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第六章
二人の危機
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街の空気は張り詰めていた。かつては人々の雑踏と笑い声がこだましていた通りも、今は静まり返り、通行人たちは互いの目を避け、警戒心を剥き出しにして歩いていた。
監視カメラが電柱の上から街を睥睨し、パトロール中の警察車両が定期的にスピーカーで注意喚起を繰り返している。小さな不審な動きひとつが、即座に追跡、拘束、検査――そして“消失”に繋がる時代だった。
劉はそんな東京の風景を一瞥しながら、静かに口を開いた。
「……東京は今、こんな感じだ」
その言葉には感情がなかった。だが、その分、現実の重みがありありと滲んでいた。
ターリャは無言で劉の横顔を見た。風が吹き抜け、二人の立つ高架下に、遠くのサイレンが淡く響いていた。
「もちろん、ここだけじゃない。大阪でも、名古屋でも、福岡でも、似たようなものさ。国が一つの“生き物”みたいに変わり始めている。自浄できない免疫系が、過剰に反応して自分を食ってるような……そんな感じだ」
劉は足を止め、背後を確認するように周囲を見回した。すでにターリャも、その癖を身につけていた。立ち止まるたび、常に“見られている”ことを意識しなければならない。路地裏、ビルの隙間、空中ドローン――監視の目はすべての方向にある。
「だから、ターリャ」
劉は、声のトーンを少し落とし、真正面から彼女の目を見た。
「いつ、どこで、誰が君を狙ってくるか分からない。街で会った人間が強盗かもしれない。店員が警察かもしれない。子供が政府のセンサーに反応する“目”になっている可能性もある」
ターリャは唇を噛んだ。彼女は戦士だった。任務をこなしてきたし、命令にも従ってきた。だが――ここで言われているのは戦場の話ではなかった。
日常の仮面を被った戦場、“普通”を装う街の中で、狙われる者として生きるということ。
「覚えておいてくれ。これからは、自分の影さえ信用するな。それが、今の日本だ」
そう言いながら、劉はふっと目を細め、背後のビルの反射ガラスを見やった。そこに、遠巻きに自分たちを見ている数人の影が映っていた。
「……とくに君みたいに目立つ存在は、簡単に“注目されてしまう”。それが味方の目なのか、敵のスコープなのかは、見分けがつかないんだ」
ターリャはその言葉を、痛みと共に胸の中に刻み込んだ。
ここでは誰も信じられない。優しさすら、罠にすり替わる。
だが、それでも彼女は前に進まねばならなかった。
戦うべき“敵”が、すぐそこに存在している限り。
劉は静かに眉をひそめた。街のざわめきの中、彼の心はざわついていた。言葉にはしなかったが、胸の奥で嫌な予感がくすぶり始めていた。
「……ターリャ、そろそろだな」
ターリャは首をかしげた。劉の不安を理解しきれずにいたが、その言葉には何か重い意味が込められているのを感じ取った。
その瞬間だった。遠くから、不穏な音が近づいてきた。
警告音にも似たエンジンの轟きと共に、黒塗りの車両が目の前の路地に急停止した。
劉の目が鋭く光る。
「奴らだ……」
続けて、車両のドアが勢いよく開かれ、特殊部隊の兵士たちが飛び出した。彼らは一斉に銃口を構え、突然、容赦なく発砲を開始した。
「うわっ!」
ターリャの体が一瞬硬直した。銃弾が周囲の壁や地面を激しく打ち鳴らし、破片が飛び散る。
劉は瞬時にターリャの袖を強く掴み、無理やりその場から引き離した。爆発的な銃声が耳をつんざき、弾丸は二人の通っていた道を無差別に貫いていく。
「危ない!」
ターリャは混乱し、目を見開いていた。何が起きたのか理解できず、激しい鼓動だけが胸を打っていた。
「落ち着け、ターリャ。奴らは……」
劉の声は冷静さを失わず、しかし確固たる厳しさを帯びていた。
「ウイルス感染者を“処理”する部隊だ。彼らは感染者を排除することを最優先に動く。躊躇も、情けもない。例え無抵抗の者でも」
「そんな……!」
ターリャは言葉を失った。かつて自分たちが守ろうとしていた少女たちも、同じ運命にさらされているのかと、恐怖と怒りが胸を締めつけた。
劉は再びターリャの手を握り、引き寄せた。
「今は生き延びることが最優先だ。ここで足を止めたら、終わりだ」
