日常生活の狂気

喫茶店と言う名のライフスタイル

昔郵便局で
働いていた頃から
昼間働いて
空いた時間に
詩を書く作業を
続けてきた

おれはその昔から
今まで
昼間の仕事を
やらなくても
文筆業だけで
食っていくことを
考えていた

今現在
働いている
喫茶店も
いつ辞めても
良いように
そのつもりでいた

でも考えが
変わった
おれが今の
喫茶店を辞めたら
今まで積み上げて
きたモノが
全部パーになる

それは毎日の
生活の為と
言うよりも
人間関係や
おれ自身と
親しくして
もらっている
人たちと
毎日顔を
合わせることが
出来なくなることだ

おれが喫茶店を
辞めることは
簡単だが
辞めることで
今まで積み上げてきた
おカネには
変えられないモノを
一瞬にして
失うことになる

だから
多少のストレスや
仕事のことで
面倒だなと
感じることが
あったとしても
当分の間は
喫茶店で
働くことにする

おれが今
喫茶店を辞めても
良いことなんて
一つもない

だから
おれは喫茶店を
辞めずに
続けていくことだけを
考えている

たとえ
喫茶店の年収を
上回るほど
副業の方で
稼げるように
なったとしても
おれはすぐには
喫茶店を
辞めずに
続けていくつもりだ

当分の間は
おれは今の
ライフスタイルを
変えるつもりはない