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第8章『総力戦』
第15話 叙勲
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情報参謀が、手にした装置に何かを呟くと俺のシャツが軍服に変わり、胸には『司令徽章』の他に3つ、ピッカピカの勲章が付いている!
「1つ目は、この次元の、無駄な破壊を防いで下さった『功労章』2つ目は、前司令官閣下の命を救って下さった『救命章』……でございます」
「はい……有り難く……」と、俺は畏まって頭を下げた。
「3つ目は……『本作戦終結』の『勲一等衛鬼兵大綬章』にございます!」
終結……!
そうか……『鷹音野華攻略作戦』は、全行程を終了し、本作戦は『終結』したんだな……。
「では、また後日、ご挨拶に伺います」……と言って、情報参謀がアパートのドアから出て行った。
ふとユイに目をやると……
寝ている……かと思ったが、肩が小刻みに震えている……。
「ユイ……」
俺が声をかけるが、返事が無い……。
「……聴知したなら、返答しろ……」……と言うと……
うつ伏せになって咽び泣き出した!
……やはり……もうこれで……お別れなんだな……。
俺も悲しくなり、ユイの横で涙を流した……。
二人のしゃくり上げる音だけが部屋に響いていた……。
「1つ目は、この次元の、無駄な破壊を防いで下さった『功労章』2つ目は、前司令官閣下の命を救って下さった『救命章』……でございます」
「はい……有り難く……」と、俺は畏まって頭を下げた。
「3つ目は……『本作戦終結』の『勲一等衛鬼兵大綬章』にございます!」
終結……!
そうか……『鷹音野華攻略作戦』は、全行程を終了し、本作戦は『終結』したんだな……。
「では、また後日、ご挨拶に伺います」……と言って、情報参謀がアパートのドアから出て行った。
ふとユイに目をやると……
寝ている……かと思ったが、肩が小刻みに震えている……。
「ユイ……」
俺が声をかけるが、返事が無い……。
「……聴知したなら、返答しろ……」……と言うと……
うつ伏せになって咽び泣き出した!
……やはり……もうこれで……お別れなんだな……。
俺も悲しくなり、ユイの横で涙を流した……。
二人のしゃくり上げる音だけが部屋に響いていた……。
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