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第146話 クリスマスパーティー
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丘の愛翔を恋愛対象にしない発言でクールダウンした空気の中
「1番、加藤歌います。Happy Christmas」
誰にもなじみのあるクリスマスソングのイントロが流れ加藤が歌い出す。
「So this is Xmas
And what have you done?
Another year over
And a new one just begun
And so this is Xmas
I hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young
・
・
・
A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear
War is over!
If you want it
War is over! Now!」
多少たどたどしいものの最後まで歌い切った加藤は大きく息を吐き出し、一礼をする。
一瞬静まり返った部屋だったけれど、メンバーから大きな拍手が沸いた。
そこからは先ほどまでのとげとげしい雰囲気など無かったかのように和やかに、そして賑やかにパーティーは進んだ。
「悔しいけどカエデ、あんたの声すごい」
楓の歌声にケイトが夢中になって、何度目か分からないアンコールをしている。
「もう、少しは休ませてよ。次はい」
楓はケイトにマイクを渡しオレンジジュースを乾いた喉に流し込む。
マイクを渡されたケイトがアメリカビルボードベストテンに入るラブソングを愛翔に向かい歌う。
桜も負けずと初恋を主題にした日本のラブソングを歌い、そうなれば小道具としてギターを借りてきた楓がオリジナル曲「いつまでも」を歌い上げる。
少しヒートアップしてきたところで愛翔が文化祭の打ち上げと同じ歌を歌ったところで穏やかな雰囲気に戻る。
「ここでちょっとゲームしようぜ」
愛翔が準備してきた包みを開いた。
「ミニパイ?」
ケイトが不思議そうな顔で尋ねる。
「ロシアンルーレットみたいなもんだよ。中の1つにちょっと辛いものや苦い物が入ってる。クリスとケイトも参加だから予備に同じパイをいくつか持ってきててよかった。一応5回分あるから」
そう言いつつ愛翔は最初の1回分をテーブルに出した。
「早い者勝ちで取ってもいいけど、ゲームで取る順番を決めるってのはどうかな?」
愛翔の提案にみんながうなづいたため、愛翔はとりあえずとあみだくじをつくり始める。
「じゃあ、みんな適当に線を入れてくれ」
それぞれが線を引きくじを選ぶ。そして
「1ばーん」
桜が1番を引き当て、他のメンバーもそれぞれの番号のパイを手に持つ。
「じゃ、一斉に食べるんだぞ。当たりでもきちんと食べきること。せーの」
一斉にパイを口に入れるメンバーたち。
「あら、結構美味しいじゃない」
ケイトが頬を緩め
「あ、本当だ」
桜が目を見張る。そして
「う、うぐぐぅぅぅ。み、水」
涙目で水を求めるクリス。
「あははは。あたりだったなクリス」
そう言いながら愛翔はグラスにポットから冷水を注ぎクリスに手渡す。
「なにこの辛さっていうのかしら鼻の奥を蹴とばされるような感じ」
涙を流しながらクリスがぼやく。
「ああ、どうやら山葵入りが当たったようだなクククッ」
愛翔が楽しそうに説明を始めた。
「と、まあ日本では割とメジャーなゲームなわけだけど、クリスとケイトににも理解してもらえたと思う。というわけで2回目……」
加藤が
「い、辛いというか痛い。住吉君、こ、これハバネロか何かかな?」
加藤が舌を出してヒーヒー言い。
「うが、これゴーヤ?。愛翔酷くない?」
楓がいつもの冷静な顔を崩し
「あら?これ変わった味ね。これはこれでアリね」
と丘が驚愕の味覚を見せた。
そしていよいよ最後5回目
「せーのっ!!」
7人がモグモグとパイを食べ、何も起きないのかとふっと空気が弛緩したところで
「うっ、きた。み、水」
愛翔が水に手を伸ばし一気に飲み干した。
「うわぁ、仕掛けておいてなんだけど、すっぱぁい。きっついわぁ」
愛翔の反応にみんなが一斉に吹き出す。
「あはは、最後は愛翔だったね」
桜が愛翔の頬をツンツンとつつきながら笑った。
「じゃ、そろそろプレゼント交換いこうか」
と口にした愛翔だったけれど、
「っと、クリスとケイトは日本のクリスマスプレゼント交換を知らないか……」
と中止しようかと動いた。
「大丈夫よアイト。桜と楓に聞いてきたから、ここに来るまでに準備してきたわ」
クリスとケイトがバッグから包みを取り出して見せる。
「ま、急いで選んだから大したものじゃないわよ」
「大丈夫か?」
愛翔が少しばかり心配そうに見るけれど、
「大丈夫よ。ちゃんと$20までに抑えてきたから」
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Happy Christmas
作詞・作曲: ジョン・レノン&オノ・ヨーコ
「1番、加藤歌います。Happy Christmas」
誰にもなじみのあるクリスマスソングのイントロが流れ加藤が歌い出す。
「So this is Xmas
And what have you done?
