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第二十五話
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メイドとしての責任感からか、いつもの時間に自然と目が覚める。
薄っすらと目を開けると、そこには出会ったばかりなのに「世界で一番愛おしい人」と断言できる英樹の顔がある。思わずその頬にキスをしてしまう。
サナの頭は英樹の肩の上に乗せられていたので、簡単に届いた。
そっと抱きつくと、ギュッと抱きしめ返してくれる。その圧迫が心地よい。
一瞬起こしてしまったかと思ったが、英樹は変わらずに寝息を立てている。
そこにいつまででも留まっていたかったが、仕事がある。名残惜しいが起きなければ。
出来るだけ静かに愛おしい抱擁から抜け出し、横で頬杖を突いて英樹の寝顔を見つめる。
自然と顔が幸せに綻んでいくのを感じた。
昨夜の激しいセックスは、思い出すと赤面してしまうほど乱れてしまった。
昨日英樹に抱かれて初めてセックスを経験したのだが、愛されることがあんなにも気持ちいいとは思いもしなかった。
たった一晩で随分と淫らに仕込まれたものだが、それだって嬉しくなってしまう。
それほどに英樹の女になって良かったと思うのだ。
眠りに落ちる前の正常位のセックスも膣奥やGスポットを何度も刺激されて激しくはあったが、子宮への挿入はせず、じっくりと快感を味わえるセックスをしてくれた。
負担が掛からないように、激しくもあったが優しさが溢れて幸福感を存分に味わわせてもらった。
それでも有り余るほど何度も絶頂させてもらったし、「サナは俺の女だ!」と言いながら何度も膣内射精を繰り返してくれることが、本当に嬉しかった。
それにしても、昨夜は深い時間まで愛し合い、セックスを楽しんだはずだ。
夜が明けきっていないから、そんなに長時間は眠っていないと思う。
なのに、すごく寝起きが良い。こんなにスッキリした朝はいつ振りだろう?
元々仕事をするのは好きなので、仕事が憂鬱で起きられないと言うことは無いのだが、サナにだって疲れが溜まることはあるから、起きるのが億劫な日だってある。
英樹とキスをすると体が温かくなり、気持ちも軽くなるのは自覚している。
体力も回復していくように感じていた。
もう一つ言えば、唾液を交換するような激しいキスをすると、子宮が火照って抱かれたくて仕方なくなる。
昨日は精液もたくさん子宮に注いでもらった。
今も子宮にその温かさを感じるほどに。
精液を注いでもらうと温かくて気持ちいいだけではなく、唾液と同じように癒し効果が有る様に感じるのだ。
この目覚めの良さが唾液のおかげなのか精液のおかげなのかは、サナには解らない。
でも、これが英樹から与えられた『優しさ』と『恩恵』であることだけは確信している。
少しずつ日が入り明るくなってきたベッドで、シーツを捲って英樹のペニスを眺める。
朝の挨拶にペニスにもキスをするつもりの行動だったが、サナは驚きに目を剥く。
ペニスは完全に、昨夜サナを何度も絶頂に導いてくれた『肉棒』になっていた。
しゃぶりつきたくなるのをグッと堪え、英樹の唇だけに小さいキスをしてベッドを揺らさないように床に降り立つと、英樹から貰った大量の下着や服を抱えて自室に戻る。
手にした服などを自身が普段寝ているベッドに置き、トイレと洗面を済ませて手早く着替える。
貰った服は仕事で汚したくなかったのでいつもの服を選んだが、下着は貰った中でもサナが気に入っている、ブルーと白の横縞柄の可愛いのを着けた。
『お見せしたら喜んでくださるかな?』
それを考えるだけで心が躍り、抱かれたくなる。
そうでなくてもサナの大きな胸は躍っていた。物理的にも歩くだけで『たゆんたゆん』と躍るおっぱいではあるのだが、そうではなく、これから自分がしようとしていることを実行に移すのが楽しみで仕方がないせいだ。
朝食の準備もテキパキと、我ながらいつもより手際が良い気がする。
食事を作る時は食べてくれる人のことを考えて『美味しく食べてもらえますように』と願いながら作るのだが、今日は殊更だ。
『愛する人が食べてくれる』と思いながら作る初めての食事だ。失敗は許されない。
たとえ失敗しても英樹は笑って許してくれるだろうが、サナ自身が許せない。
スープ用と紅茶用の湯を沸かしながら、レタスなどの野菜を切る。
氷室に降りてベーコンを塊から必要なだけ切り取り、作りおいていたローストビーフも一塊持って行く。
上品ではないから普段なら絶対しないことだが、お尻でドアを閉め、鼻歌を歌いながら階段をトントトンとリズミカルに駆け上がる。
鼻歌もそのままに、キッチンのシンクの前でクルッとターンを決めると、ベーコンを丹念に、かつ手早く切り分ける。
サナはその間ずっとニコニコしていた。自分でも不思議なほど笑顔が湧いて来るのだ。
本当は大きな声で歌い出したいほどハッピーな気分だ。
炒めたベーコンと野菜を湯が沸いた鍋の中に投入して、塩とコショウで味を調える。
煮込む間にローストビーフとパン、レタスでサンドイッチを作る。
これはエリスたちが持って行く昼食の弁当だが、今日は英樹の分も余分に作る。
それにしても…
ここに立つと昨夜ここでセックスしたことを思い出し、子宮がキュンキュンする。
秘裂がトロリと湿るのが自分でも判るが、ここは仕事に集中せねば…。
卵をボールに溶き、塩と作り置きのチキンスープで味付けをしておく。
後は直前に火を通してスクランブルエッグにするだけだ。
付け合わせのベーコンもスライスして、これもカリカリに焼けば完成だ。
スープの味見を済ませて火を止める。
柔らかめのロールパンの準備もできているし、牛乳とフレッシュジュースも直前に氷室から出したり搾ったりするので、問題ない。
いつもならここでお茶を飲みながら一息するところだが、今日のサナは違う。
スキップしたい気分だが、それを抑えて紅茶を載せたワゴンを押して英樹の部屋に戻る。
そっとドアを閉めてベッドを見るが、英樹はまだ夢の中のようだ。
暫し横から寝顔を眺め、頬にキスをしてから一旦離れる。
着ている服を脱いでソファに掛けると、下着姿でシーツの中に潜り込む。
英樹の股座に屈みこむと、反り返った肉棒に手を添えてそっと持ち上げる。硬い。
あまりの硬さに挿入時の気持ち良さを思い出し、ムラムラした気持ちが強くなる。
しかし、サナの目的はそれではない。
まずは愛液が付着したままで未だ湿っている肉棒のお掃除フェラだ。
亀頭にキスをするとビクンッと大きく反応する。
数度繰り返して反応が収まると、先端に舌を這わせる。今度は腰が跳ねるほどビクビクッと反応してくれる。
『すごいっ!ビクビクしてめちゃくちゃ可愛い♡』
サナは悪戯心に火を点けられてしまい、英樹の気持ちいい場所である陰茎の生え際を舌先で執拗に刺激してしまう。
同時に陰茎を横から咥えるのも忘れない。
英樹は目覚めてはいないようだが、腰を捩り、はぁはぁと息を荒くし始める。
亀頭を扱きながら陰茎の生え際を刺激していると、扱いていた指先にネットリとした液が付着し始める。
『我慢汁』と英樹が呼んでいたサナが大好きな『英樹様の美味しいお汁』の一つ、『おちんぽの美味しいお汁』だ。
指先に付着したその汁を舌で丁寧に舐めとる。
英樹から与えてもらえる『おいしいお汁』を一滴でも無駄にしたくない。
英樹から分泌されるこの液体も、愛しい英樹の一部なのだ。
「ちゅるっ♡ ちゅるるっ♡ ちゅるるっ♡」
我慢できず、亀頭にしゃぶり付いてその美味しい汁を啜り上げてしまう。
「ぁんっ♡ 美味しいっ♡」
一口飲んだだけで快感に震えてしまい、思わず声に出してしまう。
尿道から直接啜られるのが気持ちいいのか、英樹は腰を上下にビクビクと震わせる。
さらに啜り上げ、そのままの勢いでパクリと亀頭を咥える。
「じゅるるっ♡ くぽっ♡ ちゅぼっ♡ ちゅぽっちゅぽっ♡ ちゅぶっ♡」
亀頭に吸い付き、舌は亀頭を転がすように這わせ唾液を塗り付ける。
同時に窄めた唇で亀頭を傘まで扱きながら、陰茎に絡めた指は傘から下の竿を扱く。
「ぅっ…くぅっ…サナ…」
腰を上下させるように震わせながら、英樹はサナの名を呼ぶ。愛おしい。
ふと気付いた。サナはまだシーツを被ったままだ。
なのに、なぜ英樹はこの快感を与えているのが自分だと気付いたのだろうか?
