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始まりの予感
お見送りをしよう
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固まってたカイがようやく頷いてくれたので、エスコート問題は解決。
エーミル様も一緒に皆で昼食を食べてから解散することに。
「帰りたくない、アキといる」
駄々っ子がいます。
拗ねモードのルーカス、公爵邸からの通勤を希望…
ルーカスなんとサファの騎士団の副団長になったんだって…引き継ぎやらで忙しいらしい。団長さん苦労しそうだな…
確かに転移できるからできないことはないなと思ったら長距離の転移は負荷も大きいから普通の人は毎日とか無理なんだって。
俺なら出来るってルーカス…
「御披露目行けなくなっていいならどうぞ、仕事はたっぷりあるからね」
カミラ様に言われてまた口尖らせてた。
「仕事片付けて早めにくるからさ、頑張れるようにアキを補充させて」
爽やか白シャツだから油断してた。
差し出された手をハグだと思った俺悪くないよね…
ドウシテコウナッタ…
向かい合わせで膝の上に座らされて抱きしめられてます。
髪にチュッとキスされて、首筋クンクンされてます。
「アキ、顔あげて」
目の前には超絶イケメン…ルーカスの瞳ちゃんと見たら金色なんだ…キレイだな…
「ホントは唇がいいけど、睨まれてるから今日はここね」
ひゃ~オデコにチューされてます。
あとルーカスなんかいい匂いします。
ん?睨まれてる?誰に?
「げ、帰ってきた。続きはまた今度ね」
ようやく解放、駄目だ…ふわふわする。
「何をしている」
父さんきた。
「別れの挨拶ですよ」
「距離が近い」
「気のせいでは?」
気のせいではない、俺の心臓パンクしそう…ルーカス上級者すぎないか…
フラフラしながらサファの皆様を見送って、次はドラゴアの皆様のお見送り。
「アキ、時々会いにきてもいいか?」
片膝ついたカイが俺の手をとり見つめています。
駄目だ…この潤んだ瞳は俺のユニコーンちゃん達と同じだ…
そんな瞳で見つめられて駄目なんて言える訳がない。
取り敢えず頷いてみたよ、エスコートするんだもんね親睦深めなきゃ…
「感謝する」
カイは俺の手の甲に唇を落として立ち上がり…微笑んだ…
氷の貴公子が笑った?
幻かな?後ろに紫のバラも咲き乱れてる気がするぞ…
凄い破壊力…ヤバいドキドキが止まらないんだけど…
レオ様が頭ポンポンしてくれて、ニーロ様がハグして、え…カイも…?
ふわりと抱きしめられて俺顔真っ赤…
ルーカスに比べると線は細いけど、俺すっぽりおさまっちゃうんだよ。
甘い匂いするし…
あっ、離れちゃった…
残念…え?なんで残念?
ていうか、今日の俺が乙女すぎて怖い。
完全に嫁に行く方に流れてる。
取り敢えず見送りだ…
光の中に消えていく三人を見送って部屋に戻る。
取り敢えず今日は早く寝よう。
考えるな…気のせいだ…
ときめいてなんていない…多分…
エーミル様も一緒に皆で昼食を食べてから解散することに。
「帰りたくない、アキといる」
駄々っ子がいます。
拗ねモードのルーカス、公爵邸からの通勤を希望…
ルーカスなんとサファの騎士団の副団長になったんだって…引き継ぎやらで忙しいらしい。団長さん苦労しそうだな…
確かに転移できるからできないことはないなと思ったら長距離の転移は負荷も大きいから普通の人は毎日とか無理なんだって。
俺なら出来るってルーカス…
「御披露目行けなくなっていいならどうぞ、仕事はたっぷりあるからね」
カミラ様に言われてまた口尖らせてた。
「仕事片付けて早めにくるからさ、頑張れるようにアキを補充させて」
爽やか白シャツだから油断してた。
差し出された手をハグだと思った俺悪くないよね…
ドウシテコウナッタ…
向かい合わせで膝の上に座らされて抱きしめられてます。
髪にチュッとキスされて、首筋クンクンされてます。
「アキ、顔あげて」
目の前には超絶イケメン…ルーカスの瞳ちゃんと見たら金色なんだ…キレイだな…
「ホントは唇がいいけど、睨まれてるから今日はここね」
ひゃ~オデコにチューされてます。
あとルーカスなんかいい匂いします。
ん?睨まれてる?誰に?
「げ、帰ってきた。続きはまた今度ね」
ようやく解放、駄目だ…ふわふわする。
「何をしている」
父さんきた。
「別れの挨拶ですよ」
「距離が近い」
「気のせいでは?」
気のせいではない、俺の心臓パンクしそう…ルーカス上級者すぎないか…
フラフラしながらサファの皆様を見送って、次はドラゴアの皆様のお見送り。
「アキ、時々会いにきてもいいか?」
片膝ついたカイが俺の手をとり見つめています。
駄目だ…この潤んだ瞳は俺のユニコーンちゃん達と同じだ…
そんな瞳で見つめられて駄目なんて言える訳がない。
取り敢えず頷いてみたよ、エスコートするんだもんね親睦深めなきゃ…
「感謝する」
カイは俺の手の甲に唇を落として立ち上がり…微笑んだ…
氷の貴公子が笑った?
幻かな?後ろに紫のバラも咲き乱れてる気がするぞ…
凄い破壊力…ヤバいドキドキが止まらないんだけど…
レオ様が頭ポンポンしてくれて、ニーロ様がハグして、え…カイも…?
ふわりと抱きしめられて俺顔真っ赤…
ルーカスに比べると線は細いけど、俺すっぽりおさまっちゃうんだよ。
甘い匂いするし…
あっ、離れちゃった…
残念…え?なんで残念?
ていうか、今日の俺が乙女すぎて怖い。
完全に嫁に行く方に流れてる。
取り敢えず見送りだ…
光の中に消えていく三人を見送って部屋に戻る。
取り敢えず今日は早く寝よう。
考えるな…気のせいだ…
ときめいてなんていない…多分…
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