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終章
繰りかえされる絶望
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「――――あ」
再現術は、瞬きの間に終わる。
祈りのために閉じられたカイの瞳は、すぐにまた開かれる。
「――――ああ」
祈りも虚しく、マヨルカの顔つき豹変していた。
数秒前まであった笑みは消え失せ、驚愕に見開かれた瞳からは、大粒の涙があふれていた。
「ノヴァ様……」
「……うん」
「なんで教えてくれなかったんですか」
「……すまない」
「おれは、異界人に、記憶を奪われて、それで、やつのことをラウラ姉ちゃんだと勘違いして、守って――――」
「……ああ」
「――――せっかく、ディンゴが、やってくれたのに」
マヨルカは瞠目したまま、歯を食いしばった。
「ディンゴが代わりにやつを殺そうとしてくれたのに、おれは、それを邪魔して――――それどころか、ノヴァ様まで巻き添えにして――――」
「僕の怪我はきみのせいではない」
カイは静かに訂正した。
「先に動いていたのは、むしろ僕の方だった。僕は彼女の身体を傷つけられたくなかったんだ。あとからきたきみのことを庇ったことも確かだが、あれはすべて、ラウラを守るために起こした行動だ。僕の怪我は、きみのせいではなし、僕らに代わって復讐を果たそうとしてくれたディンゴのことを責めるつもりもない」
「……ディンゴは、いま、どこに?」
「レオンと一緒にいる。身体はすっかり回復したときいているよ」
「そうですか……」
マヨルカは安堵の息をついたが、表情はこわばったままだった。
再現された記憶はマヨルカが考えていたよりずっと壮絶なものだった。
彼は記憶を取り戻したわけではない。再現された記憶を、観客として眺めていただけだ。
しかしただ椅子に座って眺めていたわけではない。彼は実際に過去を体験した。自らの肌を、耳を、鼻を、目を通して、過去を追わなければならなかった。
マヨルカは思い知らされた。
大人から本気で殴られる痛みを。テネリファの血の熱さを。凍死した子どもたちの冷たさを。
死体に群がる蠅の音を。血肉の腐る悪臭を。
味のしない食事を。色のない世界を。いまにも崩れ落ちてしまいそうな足元を。なにかに縋らなければ生きていけなかったあのときを。
そしてマヨルカは知った。
ブリアードが自分に復讐を唆した真意を。いつも一人で空を眺めていたディンゴの孤独を。自分と同じように、ノヴァが絶望と空虚に抗っていたことを。
過去を俯瞰したことではじめて気づけたそれらの真実に、マヨルカは打ちのめされた。
「どうして教えてくれなかったんですか」
マヨルカは誰にともなく言った。
「おれが本当にばかだったってこと、なんで、言ってくれなかったんですか」
とめどなく流れる涙を拭いもせず、彼は宙を睨む。
「テネリファに守られて、先生に救われて、ノヴァ様に、ディンゴに助けられて――――おれは、おれは、誰のことも――――」
マヨルカは震える両手で顔を覆った。
押し殺した泣き声は、なおも、十歳の子供のものだった。
大きくしゃくりあげる彼に、しかしカイは手を伸ばしはしなかった。
カイはただ静観していた。
いまのマヨルカに、カイは声をかける資格を持ってはいなかった。
「――――本当に、ばかですね」
そう言ってマヨルカの手をとったのは、サミーだった。
「全部わかっていたことじゃないですか」
サミーはマヨルカの手を無理やり顔から引きはがした。
そして自らの袖で、大雑把に拭ってやった。涙も鼻水も一緒くたに。火傷のひきつれが残る顔の右半分も、おかまいなしに。
「何度もお話したでしょう。この六年間、あなたの身になにがあったのかは」
「でも――――でも、あんなにひどいなんて――――」
