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第2章 雄飛の青少年期編
053 部活動紹介(前座)
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部活動紹介。
黙っていても入部希望者が来てくれるような部はともかくとして、知名度の低い部にとっては新入部員獲得の最大のチャンスとなる場だ。
時にその結果が部の存亡や部費の増減にも関わってくるため、他にはない特別な熱が感じられるイベントでもある。
いや、やる気がない部はとことんやる気がないけどな。
「ねえ、野球部が見当たらないんだけど」
教室から部活動紹介が行われる講堂に移動した後。
長椅子の右隣に座っている美海ちゃんが、配布されたパンフレットをパラパラと流し見ながら小声で尋ねてくる。
特に席順は指定されていないので、左隣にはあーちゃんがいる。
彼女はイベントに全く興味がないようで、俺の左手を弄って暇潰しをしている。
昇二は美海ちゃんの奥だ。
四方の女子がいなくなるまで動けなかったので、俺達がクラスの最後尾だった。
「えっと、わざわざこんなのしなくても皆入部するからやる必要がないとか?」
「この学校で?」
昇二の言葉に不審そうに返す美海ちゃん。
まあ、今彼女が耳にしている野球部の情報を基にすると疑問を抱くのが当然だ。
「野球部は有名無実だからな。ここには載ってないよ」
「どういうことよ」
「この最後に並んでる3つの同好会。これが組み合わさったのが野球部なんだ」
「はあ?」
美海ちゃんは意味が分からないと言いたげだ。
正直、俺が何も知らずに今の話を聞いても同じ反応をしたと思う。
「ちゃんと説明――」
彼女は俺の言葉の意図を知ろうと口を開くが……。
丁度そのタイミングで部活動紹介が始まってしまった。
美海ちゃんは渋々押し黙る。
「皆さん、ご入学おめでとうございます! 私達は料理研究部です!」
トップバッターの女子生徒が緊張を振り払うように元気よく告げる。
と同時に、彼女の後ろに野菜の着ぐるみを着た生徒がわらわらと出てきた。
人参。ピーマン。玉ねぎ。椎茸。後は……肉? 豚肉かな。
その彼らは、どこかのゲームならMPを吸い取られそうな踊りを披露し始めた。
これは……初っ端からイロモノが来たな。
「食こそ体の基礎! 一流のプロ野球選手の裏にも徹底した栄養管理あり! おいしくて体にいい。そんな料理を日夜研究しています!」
いいことを言っているんだろうけど、謎の踊りのせいで話が入ってこない。
意識が散って困っていると、やがて時間が来たのか着ぐるみ達がはけていく。
そして最後の挨拶。
「私達は去年、全国中学生料理コンテストの本選で優秀賞を受賞しました。過去には最優秀賞を受賞した実績もあります!」
……へえ。それは凄いな。
純粋に感心する。
「皆さんも一緒に料理研究をしてみませんか? 興味がある方は、放課後に家庭科室へとお越し下さい。ご清聴ありがとうございました!」
料理研究部の代表らしき女の子はやり切った顔で去っていく。
うーむ。これは徹底的に真面目にやってもよかったんじゃないかな。
そんだけの実績があるんだったら。
ちょっとそう思ったが、所詮は最初から入る気のない外野の意見だ。
内部事情は分からない。
もしかしたら、お堅く見られるのを嫌ったのかもしれない。
この部活はそれこそ黙ってても入部希望者が来てくれる側だろうしな。
ガチ勢ばかりで凝り固まらないように、ライト層も入れておきたい。
そんな風に考えても不思議じゃない。
何にしても周りの反応自体は悪くない。
成功と言っていいだろう。
さて、次の部活だ。
続いて現れたのは……。
「我々は筋トレ研究部です!」
タンクトップを着た暑苦しいマッシブな集団。
それを見た美海ちゃんはちょっと嫌そうな顔になる。
