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54 海といえば!①
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海鮮丼が美味しすぎる。
久しぶりのお米に新鮮なお魚……。
涙が出てくるよ。
「この海鮮丼? 美味いな!」
「おいしいね!」
どうやらカレンもシャルも気に入ってくれたようだ。
それにしても新鮮な刺身まであるとは……。
嬉しい限りだよ。
それから、海鮮丼を食べ終わった私たちは、市場に行ってお魚と醤油を買いに行った。
とは言っても、主に私の単独行動だったけど。
2人は気がついたらいなくなっていた。
大量に買い込む私に店主のおじさんにもかなり驚かれた。
こういう時に無限収納スキルは便利だ。有効活用しないとね。
もしかしたら、この時のために女神イスフィリアはこのスキルを与えてくれんたんじゃなかろうか。
その後、お米も大量に仕入れて、宿へと戻った。
宿に行くと、カレンもシャルも帰ってきていた。
途中で私がはぐれて、離れちゃったからね。
「遅いよ! ヒナタ!」
「1人で進んで行っちゃうから、見失いましたよ……」
「ごめん、ごめん」
全く悪気のない謝罪をしてから、宿の食堂でお酒を飲んだ。
おつまみにも刺身が出てきて、ここでもテンションが上がった。
翌朝目覚めて、私はせっかく海に来たからやりたいことがあると2人を起こす。
「ねぇ、2人とも。海といえばなんだと思う?」
「は? 海といえば魚なんじゃないの? 昨日もすごいテンションで食べていたじゃん」
確かに海鮮料理も目玉の一つだよ。
でも違う。
「シャルはなんだと思う?」
「えーと。船に乗るとか、釣りをするとかですかね?」
残念ながら私に船に乗る楽しみはない。船酔いするし。
でも、釣りは確かにいいかもな。前世でも川釣りはしていたし。
しかしそれも違う。
「違うよ2人とも! 海といえば海水浴だよ! 水着を着て、海で遊ぶんだよ!」
そう。海水浴だ。
私は2人の水着姿を見たいのだ。
カレンの長身に素晴らしいスタイルが組み合わされば、水着モデルだ。
シャルの幼い身体にスクール水着……。
おっと、いかん。鼻血が……。
2人が嫌そうな顔をしているが知ったことではない。
強制参加だ。
「とにかく! 海に来たなら海水浴だよ! さぁ、行くよ!」
2人の手を掴んで強制連行する。
水着を売っている場所に行って、2人に似合う水着を選ぶ。
水着を着た2人を見て、私は歓喜する。
「かわいい! 2人とも素晴らしいよ!」
カレンは、黒のビキニ。
シャルは、スクール……。間違えた。白のワンピースタイプの水着。
私はスタイルにはそこまで自信はないので、なるべく肌を隠せるようにワンピースの水着にした。
しかし、2人から許可が降りず、私は白を基調とした花柄のビキニになった。恥ずかしい。
でも、私が誘ったからには諦めるしかない。
「海だぁぁ!」
「それ、この街に着いた時も言ってたじゃん」
カレンはどうやら空気が読めないらしい。
海に来たらとりあえず叫びたいよね。
え? 私だけ?
私はすぐに水着姿になって海に入った。
「冷たいっ!」
久しぶりの海だ。
子供の頃は家族で海に行っていたけど、中学生になってからは行っていない。
大学に入っても、サークルのメンバーと海に行く陽キャでもなかったしね。
海に行くのが陽キャかは分からないけど……。
でも陰キャの私にとってはそう思えた。
「気持ちいいな!」
「冷たいけど、気持ちいい!」
2人も水着は嫌がっていたけど、海は気持ちいいらしい。
2人を見ていると癒される。
こんな美女と美少女を連れて海に来るなんて前世では考えられない。
しばらく3人で海を泳いだりした。
海の奥の方には、岩でできた小さな孤島のようなものがあり、遠視で見てもよく見えないくらい遠い。
でも、その孤島の近くで水飛沫のようなものが上がったりしていた。
この世界にも鯨がいるのかな?
