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一日目
第2話 一日目 2/5
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日乃実ちゃんがいない。1LDKの小さな間取りで人を見失うなんてそうないだろうに。
僕の部屋にお邪魔するなり、各所をウキウキで見て回っていたはずだが、いつの間にか部屋には一人暮らしの静寂が帰って来ていた。果たして、彼女はいずこに。
日乃実ちゃんを探して居間に来たとき、不意にベランダから五月らしい強い風が吹き込む。
サーッと風に飛ばされる淡い白カーテンの向こうに彼女の姿はあった。
さっきまでの騒がしさはすっかり鳴りを潜め、ベランダの手すりに腕を乗せて大人しく景色を眺めている……というより、景色のどこか一点だけを見つめているような……?
用件があって探したというのに、日乃実ちゃんの後ろ姿はどこか神妙で、僕は声を掛けることすらためらった。
そっとしておくべきかと迷っていたが、振り返った日乃実ちゃんと視線がぶつかる。
「シンタロー、な~んか変な顔。どしたの?」
漢字の「凸」を逆にした典型的なジト目で訝しんでくる。そんなに変な顔してないだろ、気を遣おうとした顔だぞ。
「……昼飯はどうするかなーと思って」
すると彼女のジト目が一変、驚きと少しの怒りを露わにする。
「あーっ! シンタローがご飯のこと言う!? もーほんっとに呆れちゃうんだから!」
日乃実ちゃんは僕の部屋をウキウキで内見したかと思えば、神妙になったりジト目をしたり。そして今度は突然キレだしたりと、部屋に着いてから感情が忙しい。
とてもいいことだと思う。オープンキャンパス然り、東京見物をするにしても、とにかくのびのび過ごして欲しいと考えていたので、話に聞いていた通りの遠慮のない振る舞いを見ると僕は安心する。
が、それはそれとして。
「ほら、ちょっとこっち来て」
「え……ちょい、待てって………」
腕をがしと掴まれ引っ張られ、僕は冷蔵庫の前へあっという間に連行された。
「あの日乃実ちゃん? いや日乃実さん。これは一体……」
一体何が行われようとしているのかよくわからないです、といった風でいると日乃実ちゃんはもはや遠慮なしに冷蔵庫の野菜室を引き開ける。
「キュウリ一本とお豆腐しかないけど、シンタロー?」
彼女の眉間に皺が寄ったのを目視し、僕は頭を掻いて弁明する。
「好きなんだよね、キュウリ。野菜の中でも食べやすくてさ。豆腐は身体に良さそうだから買い溜めてあって」
「うんうん、それじゃ次。調味料はどこに?」
「調味料は、その……」
使わないんだ、料理には。
いつの頃からか手間に面倒くささを覚えた僕は、およそ調理という工程を省いた。
丸洗い丸かじりきゅうりの歯ごたえは美味しいを通り越して心地よさすらあるし、豆腐はお酒の友にしている。
「信っじらんない! そんなんでよくお昼ご飯のこと訊けたよねぇっ!?」
「いや、そこはほら! これから買い出しに行くつもりだったんだって。さぁ料理長、出かける準備をしたまえ」
食材、調味料。
白状すると、本来なら日乃実ちゃんを招く前に買いそろえるつもりだったのだが、失念していた。
詰め寄られた僕は叱責から逃れたくて苦し紛れに玄関を指差す。
「そんなの当たり前でしょ! 私が引いてるのはそこじゃないんだから、もう!」
玄関に伸びる僕の腕は、息を荒げる彼女によって無理矢理下げられた。
「カップ麵ならいくらかあったはずだけど……どう?」
「お昼ご飯がカップ麵だとして、夜ご飯はどーするの? またカップ麵になっちゃうけど?」
「自分の至らなさにぐうの音も出ないです。反省してます。さ、車出すか!」
誤魔化し誤魔化し、車のキーでビシッと玄関口を差した。
「もーホントありえないっ……」
二人してマンションの地下駐車場に移動、そして指定の場所に僕の車はある。白く小さく、維持費も安く済む車種らしい。
らしい、なんて言い方をした通り、僕は車について明るくない。
仕事に慣れ、貯金もそこそこ貯まった頃、安さ以外は特にこだわらずに購入した車。仕事でもプライベートでも、なんだかんだ僕のもとで十年くらい役に立ってくれている。
その助手席によっこいしょと少女が座る。少女とはもちろん日乃実ちゃんのことだが、購入以来女性や子供を乗せたことなど一度もなかったもんだから……なんだろう。