と言うより、英樹は目が覚めているのだろうか?目が覚めているのなら、隣で寝ていた自分がいないから。
というのがサナの名を呼ぶ理由になるが、まだ目覚めていないのなら、英樹は本能で自分だと気付き、自分を求めて名を呼んでくれたことになる。
確かめたくなったサナはフェラチオを中断して、昨夜のセックスの時と同じように英樹の身体に舌を這わせながら胸元まで擦り上がり、シーツを掻き分けて英樹の横に這い出る。
右手で肉棒を扱き続けたまま英樹の乳首に舌を這わせ、舐り甘噛みする。
それらを続けながら上目遣いで英樹の顔を見上げるが、まだ完全に覚醒はしていないようだ。
でも、その表情はサナが与える快感で蕩けている。
つまり『私は英樹様に本能から求められているのね♡』となる。
左手で自分の秘裂に触れてみる。十分すぎるほど濡れている。
右手に握った肉棒もまさに臨戦態勢と言っていい勃起具合だ。このままショーツを脱いで挿入させてもらおうか。
挿入すれば間違いなく気持ちいい。また何度も絶頂させてもらえるだろう。
しかし、セックスをしてしまうと、これもまた間違いなくエリスたちを起こす時間には間に合わなくなるのは目に見えている。
妻、そして性奴隷としては今すぐに英樹とセックスがしたい。
でも、メイドとしてそれはどうなのだろうか。
エリスたちが英樹との結婚を認めてくれたとはいえ、この屋敷のメイドである自分が夫とのセックスに興じるあまりに仕事をおろそかにすることは、許されることではない。
とはいえ、この『痛いのではないか?』と思えるほどにギンギンに勃起している肉棒も、射精させて鎮めてあげたいとも思う。
乳首を舐めたり首筋にキスしたりしながら少し考える。
そしてサナはメイドであることを選ぶ。
が…同時に妻としての自分がやるべきことも決意する。
シーツをはだけさせながらもう一度英樹の股座に潜り込み、フェラチオを再開する。
シーツをはだけさせたのは、英樹が目を醒ますのを促すためだけではない。
ずっと被っているとサナ自身も息苦しくなるし、英樹が目を開けた時に最初に目にするのが、フェラチオ奉仕をする自分の煽情的な姿であることを望んだからだ。
再び溢れ出した『美味しいお汁』を丁寧に啜り舐め取ると、亀頭を咥えて舌を這わせながら首を上下に動かす。
「じゅっぽ♡ ぐぽっ♡ ちゅぷっ♡ れろぉ♡ じゅっぽじゅっぽ♡」
部屋中に淫靡な水音とサナの「んっ♡ んっ♡」という小さくも色っぽい喘ぎ声が響く。
自身も気持ち良くなりながら懸命に奉仕を続けていると、不意に髪の毛を撫でられる。
上目遣いで見上げると、英樹が目を開いて淫らにフェラチオをするサナを見つめている。
目が合ったので、微笑む。
「おはよう、サナ…。朝から気持ちいいね」
愛しい夫が髪を撫でながら挨拶をしてくれる。
一旦口から肉棒を離し、手で扱きながら
「英樹様、おはようございます。とっても美味しそうに勃起していらしたので、フェラチオでご奉仕させていただいております♡」
そう挨拶を返し、唇での扱きと舌と手を使っての愛撫を再開する。
「じゅぽっ♡ じゅぼっ♡ ちゅぱっ♡ れろれろ♡」
サナの愛撫に英樹は腰を躍らせ喘ぐ。
「気持ちいいですか?」
「最高だよ…」
「れろぉ♡ もっと気持ち良くなって、いっぱい射精して、スッキリしてくださいね♡」
「よろしく…お願いします…」
「はぁい♡ ちゅぽっ♡」
竿を扱きながら袋に舌を這わせ、優しく吸う。英樹に教えられたテクニックだ。
まだまだ上手とは言えないサナの性戯だが、英樹が喜んでくれるのが嬉しい。
そして自分の奉仕で腰をビクビクさせながら感じてくれると、楽しくもなるのだが
『もっとして差し上げたい♡ 私のお口でもっと気持ち良くなっていただきたい♡』
と、何よりも強く思うのだ。
『じゅぼじゅぼ』とはしたない音を立てて奉仕を続ける。
サナの頬を撫で『はぁはぁ』と息を荒くしながら、英樹が見つめている。
そんな姿や表情を見ているとゾクゾクしてさらに濡れてしまうし、淫らに奉仕する姿を英樹に見られていると思うと、サナも感じてしまう。
『見つめられてる…♡ こんなにエッチなご奉仕をしてる私を、英樹様が見つめてる♡』
サナは大きなおっぱいをブラジャー越しにではあるが英樹の太腿に擦り付け、精一杯いやらしく腰をくねらせて英樹の劣情を煽りながらフェラチオを続ける。
「んっ♡ じゅぽっ♡ んンっ♡ ちゅぱっ♡ んむっ♡ んっ♡」
奉仕しながらもさらに気持ち良くなってしまい、つい喘ぎ声が大きくなってしまう。
竿を扱く手の動きと握りを強くし、亀頭を転がす舌の動きを変化させて時折尿道に捻じ込むような動きを加える。
「ぅっぐ… あぁ… サナ…もう射精そうだよ…」
「ふぁい…♡ ふぁふふぁん、ふぁひへふふぁふぁい♡」
はしたないが扱き咥えたままで答える。
「サナっ!射精る!!」
英樹の喘ぎに合わせて、吸い付きと首の上下ピストンも早めて深めに咥え込む。
「じゅぷっじゅぷっ♡ んっ♡ んむぅっ♡ じゅぼっじゅぼっ♡ ぐっぽ♡ ぐっぽ♡」
サナの小さな口の中で英樹の『巨大』と言えるほど立派な肉棒が暴れる。
『もうすぐ私のお口に射精していただける♡ いっぱい飲ませていただける♡』
嬉しくて嬉しくて仕方なく、英樹のことが愛おしくて恋しい。
「ぅあぁっ!サナっ!サナっ!射精るぞ!」
「んぅっ♡ んっ♡ んっ♡ むぐぅっ♡ んんっ♡ んン~~~~っ♡」
どびゅうっ どびゅっ どびゅっ びゅるるっ
大量の精液が口内に撒き散らされ喉奥を叩く。その瞬間、潮こそ吹かなかったがサナも甘イキしてしまう。
昨夜もあんなにたくさん射精したのに、今朝も特濃の精子をたっぷり射精してくれる。
断続的に射精が続く中、口内の大量の精液を飲み込んでいく。
今回は喉奥への挿入はしなかったので、飲み込みやすいし、じっくり味わえる。
「んくっ♡ んくっ♡ じゅるっ♡ んくっ♡ じゅるるっ♡」
『美味しい…♡』
他の精液なんて飲んだことも無いし、英樹の精液にしか興味も無いから試してみようとも思わないが、こんなに美味しい精液は絶対に他には存在しないはずだ。
尿道を吸いながら袋の中の子種の玉を優しく撫でるように揉む。
昨夜フェラチオをしながら教えてもらったのだ。
英樹自身は物理攻撃無効で痛みは感じないが、本来、男は袋を強く揉むと激痛が走るらしい。
痛みは感じなくとも「愛撫してもらうとすごく気持ちいい」ということだった。
サナは英樹が病みつきになるほど気持ち良くしたいのであって、苦痛を与えたいわけではないから、この愛撫は細心の注意を払って行うようにしている。
そのおかげか、だいぶ気に入ってもらえたようで、残りの精液を『びゅっびゅ』とサナの口内に射精してくれる。
その精液を舌の上で受け止めて、転がして感触を楽しみながらじっくりと味わい、『ごくり♡』と喉を鳴らして飲み込む。
射精してもらった全ての精液を一滴残らず飲み込んで、口を開いて英樹に見せる。
「全部飲んでくれたんだね。ありがとう。嬉しいよ」
「とっても美味しかったです。ごちそうさまでした♡」
応えながら嬉しそうな夫の顔を見上げて、これを毎朝の日課にしようと心に決めた。
英樹が抱きしめてくれて、キスをする。ディープなキスではないが、おはようの挨拶に相応しい優しいキスだ。
腕枕をしてもらって横になると、下着だけの姿をまじまじと眺められる。
「今日はその下着を着けてくれたんだね」
「はい。可愛らしくて気に入っているので。似合いますか?」
「凄く可愛いし、よく似合うね。サナが着けるためにデザインされたみたいだ」
まじまじと見られるだけでも興奮するのに、『可愛い』と言われてしまうとテレを通り越して抱かれたくなってしまう。
でも、ここは我慢だ。
エリスたちを起こさなければ。特に寝起きの良くないミクには手を焼くので、そろそろ動き出さないと本格的にマズイ。
英樹の腰に馬乗りになり、わざわざブラを外して乳房に愛する顔を抱きしめて、優しく抱き起す。
「お姉さまたちを起こしてまいります。名残惜しいですが、そろそろ起きましょう?」
本当は今すぐセックスしたい。乳首を舐め回されたいし、キスを味わいながら肉棒を受け入れたいのだが、心を鬼にしてベッドから降りて下着を直して服を着る。
ベッドに座ってヘッドボードにもたれながらその姿を眺めていた英樹にもう一度近付き、キスをする。
ソフトにキスするつもりだったのだが、二人の舌に唾液の橋が架かるほどディープなキスになる。
再び英樹を押し倒したい衝動に駆られるが、グッと堪えて体を離して紅茶を乗せたワゴンに歩み寄り、英樹がリクエストしていた温いミルクティーを作る。温度的にはちょうどいいはずだ。
カップを持って英樹の横に座ると、ミルクティーを一口含んで口移しで少しずつ英樹の口に流し込む。
「美味しいね。サナの味がするミルクティーは最高だよ」
「お上手ですね♡ でも、嬉しいです」
紅茶と一緒に舌も捻じ込んでディープキスをする。
カップ一杯分の口移しを終えると、傍らに準備しておいた英樹の下着を穿かせる。これも勿論手伝う。
下着を両足に通して立ち上がってもらうと、目の前に来たペニスに軽くキスをして下着を腰まで引っ張り上げる。
「英樹様、お願いがあるんですが…」
「なんだい?」
「…いえ、いいんです。忘れてください」
言い出そうと思うと急に恥ずかしくなって、つい口を噤んでしまう。
「可愛い妻のお願いだもの。言ってごらん?」
「こんなお願いをするのは恥ずかしいんですが…」
「エッチなお願いかな?」
「…あとで、実家に行く前に…一度でいいので、エッチ…しませんか?」
「それは俺がお願いしたいくらいだよ?」
「本当ですか?とっても抱いていただきたい気分なんです♡」
「朝からあんなに熱心にフェラチオしてくれたもんね」
自分がしたくてしたことだが、改めて言われると恥ずかしい。
顔を赤くして俯いていると、英樹が抱き締めて頭を撫でてくれる。
「昨夜あんなにしたのに…可愛くてイケない新妻ちゃんだね」
英樹に抱きしめられて耳元で囁かれると、腰がビクビクしてしまうほど感じてしまう。
「私をこんなにしたのは、英樹様ですよ?」
分厚い鍛えられた胸板に顔を埋めて拗ねたような口調で言うと、英樹はより強く抱き締めてくれる。
「うん。これから一生、『もういや!』ってくらい愛してあげるからね?」
「はい♡ たくさん愛してくださいね♡」
そう言うやり取りも、サナは『幸せだ』と思った。
薄っすらと目を開けると、そこには出会ったばかりなのに「世界で一番愛おしい人」と断言できる英樹の顔がある。思わずその頬にキスをしてしまう。
サナの頭は英樹の肩の上に乗せられていたので、簡単に届いた。
そっと抱きつくと、ギュッと抱きしめ返してくれる。その圧迫が心地よい。
一瞬起こしてしまったかと思ったが、英樹は変わらずに寝息を立てている。
そこにいつまででも留まっていたかったが、仕事がある。名残惜しいが起きなければ。
出来るだけ静かに愛おしい抱擁から抜け出し、横で頬杖を突いて英樹の寝顔を見つめる。
自然と顔が幸せに綻んでいくのを感じた。
昨夜の激しいセックスは、思い出すと赤面してしまうほど乱れてしまった。
昨日英樹に抱かれて初めてセックスを経験したのだが、愛されることがあんなにも気持ちいいとは思いもしなかった。
たった一晩で随分と淫らに仕込まれたものだが、それだって嬉しくなってしまう。
それほどに英樹の女になって良かったと思うのだ。
眠りに落ちる前の正常位のセックスも膣奥やGスポットを何度も刺激されて激しくはあったが、子宮への挿入はせず、じっくりと快感を味わえるセックスをしてくれた。
負担が掛からないように、激しくもあったが優しさが溢れて幸福感を存分に味わわせてもらった。
それでも有り余るほど何度も絶頂させてもらったし、「サナは俺の女だ!」と言いながら何度も膣内射精を繰り返してくれることが、本当に嬉しかった。
それにしても、昨夜は深い時間まで愛し合い、セックスを楽しんだはずだ。
夜が明けきっていないから、そんなに長時間は眠っていないと思う。
なのに、すごく寝起きが良い。こんなにスッキリした朝はいつ振りだろう?
元々仕事をするのは好きなので、仕事が憂鬱で起きられないと言うことは無いのだが、サナにだって疲れが溜まることはあるから、起きるのが億劫な日だってある。
英樹とキスをすると体が温かくなり、気持ちも軽くなるのは自覚している。
体力も回復していくように感じていた。
もう一つ言えば、唾液を交換するような激しいキスをすると、子宮が火照って抱かれたくて仕方なくなる。
昨日は精液もたくさん子宮に注いでもらった。
今も子宮にその温かさを感じるほどに。
精液を注いでもらうと温かくて気持ちいいだけではなく、唾液と同じように癒し効果が有る様に感じるのだ。
この目覚めの良さが唾液のおかげなのか精液のおかげなのかは、サナには解らない。
でも、これが英樹から与えられた『優しさ』と『恩恵』であることだけは確信している。
少しずつ日が入り明るくなってきたベッドで、シーツを捲って英樹のペニスを眺める。
朝の挨拶にペニスにもキスをするつもりの行動だったが、サナは驚きに目を剥く。
ペニスは完全に、昨夜サナを何度も絶頂に導いてくれた『肉棒』になっていた。
しゃぶりつきたくなるのをグッと堪え、英樹の唇だけに小さいキスをしてベッドを揺らさないように床に降り立つと、英樹から貰った大量の下着や服を抱えて自室に戻る。
手にした服などを自身が普段寝ているベッドに置き、トイレと洗面を済ませて手早く着替える。
貰った服は仕事で汚したくなかったのでいつもの服を選んだが、下着は貰った中でもサナが気に入っている、ブルーと白の横縞柄の可愛いのを着けた。
『お見せしたら喜んでくださるかな?』
それを考えるだけで心が躍り、抱かれたくなる。
