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第二十章 聖女の行進
しんでんのむらのよる
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とりあえず、パルパランを倒すことができた。
元凶のヤツが倒れたことで、目に見えて、アンデッドの数が減ってきた。
アンデッドが新たに生まれなくなったのだと思う。
それから先は平穏な旅に戻り、問題なく神殿の村テヒーラへとたどり着くことができた。
真っ白く立派な建物が、まばらに建っているだけだ。
他の村や町にあるような生活感があまり感じられない。
神殿の村テヒーラから風が吹いているようで、草花がテヒーラとは逆側に揺れていた。
「エテーリウ様。ユテレシア様。お二人ともよくぞご無事で」
「朗報がございます。ついにアンデッドの数が減ってきたのです」
数人の神官が馬にのって迎えにきてくれた。
興奮気味に話す神官を、ユテレシアが手をかざすようにして制して、声を発する。
「確かに。それに私達は、元凶が滅ぼされる瞬間を見ましたので」
「それは、なんと!」
「聖なる歌と聖なる光で弱らせて、最後はノアサリーナ様が星降りの魔法で、元凶を打ち滅ぼしたトヨ」
「おぉ!」
「ただ、私達は疲れています。積もる話はまた後で」
そして、近くの神殿へと入る。
多くの神官が、点在する神殿に座り込んでいる姿が見えた。
大きな怪我はないが、疲労困憊といった様子だ。
「大変な状況だったのですね」
カガミが、意外と言った様子でユテレシアに尋ねた。
確かに、思った以上に厳しい状況にみえた。
「えぇ。ですが、ようやく終わりが見えてきました。皆様のおかげで、永遠に続くかと思われたアンデッドの群れが、ついに少なくなりつつあります」
そう言ってユテレシアは、馬足を速め、少し離れた場所にいた神殿へと向かっていった。
「申し訳ないヨ。こんな惨状なので、皆さんを十分な状態で迎えることができないトヨ」
一人残ったエテーリウが、難民に向かって言葉をかけた。
「いえっ。とんでもない。私たちを迎えてくれようというその言葉だけで十分でございます。ぜひとも私達にお手伝いさせてください」
言葉をかけられた難民も、神官達の疲労困憊な様子を見て、何か思うことがあったのだろう。
真剣な表情で協力を申し出ていた。
「私達がお手伝いできることがあれば……」
「さすがにノアサリーナ様達に、これ以上の助けは申し訳ないトヨ。何もできないけれど、良い部屋見繕うから休むといいト」
オレが協力を申し出ようとした時、先手を打つように断られ、逆に宿の手配をしてもらうことになった。
その後、泊まる場所として好きといい好きにしていいと言われて宿へと案内される。
「すごい部屋ですね」
「お偉いさんとかを迎えるトヨ。今は、まぁ、外がこんな状況だから、部屋を提供することぐらいしかできないトヨ」
「いえいえ。十分です。でもいいのですか?」
今回ばかりは、神殿も、余裕がないようにみえる。
いつもだと信徒勧誘などで妙に前向きな神官たちも、静かなので調子が狂う。
こうして考えてみると、戦いに明け暮れ疲労するよりも、信徒勧誘なんかで騒がしいほうがいいな。
「別に部屋余ってるトヨ。それに、これ以上のことは何もできないト。せめて良いお部屋を使って頂くくらいしかね」
そう言ってエテーリウは戻っていった。
あらためて、オレ達も手伝うと言ったが、それは他の神官達に遠慮された。
水や食事の提供だけでもすごく嬉しいし、それに一緒にきた難民に力を貸してもらっているので、これ以上、甘えることはできないということだった。
案内された部屋は大きな広間と、使用人用の小部屋が複数ある構成だった。
広間は、大きな窓と、本棚にまばらに置かれた本が印象的な部屋だった。
窓からは、魔神の柱がすぐそばに見える。
灰色で、三角形が波打つような幾何学模様のある柱だ。
ここに来る途中の説明によると、ケルワテでは魔王の塔と呼ばれていた物とほぼ同じものだという。
場所によって、呼び名が違うのだとか。
置いてる本は聖書ばかりかと思ったが、バラエティに富んでいた。
歴史の本や、あとは物語集。
部屋には、食べる物や飲み物は何もなかったが、調度品はとてもきれいに掃除されていて、ベッドも使用人のベッドも含め、どれもこれもがとても大きく綺麗だった。
「久しぶりに、のびのびと寝ることができるな」
「そうですね。海亀の小屋もいいけど、やっぱりこういう広々とした部屋も、開放感がいい感じだと思います」
「天井、高いよね」
大きなベッドに飛び込むように寝っ転がったミズキがゴロンと上を向いて言った。
「天井にも絵が描いてあるでち」