ひょろい子ばっかりという彼女の発言がフラグだった訳じゃないだろうけど、ガタイがいい男達が何人も出てきてボディビルのようなポーズを決めている。
まあ、ブーメランパンツの集団ではないだけまだマシだ。
さすがにそこは自重したのだろう。
男子校ならともかく、男女共学だしな。
「魅せる筋肉は勿論、プロ野球選手も実践する効率的なトレーニングの効果を自分の体を実験材料に検証したりしています!」
……言葉だけだとちょっとマッドな雰囲気がある。
まあ、筋肉信奉者はおよそ一般人の理解の及ばない部分もなくはない。
ある種の狂気が必要な領域も、そこにはあるのかもしれない。
「心を筋肉の鎧で覆えば、気弱な自分ともおさらば! 自信と筋肉量の関係式は指数関数! 皆さんも筋肉を鍛えて新たな自分を手に入れましょう!」
お、おう。
最後の畳みかけるようなセリフに少し気圧されてしまう。
彼らは全員で一斉に異なるポーズを取り、壇上から颯爽と去っていった。
物凄く濃い奴らだったな。
インパクトは間違いなくあった。
それで入部したくなるかは、また別の話だが。
……ただ、まあ、ひたすら筋肉を鍛えるのはちょっとオタク的と言うか。
黙々とやっていく感じの人間と意外と相性がいい感じもする。
こういう学校の生徒こそ、のめり込んで沼にはまったりするのかもしれないな。
と、筋トレ研究部のアピールに意識を持ってかれている間にも紹介は進む。
文芸部。
囲碁・将棋部。
吹奏楽部。
ロボコン部
パソコン研究部。
歴史研究部。
新聞部などなど。
まあ、一般的な文化部はほぼ網羅している様子だ。
最初2つが濃厚過ぎたが、それ以外も各々中々の熱量があった。
逆にスポーツ系は本当に数が少なかった。
室内スポーツ部。
屋外スポーツ部。
少な過ぎて、その2つに統合されてしまっているようだった。
野球に狂った世界の弊害が諸に出ているな。
そこはサラッと終わり、部活動紹介も残すところ後3団体となる。
さて。
ようやく件の同好会の出番が来たようだな。
黙っていても入部希望者が来てくれるような部はともかくとして、知名度の低い部にとっては新入部員獲得の最大のチャンスとなる場だ。
時にその結果が部の存亡や部費の増減にも関わってくるため、他にはない特別な熱が感じられるイベントでもある。
いや、やる気がない部はとことんやる気がないけどな。
「ねえ、野球部が見当たらないんだけど」
教室から部活動紹介が行われる講堂に移動した後。
長椅子の右隣に座っている美海ちゃんが、配布されたパンフレットをパラパラと流し見ながら小声で尋ねてくる。
特に席順は指定されていないので、左隣にはあーちゃんがいる。
彼女はイベントに全く興味がないようで、俺の左手を弄って暇潰しをしている。
昇二は美海ちゃんの奥だ。
四方の女子がいなくなるまで動けなかったので、俺達がクラスの最後尾だった。
「えっと、わざわざこんなのしなくても皆入部するからやる必要がないとか?」
「この学校で?」
昇二の言葉に不審そうに返す美海ちゃん。
まあ、今彼女が耳にしている野球部の情報を基にすると疑問を抱くのが当然だ。
「野球部は有名無実だからな。ここには載ってないよ」
「どういうことよ」
「この最後に並んでる3つの同好会。これが組み合わさったのが野球部なんだ」
「はあ?」
美海ちゃんは意味が分からないと言いたげだ。
正直、俺が何も知らずに今の話を聞いても同じ反応をしたと思う。
「ちゃんと説明――」
彼女は俺の言葉の意図を知ろうと口を開くが……。
丁度そのタイミングで部活動紹介が始まってしまった。
美海ちゃんは渋々押し黙る。
「皆さん、ご入学おめでとうございます! 私達は料理研究部です!」
トップバッターの女子生徒が緊張を振り払うように元気よく告げる。
と同時に、彼女の後ろに野菜の着ぐるみを着た生徒がわらわらと出てきた。