そうでなくてもサナの大きな胸は躍っていた。物理的にも歩くだけで『たゆんたゆん』と躍るおっぱいではあるのだが、そうではなく、これから自分がしようとしていることを実行に移すのが楽しみで仕方がないせいだ。
朝食の準備もテキパキと、我ながらいつもより手際が良い気がする。
食事を作る時は食べてくれる人のことを考えて『美味しく食べてもらえますように』と願いながら作るのだが、今日は殊更だ。
『愛する人が食べてくれる』と思いながら作る初めての食事だ。失敗は許されない。
たとえ失敗しても英樹は笑って許してくれるだろうが、サナ自身が許せない。
スープ用と紅茶用の湯を沸かしながら、レタスなどの野菜を切る。
氷室に降りてベーコンを塊から必要なだけ切り取り、作りおいていたローストビーフも一塊持って行く。
上品ではないから普段なら絶対しないことだが、お尻でドアを閉め、鼻歌を歌いながら階段をトントトンとリズミカルに駆け上がる。
鼻歌もそのままに、キッチンのシンクの前でクルッとターンを決めると、ベーコンを丹念に、かつ手早く切り分ける。
サナはその間ずっとニコニコしていた。自分でも不思議なほど笑顔が湧いて来るのだ。
本当は大きな声で歌い出したいほどハッピーな気分だ。
炒めたベーコンと野菜を湯が沸いた鍋の中に投入して、塩とコショウで味を調える。
煮込む間にローストビーフとパン、レタスでサンドイッチを作る。
これはエリスたちが持って行く昼食の弁当だが、今日は英樹の分も余分に作る。
それにしても…
ここに立つと昨夜ここでセックスしたことを思い出し、子宮がキュンキュンする。
秘裂がトロリと湿るのが自分でも判るが、ここは仕事に集中せねば…。
卵をボールに溶き、塩と作り置きのチキンスープで味付けをしておく。
後は直前に火を通してスクランブルエッグにするだけだ。
付け合わせのベーコンもスライスして、これもカリカリに焼けば完成だ。
スープの味見を済ませて火を止める。
柔らかめのロールパンの準備もできているし、牛乳とフレッシュジュースも直前に氷室から出したり搾ったりするので、問題ない。
いつもならここでお茶を飲みながら一息するところだが、今日のサナは違う。
スキップしたい気分だが、それを抑えて紅茶を載せたワゴンを押して英樹の部屋に戻る。
そっとドアを閉めてベッドを見るが、英樹はまだ夢の中のようだ。
暫し横から寝顔を眺め、頬にキスをしてから一旦離れる。
着ている服を脱いでソファに掛けると、下着姿でシーツの中に潜り込む。
英樹の股座に屈みこむと、反り返った肉棒に手を添えてそっと持ち上げる。硬い。
あまりの硬さに挿入時の気持ち良さを思い出し、ムラムラした気持ちが強くなる。
しかし、サナの目的はそれではない。
まずは愛液が付着したままで未だ湿っている肉棒のお掃除フェラだ。
亀頭にキスをするとビクンッと大きく反応する。
数度繰り返して反応が収まると、先端に舌を這わせる。今度は腰が跳ねるほどビクビクッと反応してくれる。
『すごいっ!ビクビクしてめちゃくちゃ可愛い♡』
サナは悪戯心に火を点けられてしまい、英樹の気持ちいい場所である陰茎の生え際を舌先で執拗に刺激してしまう。
同時に陰茎を横から咥えるのも忘れない。
英樹は目覚めてはいないようだが、腰を捩り、はぁはぁと息を荒くし始める。
亀頭を扱きながら陰茎の生え際を刺激していると、扱いていた指先にネットリとした液が付着し始める。
『我慢汁』と英樹が呼んでいたサナが大好きな『英樹様の美味しいお汁』の一つ、『おちんぽの美味しいお汁』だ。
指先に付着したその汁を舌で丁寧に舐めとる。
英樹から与えてもらえる『おいしいお汁』を一滴でも無駄にしたくない。
英樹から分泌されるこの液体も、愛しい英樹の一部なのだ。
「ちゅるっ♡ ちゅるるっ♡ ちゅるるっ♡」
我慢できず、亀頭にしゃぶり付いてその美味しい汁を啜り上げてしまう。
「ぁんっ♡ 美味しいっ♡」
一口飲んだだけで快感に震えてしまい、思わず声に出してしまう。
尿道から直接啜られるのが気持ちいいのか、英樹は腰を上下にビクビクと震わせる。
さらに啜り上げ、そのままの勢いでパクリと亀頭を咥える。
「じゅるるっ♡ くぽっ♡ ちゅぼっ♡ ちゅぽっちゅぽっ♡ ちゅぶっ♡」
亀頭に吸い付き、舌は亀頭を転がすように這わせ唾液を塗り付ける。
同時に窄めた唇で亀頭を傘まで扱きながら、陰茎に絡めた指は傘から下の竿を扱く。
「ぅっ…くぅっ…サナ…」
腰を上下させるように震わせながら、英樹はサナの名を呼ぶ。愛おしい。
ふと気付いた。サナはまだシーツを被ったままだ。
なのに、なぜ英樹はこの快感を与えているのが自分だと気付いたのだろうか?