Another year over
And a new one just begun
And so this is Xmas
I hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young
・
・
・
A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear
War is over!
If you want it
War is over! Now!」
多少たどたどしいものの最後まで歌い切った加藤は大きく息を吐き出し、一礼をする。
一瞬静まり返った部屋だったけれど、メンバーから大きな拍手が沸いた。
そこからは先ほどまでのとげとげしい雰囲気など無かったかのように和やかに、そして賑やかにパーティーは進んだ。
「悔しいけどカエデ、あんたの声すごい」
楓の歌声にケイトが夢中になって、何度目か分からないアンコールをしている。
「もう、少しは休ませてよ。次はい」
楓はケイトにマイクを渡しオレンジジュースを乾いた喉に流し込む。
マイクを渡されたケイトがアメリカビルボードベストテンに入るラブソングを愛翔に向かい歌う。
桜も負けずと初恋を主題にした日本のラブソングを歌い、そうなれば小道具としてギターを借りてきた楓がオリジナル曲「いつまでも」を歌い上げる。
少しヒートアップしてきたところで愛翔が文化祭の打ち上げと同じ歌を歌ったところで穏やかな雰囲気に戻る。
「ここでちょっとゲームしようぜ」
愛翔が準備してきた包みを開いた。
「ミニパイ?」
ケイトが不思議そうな顔で尋ねる。
「ロシアンルーレットみたいなもんだよ。中の1つにちょっと辛いものや苦い物が入ってる。クリスとケイトも参加だから予備に同じパイをいくつか持ってきててよかった。一応5回分あるから」
そう言いつつ愛翔は最初の1回分をテーブルに出した。
「早い者勝ちで取ってもいいけど、ゲームで取る順番を決めるってのはどうかな?」
愛翔の提案にみんながうなづいたため、愛翔はとりあえずとあみだくじをつくり始める。
「じゃあ、みんな適当に線を入れてくれ」
それぞれが線を引きくじを選ぶ。そして
「1ばーん」
桜が1番を引き当て、他のメンバーもそれぞれの番号のパイを手に持つ。
「じゃ、一斉に食べるんだぞ。当たりでもきちんと食べきること。せーの」
一斉にパイを口に入れるメンバーたち。
「あら、結構美味しいじゃない」
ケイトが頬を緩め
「あ、本当だ」
桜が目を見張る。そして
「う、うぐぐぅぅぅ。み、水」
涙目で水を求めるクリス。
「あははは。あたりだったなクリス」
そう言いながら愛翔はグラスにポットから冷水を注ぎクリスに手渡す。
「なにこの辛さっていうのかしら鼻の奥を蹴とばされるような感じ」
涙を流しながらクリスがぼやく。
「ああ、どうやら山葵入りが当たったようだなクククッ」
愛翔が楽しそうに説明を始めた。
「と、まあ日本では割とメジャーなゲームなわけだけど、クリスとケイトににも理解してもらえたと思う。というわけで2回目……」
加藤が
「い、辛いというか痛い。住吉君、こ、これハバネロか何かかな?」
加藤が舌を出してヒーヒー言い。
「うが、これゴーヤ?。愛翔酷くない?」
楓がいつもの冷静な顔を崩し
「あら?これ変わった味ね。これはこれでアリね」
と丘が驚愕の味覚を見せた。
そしていよいよ最後5回目
「せーのっ!!」
7人がモグモグとパイを食べ、何も起きないのかとふっと空気が弛緩したところで
「うっ、きた。み、水」
愛翔が水に手を伸ばし一気に飲み干した。
「うわぁ、仕掛けておいてなんだけど、すっぱぁい。きっついわぁ」
愛翔の反応にみんなが一斉に吹き出す。
「あはは、最後は愛翔だったね」
桜が愛翔の頬をツンツンとつつきながら笑った。
「じゃ、そろそろプレゼント交換いこうか」
と口にした愛翔だったけれど、
「っと、クリスとケイトは日本のクリスマスプレゼント交換を知らないか……」
と中止しようかと動いた。
「大丈夫よアイト。桜と楓に聞いてきたから、ここに来るまでに準備してきたわ」
クリスとケイトがバッグから包みを取り出して見せる。
「ま、急いで選んだから大したものじゃないわよ」
「大丈夫か?」
愛翔が少しばかり心配そうに見るけれど、
「大丈夫よ。ちゃんと$20までに抑えてきたから」
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Happy Christmas
作詞・作曲: ジョン・レノン&オノ・ヨーコ
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