21 / 86
第3章『初陣』
第3話 過剰殺戮《オーバーキル》
しおりを挟む
…頭にクエスチョンマークが浮かんでいるであろう俺に構う素振りもなく、作戦参謀の講義は続く。
「さて、ここで『戦闘画面』を『模擬戦闘モード』に切り替える。ご覧頂こう。」
画面が先程の、…なんちゃら?の役? 当時に戻った。『痩せ』…もとい『八瀬』の国、やっぱ細ぇ~っ!
「『細河』軍の戦闘パラメータに、我が軍の最小因数を加えたものが、こちらだ。」
うわっ、画面が真っ黄色に!!
作戦参謀は慌てる素振りもなく「我が軍の最小因数でさえ、過大殺戮してしまう。 よって更にパラメータを下げる。『手加減する』という意味だ。」
黄色の部分が収束し、青・黄・赤が、ほぼ同じ面積になった。
…俺は、ボ~ッと、信号機を思い出していた。
「これに、現在の地図を重ねると…」
見慣れた日本地図が表示され、クローズアップされる。
先程の『信号機』とピッタリと重なった画面をよく見ると…。
…!
俺の母校と、鷹音さんの母校が、黄色をバックに、ピッタリと収まっているではないか!!
「これにより、目標二名の初等学校が同学区になり、接点を構築できる。 以上」
すげー! 本当に、いとも簡単に『接点』が出来た!
ユイ…そして、作戦参謀…この恩は、一生忘れまいぞ。
ありがとう。
本当に、ありがとう…。
…な訳無ぇだろ!
武田信玄の時代の話だぜ!!
まさか『タイムマシ~ン~』って言いながら、ポケットから何か出す気か?
ちょっと期待してしまった分、落ち込みが大きい。
目の前が真っ暗になり、脳は真っ白になった…。
「総司令閣下」
「…」
「総・司・令・閣・下!」
…。 やべっ、気を失ってた。 …総司令って… あっ! 俺だ!
参謀長の「…以上でございます」と声が響き、参謀たちが頭を下げている。
「え?…は、はい!」 …と、いつもの調子で生返事をすると…
「これにて、軍議を終える。 各自、戦闘配置に着け」
ごめん、俺、聞いて無かった!
と言う間も無く、議事堂の壁が消え、広大な司令室の様な空間に、見たこともない装置が続々と出現し、『衛鬼兵』達がその前に座って、触手やら沢山ある腕を器用に動かして、何やら操作している。
「さあ、行くぞ」とユイが強引に、俺の手を引く。
「行く…って? どこへ??」
ユイが事も無げに言った。
「八瀬」
「さて、ここで『戦闘画面』を『模擬戦闘モード』に切り替える。ご覧頂こう。」
画面が先程の、…なんちゃら?の役? 当時に戻った。『痩せ』…もとい『八瀬』の国、やっぱ細ぇ~っ!
「『細河』軍の戦闘パラメータに、我が軍の最小因数を加えたものが、こちらだ。」
うわっ、画面が真っ黄色に!!
作戦参謀は慌てる素振りもなく「我が軍の最小因数でさえ、過大殺戮してしまう。 よって更にパラメータを下げる。『手加減する』という意味だ。」
黄色の部分が収束し、青・黄・赤が、ほぼ同じ面積になった。
…俺は、ボ~ッと、信号機を思い出していた。
「これに、現在の地図を重ねると…」
見慣れた日本地図が表示され、クローズアップされる。
先程の『信号機』とピッタリと重なった画面をよく見ると…。
…!
俺の母校と、鷹音さんの母校が、黄色をバックに、ピッタリと収まっているではないか!!
「これにより、目標二名の初等学校が同学区になり、接点を構築できる。 以上」
すげー! 本当に、いとも簡単に『接点』が出来た!
ユイ…そして、作戦参謀…この恩は、一生忘れまいぞ。
ありがとう。
本当に、ありがとう…。
…な訳無ぇだろ!
武田信玄の時代の話だぜ!!
まさか『タイムマシ~ン~』って言いながら、ポケットから何か出す気か?
ちょっと期待してしまった分、落ち込みが大きい。
目の前が真っ暗になり、脳は真っ白になった…。
「総司令閣下」
「…」
「総・司・令・閣・下!」
…。 やべっ、気を失ってた。 …総司令って… あっ! 俺だ!
参謀長の「…以上でございます」と声が響き、参謀たちが頭を下げている。
「え?…は、はい!」 …と、いつもの調子で生返事をすると…
「これにて、軍議を終える。 各自、戦闘配置に着け」
ごめん、俺、聞いて無かった!
と言う間も無く、議事堂の壁が消え、広大な司令室の様な空間に、見たこともない装置が続々と出現し、『衛鬼兵』達がその前に座って、触手やら沢山ある腕を器用に動かして、何やら操作している。
「さあ、行くぞ」とユイが強引に、俺の手を引く。
「行く…って? どこへ??」
ユイが事も無げに言った。
「八瀬」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【完結】悪の尋問令嬢、″捨てられ王子″の妻になる。
Y(ワイ)
ファンタジー
尋問を生業にする侯爵家に婿入りしたのは、恋愛戦略に敗れた腹黒王子。
白い結婚から始まる、腹黒VS腹黒の執着恋愛コメディ(シリアス有り)です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる