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あの子がうちにやってきた…王子殿下視点
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それからしばらくしてあの子がうちに来るらしい。パパがお礼を言いたいから呼んだんだって…
ホントはぼくは参加するはずじゃなかったけど一応ぼくもあの子事が心配だったから顔を見ておきたかったからパパに言ったらいいって言ったので僕も参加したんだ。
聞いた話あの子はやっぱり僕と同じ歳らしい。
なのに現れたあの子はとても同じ歳とは思えないほど大人びて見えた。
やっぱり僕はあんまり優秀じゃないのかな…
僕は子供っぽいから嫌われてしまうかな…
僕も大人っぽいしゃべり方をすればいいのかな。
でも大人っぽいしゃべり方ってどうすればいいんだろう…
と、とりあえず…パパの真似してれば子供っぽいって事はないはずだよね…
「おい!おまえ!そう、おまえだ!」
こ、こんな感じかな?パパいつもこんなだし大丈夫だよね?
「はい殿下…なんでございましょうか?」
少し驚いてる?僕も大人の話し方が出来た事に驚いているのかな?
「お…おまえはなんであの毒の治療法を知っていた!あんなやり方聞いた事ないぞ!らしいぞ!」
よし、だんだん慣れて来たかな?これで僕も大人の仲間入り?
「いえ…ただの子供の浅知恵でございます。それがたまたまうまく行っただけの事です。あまり良いやり方とは言えません。現に私は3週間も意識不明でした。ですので、殿下のようなご身分の方は絶対マネをしないでくださいね?役割としての私の代わりはいくらでもいても殿下の代わりは他のものに勤まるものではございませんので…」
甘かった…僕の大人の真似なんて全然大人じゃなかった。この子の言う事は僕のマネと違ってしっかりした大人そのものだ…
「むむ…何か難しい言葉だが心得たぞ」
うぅ…自分が情けなくて恥ずかしい…
「そのような事をしなくても殿下なら剣の訓練をすればこの国随一の剣の使い手になれますよ。今回のような事があっても賊を簡単に蹴散らせるくらいに…」
剣?なに言ってるのこの子は…一番苦手なのに…
「な…馬鹿にしておるのか貴様!わ…私が剣が苦手なのを知っていてそんな皮肉を…」
ひどいよ…いくら僕が子供っぽいからってそんな風に言うなんて…
「皮肉などでは断じてございません。国王様の御前に誓って嘘やハッタリや適当を言っているわけではありません。簡単にはなれませんが殿下はとても強くなれる方です。信じてください。」
すごく真剣な目で見つめられた。
とてもきれいな目だ…ずっと見ていたい。
…じゃなくて…あれ?ぼくの勘違い?
この子はぼくを傷つけようとしたんじゃないのか
じゃーどういうこと?ほんとにこの子はぼくが剣が上手くなれるって信じてくれているの?
そんなこと言われても正直ぼくには自信がなかったけど、それでもこの子が信じてくれるぼくを信じてがんばって練習して見ようかな…
ホントはぼくは参加するはずじゃなかったけど一応ぼくもあの子事が心配だったから顔を見ておきたかったからパパに言ったらいいって言ったので僕も参加したんだ。
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やっぱり僕はあんまり優秀じゃないのかな…
僕は子供っぽいから嫌われてしまうかな…
僕も大人っぽいしゃべり方をすればいいのかな。
でも大人っぽいしゃべり方ってどうすればいいんだろう…
と、とりあえず…パパの真似してれば子供っぽいって事はないはずだよね…
「おい!おまえ!そう、おまえだ!」
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甘かった…僕の大人の真似なんて全然大人じゃなかった。この子の言う事は僕のマネと違ってしっかりした大人そのものだ…
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うぅ…自分が情けなくて恥ずかしい…
「そのような事をしなくても殿下なら剣の訓練をすればこの国随一の剣の使い手になれますよ。今回のような事があっても賊を簡単に蹴散らせるくらいに…」
剣?なに言ってるのこの子は…一番苦手なのに…
「な…馬鹿にしておるのか貴様!わ…私が剣が苦手なのを知っていてそんな皮肉を…」
ひどいよ…いくら僕が子供っぽいからってそんな風に言うなんて…
「皮肉などでは断じてございません。国王様の御前に誓って嘘やハッタリや適当を言っているわけではありません。簡単にはなれませんが殿下はとても強くなれる方です。信じてください。」
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…じゃなくて…あれ?ぼくの勘違い?
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じゃーどういうこと?ほんとにこの子はぼくが剣が上手くなれるって信じてくれているの?
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