(何というか、そわそわする感じだな。妙に落ち着かない)
普段は独りだった運転に、今日は日乃実ちゃんがセット。それ自体は違和感で間違いないが、その非日常感が心地いいと表すべきか。
「なぁ日乃実ちゃんよ」
「んうー?」
「……この状況、まるで親子みたいじゃないか?」
普通に投げかけたつもりだったが、僕はなぜか、日乃実ちゃんの方に顔を向けられないでいた。
「え~そうかなぁ? 私のおとーさんはおとーさんだけだし。シンタローはどっちかっていうとアレだよ、ほら――――」
「当てよう。俺の年齢じゃ、どうせ近所のおじさんとかそのあたりだろ?」
キーを回して、エンジンをかける。予め踏んでいたブレーキペダルが、ブゥゥンというエンジンの響きをなだめるかように沈み込む。
「そーそー、ズバリそれだねっ」
「だろ? そんでもって、近所の仲良いおじさんって生き物の大多数は、近所の子供たちのことを自分のムスメムスコのように可愛がるもんさ、機会さえあればな」
「ふ~ん……そういうもの」
エンジンも充分に温まったことだし、車を発進。薄暗い地下駐車場を抜けて外へ出ると、視界が開けて一気に眩しくなる。
これから向かうのは車で7分そこらのスーパーだ。仕事帰りに立ち寄れる位置にあり、なにより安い。
仕事終わりの僕に自炊する気力が残っていて、なおかつ会食の予定がない場合のみ利用させてもらっている。
頭の中で目的地を設定したとき、僕はふと思い出す。
「そういや訊きそびれてた。お昼、何にする?」
「ふふ~ん、そのことなんだけどっ、私おすし食べたいっ」
東京で寿司。地位と値段が高そうな響きに顔が引きつる。
「え~恐れながらお尋ねしますが……かの銀座の高級寿司をご所望で?」
「ううん。回転寿司!」
「ほっ……助かったぁ。よし寿司だな、可愛い娘の頼みとあらば」
「はぁー……あのね、シンタロー。シンタローにムスメって言われるの、ちょっとキツいかも」
悪ノリを自覚する。間違いなくバッドコミュニケーション。
声色からして、きっと日乃実ちゃんは冷ややか目でこちらを睨んでいることだろう。僕は運転中なので、顔を合わせずに済むのが幸いだった。
「弁解の余地もないです……反省します」
出かける前に口にしたやけくその反省ではなく、本物の謝罪。
「ん。おとーさんには言わないでいてあげる」
胸中で「ふぃー」と息をつく。日乃実ちゃんを横目で伺えば、彼女はドアに頬杖をついて、サイドテールをねじねじしている。割と不機嫌そうだが、ひとまず咎めないでくれるようだ。
年甲斐もなくやらかした。距離感を誤った発言なんて、記者歴二十数年の間に数えるほどしかなかったというのに。
ひょっとすると僕はいま、自分で思っている以上に浮ついているのかもしれない。長い独り暮らし生活が祟って、人とドライブというシチュエーションに心が弾み過ぎている、とか。
言い得ない違和感を拭うように、赤信号の間隙に眼鏡を位置をぐいと直す。
落ち着くんだ。日乃実ちゃんをいつもの仕事相手だと思え。取材対象者と接するように立ち回る。二十数年間、信頼関係はそうして築き上げてきたじゃないか。
信号はやがて青になる。冷静になった脳内カーナビに、僕は改めてある目的地を設定した。
「回転寿司に夕飯の買い出しか……ま、デパートいけば色々あるだろ」
「いいねぇデパートっ! 東京って感じするするっ! わかってると思うけど、まずはおすしから行こうよっ!」
ご機嫌の切り替えの早さに助けられる。見れば彼女は、年頃相応に成長中のささやかな胸の前で両手をグッと固め、気がはやるとばかりに前のめっていた。
「……なるべくシートに背を預けといてな。危ないから一応な」
はーい、なんて気の抜けた返事をする。もはや先ほどのやり取りに関して、後腐れはないらしい。
彼女の要望を受けスーパーからデパートへとルート変更を経た僕たちの車は、やがて目的地に到着したのだった。
僕の部屋にお邪魔するなり、各所をウキウキで見て回っていたはずだが、いつの間にか部屋には一人暮らしの静寂が帰って来ていた。果たして、彼女はいずこに。
日乃実ちゃんを探して居間に来たとき、不意にベランダから五月らしい強い風が吹き込む。
サーッと風に飛ばされる淡い白カーテンの向こうに彼女の姿はあった。
さっきまでの騒がしさはすっかり鳴りを潜め、ベランダの手すりに腕を乗せて大人しく景色を眺めている……というより、景色のどこか一点だけを見つめているような……?
