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第五章
霧の中から
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渋滞した車列を見て、渋滞の中進むのが不可能であることが明白だった。道を完全に塞いでいる車列はまばらに散らばっており、遠回りする以外に選択肢がなかった。
「これ以上進めないな。地図によると、この先の小山を越えれば現場まで1時間くらいだ」
空が地図アプリを指差しながら言う。ユキとアリスも地図を覗き込むと、険しいルートが表示されているのを確認した。
「……行くしかないか」アリスはため息をつきながら装備を手に取った。「それにしても、こんな夜中に小山に車走らせるなんて……本当に任務は大変ね」
「仕方ない。人生何事も楽じゃないさ」と空が肩をすくめながら高速道路を諦め、車を迂回ルートに向けて走らせた。
「ここから先は険しい道のりになる。みんな、気を引き締めていこう」と空が言うと、アリスとユキは頷き、それぞれの装備を確認し始めた。
道は徐々に狭くなり、舗装されていない未開の小道へと変わっていった。車のヘッドライトが荒れた道を照らし、木々が車体を掠める。遠回りすることで時間がかかるのは分かっていたが、進む以外に選択肢はなかった。
「地図ではこの先で道が完全に崩れてる箇所がある」アリスがスマホを見ながら言った。
「いや、この装甲車両は馬力と運動性能がある。多少の崩落や荒れた道でも進める限り進んでみるさ」空が自信を込めて言い、アクセルを踏み込んだ。
しかし、道は予想以上に険しかった。小山に差し掛かると、木の根が張り巡らされた地面や、ぬかるんだ泥道が車体を揺らし続ける。車内の緊張感は次第に高まり、アリスが何度も窓から外を確認していた。
「遅いね。降りたほうがいいんじゃない?」アリスが警告を発した。
「いや、降りると逆に泥濘に嵌ったり土砂崩れで巻き込まれて死亡するかもしれない。それに、車は最低限のシェルターにもなる」空は冷静に答えながら、ハンドルをしっかり握り、慎重に進んだ。
ユキは後部座席で不安げに外を見つめていた。「でも、このままだとエンジンが……無理をしすぎないほうがいいと思う」
その時、タイヤが大きなぬかるみに入り込み、車体が大きく揺れた。エンジンが唸りを上げるが、タイヤが空回りする音が響いた。
「くそっ、スタックした!」空がハンドルを叩き、車を止めた。「降りて様子を確認する。アリス、ユキ、周囲の警戒を頼む」
3人は車を降り、懐中電灯を手にぬかるんだ地面を調べた。タイヤは深く泥に埋まり、車体が傾いていた。空はジャッキや牽引具を取り出し、修理の準備を始めた。
「ここは本当に危険だわ……」アリスが周囲を見回しながら呟いた。木々が密集し、風の音さえもかき消すような静寂が辺りを包んでいる。遠くで動物の鳴き声が一瞬響いたが、すぐに消えた。
「おーいアリス!俺がアクセル踏むから車を押してくれ!ユキは懐中電灯で周囲を照らして、安全確認を頼む!」
空が手を泥まみれにしながら声を張り上げると、アリスは不満げに眉を寄せながらも車の後部に回り込んだ。
「押せって簡単に言うけど、この車、かなり重いんだけど!」
アリスは装備を外して体を車体に押し付けるように準備を整えた。
ユキは懐中電灯をしっかり握りしめ、警戒しながら周囲を見渡していた。「わかった、こっちは見張ってる。でも……なんか気味が悪いよ。あたりが静かすぎる」
空はエンジンを再びかけ、アクセルを慎重に踏み込んだ。タイヤが泥を撒き散らしながら少しずつ動き始めた。アリスが全力で車体を押し、車はなんとかスタックから抜け出した。
「よし、抜けたぞ!」空が喜びの声を上げたが、その瞬間、ユキが鋭い声を上げた。
「ちょっと待って!何か動いてる!」
ユキが懐中電灯を照らした方向、密集した木々の間に、何かがゆっくりと動いている影が見えた。黒いシルエットが不自然な動きを見せ、まるでこちらを観察しているようだった。
「何だ……?」空が車から降り、手元の装備を構えた。
アリスも車体から離れ、武器を手に取った。「嫌な予感がする。さっきの痕跡の続きがここに……?」
影はじっと動きを止めたかのように見えたが、その次の瞬間、信じられない速度で木々の間を駆け抜け、別の方向へと消えた。その動きは人間のものとは明らかに違い、音もなく滑るような感覚を伴っていた。
「今の、見た?」ユキが息を飲んで言った。「あれ……何か生物だった?」
