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第7章『本土決戦』
第8話 齟齬
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…先日の、落合さんのWeb小説について情報参謀や通信参謀に確認したが、案の定そんな事実は無いそうだ。
ついでに、俺の悪夢についても聴いたら、調査してくれる事になった。
…ユイは、この前の夜から、何か様子がおかしい。 何故か俺を避けてる? 感じだ。
まあ、俺は鷹音さんと連絡を取り合うのが日課になっていて、ユイに気を遣う余裕は無いのだが。
「平さんにも、やっと春が来たって感じですね!」
長瀬が、笑顔で言った。 …横では、青木さんがハンカチを目に当て、嬉し泣きの真似で、俺を祝福してくれている。
今日は、久しぶりに俺の部屋で、長瀬の昇進祝いと、俺の鷹音さん攻略作戦の進展を祝して『祝賀会』を催した。
喜びに湧く我々人類の横で、衛鬼兵総帥・ユイは仏頂面をしている。
長瀬が「ユイ閣下はどうしたんです?」と聴いてきた。
…俺も判らないんだよ…。
青木さんは暫く考えて、長瀬に何か耳打ちした。 …そして「じゃあ、お願いしま~す」…と、俺と長瀬に声をかけた。
長瀬は、俺に目配せして「了解! 平さん、行きましょ!」と、俺を引っ張って外に出た。
青木さんが、ユイと話をしてくれるらしい。
ついでに、俺の悪夢についても聴いたら、調査してくれる事になった。
…ユイは、この前の夜から、何か様子がおかしい。 何故か俺を避けてる? 感じだ。
まあ、俺は鷹音さんと連絡を取り合うのが日課になっていて、ユイに気を遣う余裕は無いのだが。
「平さんにも、やっと春が来たって感じですね!」
長瀬が、笑顔で言った。 …横では、青木さんがハンカチを目に当て、嬉し泣きの真似で、俺を祝福してくれている。
今日は、久しぶりに俺の部屋で、長瀬の昇進祝いと、俺の鷹音さん攻略作戦の進展を祝して『祝賀会』を催した。
喜びに湧く我々人類の横で、衛鬼兵総帥・ユイは仏頂面をしている。
長瀬が「ユイ閣下はどうしたんです?」と聴いてきた。
…俺も判らないんだよ…。
青木さんは暫く考えて、長瀬に何か耳打ちした。 …そして「じゃあ、お願いしま~す」…と、俺と長瀬に声をかけた。
長瀬は、俺に目配せして「了解! 平さん、行きましょ!」と、俺を引っ張って外に出た。
青木さんが、ユイと話をしてくれるらしい。
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