用件があって探したというのに、日乃実ちゃんの後ろ姿はどこか神妙で、僕は声を掛けることすらためらった。
そっとしておくべきかと迷っていたが、振り返った日乃実ちゃんと視線がぶつかる。
「シンタロー、な~んか変な顔。どしたの?」
漢字の「凸」を逆にした典型的なジト目で訝しんでくる。そんなに変な顔してないだろ、気を遣おうとした顔だぞ。
「……昼飯はどうするかなーと思って」
すると彼女のジト目が一変、驚きと少しの怒りを露わにする。
「あーっ! シンタローがご飯のこと言う!? もーほんっとに呆れちゃうんだから!」
日乃実ちゃんは僕の部屋をウキウキで内見したかと思えば、神妙になったりジト目をしたり。そして今度は突然キレだしたりと、部屋に着いてから感情が忙しい。
とてもいいことだと思う。オープンキャンパス然り、東京見物をするにしても、とにかくのびのび過ごして欲しいと考えていたので、話に聞いていた通りの遠慮のない振る舞いを見ると僕は安心する。
が、それはそれとして。
「ほら、ちょっとこっち来て」
「え……ちょい、待てって………」
腕をがしと掴まれ引っ張られ、僕は冷蔵庫の前へあっという間に連行された。
「あの日乃実ちゃん? いや日乃実さん。これは一体……」
一体何が行われようとしているのかよくわからないです、といった風でいると日乃実ちゃんはもはや遠慮なしに冷蔵庫の野菜室を引き開ける。
「キュウリ一本とお豆腐しかないけど、シンタロー?」
彼女の眉間に皺が寄ったのを目視し、僕は頭を掻いて弁明する。
「好きなんだよね、キュウリ。野菜の中でも食べやすくてさ。豆腐は身体に良さそうだから買い溜めてあって」
「うんうん、それじゃ次。調味料はどこに?」
「調味料は、その……」
使わないんだ、料理には。
いつの頃からか手間に面倒くささを覚えた僕は、およそ調理という工程を省いた。
丸洗い丸かじりきゅうりの歯ごたえは美味しいを通り越して心地よさすらあるし、豆腐はお酒の友にしている。
「信っじらんない! そんなんでよくお昼ご飯のこと訊けたよねぇっ!?」
「いや、そこはほら! これから買い出しに行くつもりだったんだって。さぁ料理長、出かける準備をしたまえ」
食材、調味料。
白状すると、本来なら日乃実ちゃんを招く前に買いそろえるつもりだったのだが、失念していた。
詰め寄られた僕は叱責から逃れたくて苦し紛れに玄関を指差す。
「そんなの当たり前でしょ! 私が引いてるのはそこじゃないんだから、もう!」
玄関に伸びる僕の腕は、息を荒げる彼女によって無理矢理下げられた。
「カップ麵ならいくらかあったはずだけど……どう?」
「お昼ご飯がカップ麵だとして、夜ご飯はどーするの? またカップ麵になっちゃうけど?」
「自分の至らなさにぐうの音も出ないです。反省してます。さ、車出すか!」
誤魔化し誤魔化し、車のキーでビシッと玄関口を差した。
「もーホントありえないっ……」
二人してマンションの地下駐車場に移動、そして指定の場所に僕の車はある。白く小さく、維持費も安く済む車種らしい。
らしい、なんて言い方をした通り、僕は車について明るくない。
仕事に慣れ、貯金もそこそこ貯まった頃、安さ以外は特にこだわらずに購入した車。仕事でもプライベートでも、なんだかんだ僕のもとで十年くらい役に立ってくれている。
その助手席によっこいしょと少女が座る。少女とはもちろん日乃実ちゃんのことだが、購入以来女性や子供を乗せたことなど一度もなかったもんだから……なんだろう。
(何というか、そわそわする感じだな。妙に落ち着かない)
