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2章

お家の事情

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「のんちゃん?」
みーちゃんの声に、考え事をしていたことに気付く。
「ごめんね?疲れた?」
「ううん、大丈夫…あ。」

いつもの癖で、大丈夫と言ってしまい思わず口を押さえる。
「どうしたの?」
「あのね、私って『大丈夫』が口癖になっていたみたいで…」
「…うん」
「だから、それじゃ伝わらないことがあるでしょう?」
「うん。そうだね」

はっきりとした、みーちゃんの言葉に“やっぱり”と思った。
「だからね、大丈夫以外の言葉で言えることは、ちゃんと伝えないとって思ったの。今は、それを練習中だから、自分で大丈夫って言ってしまった時は、その…」

「気まずいの?」
みーちゃんの言葉に、思わず首を傾げる。
「…なのかな?」

「まぁ、それは良いことだから、練習した方が良いよ」
みーちゃんの言葉に、私も頷く。
「そうだよね?」
「のんちゃんの“大丈夫”ほど、信じられないものはないからね」

少しおどけた言い方だったけれど、みーちゃんの言葉に顔を逸らす。
「何でもかんでも“大丈夫”、何を聞いても“大丈夫”って、それと“ごめんなさい”かな?のんちゃんから、一生分は聞いたよ?それじゃ会話にならないし、ぼくは賛成。うん」
私の目が見えなくなってしまった時のことだろうか?

「ごめんなさい」
「ほら、すぐ謝る」
「う…」
「悪いことなんてしてないんだから、謝らないの。のんちゃんが謝ると、ぼくはとても悲しくなるよ」

みーちゃんのトーンを落とした声がした。
あ、まただ。
やっぱり心配をかけている。
でも、これはなくならない。

「みーちゃん、ごめんね?」
「うん、そのごめんは良いよ」
何でだろう。
「何が違うの?」

「ぼくのことを考えて、悪いなって思ってくれた『ごめん』と、つい口を出てしまった『ごめんなさい』じゃ意味が違うでしょ?」
「そうなの?」
「そうなの」

こくりと頷く。
あまり、私には違いが分からなかったけれど…。
でも、みーちゃんのことを思いながら言うごめんなさいは良いってことだよね?

「こら」
声と共に、鼻を摘ままれる。
「また、違うこと考えて。ぼくといる時は、ちゃんとぼくのことを意識して?」
「はぁい」

間延びしてしまったけれど、返事をする。
「何その返事。可愛いなぁ、もう。本当にあざとくなって…」
「…あざとい?」

みーちゃんの言葉に、意味が分からず聞き返す。
「違う違う。あざといって、そういう意味じゃなくて」
「あざといって、どういう意味?」
「…違う。ごめん、のんちゃん。今のはぼくが間違えた。のんちゃんはあざとくなんてないよ。あざといって、意味が少し違ったんだ。のんちゃんは、素直」

素直は知っている。
でも、私は素直じゃない。
「それは、みーちゃんが違うよ。私は素直なんかじゃないもん」
「…ほらこれだ。天然で、あざといんだもんな」
みーちゃんの声が小さくて、きちんと聞き取れなかった。
「みーちゃん?」

「あ、聞こえなかった?のんちゃんは、純粋に自然培養された、お姫様って言ったの」
「みーちゃん、馬鹿にしてるでしょう?」
「してないよ?何で、いつも言って来たぼくのお姫様が、気に入らないの?じゃあ、別の言い方を考えないと」
「…そうじゃなくて、みーちゃんは私のこと、おもちゃにしてるでしょ?」

「のんちゃんこそ、ぼくのこと弄ぶだけ弄んで」
「もてあそぶ?」
また、分からない言葉だ。
「みーちゃんは私の知らない言葉をたくさん知っていてすごいね?家に帰ったら、調べるね?」

「違う。また間違えた。ごめんなさい。調べないで?」
「何で?」
「ぼくが智君に怒られちゃう」
「何で?智ちゃんが出てくるの?」

「のんちゃんのことを、とてつもなく溺愛しているから。そして、余計なことを教えたぼくのことをいじめるから、ダメ」
みーちゃんの早口の言葉に、笑ってしまった。
みーちゃんと智ちゃんは、仲が良い。

「智ちゃん、いじめてこないでしょ?」
「いじめて来ますー。課題とか、調べ物とか、鬼のように出して。もう、本当に辛辣で執着強め」
「しんらつ?」
「そう、辛辣。それは調べてごらん?」
「うん、分かった」

「可愛い。本当に、素直で純真無垢」
繋がれたままの手を、揺らされる。
これは、みーちゃんが嬉しい時によくしていた行動だ。
「嬉しいの?みーちゃん」
「うん。大好きなのんちゃんと歩けて、すっごく嬉しい。このままじぃじの家に一緒に帰りたい」

「それは…」
「ダメ?」
駄目と言うか、まだ明日も試験はあるし。
「今は中間試験中だから…」

「そっか。そうだよね、今のんちゃんに拒否られたら、軽く死ねる」
みーちゃんの声は、また遠くてきちんと聞こえなかった。
「みーちゃん?ごめんね、声が聞こえなくて、聞き取れなかったの」
「そっか、のんちゃんはじぃじの家も好きだもんね?」

