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7話 球技大会種目
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正門で待っている愛翔と桜のもとに腰までの黒髪をなびかせ飛び込んでくる綺麗系美少女。2人のもう1人の幼馴染、橘楓だ。楓は愛翔の右腕に抱きつくと唇を愛翔の耳に寄せて囁く。黄色い悲鳴が響く中3人は通常営業。
「おまたせ。帰ろ」
「楓、愛翔にだけ?あたしには?」
「あはは、ちょっとやってみたかったの。桜もおまたせ、帰ろう」
3人並んで歩き始める。少し歩いたところで桜が楓にちょいちょいと手招きをする。
「ん、なに?」
桜が楓にヒソヒソと何やら伝える。ピシッというように一瞬固まる楓に
「だからね、ちょっと注意しないとかも」
桜の最後の言葉だけが愛翔にも聞こえてきた。
「ん、何に注意するんだよ?」
愛翔の問いかけに
「えへへ、なんでもなーい」
とニッコリ笑って答える桜と楓に愛翔はきょとんと首を傾げた。
翌日
「5月に球技大会があるのは以前話したな。その件で話し合いをしてもらう。ここからは球技大会実行委員頼むぞ」
担任の山尾なぎ先生のことばを引き継ぎ
「球技大会の出場競技を決めます」
男女各1名の球技大会実行委員が教室の前に出て宣言している。男子は大木慎吾、女子は杉田奈々子のペアだ。
「種目は、男女それぞれでソフトボールとバレーボールです。各学年でトーナメントを行い。その各学年1位で総当たりで総合優勝を決めます。できるだけ全員が参加できるようにとの事ですので……」
愛翔たちが通う中学ではゴールデンウイーク中の登校日に球技大会を行う。ゴールデンウイークの中日で授業を行っても生徒が浮ついて授業にならないからという理由だと噂さえ流れるイベント。
そんな中で幼馴染3人組は
「愛翔はどっちにするの?」
そんな何気ない楓の問いかけに
「そうだなぁ、バレーボールかな」
「え、なんで?」
桜は少し意外な顔をして愛翔に聞いてみる。
「中学の体育で初めてやった種目だろ?バレーボールって。だからやってみたいなって。ふたりはどうするんだ?」
「私はソフトボールかなぁ。桜は?」
「あたし?ちょっと迷ってるけど、楓がソフトボールなら一緒のソフトボールにしようかなぁ」
そんなところに田河が顔を出してくる
「お、3人とも決めたの?」
「おう、オレはバレーボールにしようと思ってる」
「私と桜はソフトボールにしようって言ってるとこね」
「ふーん、じゃぁオレもソフトボールにしようかな」
「それのどこが”オレも”なんだよ。桜と楓は女子だぞ」
運営委員の大木が近づき
「あ、そこの運動部3人。悪いんだけど。両方に登録させてくれないかな」
「なんで?人数は足りるだろ」
疑問を口にする愛翔。
「足りるけど、ギリギリだからさ。一応何かあった時のために頼むよ。もちろん希望の競技をメインで構わないから」
「おまたせ。帰ろ」
「楓、愛翔にだけ?あたしには?」
「あはは、ちょっとやってみたかったの。桜もおまたせ、帰ろう」
3人並んで歩き始める。少し歩いたところで桜が楓にちょいちょいと手招きをする。
「ん、なに?」
桜が楓にヒソヒソと何やら伝える。ピシッというように一瞬固まる楓に
「だからね、ちょっと注意しないとかも」
桜の最後の言葉だけが愛翔にも聞こえてきた。
「ん、何に注意するんだよ?」
愛翔の問いかけに
「えへへ、なんでもなーい」
とニッコリ笑って答える桜と楓に愛翔はきょとんと首を傾げた。
翌日
「5月に球技大会があるのは以前話したな。その件で話し合いをしてもらう。ここからは球技大会実行委員頼むぞ」
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「そうだなぁ、バレーボールかな」
「え、なんで?」
桜は少し意外な顔をして愛翔に聞いてみる。
「中学の体育で初めてやった種目だろ?バレーボールって。だからやってみたいなって。ふたりはどうするんだ?」
「私はソフトボールかなぁ。桜は?」
「あたし?ちょっと迷ってるけど、楓がソフトボールなら一緒のソフトボールにしようかなぁ」
そんなところに田河が顔を出してくる
「お、3人とも決めたの?」
「おう、オレはバレーボールにしようと思ってる」
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「ふーん、じゃぁオレもソフトボールにしようかな」
「それのどこが”オレも”なんだよ。桜と楓は女子だぞ」
運営委員の大木が近づき
「あ、そこの運動部3人。悪いんだけど。両方に登録させてくれないかな」
「なんで?人数は足りるだろ」
疑問を口にする愛翔。
「足りるけど、ギリギリだからさ。一応何かあった時のために頼むよ。もちろん希望の競技をメインで構わないから」
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