二人は走り出した。銃撃の音が後ろで鳴り響く中、必死に路地の角を曲がり、車両の死角へと身を潜める。
劉の内心は冷静な分析と警戒で満たされていたが、その顔には一抹の焦燥が浮かんでいた。
「奴らが動き始めたということは、政府の本格的な“浄化作戦”が始まった証拠だ。俺たちはもう隠れているだけでは済まされない……」
ターリャは息を切らしながらも、その言葉の意味を噛み締めた。これから訪れるであろう、さらなる戦いの嵐を、彼女はまだ知らなかった。
劉は素早く腰に携えた銃を取り出した。鋼の冷たさが手に馴染み、彼の瞳に決意の光が宿る。
「撃たれるままにはならない」
その言葉通り、彼は静かに狙いを定め、特殊部隊の動きを牽制し始めた。一方、ターリャはというと、手にはいつも携えている槍だけだったが、銃撃戦の激しさに対してそれは何の役にも立たなかった。焦りと無力感が彼女の胸を締めつける。
銃声が交錯し、路地に響き渡る。火花が散り、銃弾が壁をかすめ、地面に跳ね返る。だが、その緊迫の乱戦は突然、ある種の異様な静けさを伴って止んだ。
闇の中から、ゆっくりと一人の男が現れた。黒いサングラスが冷たく反射し、影の中でその表情はほとんど読み取れない。身に纏った戦闘服は精鋭部隊のそれであり、その動きには揺るぎない自信が宿っていた。
「おい、そこの二人」
その男の声は低く、しかし明確に二人に届いた。劉は即座に身構えた。彼の一瞥で、その男がただの兵士ではないことを瞬時に察知した。
「奴は戦闘員だ……だが普通の兵士とは違う」
ターリャも緊張を隠せず、銃を構える劉の背に身を寄せる。男は一歩ずつ確かな足取りで近づき、その目はまるで彼らの魂を見透かすようだった。
「お前たち、ここで何をしている?」
声は冷徹だが、どこか計算された余裕が感じられた。劉は警戒を緩めず、しかし言葉を選んで答えた。
「我々は戦うために来た。無意味な殺戮はしない。だが、そちらは違うようだな」
男は一瞬、微かな笑みを浮かべたかと思うと、再び厳しい表情を取り戻した。
「そうだ、我々は“秩序”を守る者だ。感染者、反逆者、危険分子……すべて排除しなければならない。お前たちも例外ではない」
劉の指は引き金から離れなかったが、その声には冷静な決意が混じっていた。
「ターリャ、油断するな。これから先は、一歩も引けない戦いになる」
影のように男が近づく。二人の視線が交差し、沈黙の中に張り詰めた空気だけが残った。
監視カメラが電柱の上から街を睥睨し、パトロール中の警察車両が定期的にスピーカーで注意喚起を繰り返している。小さな不審な動きひとつが、即座に追跡、拘束、検査――そして“消失”に繋がる時代だった。
劉はそんな東京の風景を一瞥しながら、静かに口を開いた。
「……東京は今、こんな感じだ」
その言葉には感情がなかった。だが、その分、現実の重みがありありと滲んでいた。
ターリャは無言で劉の横顔を見た。風が吹き抜け、二人の立つ高架下に、遠くのサイレンが淡く響いていた。
「もちろん、ここだけじゃない。大阪でも、名古屋でも、福岡でも、似たようなものさ。国が一つの“生き物”みたいに変わり始めている。自浄できない免疫系が、過剰に反応して自分を食ってるような……そんな感じだ」
劉は足を止め、背後を確認するように周囲を見回した。すでにターリャも、その癖を身につけていた。立ち止まるたび、常に“見られている”ことを意識しなければならない。路地裏、ビルの隙間、空中ドローン――監視の目はすべての方向にある。
「だから、ターリャ」
劉は、声のトーンを少し落とし、真正面から彼女の目を見た。
「いつ、どこで、誰が君を狙ってくるか分からない。街で会った人間が強盗かもしれない。店員が警察かもしれない。子供が政府のセンサーに反応する“目”になっている可能性もある」
ターリャは唇を噛んだ。彼女は戦士だった。任務をこなしてきたし、命令にも従ってきた。だが――ここで言われているのは戦場の話ではなかった。
日常の仮面を被った戦場、“普通”を装う街の中で、狙われる者として生きるということ。
「覚えておいてくれ。これからは、自分の影さえ信用するな。それが、今の日本だ」
そう言いながら、劉はふっと目を細め、背後のビルの反射ガラスを見やった。そこに、遠巻きに自分たちを見ている数人の影が映っていた。
