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世界一美味しい職業
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詩人にしても
ミュージシャンにしても
それぞれ才能が
あって
人気が出なくては
どうしようもない
世界だが
ひとたび人気が
出れば
こんなに
良い職業はない
ひとたびでも
人気が出れば
若くて
見た目が可愛い
女や
美人の女から
一目置かれる
存在になれる
おれもめでたく
人気詩人の
仲間入りを
果たすことが
出来た訳だ
おれ自身
勤務先の
喫茶店が
入っている
公民館の
腰掛けに
何気なく
おれが座っているだけで
おれとは面識のない
見知らぬ
若い女の子たちから
通りすがりに
「あの人
ラルクよりも
人気がある人だよ」と
噂されるまでに
成長した
詩人でも
ミュージシャンでも
才能があって
人気が出なくては
どうしようもない
世界だが
ひとたびでも
人気が出れば
こんなに美味しい
思いが出来る
おれはあたかも
ローリング・ストーンズの
ミック・ジャガーのような
スーパースターにでも
なったような
気分だ
おれは詩を
書き始めてから
40年以上は
経つが
詩人であることが
こんなにも
良いこととは
思わなかった
おれはもう
かつてのような
オチコボレでもなければ
劣等生でも
無くなった
おれ自身
詩人であることが
自分でも
誇らしく
感じてくる
詩人や
ミュージシャン
というのは
一度でも
人気が出れば
こんなにも
美味しい思いが
出来る職業だ
詩人を目指して
頑張ってきて
良かった
ミュージシャンにしても
それぞれ才能が
あって
人気が出なくては
どうしようもない
世界だが
ひとたび人気が
出れば
こんなに
良い職業はない
ひとたびでも
人気が出れば
若くて
見た目が可愛い
女や
美人の女から
一目置かれる
存在になれる
おれもめでたく
人気詩人の
仲間入りを
果たすことが
出来た訳だ
おれ自身
勤務先の
喫茶店が
入っている
公民館の
腰掛けに
何気なく
おれが座っているだけで
おれとは面識のない
見知らぬ
若い女の子たちから
通りすがりに
「あの人
ラルクよりも
人気がある人だよ」と
噂されるまでに
成長した
詩人でも
ミュージシャンでも
才能があって
人気が出なくては
どうしようもない
世界だが
ひとたびでも
人気が出れば
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おれはあたかも
ローリング・ストーンズの
ミック・ジャガーのような
スーパースターにでも
なったような
気分だ
おれは詩を
書き始めてから
40年以上は
経つが
詩人であることが
こんなにも
良いこととは
思わなかった
おれはもう
かつてのような
オチコボレでもなければ
劣等生でも
無くなった
おれ自身
詩人であることが
自分でも
誇らしく
感じてくる
詩人や
ミュージシャン
というのは
一度でも
人気が出れば
こんなにも
美味しい思いが
出来る職業だ
詩人を目指して
頑張ってきて
良かった
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