「本当っス。文字も書いてあるスね」
「望遠鏡を使わないと読めないです」
「そうだな」
ピッキーがゴソゴソと望遠鏡を取り出して天井を見る。
バランスを崩してヨタヨタと後ずさりしてベッドに倒れ込む。
天井は湾曲している。
その湾曲した天井には確かに絵と何かの文章を書いてあった。
天井が高いだけだって、見るのも大変だ。
「なかなか読みづらいな。寝っ転がると湾曲した天井が微妙に読みにくいぞ」
「じゃあ、この大きなベッドを動かして、皆で読んでみましょうか」
「賛成!」
カガミの提案に、ミズキが賛成の声をあげ、オレ達も頷く。
二つとベッドに、皆が集まり魔法で浮かせて物語を読んだ。
とはいってもノアや獣人達3人には、その文字は読めない。
異国の文字か、それとも古い文字か、わからないが読めない文字だった。
そのため、カガミが読み聞かせるような形になった。
オレもゴロンと横になって、のんびりと絵を眺めながら、カガミの声を聞いた。
物語は、魔神の柱にまつわることだ。
最初はこの柱が何なのかがわからなかった。
だが1度滅ぼされた魔神が、長い年月の末、復活した時のことだ。
この柱に1人の巨大な魔物が現れたという。
魔物は歌いながら魔神の復活を喜んだ。
そして、魔神が完全に復活した後で、この柱から飛び降り、人々を襲ったそうだ。
それが魔王の登場だということだった。
膨大な犠牲を払った人々を哀れんだ神々は、各地の王に予言を残した。
今後もこのようなことが続くであろうと。
そして、それに対抗するための道しるべを渡したという。
途中、歴代の勇者の活躍などが挟まれ、物語は最後に4代目の勇者と初代皇帝が結婚して終わる。
この宿の天井に書かれていた物語は、そんな物語だった。
「へぇ、初代皇帝っていうのは、勇者の軍で副官をしていた人だったんスね」
「面白いよね」
「うん。あっちのお話も同じお話なの?」
ノアが、もう片方の側面を指差す。
もう一方の側面には別のお話が書いてあった。
初代皇帝の活躍が、短編の物語としていくつも書かれていた。
カガミはそのお話も読み上げた。
ノアと獣人達3人は目を輝かせて聞き入っていた。
皇帝の活躍は、さすがにちょっと都合良すぎだろうと思ったりもしたが、ノアが足をバタつかせ喜ぶ様子を見ると、そんなことはどうでもよくなった。
そして、その日は物語の感想を、皆で語り合いながら過ごした。
大きなベッドに皆が、寝っ転がったまま。
夜遅くまで、ダラダラと。
たまにはこういう夜もいいものだ。
元凶のヤツが倒れたことで、目に見えて、アンデッドの数が減ってきた。
アンデッドが新たに生まれなくなったのだと思う。
それから先は平穏な旅に戻り、問題なく神殿の村テヒーラへとたどり着くことができた。
真っ白く立派な建物が、まばらに建っているだけだ。
他の村や町にあるような生活感があまり感じられない。
神殿の村テヒーラから風が吹いているようで、草花がテヒーラとは逆側に揺れていた。
「エテーリウ様。ユテレシア様。お二人ともよくぞご無事で」
「朗報がございます。ついにアンデッドの数が減ってきたのです」
数人の神官が馬にのって迎えにきてくれた。
興奮気味に話す神官を、ユテレシアが手をかざすようにして制して、声を発する。
「確かに。それに私達は、元凶が滅ぼされる瞬間を見ましたので」
「それは、なんと!」
「聖なる歌と聖なる光で弱らせて、最後はノアサリーナ様が星降りの魔法で、元凶を打ち滅ぼしたトヨ」
「おぉ!」
「ただ、私達は疲れています。積もる話はまた後で」
そして、近くの神殿へと入る。
多くの神官が、点在する神殿に座り込んでいる姿が見えた。
大きな怪我はないが、疲労困憊といった様子だ。
「大変な状況だったのですね」
カガミが、意外と言った様子でユテレシアに尋ねた。
確かに、思った以上に厳しい状況にみえた。
「えぇ。ですが、ようやく終わりが見えてきました。皆様のおかげで、永遠に続くかと思われたアンデッドの群れが、ついに少なくなりつつあります」
そう言ってユテレシアは、馬足を速め、少し離れた場所にいた神殿へと向かっていった。
「申し訳ないヨ。こんな惨状なので、皆さんを十分な状態で迎えることができないトヨ」
一人残ったエテーリウが、難民に向かって言葉をかけた。
「いえっ。とんでもない。私たちを迎えてくれようというその言葉だけで十分でございます。ぜひとも私達にお手伝いさせてください」
言葉をかけられた難民も、神官達の疲労困憊な様子を見て、何か思うことがあったのだろう。
真剣な表情で協力を申し出ていた。
「私達がお手伝いできることがあれば……」
「さすがにノアサリーナ様達に、これ以上の助けは申し訳ないトヨ。何もできないけれど、良い部屋見繕うから休むといいト」