と言うより、英樹は目が覚めているのだろうか?目が覚めているのなら、隣で寝ていた自分がいないから。
というのがサナの名を呼ぶ理由になるが、まだ目覚めていないのなら、英樹は本能で自分だと気付き、自分を求めて名を呼んでくれたことになる。
確かめたくなったサナはフェラチオを中断して、昨夜のセックスの時と同じように英樹の身体に舌を這わせながら胸元まで擦り上がり、シーツを掻き分けて英樹の横に這い出る。
右手で肉棒を扱き続けたまま英樹の乳首に舌を這わせ、舐り甘噛みする。
それらを続けながら上目遣いで英樹の顔を見上げるが、まだ完全に覚醒はしていないようだ。
でも、その表情はサナが与える快感で蕩けている。
つまり『私は英樹様に本能から求められているのね♡』となる。
左手で自分の秘裂に触れてみる。十分すぎるほど濡れている。
右手に握った肉棒もまさに臨戦態勢と言っていい勃起具合だ。このままショーツを脱いで挿入させてもらおうか。
挿入すれば間違いなく気持ちいい。また何度も絶頂させてもらえるだろう。
しかし、セックスをしてしまうと、これもまた間違いなくエリスたちを起こす時間には間に合わなくなるのは目に見えている。
妻、そして性奴隷としては今すぐに英樹とセックスがしたい。
でも、メイドとしてそれはどうなのだろうか。
エリスたちが英樹との結婚を認めてくれたとはいえ、この屋敷のメイドである自分が夫とのセックスに興じるあまりに仕事をおろそかにすることは、許されることではない。
とはいえ、この『痛いのではないか?』と思えるほどにギンギンに勃起している肉棒も、射精させて鎮めてあげたいとも思う。
乳首を舐めたり首筋にキスしたりしながら少し考える。
そしてサナはメイドであることを選ぶ。
が…同時に妻としての自分がやるべきことも決意する。
シーツをはだけさせながらもう一度英樹の股座に潜り込み、フェラチオを再開する。
シーツをはだけさせたのは、英樹が目を醒ますのを促すためだけではない。
ずっと被っているとサナ自身も息苦しくなるし、英樹が目を開けた時に最初に目にするのが、フェラチオ奉仕をする自分の煽情的な姿であることを望んだからだ。
再び溢れ出した『美味しいお汁』を丁寧に啜り舐め取ると、亀頭を咥えて舌を這わせながら首を上下に動かす。
「じゅっぽ♡ ぐぽっ♡ ちゅぷっ♡ れろぉ♡ じゅっぽじゅっぽ♡」
部屋中に淫靡な水音とサナの「んっ♡ んっ♡」という小さくも色っぽい喘ぎ声が響く。
自身も気持ち良くなりながら懸命に奉仕を続けていると、不意に髪の毛を撫でられる。
上目遣いで見上げると、英樹が目を開いて淫らにフェラチオをするサナを見つめている。
目が合ったので、微笑む。
「おはよう、サナ…。朝から気持ちいいね」
愛しい夫が髪を撫でながら挨拶をしてくれる。
一旦口から肉棒を離し、手で扱きながら
「英樹様、おはようございます。とっても美味しそうに勃起していらしたので、フェラチオでご奉仕させていただいております♡」
そう挨拶を返し、唇での扱きと舌と手を使っての愛撫を再開する。
「じゅぽっ♡ じゅぼっ♡ ちゅぱっ♡ れろれろ♡」
サナの愛撫に英樹は腰を躍らせ喘ぐ。
「気持ちいいですか?」
「最高だよ…」
「れろぉ♡ もっと気持ち良くなって、いっぱい射精して、スッキリしてくださいね♡」
「よろしく…お願いします…」
「はぁい♡ ちゅぽっ♡」
竿を扱きながら袋に舌を這わせ、優しく吸う。英樹に教えられたテクニックだ。
まだまだ上手とは言えないサナの性戯だが、英樹が喜んでくれるのが嬉しい。
そして自分の奉仕で腰をビクビクさせながら感じてくれると、楽しくもなるのだが
『もっとして差し上げたい♡ 私のお口でもっと気持ち良くなっていただきたい♡』
と、何よりも強く思うのだ。
『じゅぼじゅぼ』とはしたない音を立てて奉仕を続ける。
サナの頬を撫で『はぁはぁ』と息を荒くしながら、英樹が見つめている。
そんな姿や表情を見ているとゾクゾクしてさらに濡れてしまうし、淫らに奉仕する姿を英樹に見られていると思うと、サナも感じてしまう。
『見つめられてる…♡ こんなにエッチなご奉仕をしてる私を、英樹様が見つめてる♡』
サナは大きなおっぱいをブラジャー越しにではあるが英樹の太腿に擦り付け、精一杯いやらしく腰をくねらせて英樹の劣情を煽りながらフェラチオを続ける。
「んっ♡ じゅぽっ♡ んンっ♡ ちゅぱっ♡ んむっ♡ んっ♡」
奉仕しながらもさらに気持ち良くなってしまい、つい喘ぎ声が大きくなってしまう。
竿を扱く手の動きと握りを強くし、亀頭を転がす舌の動きを変化させて時折尿道に捻じ込むような動きを加える。
「ぅっぐ… あぁ… サナ…もう射精そうだよ…」
「ふぁい…♡ ふぁふふぁん、ふぁひへふふぁふぁい♡」
はしたないが扱き咥えたままで答える。
「サナっ!射精る!!」
英樹の喘ぎに合わせて、吸い付きと首の上下ピストンも早めて深めに咥え込む。
「じゅぷっじゅぷっ♡ んっ♡ んむぅっ♡ じゅぼっじゅぼっ♡ ぐっぽ♡ ぐっぽ♡」
サナの小さな口の中で英樹の『巨大』と言えるほど立派な肉棒が暴れる。
『もうすぐ私のお口に射精していただける♡ いっぱい飲ませていただける♡』
嬉しくて嬉しくて仕方なく、英樹のことが愛おしくて恋しい。
「ぅあぁっ!サナっ!サナっ!射精るぞ!」