海で泳いだ後は、ビーチバレーを楽しんだ。
なんかビーチバレー用のネットがあったんだよ。
この世界でもあるんだね。
ビーチバレーをやっている時は、カレンの胸が揺れまくって、水着が取れないかヒヤヒヤしたけど、なんとか大丈夫だった。
男の姿であれを見ていたら、息子が大変なことになっていたよ。女でよかった。
遊び疲れたので、そろそろ帰ろうかと思ったところで、私たちをジロジロ見ていた男達が話しかけてきた。
「お姉さん達、よかったら俺らと遊ばない?」
久しぶりのお米に新鮮なお魚……。
涙が出てくるよ。
「この海鮮丼? 美味いな!」
「おいしいね!」
どうやらカレンもシャルも気に入ってくれたようだ。
それにしても新鮮な刺身まであるとは……。
嬉しい限りだよ。
それから、海鮮丼を食べ終わった私たちは、市場に行ってお魚と醤油を買いに行った。
とは言っても、主に私の単独行動だったけど。
2人は気がついたらいなくなっていた。
大量に買い込む私に店主のおじさんにもかなり驚かれた。
こういう時に無限収納スキルは便利だ。有効活用しないとね。
もしかしたら、この時のために女神イスフィリアはこのスキルを与えてくれんたんじゃなかろうか。
その後、お米も大量に仕入れて、宿へと戻った。
宿に行くと、カレンもシャルも帰ってきていた。
途中で私がはぐれて、離れちゃったからね。
「遅いよ! ヒナタ!」
「1人で進んで行っちゃうから、見失いましたよ……」
「ごめん、ごめん」
全く悪気のない謝罪をしてから、宿の食堂でお酒を飲んだ。
おつまみにも刺身が出てきて、ここでもテンションが上がった。
翌朝目覚めて、私はせっかく海に来たからやりたいことがあると2人を起こす。
「ねぇ、2人とも。海といえばなんだと思う?」
「は? 海といえば魚なんじゃないの? 昨日もすごいテンションで食べていたじゃん」
確かに海鮮料理も目玉の一つだよ。
でも違う。
「シャルはなんだと思う?」
「えーと。船に乗るとか、釣りをするとかですかね?」
残念ながら私に船に乗る楽しみはない。船酔いするし。
でも、釣りは確かにいいかもな。前世でも川釣りはしていたし。
しかしそれも違う。
「違うよ2人とも! 海といえば海水浴だよ! 水着を着て、海で遊ぶんだよ!」
そう。海水浴だ。
私は2人の水着姿を見たいのだ。
カレンの長身に素晴らしいスタイルが組み合わされば、水着モデルだ。
シャルの幼い身体にスクール水着……。
おっと、いかん。鼻血が……。
2人が嫌そうな顔をしているが知ったことではない。
強制参加だ。
「とにかく! 海に来たなら海水浴だよ! さぁ、行くよ!」
2人の手を掴んで強制連行する。
水着を売っている場所に行って、2人に似合う水着を選ぶ。
水着を着た2人を見て、私は歓喜する。
「かわいい! 2人とも素晴らしいよ!」
カレンは、黒のビキニ。
シャルは、スクール……。間違えた。白のワンピースタイプの水着。
私はスタイルにはそこまで自信はないので、なるべく肌を隠せるようにワンピースの水着にした。
しかし、2人から許可が降りず、私は白を基調とした花柄のビキニになった。恥ずかしい。
でも、私が誘ったからには諦めるしかない。
「海だぁぁ!」
「それ、この街に着いた時も言ってたじゃん」
カレンはどうやら空気が読めないらしい。
海に来たらとりあえず叫びたいよね。
え? 私だけ?
私はすぐに水着姿になって海に入った。
「冷たいっ!」
久しぶりの海だ。
子供の頃は家族で海に行っていたけど、中学生になってからは行っていない。
大学に入っても、サークルのメンバーと海に行く陽キャでもなかったしね。
海に行くのが陽キャかは分からないけど……。
でも陰キャの私にとってはそう思えた。
「気持ちいいな!」
「冷たいけど、気持ちいい!」
2人も水着は嫌がっていたけど、海は気持ちいいらしい。
2人を見ていると癒される。
こんな美女と美少女を連れて海に来るなんて前世では考えられない。
しばらく3人で海を泳いだりした。
海の奥の方には、岩でできた小さな孤島のようなものがあり、遠視で見てもよく見えないくらい遠い。
でも、その孤島の近くで水飛沫のようなものが上がったりしていた。
この世界にも鯨がいるのかな?
海で泳いだ後は、ビーチバレーを楽しんだ。
なんかビーチバレー用のネットがあったんだよ。
この世界でもあるんだね。
ビーチバレーをやっている時は、カレンの胸が揺れまくって、水着が取れないかヒヤヒヤしたけど、なんとか大丈夫だった。
男の姿であれを見ていたら、息子が大変なことになっていたよ。女でよかった。
遊び疲れたので、そろそろ帰ろうかと思ったところで、私たちをジロジロ見ていた男達が話しかけてきた。
「お姉さん達、よかったら俺らと遊ばない?」
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