人参。ピーマン。玉ねぎ。椎茸。後は……肉? 豚肉かな。
その彼らは、どこかのゲームならMPを吸い取られそうな踊りを披露し始めた。
これは……初っ端からイロモノが来たな。
「食こそ体の基礎! 一流のプロ野球選手の裏にも徹底した栄養管理あり! おいしくて体にいい。そんな料理を日夜研究しています!」
いいことを言っているんだろうけど、謎の踊りのせいで話が入ってこない。
意識が散って困っていると、やがて時間が来たのか着ぐるみ達がはけていく。
そして最後の挨拶。
「私達は去年、全国中学生料理コンテストの本選で優秀賞を受賞しました。過去には最優秀賞を受賞した実績もあります!」
……へえ。それは凄いな。
純粋に感心する。
「皆さんも一緒に料理研究をしてみませんか? 興味がある方は、放課後に家庭科室へとお越し下さい。ご清聴ありがとうございました!」
料理研究部の代表らしき女の子はやり切った顔で去っていく。
うーむ。これは徹底的に真面目にやってもよかったんじゃないかな。
そんだけの実績があるんだったら。
ちょっとそう思ったが、所詮は最初から入る気のない外野の意見だ。
内部事情は分からない。
もしかしたら、お堅く見られるのを嫌ったのかもしれない。
この部活はそれこそ黙ってても入部希望者が来てくれる側だろうしな。
ガチ勢ばかりで凝り固まらないように、ライト層も入れておきたい。
そんな風に考えても不思議じゃない。
何にしても周りの反応自体は悪くない。
成功と言っていいだろう。
さて、次の部活だ。
続いて現れたのは……。
「我々は筋トレ研究部です!」
タンクトップを着た暑苦しいマッシブな集団。
それを見た美海ちゃんはちょっと嫌そうな顔になる。
ひょろい子ばっかりという彼女の発言がフラグだった訳じゃないだろうけど、ガタイがいい男達が何人も出てきてボディビルのようなポーズを決めている。
まあ、ブーメランパンツの集団ではないだけまだマシだ。
さすがにそこは自重したのだろう。
男子校ならともかく、男女共学だしな。
「魅せる筋肉は勿論、プロ野球選手も実践する効率的なトレーニングの効果を自分の体を実験材料に検証したりしています!」
……言葉だけだとちょっとマッドな雰囲気がある。
まあ、筋肉信奉者はおよそ一般人の理解の及ばない部分もなくはない。
ある種の狂気が必要な領域も、そこにはあるのかもしれない。
「心を筋肉の鎧で覆えば、気弱な自分ともおさらば! 自信と筋肉量の関係式は指数関数! 皆さんも筋肉を鍛えて新たな自分を手に入れましょう!」
お、おう。
最後の畳みかけるようなセリフに少し気圧されてしまう。
彼らは全員で一斉に異なるポーズを取り、壇上から颯爽と去っていった。
物凄く濃い奴らだったな。
インパクトは間違いなくあった。
それで入部したくなるかは、また別の話だが。
……ただ、まあ、ひたすら筋肉を鍛えるのはちょっとオタク的と言うか。
黙々とやっていく感じの人間と意外と相性がいい感じもする。
こういう学校の生徒こそ、のめり込んで沼にはまったりするのかもしれないな。
と、筋トレ研究部のアピールに意識を持ってかれている間にも紹介は進む。
文芸部。
囲碁・将棋部。
吹奏楽部。
ロボコン部
パソコン研究部。
歴史研究部。
新聞部などなど。
まあ、一般的な文化部はほぼ網羅している様子だ。
最初2つが濃厚過ぎたが、それ以外も各々中々の熱量があった。
逆にスポーツ系は本当に数が少なかった。
室内スポーツ部。
屋外スポーツ部。
少な過ぎて、その2つに統合されてしまっているようだった。
野球に狂った世界の弊害が諸に出ているな。
そこはサラッと終わり、部活動紹介も残すところ後3団体となる。
さて。
ようやく件の同好会の出番が来たようだな。
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