「……とくに君みたいに目立つ存在は、簡単に“注目されてしまう”。それが味方の目なのか、敵のスコープなのかは、見分けがつかないんだ」
ターリャはその言葉を、痛みと共に胸の中に刻み込んだ。
ここでは誰も信じられない。優しさすら、罠にすり替わる。
だが、それでも彼女は前に進まねばならなかった。
戦うべき“敵”が、すぐそこに存在している限り。
劉は静かに眉をひそめた。街のざわめきの中、彼の心はざわついていた。言葉にはしなかったが、胸の奥で嫌な予感がくすぶり始めていた。
「……ターリャ、そろそろだな」
ターリャは首をかしげた。劉の不安を理解しきれずにいたが、その言葉には何か重い意味が込められているのを感じ取った。
その瞬間だった。遠くから、不穏な音が近づいてきた。
警告音にも似たエンジンの轟きと共に、黒塗りの車両が目の前の路地に急停止した。
劉の目が鋭く光る。
「奴らだ……」
続けて、車両のドアが勢いよく開かれ、特殊部隊の兵士たちが飛び出した。彼らは一斉に銃口を構え、突然、容赦なく発砲を開始した。
「うわっ!」
ターリャの体が一瞬硬直した。銃弾が周囲の壁や地面を激しく打ち鳴らし、破片が飛び散る。
劉は瞬時にターリャの袖を強く掴み、無理やりその場から引き離した。爆発的な銃声が耳をつんざき、弾丸は二人の通っていた道を無差別に貫いていく。
「危ない!」
ターリャは混乱し、目を見開いていた。何が起きたのか理解できず、激しい鼓動だけが胸を打っていた。
「落ち着け、ターリャ。奴らは……」
劉の声は冷静さを失わず、しかし確固たる厳しさを帯びていた。
「ウイルス感染者を“処理”する部隊だ。彼らは感染者を排除することを最優先に動く。躊躇も、情けもない。例え無抵抗の者でも」
「そんな……!」
ターリャは言葉を失った。かつて自分たちが守ろうとしていた少女たちも、同じ運命にさらされているのかと、恐怖と怒りが胸を締めつけた。
劉は再びターリャの手を握り、引き寄せた。
「今は生き延びることが最優先だ。ここで足を止めたら、終わりだ」
二人は走り出した。銃撃の音が後ろで鳴り響く中、必死に路地の角を曲がり、車両の死角へと身を潜める。
劉の内心は冷静な分析と警戒で満たされていたが、その顔には一抹の焦燥が浮かんでいた。
「奴らが動き始めたということは、政府の本格的な“浄化作戦”が始まった証拠だ。俺たちはもう隠れているだけでは済まされない……」
ターリャは息を切らしながらも、その言葉の意味を噛み締めた。これから訪れるであろう、さらなる戦いの嵐を、彼女はまだ知らなかった。
劉は素早く腰に携えた銃を取り出した。鋼の冷たさが手に馴染み、彼の瞳に決意の光が宿る。
「撃たれるままにはならない」
その言葉通り、彼は静かに狙いを定め、特殊部隊の動きを牽制し始めた。一方、ターリャはというと、手にはいつも携えている槍だけだったが、銃撃戦の激しさに対してそれは何の役にも立たなかった。焦りと無力感が彼女の胸を締めつける。
銃声が交錯し、路地に響き渡る。火花が散り、銃弾が壁をかすめ、地面に跳ね返る。だが、その緊迫の乱戦は突然、ある種の異様な静けさを伴って止んだ。
闇の中から、ゆっくりと一人の男が現れた。黒いサングラスが冷たく反射し、影の中でその表情はほとんど読み取れない。身に纏った戦闘服は精鋭部隊のそれであり、その動きには揺るぎない自信が宿っていた。
「おい、そこの二人」
その男の声は低く、しかし明確に二人に届いた。劉は即座に身構えた。彼の一瞥で、その男がただの兵士ではないことを瞬時に察知した。
「奴は戦闘員だ……だが普通の兵士とは違う」
ターリャも緊張を隠せず、銃を構える劉の背に身を寄せる。男は一歩ずつ確かな足取りで近づき、その目はまるで彼らの魂を見透かすようだった。
「お前たち、ここで何をしている?」
声は冷徹だが、どこか計算された余裕が感じられた。劉は警戒を緩めず、しかし言葉を選んで答えた。
「我々は戦うために来た。無意味な殺戮はしない。だが、そちらは違うようだな」
男は一瞬、微かな笑みを浮かべたかと思うと、再び厳しい表情を取り戻した。
「そうだ、我々は“秩序”を守る者だ。感染者、反逆者、危険分子……すべて排除しなければならない。お前たちも例外ではない」
劉の指は引き金から離れなかったが、その声には冷静な決意が混じっていた。
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