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第二章
弔宴(一)
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〇
弔いの宴は、故人の最も親しい人物の断髪からはじまる。
伴侶があれば伴侶が、なければ両親か子ども、あるいはきょうだいがその髪を断ち、宴場の中央に据えられる焚火に投げ入れる。
それはいつか自分自身が死に、霊となったとき、先立った故人とまた巡り合うための道しるべとなる。
近親者以外の者も、髪を捧げることはできる。
それは霊となった故人が孤独にならないための慰めだ。
髪に含まれる霊が、故人を慰め、死後の孤独から救う。
けれど捧げる髪は決して、近親者より多くあってはならない。
大気に漂う霊は数多にある。
その中から、自分の伴侶、近親を見つけるのは至難の技だ。
燃やされる髪が多ければ、それだけ故人の居場所はぼやけてしまう。
だからこそ周囲の人間は配慮し、最も確かな繋がりを、故人と、故人が最も愛したひとりのために残してやらなければならない。
これは遊牧民のみならず、この世界全体に共通する、弔いに欠かせない儀式だった。
真っ赤な刺繍で彩られた、純白のドレスを身にまとって、ラプソの女たちは宴の場に現れた。
それは女たちの花嫁衣裳だった。
老若問わず、彼女たちは美しく着飾っている。
刺繍と同じ真っ赤な飾り玉の装具をまとい、頭には生花で作られた冠をかぶっている。
しかしその下にある顔は、黒色の布で覆われている。
布は薄手だが、彼女たちの表情を隠すには十分だった。
彼女たちは焚火を囲むと、代わる代わる、鋏で自らの髪を切り落とし始めた。
一本に編み込まれた長い髪が、音を立てて地面に落ちる。
彼女たちは肩を震わせながらそれを拾い、焚火の中に投げ入れる。
そして口々に、なくなった伴侶、父、息子の名を叫ぶ。
「キース!」
ひと際声を響かせたのは、アリエージュだった。
アリエージュの声は凛として、ほかの女たちと違い、少しも震えていなかった。
しかし彼女は髪が火の中に消えたとたん、その場に突っ伏して、泣き叫んだ。
「ああああ!」
それは悲痛な叫びだった。
今まで耐えてきたものが、いっぺんにあふれ出した、魂からの慟哭だった。
たった十八歳だった。
死ぬにはあまりにも若かった。
死ぬ覚悟を決めるには、あまりにも未熟だった。
それでも、一族の在り方に疑問を感じて、仲間たちとともに立ち上がり、親を殺し、自分たちの正しさを証明しようとした。
革命を求めていた。
正義を信じていた。
気高くありたいと願っていた。
後悔などするはずがない。
するはずがないと、思っていたのに。
アリエージュは押し寄せる後悔をとどめることができなかった。
もっと平和な道を選ぶことはできなかったのだろうか。
キースが死ぬことも、父を殺すことも、一族を引き裂くことなく、革命を起こすことはできなかったのだろうか。
なぜ自分だけが生き残ったのか。
行動を起こすと決めた日に、命は捨てたものとしたはずなのに、なぜ今自分はここで、ただ涙を流しているのだろうか。
大人たちと同じように、誇りよりも損得を重んじ、保身ばかりを考えるようになるのが恐ろしかった。
けれどキースにもう二度と会えないということのほうが、それよりずっと恐ろしく、ずっと耐えがたいことだった。
「いまさら――――っ!」
アリエージュは胸に湧き出る悲痛を吐き出そうとする。
けれど形を与えることができず、ただ嗚咽が口をつくばかりだった。
ラウラはたまらず、アリエージュに寄り添おうと立ち上がった。
「やめろ」
