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第235話 ハロウィンパーティーコスチューム
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「ふう、少し休憩するか」
愛翔、桜、楓の3人は愛翔の家でいつものように受験勉強をしていた。
「うん、じゃあお茶入れるね」
楓が立ちあがりキッチンに向かう。
「で、準備の方はどうだ?」
愛翔が桜に向かって何気なく聞くと
「う、うん。さすがにゼロからだと難しすぎるからあたしも楓も既製品の手直しをしてるんだけど。楽しくはあるんだけど結構大変ね。でも間に合うとは思うわ。愛翔の方はどう?」
「まあ、俺の方は簡単だから」
そう言うと愛翔は部屋の隅にある荷物にチラリと視線を向けた。埃や汚れ防止のために布をかぶせた塊が3つある。
「俺の方はすぐ終わるから、手伝おうか?」
「ありがとう。でもこれは自分でやりたいから。ね」
そう言うと桜は愛翔に向かって笑顔で片目をつぶってみせた。
「でも、ありがとう」
桜はそのまま愛翔の首に腕をまわし優しく口づける。
「ん」
”ぴちょぴちゃ”水音をさせお互いを味わうように舌を絡め合う。そして蕩けたような笑顔の桜に
「こら」
楓がチョップを落とした。
「いたーい、舌噛んだらどうするのよ?」
「そんなに強くしてないでしょ。良い雰囲気を作りすぎよ。交代」
そして愛翔に向き合い
「ね、桜にだけじゃズルいわ」
そういうと楓も愛翔に向き合い目を合わせる。
「そんな義務的なことを言わなくても楓のことも愛してるよ」
愛翔はそう囁き楓を抱き寄せ口づけた。
3人がそんな日々を過ごし、光野高校のハロウィンパーティー当日。
ステラスターFCトップチームでの練習を終えた愛翔が帰宅すると
「おかえりー」
当然のように出迎える桜と楓。
「ただいま」
「愛翔はまずシャワー浴びてきてね。一息入れて準備したら行きましょう」
駅で待ち合わせ加藤、新本を伴い5人で光野高校に向かう。
「住吉君、今回はどんなコスチュームにしたの?」
加藤が定番の質問を投げるけれど
「ん?今は秘密かな。加藤君はやっぱり例のスーパーヴィラン?」
「うん、1年2年とすごく受けてもう他に出来ない感じなんだよね」
「それで新本さんがその去年のハロウィンパーティーではパートナー的に例の女性ヴィランだったって聞いたんだけど、今年も?」
「ふふ、カップルでヴィランって結構受けがよかったのよ。だから。ね」
新本も楽し気にウィンクで返した。
そして最初に着替えて出て来たのは、今年は加藤だった。ピエロメイクに奇抜な衣装グリーンのシャツ、オレンジのベスト、その上にワインレッドのスーツ、髪はヘアカラーでグリーンに染めた3回目のスーパーヴィラン。手の込んだコスチュームも3年目となれば手慣れたもので5人の中では最初に着替え終わっていた。次にそこに現れたのはシルバーブロンドのウィッグの髪をツインテールに振り分け右をピンク、左をグリーンに染め、パンク風のメイクと衣装をまとった女性ヴィランのコスチュームに着替えた新本。2人はニッコリと笑顔で手をつないでいる。
そして、
「おまたせ、加藤君も新本さんも手の込んだコスチュームなのに早いね」
愛翔が着替えて出て来た。
「あ、住吉君、カッコイイ」
新本が見惚れるそこには黒のジャケットは後ろが燕の尾状に伸び、ウィングカラーのイカ胸シャツ、白のタイ、胸にライトブルーのポケットチーフをさし、黒のシルクハットを手に持ち、足元は黒エナメルの革靴を履いた愛翔がいた。
「す、すごいね住吉君。ものすごく気合が入ったコスチュームというか、これもうコスチュームの域を超えてるんじゃない?」
加藤も絶賛する。
