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第二十章 聖女の行進
あんないにん
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芋判と言ってもちょうどいい芋がなかった。
ジャガイモ代わりに使っているメテの実は水分が多すぎる。
他の芋も堅かったり、インクが上手く乗らなかったり……どれもイマイチ。
かといって、それに合うような芋は手持ちの品にはなかった。
さすがに芋判の為に町中を探すのは最終手段だ。
結局、手持ちの野菜でエンドウ豆に似た豆を巨大化させて、芋の代わりにすることに落ち着いた。
ゴロゴロンと巨大化させた豆がテーブルに転がる。
「これをどうするんですか」
いつもなら、一歩距離を取って、控えめなトッキーがテーブルにかぶりつくようにしがみつき声をあげる。
「そうだね。トッキーこうやってね」
ミズキが実践するかのように豆を真っ二つに切る。
そして一片を手に取り、トッキー達に見せびらかすようにし、言葉を続けた。
「この平たい面にね。とりあえず、こうやって下書きをして……」
実演しながらミズキが工程を説明する。
喋りながら豆の断面に星マークを描いた。
それからナイフを手に取り、下書きに沿って切り込みを入れる。
「お星様だよ。リーダ」
「そうだね」
ノアも行程が進むにつれて、楽しくなってきたようだ。
さっきからそわそわしている。
そんな間も、ミズキの実演は続き、星形に切れ込みを入れた芋判ならぬ豆判に、もう一度なぞるように切り込みを入れる。
そうして星型に切れ込みを作った後。
インクを指につけ、星型に擦り付けた。
「じゃあ、見ててね」
そう言うとミズキは手元の紙にトントンと豆判を押し付ける。
「わっ。印ができた!」
トッキーが彼にしては珍しく大きな声を上げた。
その視線の先には、星型のマークがついた紙があった。
「トントン、トントン」
ミズキがそうリズミカルに口ずさみ豆判を何度か紙に叩きつける。
すると、薄くなりながら星型が幾つも並んだ。
「増えたでち」
「面白いでしょ? これを作ります」
ミズキが高らかに宣言し、カガミが拍手した。
それにつられて、ノアや獣人達3人も拍手する。
「ナイフを使うのは、ノアちゃん達には危なくないか?」
「何を今更? 剣で戦う稽古とかしてるのに」
「まぁ、そりゃそうだが」
「スプーンはどうでしょう? スプーンでサクサクっと。豆ならいけると思います。思いません?」
「そっちの方がいいな」
それからは、ミズキの指導のもと、みんなで豆判作りを始める。
ノアは花を作ることにしたようだ。
ピッキーはハンマー、トッキーはフライパン、チッキーは葉っぱだ。
こうして見ると、個性が垣間見えて楽しい。
ミズキは星の月は三日月を作るようだ。
プレインは楽器だ。バイオリンの形をした豆判を作るようだ。
複雑な図形で、結構な大作だ。
「あとはお礼状に合う紙が欲しいよね」
お礼の手紙に似合う紙か。確かにオレ達が持っている紙は全部味気ないものだ。
お礼の手紙に似合うという感じではないかな。
「了解。オレが買ってくるよ」
そう言って、広間から出ていく。
しばらく歩いて行くと後ろからカガミが小走りに追いかけてきた。
「どうしたんだ?」
「リーダに任せると危ないって」
「誰が?」
まったく。誰かそんな失礼なこと言うのだ。
「みんな」
ひどい一言が返ってきた。
「オレってそんなに信用ないかなぁ」
「信用以前にハロルドの件があったからだと思います。思いません?」
「ハロルドの件?」
「ほら、似顔絵の。だから、リーダの美術センスは怖いってことだと思います」
なんてことだ。
まあいいや。
1人で選んで、後でぶつくさ言われるより、カガミと一緒に選んだ方が安心できる。
これで何か問題があっても連帯責任だ。
広い広い庭を通り抜け、門のところへ行く。
門のところにいる門番と、誰かが話をしている声が聞こえた。
「あの馬車……すごく豪華だと思います。思いません?」
確かに1台の大きな馬車が止まっている。屋根のところはキラキラと淡い光で輝いていて、ただの馬車とは思えない。
何らかの魔法の力を持った馬車なのだろう。
「あぁ。リーダ様」
困り切った表情の門番が、オレを見つけて声をあげる。
「呪い子の奴隷に敬称などと……なんてみっともない」
門番と話をしていた女性が嘲笑うような声が聞こえた。
「こちらの方は?」
「アルミーン家令嬢ケアルテト様です。主に代わり、私が話します」
オレが門番へと声をかけると、門番の代わりに、先ほどあざ笑っていた女性がオレに答えた。
どうやら、門の前にとまっている馬車の中にいる人の部下なのだろう。
偉そうだ。
遠目から見て立派だった馬車は、近くで見ても立派だった。
4頭立ての大きく豪華な馬車。それが中にいる人間が権力者であることを物語る。
「左様ですか。私は、ノアサリーナ様の筆頭奴隷のリーダと申します」
「リーダ……なるほど、お前がリーダか。ケアルテト様が、お前達の案内役として帝都まで連れて行く。すぐに支度なさい」
相手が何者かわからないため、無難な自己紹介をすると、相手は何かに納得し命令口調でまくしたてた。
馬車の中の人が、案内役。
なるほど、アサントホーエイから先の案内人か。
前の人といい、本当に偉そうな人ばかりだな。しかも今回は、馬車の中に案内人は引きこもって、その部下の女性がしゃべっているだけだ。
だが、帝都への案内か。
ノアの父親は、帝国の首都にいるということになるのかな。
だが、すぐにといわれてもこちらには予定がある。
お前がスケジュールを勝手に決めるなという感じだ。
「かしこまりました。案内していただける方がお見えになったと伝えて参ります」
「伝えるだけではない。すぐに連れてきなさい」
「お嬢様にも予定がございますので」
前にもあったパターンだ。
こちらの予定などお構いなしだ。
「お前は、ナセルディオ様の命令よりも、呪い子の意思を優先するというのか!」
オレの返答に、先ほどから命令口調の女性が激昂し大声を上げた。
ナセルディオ?
命令?
「私の主はノアサリーナ様です」
オレの言葉に、顔を赤くした命令口調の女性は、さらに何かを言いかける。
そのときだ。
馬車の側面が、フッと消えた。
そして、馬車の中があらわになった。豪華な車内。
そこには二人の人がいた。
そのうちの一人、胸元を強調したドレスの女性が、命令口調の女性へと手に持った杖をむけた。
「ケアルテトさ……ま?」
首筋に杖の先が触れ、命令口調の女性が小さく悲鳴のような声をあげる。
『パァン』
小さな炸裂音がした。
直後、先ほどまで命令口調であった女性が倒れた。
よく見ると首の辺りが真っ黒になっている。
「少し言い過ぎでしてよ」
か細い声でそう言ったかと思うと、ドレス姿の女性……ケアルテトはオレを見て、言葉を続ける。
「ごめんなさい。騒々しくて……ですが、愛しいあの方には時間が必要なの。ノアサリーナにとっても、あの方に従うことが幸せにつながりますのよ。ですから……ですから、ノアサリーナを連れてきて頂けるかしら? 渋るようなら、これを使うとよろしくてよ」
フッと小さく笑ってケアルテトは、小さな小瓶をオレの足下へと投げた。
「これは?」
「眠り薬。必要であれば別の物でもよろしくてよ」
そう言って、彼女は微笑んでこちらを見た。
その笑顔を見て、背筋が凍る。
うつろな目に、引きつったような笑顔。
作り笑いにしても下手くそで、不気味だ。
というか、下手に拒否するのはダメな手合いだとオレの本能がつげる。
先ほどまでうるさかった命令口調の女性が横たわりピクピクと痙攣している姿が、余計にケアルテトのやばさを表す。
むやみに拒否はできない。何をされるかわかったものじゃない。