「分からない。でも、ここには何かがいる」空は目を細めながら懐中電灯を影が消えた方向に向けた。「進むしかないが、全員、警戒を怠るな。あの動きからして、ただの動物じゃない」
アリスが小声で「こんな場所で……最悪ね」と呟きながらも準備を整えた。
3人は車に再び乗り込み、エンジンをかけた。空が慎重にハンドルを握りしめながら言った。「これ以上、何か起こる前に現場まで急ぐぞ。ここは居心地が悪すぎる」
車は再びぬかるんだ小道を進み始めた。しかし、その背後では、先ほどの影が再び姿を現し、密かに彼らを追跡している気配があった。
湿った土や盛り上がった木の根から脱出することに成功した車は、細い小道を徐々に速度を上げて進み始めた。しかし、車内の空気は緊張に包まれていた。背後に感じる何か得体の知れない気配が、3人を無言にさせていた。
「アリス、周囲を確認してくれ。ユキ、ライトを後方に向けておけ。後ろから何か追ってきているかもしれない」
空が短く指示を出すと、アリスは窓を少し開け、鋭い視線を闇に向けた。ユキも懐中電灯を車の後方に向けて、その光を闇の中で動かした。
「何も見えない……でも、感じる」アリスは窓越しに外を注視しながら低く呟いた。
ユキも不安そうに振り返りながら、「さっきの影……また出てくるかもしれない」と声を震わせた。
車が進むにつれ、小道はさらに険しくなり、木々がますます密集してきた。ヘッドライトの光が道を照らしても、その先が何かで覆われているように見える。霧が出始めており、視界が次第に悪化していった。
「霧か……これじゃ視界がほとんどない」空が眉をひそめる。
その時、車の側面でガサガサという音が響いた。アリスがすぐに反応して、「止まって!何か動いてる!」と叫んだ。空は急ブレーキを踏み、車がわずかに揺れる。
3人は一斉に車を降り、装備を構えて辺りを警戒した。霧の中からは何の音も聞こえず、ただ湿った冷たい空気が肌にまとわりついていた。
「おい、今の音、どっちからした?」空が低い声で尋ねた。
「こっち……でも、すぐに消えた」アリスは先ほど音がした方向を指差したが、霧が濃すぎてその先は何も見えない。
ユキが懐中電灯を左右に動かしながら、「これ、完全に私たちを誘ってるんじゃないかな……」と恐る恐る呟いた。
その言葉に空も同意するように頷いた。「あり得る。注意しろ。無闇に進むな」
しかし、次の瞬間、霧の中から低い唸り声が響いた。その音はどこからともなく聞こえ、まるで霧そのものが生きているかのような錯覚を覚えさせた。
「これ以上進めないな。地図によると、この先の小山を越えれば現場まで1時間くらいだ」
空が地図アプリを指差しながら言う。ユキとアリスも地図を覗き込むと、険しいルートが表示されているのを確認した。
「……行くしかないか」アリスはため息をつきながら装備を手に取った。「それにしても、こんな夜中に小山に車走らせるなんて……本当に任務は大変ね」
「仕方ない。人生何事も楽じゃないさ」と空が肩をすくめながら高速道路を諦め、車を迂回ルートに向けて走らせた。
「ここから先は険しい道のりになる。みんな、気を引き締めていこう」と空が言うと、アリスとユキは頷き、それぞれの装備を確認し始めた。
道は徐々に狭くなり、舗装されていない未開の小道へと変わっていった。車のヘッドライトが荒れた道を照らし、木々が車体を掠める。遠回りすることで時間がかかるのは分かっていたが、進む以外に選択肢はなかった。
「地図ではこの先で道が完全に崩れてる箇所がある」アリスがスマホを見ながら言った。
「いや、この装甲車両は馬力と運動性能がある。多少の崩落や荒れた道でも進める限り進んでみるさ」空が自信を込めて言い、アクセルを踏み込んだ。
しかし、道は予想以上に険しかった。小山に差し掛かると、木の根が張り巡らされた地面や、ぬかるんだ泥道が車体を揺らし続ける。車内の緊張感は次第に高まり、アリスが何度も窓から外を確認していた。
「遅いね。降りたほうがいいんじゃない?」アリスが警告を発した。
「いや、降りると逆に泥濘に嵌ったり土砂崩れで巻き込まれて死亡するかもしれない。それに、車は最低限のシェルターにもなる」空は冷静に答えながら、ハンドルをしっかり握り、慎重に進んだ。
ユキは後部座席で不安げに外を見つめていた。「でも、このままだとエンジンが……無理をしすぎないほうがいいと思う」
その時、タイヤが大きなぬかるみに入り込み、車体が大きく揺れた。エンジンが唸りを上げるが、タイヤが空回りする音が響いた。