「いまは記憶が鮮明だからそう思うだけです」
喉元過ぎれば忘れます、とサミーはこともなげに言った。
「どんな辛い記憶も、いずれは薄れていきます。人間はそういうもんです。いっときの感情に流されて、自暴自棄にならないでくださいよ?その結果としていまのあなたがあるんですからね。大けがを負って、周りを巻き込んで……絶対に繰り返さないでくださいよ。それこそ本当のばかです」
マヨルカは大きく鼻をすすり、サミーをじっと見つめた。
「……サミーさん」
「なんですか」
「……先生は?」
サミーは大きくため息をついた。
「父は……ブリアード・ダルマチアは死にました。あなたとノヴァ様を救うために、あの光雨を降らせるために、自らの眼球をくり抜いて死んだそうです。――――これももう、さんざん教えたことでしょう」
「でもおれは、その話を聞いているとき、先生の顔も知りませんでした」
「でしょうね。あなたと父が会ったのは、災嵐以後なんですから」
「先生は、おれに復讐をさせたかったわけじゃなかった。先生は、最初から最後まで、おれを生かそうとしてくれました」
「そうですよ。まったく似た者師弟です、あなたたちは。ばかな道ばっかり選んで、周りに迷惑をかけて、本当に、どうしようもないです」
サミーは額にはりついたマヨルカの前髪をそっとはらった。
苛立った口調とは打って変わった、優しい手つきで。
「今度こそまっとうに生きてくださいよ、マヨルカ・ダルマチア。――――父が勝手に押し付けたものとはいえ、四年前から、それがあなたの姓なんですから。由緒あるダルマチアの名に、泥を塗るような真似は、もうしないでください」
マヨルカはまた鼻をすすり、はい、と答えた。
「おれの復讐は、もう終わりました。おれはもう大丈夫です。ノヴァ様の分だけじゃない、先生の分まで、おれはこれからたくさん働きます」
気づけばマヨルカの表情は和らいでいた。
鼻も目元も真っ赤に色を変えていたが、ぎこちなく震えることはなくなっていた。
「……その意気です」
一方、サミーの表情は、ぎこちなく固まっていた。
彼女は笑おうとしていたが、口の端が痙攣するだけで、ろくな表情が作れていなかった。
「――――終わったのか、きみの復讐は」
カイが問うと、マヨルカは大きく頷いた。
「終わりました」
「どうしてそう思う」
「どうしてって――――」
マヨルカはカイと視線を交わした。
カイが自分を見ていることはわかったが、しかし面布で隠されているため、カイが自分に向ける目がどのようなものなのか、マヨルカにはわからなかった。
「異界人は死にました。もうぼくに、憎むべき相手はいません」
「死んでないよ」
「……え?」
「異界人は、いまもまだ生きてる」
マヨルカはゆっくりと二度、瞬きをした。
「異界人は、死んだんじゃなかったんですか?」
「あれは嘘なんだ」
「おれとディンゴが空を飛んだあと、ノヴァ様が殺したんじゃなかったんですか?」
「ああ。ノヴァはおれを殺せなかった」
そもそも最初から殺す気はなかったんだ、とカイは言った。
「ノヴァの目的はおれを殺すことじゃなかった。ノヴァはただ、おれからラウラの身体を取り戻したかっただけなんだ」
カイはゆっくりと面布をはいだ。
露わになった目元は、火傷でひどくただれていた。
それは紛れもないノヴァの顔だったが、しかし垂れ下がった瞼に覆われた瞳は、薄い紫、藤色に変わっていた。
二度の移魂をへたせいか、その紫は本来異界人が持つとされている紫紺色よりずいぶん薄れていた。それでもエレヴァンの人間が持ちえない、紫の瞳であることに変わりはなかった。
ノヴァが本来持っていた、麦畑を思わせる優しい黄金色は、もうどこにも残されていなかった。
「どういうことですか……?」
マヨルカはなおも理解が追い付かず、訊ねた。
「あなたは、ノヴァ様じゃ、ないんですか……?」
カイは瞳にかすかな憂いを浮かべたが、表情も、口調も穏やかなまま、崩さなかった。
