58 / 86
第7章『本土決戦』
第10話 斬鬼軍
しおりを挟む
長瀬達が帰った後…
「閣下!」
…『司令徽章』から、例の『情報“コミカルボイス”参謀』の声がした。
「どうしました?」
「先日、お聴きした『悪夢』の原因が判明致しました。」
…ヤケにリアルな夢だと思っていたが、やっぱり何か原因があったのか…。
「実は少し前に『斬鬼軍』と言う、『対衛鬼兵団組織』が、我々に宣戦布告して参りました」
ざ、斬鬼軍ん~!?
ユイが「…我等は、嘗て皇帝陛下の『近衛兵』だった…と言うのは申した事があったよな?」
…う~ん…何かそんな伏線があったような無かったような…。
俺が懸命に記憶を辿っているのをよそに、ユイは話を続けた。
「実は皇帝陛下は、我々の兵力を憂慮しておられた。 我等、衛鬼兵団が本気を出せば、この世に存在する『国家』総てを牛耳る事も出来ようから…な」
…確かに、これはユイの『自画自賛』では無く、やれちゃうかも。
俺は例の『甲八の役(第3章『初陣』参照)』『地球外殻イカ焼き化作戦(第6章『第二次攻略作戦』参照)』を思い出し、そう思った。
「我が皇帝陛下は、あたしたちがクーデターを起こした時、それに対抗可能な軍事力を有するもう一つの近衛師団として『斬鬼軍』と名付けた軍隊を秘密裡に組織しておられたのだ」
俺はこいつらと、それなりに長い付き合いになったから、こいつらが人を裏切るか裏切らないか…くらい判る。
…だが権力者は、素直に『信頼』を寄せられなくなってしまったのだろう。
悲しい話だ…。
「…皇帝陛下の『帝国』は、我が武力により反乱因子を根絶やしにした為、平和が訪れた。 …そして、我等も不要になった為、放逐された」
ユイが哀しげに言った。
「…ところが『斬鬼軍』は、皇帝陛下も気付かぬ間に兵力を増強していたのだ!」
「閣下!」
…『司令徽章』から、例の『情報“コミカルボイス”参謀』の声がした。
「どうしました?」
「先日、お聴きした『悪夢』の原因が判明致しました。」
…ヤケにリアルな夢だと思っていたが、やっぱり何か原因があったのか…。
「実は少し前に『斬鬼軍』と言う、『対衛鬼兵団組織』が、我々に宣戦布告して参りました」
ざ、斬鬼軍ん~!?
ユイが「…我等は、嘗て皇帝陛下の『近衛兵』だった…と言うのは申した事があったよな?」
…う~ん…何かそんな伏線があったような無かったような…。
俺が懸命に記憶を辿っているのをよそに、ユイは話を続けた。
「実は皇帝陛下は、我々の兵力を憂慮しておられた。 我等、衛鬼兵団が本気を出せば、この世に存在する『国家』総てを牛耳る事も出来ようから…な」
…確かに、これはユイの『自画自賛』では無く、やれちゃうかも。
俺は例の『甲八の役(第3章『初陣』参照)』『地球外殻イカ焼き化作戦(第6章『第二次攻略作戦』参照)』を思い出し、そう思った。
「我が皇帝陛下は、あたしたちがクーデターを起こした時、それに対抗可能な軍事力を有するもう一つの近衛師団として『斬鬼軍』と名付けた軍隊を秘密裡に組織しておられたのだ」
俺はこいつらと、それなりに長い付き合いになったから、こいつらが人を裏切るか裏切らないか…くらい判る。
…だが権力者は、素直に『信頼』を寄せられなくなってしまったのだろう。
悲しい話だ…。
「…皇帝陛下の『帝国』は、我が武力により反乱因子を根絶やしにした為、平和が訪れた。 …そして、我等も不要になった為、放逐された」
ユイが哀しげに言った。
「…ところが『斬鬼軍』は、皇帝陛下も気付かぬ間に兵力を増強していたのだ!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【完結】悪の尋問令嬢、″捨てられ王子″の妻になる。
Y(ワイ)
ファンタジー
尋問を生業にする侯爵家に婿入りしたのは、恋愛戦略に敗れた腹黒王子。
白い結婚から始まる、腹黒VS腹黒の執着恋愛コメディ(シリアス有り)です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる