日常生活の狂気

オルタナ詩人

若い時は
音楽ぐらいしか
楽しみがなく
音楽に
どっぷり浸る
毎日を
送っていた

それが50歳過ぎた
今現在では
音楽以外の
楽しみも
次第に
増えてきた

特にネット投稿している
詩作の関係で
おカネになることに
目覚めていから
おカネがおれの
銀行口座に
振り込まれることも
大きな楽しみに
なってきた

おれがまだ若くて
詩を書き始めた頃から
考えると
詩を書くだけで
それがおカネに
なるなんて
信じがたい
ことだった

女とセックスを
するだけで
おカネになると
言うこと以上に
信じがたいことだ

かつて
音楽が
時代の文化の
主流だったように
現代は
ネット小説の
創作活動が
時代の文化の
主流になった

ただし
書きたがるやつは
たくさんいるが
その大半が
似たりよったりで
一過性の
モノに過ぎない

おれみたいに
詩を書くことに
情熱を
燃やしている書き手なんて
ほとんどいない

いたとしても
ロクなモノが
出来上がらないだろう

今の主流の
ネット小説の
大半が
一時的な流行に
のっとった
一過性の
モノに過ぎない

だからおれみたいな
反主流の
インディー詩人が
若者世代の
代弁者と
呼べる存在に
なった訳だ

長い目で
見ていけば良い
おれはそのうち
経済的にも
成功してみせる

その結果
若者の
代弁者と
呼ばれなく
なったとしても