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第2章『願望』
第7話 敗北
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あの、地震の様な振動が発生し、俺が、へっぴり腰で頭を庇っていると、議事堂が出現した。 既に衛鬼兵団の参謀たちは着座していた。 俺も、「へへへ、ど~も……」 と言いながら、おっかなびっくり席に着いた。 司令官としての自覚? 何それ?
参謀長の開会の辞に引き続いて、評議内容の提示を求められた。
「では、俺、いや、私と、この鷹音 野華さん……を恋人にして下さい」……と頭を下げた。
参謀長が一礼し、参謀を見渡す。
「情報参謀」
「はい!」 あ、ひょろ長い、あいつだ。 吹き出さないようにしないと……
「え~、ここにおられる『平 盆人』氏と、『鷹音 野華』氏に関する、あらゆる情報を元に、『コイビト』……即ち『つがい』にする為の『模擬戦闘』を行いました所ぉ~」
情報参謀が合図すると同時に、果てしなくそびえる高い壁一面に、無数のモニターが表示された。
良~く見ると、その一つ一つに『×』が表示されている。
「これは、ほんの一部ですが、ご覧の如く、全て敗北。正直、これ程までに困難な戦闘は、歴史上、類を見ません…… 『降伏』を進言致します」
参謀長が、「総司令、如何でしょう? 今回提示された議案は、却下…という事で宜しいですかな?」 と聴いてきた。
……前にも書いたが、鷹音さんは、俺とは別世界の人間なのは判っている。 判っちゃいるが……
有史以来、不敗を誇る無敵の軍隊でさえ降参する程ダメダメだったとは……。
やっぱ落ち込むよ……。
俺は、半べそを掻きながら、参謀の皆さんに「この度は、申し訳ありませんでした。」と謝り、ユイに向って「俺の部屋に戻してくれ」と頼んだ。
ユイは頬を紅潮させて「待て! 確かに数字の上では、我々の敗北は確定的かも知れん。 だが、挑みもせずに降伏するとは何たる為体! 恥を知れ!」と参謀たちを怒鳴りつけた。
いや、そこまで怒らなくても……。
参謀長の開会の辞に引き続いて、評議内容の提示を求められた。
「では、俺、いや、私と、この鷹音 野華さん……を恋人にして下さい」……と頭を下げた。
参謀長が一礼し、参謀を見渡す。
「情報参謀」
「はい!」 あ、ひょろ長い、あいつだ。 吹き出さないようにしないと……
「え~、ここにおられる『平 盆人』氏と、『鷹音 野華』氏に関する、あらゆる情報を元に、『コイビト』……即ち『つがい』にする為の『模擬戦闘』を行いました所ぉ~」
情報参謀が合図すると同時に、果てしなくそびえる高い壁一面に、無数のモニターが表示された。
良~く見ると、その一つ一つに『×』が表示されている。
「これは、ほんの一部ですが、ご覧の如く、全て敗北。正直、これ程までに困難な戦闘は、歴史上、類を見ません…… 『降伏』を進言致します」
参謀長が、「総司令、如何でしょう? 今回提示された議案は、却下…という事で宜しいですかな?」 と聴いてきた。
……前にも書いたが、鷹音さんは、俺とは別世界の人間なのは判っている。 判っちゃいるが……
有史以来、不敗を誇る無敵の軍隊でさえ降参する程ダメダメだったとは……。
やっぱ落ち込むよ……。
俺は、半べそを掻きながら、参謀の皆さんに「この度は、申し訳ありませんでした。」と謝り、ユイに向って「俺の部屋に戻してくれ」と頼んだ。
ユイは頬を紅潮させて「待て! 確かに数字の上では、我々の敗北は確定的かも知れん。 だが、挑みもせずに降伏するとは何たる為体! 恥を知れ!」と参謀たちを怒鳴りつけた。
いや、そこまで怒らなくても……。
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