「んぅっ♡ んっ♡ んっ♡ むぐぅっ♡ んんっ♡ んン~~~~っ♡」
どびゅうっ どびゅっ どびゅっ びゅるるっ
大量の精液が口内に撒き散らされ喉奥を叩く。その瞬間、潮こそ吹かなかったがサナも甘イキしてしまう。
昨夜もあんなにたくさん射精したのに、今朝も特濃の精子をたっぷり射精してくれる。
断続的に射精が続く中、口内の大量の精液を飲み込んでいく。
今回は喉奥への挿入はしなかったので、飲み込みやすいし、じっくり味わえる。
「んくっ♡ んくっ♡ じゅるっ♡ んくっ♡ じゅるるっ♡」
『美味しい…♡』
他の精液なんて飲んだことも無いし、英樹の精液にしか興味も無いから試してみようとも思わないが、こんなに美味しい精液は絶対に他には存在しないはずだ。
尿道を吸いながら袋の中の子種の玉を優しく撫でるように揉む。
昨夜フェラチオをしながら教えてもらったのだ。
英樹自身は物理攻撃無効で痛みは感じないが、本来、男は袋を強く揉むと激痛が走るらしい。
痛みは感じなくとも「愛撫してもらうとすごく気持ちいい」ということだった。
サナは英樹が病みつきになるほど気持ち良くしたいのであって、苦痛を与えたいわけではないから、この愛撫は細心の注意を払って行うようにしている。
そのおかげか、だいぶ気に入ってもらえたようで、残りの精液を『びゅっびゅ』とサナの口内に射精してくれる。
その精液を舌の上で受け止めて、転がして感触を楽しみながらじっくりと味わい、『ごくり♡』と喉を鳴らして飲み込む。
射精してもらった全ての精液を一滴残らず飲み込んで、口を開いて英樹に見せる。
「全部飲んでくれたんだね。ありがとう。嬉しいよ」
「とっても美味しかったです。ごちそうさまでした♡」
応えながら嬉しそうな夫の顔を見上げて、これを毎朝の日課にしようと心に決めた。
英樹が抱きしめてくれて、キスをする。ディープなキスではないが、おはようの挨拶に相応しい優しいキスだ。
腕枕をしてもらって横になると、下着だけの姿をまじまじと眺められる。
「今日はその下着を着けてくれたんだね」
「はい。可愛らしくて気に入っているので。似合いますか?」
「凄く可愛いし、よく似合うね。サナが着けるためにデザインされたみたいだ」
まじまじと見られるだけでも興奮するのに、『可愛い』と言われてしまうとテレを通り越して抱かれたくなってしまう。
でも、ここは我慢だ。
エリスたちを起こさなければ。特に寝起きの良くないミクには手を焼くので、そろそろ動き出さないと本格的にマズイ。
英樹の腰に馬乗りになり、わざわざブラを外して乳房に愛する顔を抱きしめて、優しく抱き起す。
「お姉さまたちを起こしてまいります。名残惜しいですが、そろそろ起きましょう?」
本当は今すぐセックスしたい。乳首を舐め回されたいし、キスを味わいながら肉棒を受け入れたいのだが、心を鬼にしてベッドから降りて下着を直して服を着る。
ベッドに座ってヘッドボードにもたれながらその姿を眺めていた英樹にもう一度近付き、キスをする。
ソフトにキスするつもりだったのだが、二人の舌に唾液の橋が架かるほどディープなキスになる。
再び英樹を押し倒したい衝動に駆られるが、グッと堪えて体を離して紅茶を乗せたワゴンに歩み寄り、英樹がリクエストしていた温いミルクティーを作る。温度的にはちょうどいいはずだ。
カップを持って英樹の横に座ると、ミルクティーを一口含んで口移しで少しずつ英樹の口に流し込む。
「美味しいね。サナの味がするミルクティーは最高だよ」
「お上手ですね♡ でも、嬉しいです」
紅茶と一緒に舌も捻じ込んでディープキスをする。
カップ一杯分の口移しを終えると、傍らに準備しておいた英樹の下着を穿かせる。これも勿論手伝う。
下着を両足に通して立ち上がってもらうと、目の前に来たペニスに軽くキスをして下着を腰まで引っ張り上げる。
「英樹様、お願いがあるんですが…」
「なんだい?」
「…いえ、いいんです。忘れてください」
言い出そうと思うと急に恥ずかしくなって、つい口を噤んでしまう。
「可愛い妻のお願いだもの。言ってごらん?」
「こんなお願いをするのは恥ずかしいんですが…」
「エッチなお願いかな?」
「…あとで、実家に行く前に…一度でいいので、エッチ…しませんか?」
「それは俺がお願いしたいくらいだよ?」
「本当ですか?とっても抱いていただきたい気分なんです♡」
「朝からあんなに熱心にフェラチオしてくれたもんね」
自分がしたくてしたことだが、改めて言われると恥ずかしい。
顔を赤くして俯いていると、英樹が抱き締めて頭を撫でてくれる。
「昨夜あんなにしたのに…可愛くてイケない新妻ちゃんだね」
英樹に抱きしめられて耳元で囁かれると、腰がビクビクしてしまうほど感じてしまう。
「私をこんなにしたのは、英樹様ですよ?」
分厚い鍛えられた胸板に顔を埋めて拗ねたような口調で言うと、英樹はより強く抱き締めてくれる。
「うん。これから一生、『もういや!』ってくらい愛してあげるからね?」
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そう言うやり取りも、サナは『幸せだ』と思った。
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