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第1章『運命の出会い』
第1話 少女
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ある日、コンビニで弁当を買い、アパートに帰る途中、夕焼けがあまりにも綺麗だったので見惚れていると、突然『キューン』いう聴き慣れない音がした。
ふと、そちらに目をやると、金ピカに輝く鳥? みたいな物が飛んでいた。
物珍しさから追いかけると、そいつはカエデの種のようにクルクル回って、俺の足元に落ちた。
拾い上げると『龍のバッヂ』のようだった。
何気なくそれを胸に当てると、まるで磁石のように、服に貼り付いた。 引っ張るが、取れない。
高価な物だとまずいと思い、そのまま交番へ行こう……と思った時、俺の前に一人の少女が現れた。
文字通り出し抜けに『現れた』のだ……。
何回か、目を擦ったが、少女は消えない。
年の頃なら13、4歳か? 幼さの中にも気品があり、後数年もすれば誰もが振り返る美人になるだろう。
試しに、少女の左のほっぺたを指で押してみると、張りのある、ぷにぷにした感触が指に伝わって来た。 ……幻では無いようだ。
ふと、そちらに目をやると、金ピカに輝く鳥? みたいな物が飛んでいた。
物珍しさから追いかけると、そいつはカエデの種のようにクルクル回って、俺の足元に落ちた。
拾い上げると『龍のバッヂ』のようだった。
何気なくそれを胸に当てると、まるで磁石のように、服に貼り付いた。 引っ張るが、取れない。
高価な物だとまずいと思い、そのまま交番へ行こう……と思った時、俺の前に一人の少女が現れた。
文字通り出し抜けに『現れた』のだ……。
何回か、目を擦ったが、少女は消えない。
年の頃なら13、4歳か? 幼さの中にも気品があり、後数年もすれば誰もが振り返る美人になるだろう。
試しに、少女の左のほっぺたを指で押してみると、張りのある、ぷにぷにした感触が指に伝わって来た。 ……幻では無いようだ。
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