「くそっ、スタックした!」空がハンドルを叩き、車を止めた。「降りて様子を確認する。アリス、ユキ、周囲の警戒を頼む」
3人は車を降り、懐中電灯を手にぬかるんだ地面を調べた。タイヤは深く泥に埋まり、車体が傾いていた。空はジャッキや牽引具を取り出し、修理の準備を始めた。
「ここは本当に危険だわ……」アリスが周囲を見回しながら呟いた。木々が密集し、風の音さえもかき消すような静寂が辺りを包んでいる。遠くで動物の鳴き声が一瞬響いたが、すぐに消えた。
「おーいアリス!俺がアクセル踏むから車を押してくれ!ユキは懐中電灯で周囲を照らして、安全確認を頼む!」
空が手を泥まみれにしながら声を張り上げると、アリスは不満げに眉を寄せながらも車の後部に回り込んだ。
「押せって簡単に言うけど、この車、かなり重いんだけど!」
アリスは装備を外して体を車体に押し付けるように準備を整えた。
ユキは懐中電灯をしっかり握りしめ、警戒しながら周囲を見渡していた。「わかった、こっちは見張ってる。でも……なんか気味が悪いよ。あたりが静かすぎる」
空はエンジンを再びかけ、アクセルを慎重に踏み込んだ。タイヤが泥を撒き散らしながら少しずつ動き始めた。アリスが全力で車体を押し、車はなんとかスタックから抜け出した。
「よし、抜けたぞ!」空が喜びの声を上げたが、その瞬間、ユキが鋭い声を上げた。
「ちょっと待って!何か動いてる!」
ユキが懐中電灯を照らした方向、密集した木々の間に、何かがゆっくりと動いている影が見えた。黒いシルエットが不自然な動きを見せ、まるでこちらを観察しているようだった。
「何だ……?」空が車から降り、手元の装備を構えた。
アリスも車体から離れ、武器を手に取った。「嫌な予感がする。さっきの痕跡の続きがここに……?」
影はじっと動きを止めたかのように見えたが、その次の瞬間、信じられない速度で木々の間を駆け抜け、別の方向へと消えた。その動きは人間のものとは明らかに違い、音もなく滑るような感覚を伴っていた。
「今の、見た?」ユキが息を飲んで言った。「あれ……何か生物だった?」
「分からない。でも、ここには何かがいる」空は目を細めながら懐中電灯を影が消えた方向に向けた。「進むしかないが、全員、警戒を怠るな。あの動きからして、ただの動物じゃない」
アリスが小声で「こんな場所で……最悪ね」と呟きながらも準備を整えた。
3人は車に再び乗り込み、エンジンをかけた。空が慎重にハンドルを握りしめながら言った。「これ以上、何か起こる前に現場まで急ぐぞ。ここは居心地が悪すぎる」
車は再びぬかるんだ小道を進み始めた。しかし、その背後では、先ほどの影が再び姿を現し、密かに彼らを追跡している気配があった。
湿った土や盛り上がった木の根から脱出することに成功した車は、細い小道を徐々に速度を上げて進み始めた。しかし、車内の空気は緊張に包まれていた。背後に感じる何か得体の知れない気配が、3人を無言にさせていた。
「アリス、周囲を確認してくれ。ユキ、ライトを後方に向けておけ。後ろから何か追ってきているかもしれない」
空が短く指示を出すと、アリスは窓を少し開け、鋭い視線を闇に向けた。ユキも懐中電灯を車の後方に向けて、その光を闇の中で動かした。
「何も見えない……でも、感じる」アリスは窓越しに外を注視しながら低く呟いた。
ユキも不安そうに振り返りながら、「さっきの影……また出てくるかもしれない」と声を震わせた。
車が進むにつれ、小道はさらに険しくなり、木々がますます密集してきた。ヘッドライトの光が道を照らしても、その先が何かで覆われているように見える。霧が出始めており、視界が次第に悪化していった。
「霧か……これじゃ視界がほとんどない」空が眉をひそめる。
その時、車の側面でガサガサという音が響いた。アリスがすぐに反応して、「止まって!何か動いてる!」と叫んだ。空は急ブレーキを踏み、車がわずかに揺れる。
3人は一斉に車を降り、装備を構えて辺りを警戒した。霧の中からは何の音も聞こえず、ただ湿った冷たい空気が肌にまとわりついていた。
「おい、今の音、どっちからした?」空が低い声で尋ねた。
「こっち……でも、すぐに消えた」アリスは先ほど音がした方向を指差したが、霧が濃すぎてその先は何も見えない。
ユキが懐中電灯を左右に動かしながら、「これ、完全に私たちを誘ってるんじゃないかな……」と恐る恐る呟いた。
その言葉に空も同意するように頷いた。「あり得る。注意しろ。無闇に進むな」
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