オレが協力を申し出ようとした時、先手を打つように断られ、逆に宿の手配をしてもらうことになった。
その後、泊まる場所として好きといい好きにしていいと言われて宿へと案内される。
「すごい部屋ですね」
「お偉いさんとかを迎えるトヨ。今は、まぁ、外がこんな状況だから、部屋を提供することぐらいしかできないトヨ」
「いえいえ。十分です。でもいいのですか?」
今回ばかりは、神殿も、余裕がないようにみえる。
いつもだと信徒勧誘などで妙に前向きな神官たちも、静かなので調子が狂う。
こうして考えてみると、戦いに明け暮れ疲労するよりも、信徒勧誘なんかで騒がしいほうがいいな。
「別に部屋余ってるトヨ。それに、これ以上のことは何もできないト。せめて良いお部屋を使って頂くくらいしかね」
そう言ってエテーリウは戻っていった。
あらためて、オレ達も手伝うと言ったが、それは他の神官達に遠慮された。
水や食事の提供だけでもすごく嬉しいし、それに一緒にきた難民に力を貸してもらっているので、これ以上、甘えることはできないということだった。
案内された部屋は大きな広間と、使用人用の小部屋が複数ある構成だった。
広間は、大きな窓と、本棚にまばらに置かれた本が印象的な部屋だった。
窓からは、魔神の柱がすぐそばに見える。
灰色で、三角形が波打つような幾何学模様のある柱だ。
ここに来る途中の説明によると、ケルワテでは魔王の塔と呼ばれていた物とほぼ同じものだという。
場所によって、呼び名が違うのだとか。
置いてる本は聖書ばかりかと思ったが、バラエティに富んでいた。
歴史の本や、あとは物語集。
部屋には、食べる物や飲み物は何もなかったが、調度品はとてもきれいに掃除されていて、ベッドも使用人のベッドも含め、どれもこれもがとても大きく綺麗だった。
「久しぶりに、のびのびと寝ることができるな」
「そうですね。海亀の小屋もいいけど、やっぱりこういう広々とした部屋も、開放感がいい感じだと思います」
「天井、高いよね」
大きなベッドに飛び込むように寝っ転がったミズキがゴロンと上を向いて言った。
「天井にも絵が描いてあるでち」
「本当っス。文字も書いてあるスね」
「望遠鏡を使わないと読めないです」
「そうだな」
ピッキーがゴソゴソと望遠鏡を取り出して天井を見る。
バランスを崩してヨタヨタと後ずさりしてベッドに倒れ込む。
天井は湾曲している。
その湾曲した天井には確かに絵と何かの文章を書いてあった。
天井が高いだけだって、見るのも大変だ。
「なかなか読みづらいな。寝っ転がると湾曲した天井が微妙に読みにくいぞ」
「じゃあ、この大きなベッドを動かして、皆で読んでみましょうか」
「賛成!」
カガミの提案に、ミズキが賛成の声をあげ、オレ達も頷く。
二つとベッドに、皆が集まり魔法で浮かせて物語を読んだ。
とはいってもノアや獣人達3人には、その文字は読めない。
異国の文字か、それとも古い文字か、わからないが読めない文字だった。
そのため、カガミが読み聞かせるような形になった。
オレもゴロンと横になって、のんびりと絵を眺めながら、カガミの声を聞いた。
物語は、魔神の柱にまつわることだ。
最初はこの柱が何なのかがわからなかった。
だが1度滅ぼされた魔神が、長い年月の末、復活した時のことだ。
この柱に1人の巨大な魔物が現れたという。
魔物は歌いながら魔神の復活を喜んだ。
そして、魔神が完全に復活した後で、この柱から飛び降り、人々を襲ったそうだ。
それが魔王の登場だということだった。
膨大な犠牲を払った人々を哀れんだ神々は、各地の王に予言を残した。
今後もこのようなことが続くであろうと。
そして、それに対抗するための道しるべを渡したという。
途中、歴代の勇者の活躍などが挟まれ、物語は最後に4代目の勇者と初代皇帝が結婚して終わる。
この宿の天井に書かれていた物語は、そんな物語だった。
「へぇ、初代皇帝っていうのは、勇者の軍で副官をしていた人だったんスね」
「面白いよね」
「うん。あっちのお話も同じお話なの?」
ノアが、もう片方の側面を指差す。
もう一方の側面には別のお話が書いてあった。
初代皇帝の活躍が、短編の物語としていくつも書かれていた。
カガミはそのお話も読み上げた。
ノアと獣人達3人は目を輝かせて聞き入っていた。
皇帝の活躍は、さすがにちょっと都合良すぎだろうと思ったりもしたが、ノアが足をバタつかせ喜ぶ様子を見ると、そんなことはどうでもよくなった。
そして、その日は物語の感想を、皆で語り合いながら過ごした。
大きなベッドに皆が、寝っ転がったまま。
夜遅くまで、ダラダラと。
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