「おれは三渡カイ。きみが憎んだ異界人だ」
再現術は、瞬きの間に終わる。
祈りのために閉じられたカイの瞳は、すぐにまた開かれる。
「――――ああ」
祈りも虚しく、マヨルカの顔つき豹変していた。
数秒前まであった笑みは消え失せ、驚愕に見開かれた瞳からは、大粒の涙があふれていた。
「ノヴァ様……」
「……うん」
「なんで教えてくれなかったんですか」
「……すまない」
「おれは、異界人に、記憶を奪われて、それで、やつのことをラウラ姉ちゃんだと勘違いして、守って――――」
「……ああ」
「――――せっかく、ディンゴが、やってくれたのに」
マヨルカは瞠目したまま、歯を食いしばった。
「ディンゴが代わりにやつを殺そうとしてくれたのに、おれは、それを邪魔して――――それどころか、ノヴァ様まで巻き添えにして――――」
「僕の怪我はきみのせいではない」
カイは静かに訂正した。
「先に動いていたのは、むしろ僕の方だった。僕は彼女の身体を傷つけられたくなかったんだ。あとからきたきみのことを庇ったことも確かだが、あれはすべて、ラウラを守るために起こした行動だ。僕の怪我は、きみのせいではなし、僕らに代わって復讐を果たそうとしてくれたディンゴのことを責めるつもりもない」
「……ディンゴは、いま、どこに?」
「レオンと一緒にいる。身体はすっかり回復したときいているよ」
「そうですか……」
マヨルカは安堵の息をついたが、表情はこわばったままだった。
再現された記憶はマヨルカが考えていたよりずっと壮絶なものだった。
彼は記憶を取り戻したわけではない。再現された記憶を、観客として眺めていただけだ。
しかしただ椅子に座って眺めていたわけではない。彼は実際に過去を体験した。自らの肌を、耳を、鼻を、目を通して、過去を追わなければならなかった。
マヨルカは思い知らされた。
大人から本気で殴られる痛みを。テネリファの血の熱さを。凍死した子どもたちの冷たさを。
死体に群がる蠅の音を。血肉の腐る悪臭を。
味のしない食事を。色のない世界を。いまにも崩れ落ちてしまいそうな足元を。なにかに縋らなければ生きていけなかったあのときを。
そしてマヨルカは知った。
ブリアードが自分に復讐を唆した真意を。いつも一人で空を眺めていたディンゴの孤独を。自分と同じように、ノヴァが絶望と空虚に抗っていたことを。
過去を俯瞰したことではじめて気づけたそれらの真実に、マヨルカは打ちのめされた。
「どうして教えてくれなかったんですか」
マヨルカは誰にともなく言った。
「おれが本当にばかだったってこと、なんで、言ってくれなかったんですか」
とめどなく流れる涙を拭いもせず、彼は宙を睨む。
「テネリファに守られて、先生に救われて、ノヴァ様に、ディンゴに助けられて――――おれは、おれは、誰のことも――――」
マヨルカは震える両手で顔を覆った。
押し殺した泣き声は、なおも、十歳の子供のものだった。
大きくしゃくりあげる彼に、しかしカイは手を伸ばしはしなかった。
カイはただ静観していた。
いまのマヨルカに、カイは声をかける資格を持ってはいなかった。
「――――本当に、ばかですね」
そう言ってマヨルカの手をとったのは、サミーだった。
「全部わかっていたことじゃないですか」
サミーはマヨルカの手を無理やり顔から引きはがした。
そして自らの袖で、大雑把に拭ってやった。涙も鼻水も一緒くたに。火傷のひきつれが残る顔の右半分も、おかまいなしに。
「何度もお話したでしょう。この六年間、あなたの身になにがあったのかは」
「でも――――でも、あんなにひどいなんて――――」
「いまは記憶が鮮明だからそう思うだけです」
喉元過ぎれば忘れます、とサミーはこともなげに言った。