だけれど、希望は通す。
落としどころだ。
必要なのは、向こうの納得が得られる落としどころ。そう考えた。
ジャガイモ代わりに使っているメテの実は水分が多すぎる。
他の芋も堅かったり、インクが上手く乗らなかったり……どれもイマイチ。
かといって、それに合うような芋は手持ちの品にはなかった。
さすがに芋判の為に町中を探すのは最終手段だ。
結局、手持ちの野菜でエンドウ豆に似た豆を巨大化させて、芋の代わりにすることに落ち着いた。
ゴロゴロンと巨大化させた豆がテーブルに転がる。
「これをどうするんですか」
いつもなら、一歩距離を取って、控えめなトッキーがテーブルにかぶりつくようにしがみつき声をあげる。
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そして一片を手に取り、トッキー達に見せびらかすようにし、言葉を続けた。
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実演しながらミズキが工程を説明する。
喋りながら豆の断面に星マークを描いた。
それからナイフを手に取り、下書きに沿って切り込みを入れる。
「お星様だよ。リーダ」
「そうだね」
ノアも行程が進むにつれて、楽しくなってきたようだ。
さっきからそわそわしている。
そんな間も、ミズキの実演は続き、星形に切れ込みを入れた芋判ならぬ豆判に、もう一度なぞるように切り込みを入れる。
そうして星型に切れ込みを作った後。
インクを指につけ、星型に擦り付けた。
「じゃあ、見ててね」
そう言うとミズキは手元の紙にトントンと豆判を押し付ける。
「わっ。印ができた!」
トッキーが彼にしては珍しく大きな声を上げた。
その視線の先には、星型のマークがついた紙があった。
「トントン、トントン」
ミズキがそうリズミカルに口ずさみ豆判を何度か紙に叩きつける。
すると、薄くなりながら星型が幾つも並んだ。
「増えたでち」
「面白いでしょ? これを作ります」
ミズキが高らかに宣言し、カガミが拍手した。
それにつられて、ノアや獣人達3人も拍手する。
「ナイフを使うのは、ノアちゃん達には危なくないか?」
「何を今更? 剣で戦う稽古とかしてるのに」
「まぁ、そりゃそうだが」
「スプーンはどうでしょう? スプーンでサクサクっと。豆ならいけると思います。思いません?」
「そっちの方がいいな」
それからは、ミズキの指導のもと、みんなで豆判作りを始める。
ノアは花を作ることにしたようだ。
ピッキーはハンマー、トッキーはフライパン、チッキーは葉っぱだ。
こうして見ると、個性が垣間見えて楽しい。
ミズキは星の月は三日月を作るようだ。
プレインは楽器だ。バイオリンの形をした豆判を作るようだ。
複雑な図形で、結構な大作だ。
「あとはお礼状に合う紙が欲しいよね」
お礼の手紙に似合う紙か。確かにオレ達が持っている紙は全部味気ないものだ。
お礼の手紙に似合うという感じではないかな。
「了解。オレが買ってくるよ」
そう言って、広間から出ていく。
しばらく歩いて行くと後ろからカガミが小走りに追いかけてきた。
「どうしたんだ?」
「リーダに任せると危ないって」
「誰が?」
まったく。誰かそんな失礼なこと言うのだ。
「みんな」
ひどい一言が返ってきた。
「オレってそんなに信用ないかなぁ」
「信用以前にハロルドの件があったからだと思います。思いません?」
「ハロルドの件?」
「ほら、似顔絵の。だから、リーダの美術センスは怖いってことだと思います」
なんてことだ。
まあいいや。
1人で選んで、後でぶつくさ言われるより、カガミと一緒に選んだ方が安心できる。
これで何か問題があっても連帯責任だ。
広い広い庭を通り抜け、門のところへ行く。
門のところにいる門番と、誰かが話をしている声が聞こえた。
「あの馬車……すごく豪華だと思います。思いません?」
確かに1台の大きな馬車が止まっている。屋根のところはキラキラと淡い光で輝いていて、ただの馬車とは思えない。
何らかの魔法の力を持った馬車なのだろう。
「あぁ。リーダ様」
困り切った表情の門番が、オレを見つけて声をあげる。
「呪い子の奴隷に敬称などと……なんてみっともない」
門番と話をしていた女性が嘲笑うような声が聞こえた。
「こちらの方は?」
「アルミーン家令嬢ケアルテト様です。主に代わり、私が話します」
オレが門番へと声をかけると、門番の代わりに、先ほどあざ笑っていた女性がオレに答えた。
どうやら、門の前にとまっている馬車の中にいる人の部下なのだろう。
偉そうだ。
遠目から見て立派だった馬車は、近くで見ても立派だった。
4頭立ての大きく豪華な馬車。それが中にいる人間が権力者であることを物語る。
「左様ですか。私は、ノアサリーナ様の筆頭奴隷のリーダと申します」
「リーダ……なるほど、お前がリーダか。ケアルテト様が、お前達の案内役として帝都まで連れて行く。すぐに支度なさい」
相手が何者かわからないため、無難な自己紹介をすると、相手は何かに納得し命令口調でまくしたてた。
馬車の中の人が、案内役。
なるほど、アサントホーエイから先の案内人か。
前の人といい、本当に偉そうな人ばかりだな。しかも今回は、馬車の中に案内人は引きこもって、その部下の女性がしゃべっているだけだ。
だが、帝都への案内か。
ノアの父親は、帝国の首都にいるということになるのかな。
だが、すぐにといわれてもこちらには予定がある。
お前がスケジュールを勝手に決めるなという感じだ。
「かしこまりました。案内していただける方がお見えになったと伝えて参ります」
「伝えるだけではない。すぐに連れてきなさい」
「お嬢様にも予定がございますので」
前にもあったパターンだ。
こちらの予定などお構いなしだ。
「お前は、ナセルディオ様の命令よりも、呪い子の意思を優先するというのか!」
オレの返答に、先ほどから命令口調の女性が激昂し大声を上げた。
ナセルディオ?
命令?
「私の主はノアサリーナ様です」
オレの言葉に、顔を赤くした命令口調の女性は、さらに何かを言いかける。
そのときだ。
馬車の側面が、フッと消えた。
そして、馬車の中があらわになった。豪華な車内。
そこには二人の人がいた。
そのうちの一人、胸元を強調したドレスの女性が、命令口調の女性へと手に持った杖をむけた。
「ケアルテトさ……ま?」
首筋に杖の先が触れ、命令口調の女性が小さく悲鳴のような声をあげる。
『パァン』
小さな炸裂音がした。
直後、先ほどまで命令口調であった女性が倒れた。
よく見ると首の辺りが真っ黒になっている。
「少し言い過ぎでしてよ」
か細い声でそう言ったかと思うと、ドレス姿の女性……ケアルテトはオレを見て、言葉を続ける。
「ごめんなさい。騒々しくて……ですが、愛しいあの方には時間が必要なの。ノアサリーナにとっても、あの方に従うことが幸せにつながりますのよ。ですから……ですから、ノアサリーナを連れてきて頂けるかしら? 渋るようなら、これを使うとよろしくてよ」
フッと小さく笑ってケアルテトは、小さな小瓶をオレの足下へと投げた。
「これは?」
「眠り薬。必要であれば別の物でもよろしくてよ」
そう言って、彼女は微笑んでこちらを見た。
その笑顔を見て、背筋が凍る。
うつろな目に、引きつったような笑顔。
作り笑いにしても下手くそで、不気味だ。
というか、下手に拒否するのはダメな手合いだとオレの本能がつげる。
先ほどまでうるさかった命令口調の女性が横たわりピクピクと痙攣している姿が、余計にケアルテトのやばさを表す。
むやみに拒否はできない。何をされるかわかったものじゃない。
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