しかしそんなラウラを、レオンは引き留めた。
「でも……でも……!」
「邪魔してやるな。お前にあいつらの悲しみは癒せないし、あいつらも慰めてもらうために見せてるんじゃない」
泣き叫ぶラプソの女たちを背に、カイや技官たちは盃をあげていた。
羊、鳥、鹿。彩り鮮やかな山菜。焼き、揚げ、煮込み、蒸しもの、塩漬け。
貴重な穀物さえも惜しみなく使用した、数々の御馳走が並ぶ絨毯の上で、カイたちはただ無言で酒をなめ続けていた。
その、香りだけで酔いそうな手製の醸造酒を含んでも、みな顔色は暗いままだ。
これがラプソのしきたりとはいえ、背後で女たちが泣き叫んでいる中、本当に宴に興じていいものかと、誰もが委縮していた。
「肝のちいせえやつらだな」
唯一このしきたりに慣れているレオンは、ラウラだけでなくその場にいる全員に向けて言った。
「今日誰かが死んでも、明日はくるし、明日の仕事はなくならねえ。――――いつまでも悲しんでたら、生きてるやつらも生活に行き詰まるだろ。だからこいつらは、今日ここで死ぬほど悲しまなきゃいけねえ。明日まで悲しみを残さないために」
レオンはおもむろに、鹿肉の串焼きを手にとり、頬張った。
「でも弔いの宴は派手で、やかましくなきゃいけねえ。だからおれらがあいつらに代わって盛り上げてやるんだよ」
わかったら食え、とレオンは発破をかけた。
技官たちはなおもしり込みしている様子だったが、カイはレオンと同じ串焼きを手にとり、勢いよくかぶりついた。
「――――うまっ!」
カイはあっという間にひと串たいらげ、喉に残るものを酒で流し込み、大声で笑った。
「ははは!笑えるくらいうまいわ!」
「……ふっ」
レオンはつられて笑い、カイの椀に酒を継ぎ足す。
「じゃあもっと食え」
「言われなくても!みんなが食わないならおれ、独り占めするわ!」
カイはそう言って、肉汁をたっぷり含んだ羊肉の腸詰を手にとった。
しかし口に含む直前、シェルティが横からそれを奪う。
「あ、おい!」
「食べないなんて誰もいってないよ」
シェルティはそう言って腸詰を頬張った。
ぱきっと大きな音を立てて皮が弾け、肉汁が顎を伝う。
シェルティはそれを無造作に手の甲で拭い、顔を綻ばせた。
「ああ、本当においしい」
およそ皇太子とは思えない無作法な食事だったが、シェルティは人目をはばかることなく、次に細切りの芋をチーズと合わせて焼いたレシュティに手を出した。
「うん、これもいいね」
技官たちは驚いて顔を見合わせた。
芋は庶民にとって主食で、中でも芋の細切りを焼き合わせたレシュティは誰もが知る家庭料理だった。
彼らはまさかシェルティのような身分の高い者が、そんな庶民的な家庭料理を迷いなく手に取るとは思いもよらなかったのだ。
「どういう焼き方をしたんだろう?芋もだけど、チーズもパリパリになってる。触感がすごくおもしろいよ」
シェルティは技官たちの無遠慮な視線をものともせず、レシュティを頬張った。
レオンは鼻を鳴らし、シェルティに酒瓶を差し向けた。
しかしシェルティの椀にはまだ最初の一杯がほとんど口をつけられていないまま残っている。
レオンはかまわず、そこに酒を注ぎ足す。
「……おい」
「こぼすなよ」
「そういうなら注ぐな」
「おれを挟んで喧嘩すんなよ」
カイは二人の壁になるように身を乗り出し、レシュティに手をのばした。
「お!これまじパリパリでうめえ!前にシェルティが作ってくれたやつと同じのかと思ったけど、違うのか?」
「同じだよ。細切りの芋を合わせたのはみなレシュティと呼んでるんだ」
「へえ。前のはリンゴ入ってたから、なんかデザートみたいなイメージだったけど、これもうまいな」
