
「いえ、普段着ですね。これをベースにデザインをしてドレスにも出来ると思います」
「でも、これですと体のラインが出すぎじゃないでしょうか?」
「ふふ、そうですね。スタイルをごまかせませんけど、スタイルの良い方が切ると素敵ですよ」
「これは、首回りがこれでは着ることが出来ないのでは……」
「大丈夫です。ほら、ここにお教えした編み方がつかってあってこうやって伸びるので……」
「恐れ入りました。あの編み方が、これほど応用がきくとは思いませんでした。これは新しい装いとして売れそうです」
そのあとも、パーツをつなぐ方法や柄を入れる方法なんかを説明した。
一通りの説明が終わると結構な時間が経っていたようで、大分外が暗くなっていた。
「すみません。つい長居をしてしまいました」
「いえ、良いものを作ってくださいね」
「朝未様。後で契約書をお持ちします。ここまで教えていただいたとなるとそれなりのものをお支払いする必要があると感じますので」
「え、そこまでのことは……」
「いえ、このミーガン。枯れても商人。ただでこれだけのものをいただくわけにはいきません」
結局ミーガンさんに押し切られて、利益の5パーセントをもらうことになってしまった。ただ、あたし達もミーガンさんも移動するので支払いについてはハンターギルド経由で送ってもらうことに。
多少の手数料は取られるけど拠点まで送金してもらえるんだって。初めて知ったわ。
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