普段は独りだった運転に、今日は日乃実ちゃんがセット。それ自体は違和感で間違いないが、その非日常感が心地いいと表すべきか。
「なぁ日乃実ちゃんよ」
「んうー?」
「……この状況、まるで親子みたいじゃないか?」
普通に投げかけたつもりだったが、僕はなぜか、日乃実ちゃんの方に顔を向けられないでいた。
「え~そうかなぁ? 私のおとーさんはおとーさんだけだし。シンタローはどっちかっていうとアレだよ、ほら――――」
「当てよう。俺の年齢じゃ、どうせ近所のおじさんとかそのあたりだろ?」
キーを回して、エンジンをかける。予め踏んでいたブレーキペダルが、ブゥゥンというエンジンの響きをなだめるかように沈み込む。
「そーそー、ズバリそれだねっ」
「だろ? そんでもって、近所の仲良いおじさんって生き物の大多数は、近所の子供たちのことを自分のムスメムスコのように可愛がるもんさ、機会さえあればな」
「ふ~ん……そういうもの」
エンジンも充分に温まったことだし、車を発進。薄暗い地下駐車場を抜けて外へ出ると、視界が開けて一気に眩しくなる。
これから向かうのは車で7分そこらのスーパーだ。仕事帰りに立ち寄れる位置にあり、なにより安い。
仕事終わりの僕に自炊する気力が残っていて、なおかつ会食の予定がない場合のみ利用させてもらっている。
頭の中で目的地を設定したとき、僕はふと思い出す。
「そういや訊きそびれてた。お昼、何にする?」
「ふふ~ん、そのことなんだけどっ、私おすし食べたいっ」
東京で寿司。地位と値段が高そうな響きに顔が引きつる。
「え~恐れながらお尋ねしますが……かの銀座の高級寿司をご所望で?」
「ううん。回転寿司!」
「ほっ……助かったぁ。よし寿司だな、可愛い娘の頼みとあらば」
「はぁー……あのね、シンタロー。シンタローにムスメって言われるの、ちょっとキツいかも」
悪ノリを自覚する。間違いなくバッドコミュニケーション。
声色からして、きっと日乃実ちゃんは冷ややか目でこちらを睨んでいることだろう。僕は運転中なので、顔を合わせずに済むのが幸いだった。
「弁解の余地もないです……反省します」
出かける前に口にしたやけくその反省ではなく、本物の謝罪。
「ん。おとーさんには言わないでいてあげる」
胸中で「ふぃー」と息をつく。日乃実ちゃんを横目で伺えば、彼女はドアに頬杖をついて、サイドテールをねじねじしている。割と不機嫌そうだが、ひとまず咎めないでくれるようだ。
年甲斐もなくやらかした。距離感を誤った発言なんて、記者歴二十数年の間に数えるほどしかなかったというのに。
ひょっとすると僕はいま、自分で思っている以上に浮ついているのかもしれない。長い独り暮らし生活が祟って、人とドライブというシチュエーションに心が弾み過ぎている、とか。
言い得ない違和感を拭うように、赤信号の間隙に眼鏡を位置をぐいと直す。
落ち着くんだ。日乃実ちゃんをいつもの仕事相手だと思え。取材対象者と接するように立ち回る。二十数年間、信頼関係はそうして築き上げてきたじゃないか。
信号はやがて青になる。冷静になった脳内カーナビに、僕は改めてある目的地を設定した。
「回転寿司に夕飯の買い出しか……ま、デパートいけば色々あるだろ」
「いいねぇデパートっ! 東京って感じするするっ! わかってると思うけど、まずはおすしから行こうよっ!」
ご機嫌の切り替えの早さに助けられる。見れば彼女は、年頃相応に成長中のささやかな胸の前で両手をグッと固め、気がはやるとばかりに前のめっていた。
「……なるべくシートに背を預けといてな。危ないから一応な」
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