「レシュティは家庭によって混ぜ物が変わるんだ。前のは、ラウラに教えてもらったものだよ」
シェルティはレオンの隣に座るラウラに視線を送る。
ラウラは絶えず響き続ける女たちの嗚咽にまだ後ろ髪をひかれながら、無理やり明るい声を出す。
「私のは学舎仕込みです。西方霊堂でも、果物が入っているものばかりだったでしょう?」
そう言って、ラウラもまたレシュティを口にする。
味はなかった。
口の中がカラカラに乾いていて、うまく飲み込むことができなかった。
それでも無理やり酒で流し込み、笑って見せた。
「本当にすごくおいしいです。果物よりチーズの方が、私好きかもしれません」
ラウラは技官たちに話をふる。
「みなさんのお宅では、レシュティになにを混ぜますか?」
技官たちは顔を見合わせる。
「……なにも混ぜない」
真っ先に答えたのはアフィ―だ。
「私が、小さい頃食べてたのは、芋だけ」
「ダルマチアのお家ではいかがでしたか?」
「ダルマチアは、木の実」
アフィ―は目の前にある、砂糖で炒った胡桃をつまむ。
アフィ―の隣に座っていたヤクート・ダルマチアは、おそるおそるといった様子で話を継いだ。
「そうですね、うちは、栗を入れますね」
ヤクートに続いて周囲の技官も、特にカイとともに西方霊堂で丙級に属していた若者たちが声をあげはじめる。
「うちは香草です」
「おれのところはねぎと干し肉を」
「うちも干し肉だ。それにおふくろはよく卵を乗せてくれたなあ……」
「魚のすり身はうちだけか?」
「魚?合うのか?」
「果物よりは合うんじゃないか」
「霊堂のは甘くて、おれも苦手だったな」
「魚の臭いがつくよりいいだろ」
「うまいんだぞ」
「おれは食べてみたい」
気づけばどの技官たちも、自分の食べつけているレシュティについて口々に語り合った。
会話が弾むと自然に酒や食べ物にも手が伸び、宴は自然と皮切られていった。
弔いの宴は、故人の最も親しい人物の断髪からはじまる。
伴侶があれば伴侶が、なければ両親か子ども、あるいはきょうだいがその髪を断ち、宴場の中央に据えられる焚火に投げ入れる。
それはいつか自分自身が死に、霊となったとき、先立った故人とまた巡り合うための道しるべとなる。
近親者以外の者も、髪を捧げることはできる。
それは霊となった故人が孤独にならないための慰めだ。
髪に含まれる霊が、故人を慰め、死後の孤独から救う。
けれど捧げる髪は決して、近親者より多くあってはならない。
大気に漂う霊は数多にある。
その中から、自分の伴侶、近親を見つけるのは至難の技だ。
燃やされる髪が多ければ、それだけ故人の居場所はぼやけてしまう。
だからこそ周囲の人間は配慮し、最も確かな繋がりを、故人と、故人が最も愛したひとりのために残してやらなければならない。
これは遊牧民のみならず、この世界全体に共通する、弔いに欠かせない儀式だった。
真っ赤な刺繍で彩られた、純白のドレスを身にまとって、ラプソの女たちは宴の場に現れた。
それは女たちの花嫁衣裳だった。
老若問わず、彼女たちは美しく着飾っている。
刺繍と同じ真っ赤な飾り玉の装具をまとい、頭には生花で作られた冠をかぶっている。
しかしその下にある顔は、黒色の布で覆われている。
布は薄手だが、彼女たちの表情を隠すには十分だった。
彼女たちは焚火を囲むと、代わる代わる、鋏で自らの髪を切り落とし始めた。
一本に編み込まれた長い髪が、音を立てて地面に落ちる。
彼女たちは肩を震わせながらそれを拾い、焚火の中に投げ入れる。
そして口々に、なくなった伴侶、父、息子の名を叫ぶ。
「キース!」
ひと際声を響かせたのは、アリエージュだった。