「どんな辛い記憶も、いずれは薄れていきます。人間はそういうもんです。いっときの感情に流されて、自暴自棄にならないでくださいよ?その結果としていまのあなたがあるんですからね。大けがを負って、周りを巻き込んで……絶対に繰り返さないでくださいよ。それこそ本当のばかです」
マヨルカは大きく鼻をすすり、サミーをじっと見つめた。
「……サミーさん」
「なんですか」
「……先生は?」
サミーは大きくため息をついた。
「父は……ブリアード・ダルマチアは死にました。あなたとノヴァ様を救うために、あの光雨を降らせるために、自らの眼球をくり抜いて死んだそうです。――――これももう、さんざん教えたことでしょう」
「でもおれは、その話を聞いているとき、先生の顔も知りませんでした」
「でしょうね。あなたと父が会ったのは、災嵐以後なんですから」
「先生は、おれに復讐をさせたかったわけじゃなかった。先生は、最初から最後まで、おれを生かそうとしてくれました」
「そうですよ。まったく似た者師弟です、あなたたちは。ばかな道ばっかり選んで、周りに迷惑をかけて、本当に、どうしようもないです」
サミーは額にはりついたマヨルカの前髪をそっとはらった。
苛立った口調とは打って変わった、優しい手つきで。
「今度こそまっとうに生きてくださいよ、マヨルカ・ダルマチア。――――父が勝手に押し付けたものとはいえ、四年前から、それがあなたの姓なんですから。由緒あるダルマチアの名に、泥を塗るような真似は、もうしないでください」
マヨルカはまた鼻をすすり、はい、と答えた。
「おれの復讐は、もう終わりました。おれはもう大丈夫です。ノヴァ様の分だけじゃない、先生の分まで、おれはこれからたくさん働きます」
気づけばマヨルカの表情は和らいでいた。
鼻も目元も真っ赤に色を変えていたが、ぎこちなく震えることはなくなっていた。
「……その意気です」
一方、サミーの表情は、ぎこちなく固まっていた。
彼女は笑おうとしていたが、口の端が痙攣するだけで、ろくな表情が作れていなかった。
「――――終わったのか、きみの復讐は」
カイが問うと、マヨルカは大きく頷いた。
「終わりました」
「どうしてそう思う」
「どうしてって――――」
マヨルカはカイと視線を交わした。
カイが自分を見ていることはわかったが、しかし面布で隠されているため、カイが自分に向ける目がどのようなものなのか、マヨルカにはわからなかった。
「異界人は死にました。もうぼくに、憎むべき相手はいません」
「死んでないよ」
「……え?」
「異界人は、いまもまだ生きてる」
マヨルカはゆっくりと二度、瞬きをした。
「異界人は、死んだんじゃなかったんですか?」
「あれは嘘なんだ」
「おれとディンゴが空を飛んだあと、ノヴァ様が殺したんじゃなかったんですか?」
「ああ。ノヴァはおれを殺せなかった」
そもそも最初から殺す気はなかったんだ、とカイは言った。
「ノヴァの目的はおれを殺すことじゃなかった。ノヴァはただ、おれからラウラの身体を取り戻したかっただけなんだ」
カイはゆっくりと面布をはいだ。
露わになった目元は、火傷でひどくただれていた。
それは紛れもないノヴァの顔だったが、しかし垂れ下がった瞼に覆われた瞳は、薄い紫、藤色に変わっていた。
二度の移魂をへたせいか、その紫は本来異界人が持つとされている紫紺色よりずいぶん薄れていた。それでもエレヴァンの人間が持ちえない、紫の瞳であることに変わりはなかった。
ノヴァが本来持っていた、麦畑を思わせる優しい黄金色は、もうどこにも残されていなかった。
「どういうことですか……?」
マヨルカはなおも理解が追い付かず、訊ねた。
「あなたは、ノヴァ様じゃ、ないんですか……?」
カイは瞳にかすかな憂いを浮かべたが、表情も、口調も穏やかなまま、崩さなかった。
「おれは三渡カイ。きみが憎んだ異界人だ」
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