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34.ナポリタンはナポリにはない、そしてこれらも・・・
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イタリアの皆様に言わせると、パスタにトマトケチャップを使うなど言語道断、とんでもない話なんだそうですが、トマトソースは許せるんだそうです・・・日本人の感覚からすると変わんないじゃんって思うんだけど。
★★★
イタリアの皆様に言わせると、パスタにトマトケチャップを使うなど言語道断、とんでもない話なんだそうですが、トマトソースは許せるんだそうです。だから『スパゲッティ・アッラ・ナポレターナ』って言うナポリタンっぽい麺料理は存在します。が、イタリア人はパスタにトマトケチャップを掛ける事を只管冷たい視線を浴びせます。そこま頑なにならなくてもって思うんですけど文化なんだからしょうがないですね。
日本で魔改造されてた食べ物で本場でもそういう形で食べられてるって思いこまれてる日本発祥の料理って結構ありますよね。その筆頭が『カレーライス』なんでしょうか。カレー料理はご存じの通りインド発祥の食べ物でそれがイギリス経由で日本に伝わり、今食べられてる独特のお味に仕上がったんだそうです。一昔前、インドの方に日本のカレーライスを食べて貰うと美味しいとはおっしゃりますがそれがカレーだと気付いた方はごく少数だったというお話を聞いたことが有ります。それ位似て非なる物なんだそうな。
それから豚カツも日本発祥の料理ですよね。1929年(昭和4年)、上野御徒町の「ポンチ軒」と言うお店が売り出したのが発祥と言われてて、フランス料理のコートレットが原型になってるのは結構有名なのかしらん。とんかつとコートレットの大きな違いは最初から食べやすく切ってあるのが豚カツと言う分類が出来るんだそうですね。
後、担々麺は中国四川省発祥で天秤に調理器具と材料を担いで売っていた関係で汁無しが原型だとか(担いで売り歩いていたから担々麺なんだそうな)。それに戦後、進駐軍から伝わったチーズケーキがベースのスフレチーズケーキは外国ではコットンチーズケーキと呼ばれてるとか、イギリスのストロベリー・ショートケーキと全然違う日本発祥のふわふわ生地のショートケーキとか、シチューは世界に色々有るけれどクリームシチューは日本発祥とか、しかもそれ等は海外の皆様にも好評を博してるんだそうです。が……
ナポリタンは世界的にはあまり評判良くないみたいですね。トマトケチャップもそうですが、パスタはアルデンテと言う考え方が有るのに対してナポリタンの麺は茹でてから一晩寝かせたりしますから所謂コシが完全になくなっててふにゃふにゃな食感になってるって言うところが許せない要因の一つにもなってるのかも知れませんね。コシの無いうどんが許せるか許せないか、その辺の考え方が日本人と世界の方々との考え方の齟齬なのでしょうかねぇ。
ふにゃふにゃめんをトマトケチャップで和えて粉チーズをとタバスコで頂くナポリタン。最近あんまりいただいてないんですがこれ書いてたら無性に食べたくなってきました。個人経営の喫茶店の名物料理のナポリタン、個人経営の喫茶店遺体の店舗数が減少の一途をたどってる中、絶滅危惧種にならないといいですね。
ま、コンビニやスーパーでも売られてますからそんな事にはならないとは思いますが、無くならずに後世まで受け継がれて欲しい物です、たとえ日本国内でしか通用しないガラパゴス料理だとしても。だって、好きなんだもん。
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イタリアの皆様に言わせると、パスタにトマトケチャップを使うなど言語道断、とんでもない話なんだそうですが、トマトソースは許せるんだそうです。だから『スパゲッティ・アッラ・ナポレターナ』って言うナポリタンっぽい麺料理は存在します。が、イタリア人はパスタにトマトケチャップを掛ける事を只管冷たい視線を浴びせます。そこま頑なにならなくてもって思うんですけど文化なんだからしょうがないですね。
日本で魔改造されてた食べ物で本場でもそういう形で食べられてるって思いこまれてる日本発祥の料理って結構ありますよね。その筆頭が『カレーライス』なんでしょうか。カレー料理はご存じの通りインド発祥の食べ物でそれがイギリス経由で日本に伝わり、今食べられてる独特のお味に仕上がったんだそうです。一昔前、インドの方に日本のカレーライスを食べて貰うと美味しいとはおっしゃりますがそれがカレーだと気付いた方はごく少数だったというお話を聞いたことが有ります。それ位似て非なる物なんだそうな。
それから豚カツも日本発祥の料理ですよね。1929年(昭和4年)、上野御徒町の「ポンチ軒」と言うお店が売り出したのが発祥と言われてて、フランス料理のコートレットが原型になってるのは結構有名なのかしらん。とんかつとコートレットの大きな違いは最初から食べやすく切ってあるのが豚カツと言う分類が出来るんだそうですね。
後、担々麺は中国四川省発祥で天秤に調理器具と材料を担いで売っていた関係で汁無しが原型だとか(担いで売り歩いていたから担々麺なんだそうな)。それに戦後、進駐軍から伝わったチーズケーキがベースのスフレチーズケーキは外国ではコットンチーズケーキと呼ばれてるとか、イギリスのストロベリー・ショートケーキと全然違う日本発祥のふわふわ生地のショートケーキとか、シチューは世界に色々有るけれどクリームシチューは日本発祥とか、しかもそれ等は海外の皆様にも好評を博してるんだそうです。が……
ナポリタンは世界的にはあまり評判良くないみたいですね。トマトケチャップもそうですが、パスタはアルデンテと言う考え方が有るのに対してナポリタンの麺は茹でてから一晩寝かせたりしますから所謂コシが完全になくなっててふにゃふにゃな食感になってるって言うところが許せない要因の一つにもなってるのかも知れませんね。コシの無いうどんが許せるか許せないか、その辺の考え方が日本人と世界の方々との考え方の齟齬なのでしょうかねぇ。
ふにゃふにゃめんをトマトケチャップで和えて粉チーズをとタバスコで頂くナポリタン。最近あんまりいただいてないんですがこれ書いてたら無性に食べたくなってきました。個人経営の喫茶店の名物料理のナポリタン、個人経営の喫茶店遺体の店舗数が減少の一途をたどってる中、絶滅危惧種にならないといいですね。
ま、コンビニやスーパーでも売られてますからそんな事にはならないとは思いますが、無くならずに後世まで受け継がれて欲しい物です、たとえ日本国内でしか通用しないガラパゴス料理だとしても。だって、好きなんだもん。
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