「まあ、今回は桜と楓の希望でね。2人に合わせた感じなんだ」
「え、じゃあ華押さんと橘さんは……」
愛翔、桜、楓の3人は愛翔の家でいつものように受験勉強をしていた。
「うん、じゃあお茶入れるね」
楓が立ちあがりキッチンに向かう。
「で、準備の方はどうだ?」
愛翔が桜に向かって何気なく聞くと
「う、うん。さすがにゼロからだと難しすぎるからあたしも楓も既製品の手直しをしてるんだけど。楽しくはあるんだけど結構大変ね。でも間に合うとは思うわ。愛翔の方はどう?」
「まあ、俺の方は簡単だから」
そう言うと愛翔は部屋の隅にある荷物にチラリと視線を向けた。埃や汚れ防止のために布をかぶせた塊が3つある。
「俺の方はすぐ終わるから、手伝おうか?」
「ありがとう。でもこれは自分でやりたいから。ね」
そう言うと桜は愛翔に向かって笑顔で片目をつぶってみせた。
「でも、ありがとう」
桜はそのまま愛翔の首に腕をまわし優しく口づける。
「ん」
”ぴちょぴちゃ”水音をさせお互いを味わうように舌を絡め合う。そして蕩けたような笑顔の桜に
「こら」
楓がチョップを落とした。
「いたーい、舌噛んだらどうするのよ?」
「そんなに強くしてないでしょ。良い雰囲気を作りすぎよ。交代」
そして愛翔に向き合い
「ね、桜にだけじゃズルいわ」
そういうと楓も愛翔に向き合い目を合わせる。
「そんな義務的なことを言わなくても楓のことも愛してるよ」
愛翔はそう囁き楓を抱き寄せ口づけた。
3人がそんな日々を過ごし、光野高校のハロウィンパーティー当日。
ステラスターFCトップチームでの練習を終えた愛翔が帰宅すると
「おかえりー」
当然のように出迎える桜と楓。
「ただいま」
「愛翔はまずシャワー浴びてきてね。一息入れて準備したら行きましょう」
駅で待ち合わせ加藤、新本を伴い5人で光野高校に向かう。
「住吉君、今回はどんなコスチュームにしたの?」
加藤が定番の質問を投げるけれど
「ん?今は秘密かな。加藤君はやっぱり例のスーパーヴィラン?」
「うん、1年2年とすごく受けてもう他に出来ない感じなんだよね」
「それで新本さんがその去年のハロウィンパーティーではパートナー的に例の女性ヴィランだったって聞いたんだけど、今年も?」
「ふふ、カップルでヴィランって結構受けがよかったのよ。だから。ね」
新本も楽し気にウィンクで返した。
そして最初に着替えて出て来たのは、今年は加藤だった。ピエロメイクに奇抜な衣装グリーンのシャツ、オレンジのベスト、その上にワインレッドのスーツ、髪はヘアカラーでグリーンに染めた3回目のスーパーヴィラン。手の込んだコスチュームも3年目となれば手慣れたもので5人の中では最初に着替え終わっていた。次にそこに現れたのはシルバーブロンドのウィッグの髪をツインテールに振り分け右をピンク、左をグリーンに染め、パンク風のメイクと衣装をまとった女性ヴィランのコスチュームに着替えた新本。2人はニッコリと笑顔で手をつないでいる。
そして、
「おまたせ、加藤君も新本さんも手の込んだコスチュームなのに早いね」
愛翔が着替えて出て来た。
「あ、住吉君、カッコイイ」
新本が見惚れるそこには黒のジャケットは後ろが燕の尾状に伸び、ウィングカラーのイカ胸シャツ、白のタイ、胸にライトブルーのポケットチーフをさし、黒のシルクハットを手に持ち、足元は黒エナメルの革靴を履いた愛翔がいた。
「す、すごいね住吉君。ものすごく気合が入ったコスチュームというか、これもうコスチュームの域を超えてるんじゃない?」
加藤も絶賛する。
「まあ、今回は桜と楓の希望でね。2人に合わせた感じなんだ」
「え、じゃあ華押さんと橘さんは……」
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