アリエージュの声は凛として、ほかの女たちと違い、少しも震えていなかった。
しかし彼女は髪が火の中に消えたとたん、その場に突っ伏して、泣き叫んだ。
「ああああ!」
それは悲痛な叫びだった。
今まで耐えてきたものが、いっぺんにあふれ出した、魂からの慟哭だった。
たった十八歳だった。
死ぬにはあまりにも若かった。
死ぬ覚悟を決めるには、あまりにも未熟だった。
それでも、一族の在り方に疑問を感じて、仲間たちとともに立ち上がり、親を殺し、自分たちの正しさを証明しようとした。
革命を求めていた。
正義を信じていた。
気高くありたいと願っていた。
後悔などするはずがない。
するはずがないと、思っていたのに。
アリエージュは押し寄せる後悔をとどめることができなかった。
もっと平和な道を選ぶことはできなかったのだろうか。
キースが死ぬことも、父を殺すことも、一族を引き裂くことなく、革命を起こすことはできなかったのだろうか。
なぜ自分だけが生き残ったのか。
行動を起こすと決めた日に、命は捨てたものとしたはずなのに、なぜ今自分はここで、ただ涙を流しているのだろうか。
大人たちと同じように、誇りよりも損得を重んじ、保身ばかりを考えるようになるのが恐ろしかった。
けれどキースにもう二度と会えないということのほうが、それよりずっと恐ろしく、ずっと耐えがたいことだった。
「いまさら――――っ!」
アリエージュは胸に湧き出る悲痛を吐き出そうとする。
けれど形を与えることができず、ただ嗚咽が口をつくばかりだった。
ラウラはたまらず、アリエージュに寄り添おうと立ち上がった。
「やめろ」
しかしそんなラウラを、レオンは引き留めた。
「でも……でも……!」
「邪魔してやるな。お前にあいつらの悲しみは癒せないし、あいつらも慰めてもらうために見せてるんじゃない」
泣き叫ぶラプソの女たちを背に、カイや技官たちは盃をあげていた。
羊、鳥、鹿。彩り鮮やかな山菜。焼き、揚げ、煮込み、蒸しもの、塩漬け。
貴重な穀物さえも惜しみなく使用した、数々の御馳走が並ぶ絨毯の上で、カイたちはただ無言で酒をなめ続けていた。
その、香りだけで酔いそうな手製の醸造酒を含んでも、みな顔色は暗いままだ。
これがラプソのしきたりとはいえ、背後で女たちが泣き叫んでいる中、本当に宴に興じていいものかと、誰もが委縮していた。
「肝のちいせえやつらだな」
唯一このしきたりに慣れているレオンは、ラウラだけでなくその場にいる全員に向けて言った。
「今日誰かが死んでも、明日はくるし、明日の仕事はなくならねえ。――――いつまでも悲しんでたら、生きてるやつらも生活に行き詰まるだろ。だからこいつらは、今日ここで死ぬほど悲しまなきゃいけねえ。明日まで悲しみを残さないために」
レオンはおもむろに、鹿肉の串焼きを手にとり、頬張った。
「でも弔いの宴は派手で、やかましくなきゃいけねえ。だからおれらがあいつらに代わって盛り上げてやるんだよ」
わかったら食え、とレオンは発破をかけた。
技官たちはなおもしり込みしている様子だったが、カイはレオンと同じ串焼きを手にとり、勢いよくかぶりついた。
「――――うまっ!」
カイはあっという間にひと串たいらげ、喉に残るものを酒で流し込み、大声で笑った。
「ははは!笑えるくらいうまいわ!」
「……ふっ」
レオンはつられて笑い、カイの椀に酒を継ぎ足す。
「じゃあもっと食え」
「言われなくても!みんなが食わないならおれ、独り占めするわ!」
カイはそう言って、肉汁をたっぷり含んだ羊肉の腸詰を手にとった。
しかし口に含む直前、シェルティが横からそれを奪う。
「あ、おい!」
「食べないなんて誰もいってないよ」
シェルティはそう言って腸詰を頬張った。
ぱきっと大きな音を立てて皮が弾け、肉汁が顎を伝う。
シェルティはそれを無造作に手の甲で拭い、顔を綻ばせた。
「ああ、本当においしい」
およそ皇太子とは思えない無作法な食事だったが、シェルティは人目をはばかることなく、次に細切りの芋をチーズと合わせて焼いたレシュティに手を出した。
「うん、これもいいね」
技官たちは驚いて顔を見合わせた。
芋は庶民にとって主食で、中でも芋の細切りを焼き合わせたレシュティは誰もが知る家庭料理だった。
彼らはまさかシェルティのような身分の高い者が、そんな庶民的な家庭料理を迷いなく手に取るとは思いもよらなかったのだ。
「どういう焼き方をしたんだろう?芋もだけど、チーズもパリパリになってる。触感がすごくおもしろいよ」
シェルティは技官たちの無遠慮な視線をものともせず、レシュティを頬張った。
レオンは鼻を鳴らし、シェルティに酒瓶を差し向けた。
しかしシェルティの椀にはまだ最初の一杯がほとんど口をつけられていないまま残っている。
レオンはかまわず、そこに酒を注ぎ足す。
「……おい」
「こぼすなよ」
「そういうなら注ぐな」
「おれを挟んで喧嘩すんなよ」
カイは二人の壁になるように身を乗り出し、レシュティに手をのばした。
「お!これまじパリパリでうめえ!前にシェルティが作ってくれたやつと同じのかと思ったけど、違うのか?」
「同じだよ。細切りの芋を合わせたのはみなレシュティと呼んでるんだ」
「へえ。前のはリンゴ入ってたから、なんかデザートみたいなイメージだったけど、これもうまいな」
「レシュティは家庭によって混ぜ物が変わるんだ。前のは、ラウラに教えてもらったものだよ」
シェルティはレオンの隣に座るラウラに視線を送る。
ラウラは絶えず響き続ける女たちの嗚咽にまだ後ろ髪をひかれながら、無理やり明るい声を出す。
「私のは学舎仕込みです。西方霊堂でも、果物が入っているものばかりだったでしょう?」
そう言って、ラウラもまたレシュティを口にする。
味はなかった。
口の中がカラカラに乾いていて、うまく飲み込むことができなかった。
それでも無理やり酒で流し込み、笑って見せた。
「本当にすごくおいしいです。果物よりチーズの方が、私好きかもしれません」
ラウラは技官たちに話をふる。
「みなさんのお宅では、レシュティになにを混ぜますか?」
技官たちは顔を見合わせる。
「……なにも混ぜない」
真っ先に答えたのはアフィ―だ。
「私が、小さい頃食べてたのは、芋だけ」
「ダルマチアのお家ではいかがでしたか?」
「ダルマチアは、木の実」
アフィ―は目の前にある、砂糖で炒った胡桃をつまむ。
アフィ―の隣に座っていたヤクート・ダルマチアは、おそるおそるといった様子で話を継いだ。
「そうですね、うちは、栗を入れますね」
ヤクートに続いて周囲の技官も、特にカイとともに西方霊堂で丙級に属していた若者たちが声をあげはじめる。
「うちは香草です」
「おれのところはねぎと干し肉を」
「うちも干し肉だ。それにおふくろはよく卵を乗せてくれたなあ……」
「魚のすり身はうちだけか?」
「魚?合うのか?」
「果物よりは合うんじゃないか」
「霊堂のは甘くて、おれも苦手だったな」
「魚の臭いがつくよりいいだろ」
「うまいんだぞ」
「おれは食べてみたい」
気づけばどの技官たちも、自分の食べつけているレシュティについて口々に語り合った。
会話が弾むと自然に酒や食べ物にも手が伸び、宴は自然と皮切られていった。
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