「うん、好きだよ」
ママの実家だ。
「そうだよね、好きだよね。なら良いんだ」
「みーちゃん?」

「それより、妹ちゃんに何て言われてるの?」
「何が?」
「ぼくのこと、恥ずかしいって言ってたんでしょ?」
「…そんなこと、さやかは言ってないよ?」

「じゃあ、何て言ってたの?」
いつもこうだ。
みーちゃんは、するすると私の言葉を引き出していく。
さやかは、そういう意味で言ったんじゃないと思うんだけどなぁ。

「あのね?みーちゃん、悪い意味じゃ絶対にないからね?」
「うん、それで?」
「良い歳になるのに、いつまでも妹に合わせているのは、大変じゃないかなって?」
「ふうん?」

「さやかは、みーちゃんのこと心配していて、私も確かにそうだなって思ったし…」
「それで?」
「みーちゃんは、優しいからそれを私に言い出せないのかもしれないって。外で大人がちゃん付けされて呼ばれるのは、本人だけが恥ずかしい思いをするんじゃないか?って…」
「子ザルが…」
「こざ…?」

ゆっくり歩いていたはずなのに、急にまた足が浮いた。
これは、抱っこされているのかな?不思議な感覚。
みーちゃんの腕に乗っている?
自分では、分からない体制。
でも、不安はない。

「のんちゃん」
今までよりもクリアに聞こえた声に、距離が近いことを思った。
見えていないけれど…。

「湊君も嫌じゃない。でも、ぼくはのんちゃんにみーちゃんって呼ばれたい」
「でも、外で恥ずかしい思いをしない?」
「ぼくが?」
「…うん」
「何で?」

「お、お兄さんなのに、私がみーちゃんて呼ぶと、みーちゃんが子どもだって思われないか心配だし」
「子どもで結構。のんちゃんがみーちゃんって言ってくれないことの方が、ぼくにとっては一大事。その方が、外で恥ずかしい振る舞いをしちゃうかも」

みーちゃんの言葉に、お兄ちゃんなのに…と思う気持ちが湧く。
「もう、困ったお兄ちゃんだなぁ」
「うん。だから、のんちゃんが一緒にいて恥ずかしくないように、ちゃんとみーちゃんって呼んでね?」
「うん、分かった」

もしかしたら、みーちゃんも恥ずかしいと思っているのかもしれない。
でも、みーちゃんが望んでいてくれるのなら、私もそう呼びたい。
私のことを『のんちゃん』と呼んでくれるのも、もうみーちゃんしかいなくなってしまったのだから。
寂しい気持ちもあるけれど、嬉しいのも本当のこと。

「そもそも、智君のことは智ちゃんってそのままなのに。良いの?あの強面が智ちゃんなんて可愛い呼び方を許されてて、こんなに可愛いぼくがみーちゃん呼びを許されない世界なんて許されないし」
みーちゃんの真剣な言葉。
だけど、言っている内容はとても幼い。

「智ちゃんは、『好きに呼べば良い』って言ってくれたからだけど…」
「言いそう。本当に天邪鬼。のんちゃんに呼ばれて嬉しいくせに。今度試しに、『智君』って呼んでみ?智君、いじけちゃうから」
「そうなのかな?」
「だってそうでしょ?こんなに可愛いのんちゃんから、『智ちゃん』なんて呼ばれたら何でも言うこと聞きたくなっちゃうだろうし。基本的に激甘なんだから、智君は」

「そんなことは、ないよ?」
1番上のお兄ちゃんは、自分にも他人にも厳しい。
それは、知っている。
でも、きちんと私とみーちゃんのことを考えて言ってくれている。
そのことを知っているから、私は智ちゃんが怖いとは思えなかった。

みーちゃんだってそうだ。
智ちゃんのことを信頼している。
だから、言いたいことを言い合っている。
そう思える。

私が物心ついた時には、優しい智ちゃんと、賑やかなみーちゃんがいつでも側にいてくれた。
でも、それは急に崩れてしまった。
ママが急に亡くなって、すぐに今のお母さんがやって来たから。
私が幼稚園の時だ。

みーちゃんは、ママが大好きだった。
勿論私も、ママが大好きだった。
だから『新しいお母さんだよ』そうパパお父さんが言って来た時、みーちゃんはとても怒った。
初めて見るみーちゃんの姿に、何故か泣いてしまった。

『ママじゃない』
『こんな人知らない』
『ママが良い』
『お母さんなんていらない』
『その人がいるなら出てってやる』

初めてお母さんと会った時、みーちゃんはお母さんにたくさん嫌な言葉を投げかけた。
きっとお母さんは傷ついていた。
だけど、お母さんになってくれた。
私は、ママがいない寂しさはあったけれど、お母さんがいてくれたことで救われた部分が多くあった。

「のんちゃん?」
「ん?」
「また、考え事して…」
「ごめんね」

あの時のみーちゃんの声が、思い出される。
幼かったけれど、みーちゃんの言葉は覚えている。
今は違う。
お母さんに嫌なことを言っていたみーちゃんではない。
声は優しくて、聞くと安心する。

みーちゃんは本当に、家を飛び出した。
そしてそのまま春川の家に戻らなかった。
おじいちゃん達が、面倒を見るという話になったらしい。
私も含めて、引き取ろうと話をしに来た。

だけど、お父さんとお母さんはまだ私が幼いからと引き取りを断った。
そこでも、みーちゃんは泣いていた。
私も泣いてしまった。
離れることも、留まることも判断できずに私はただいるだけだった。

私は、どうしたら良いのか分からず今の家に残ることになった。
みーちゃんは9歳、智ちゃんは14歳の時だった。
私は4歳?かな?
私達は、5歳ずつ離れている。
さやかも合わせて、同じ間隔で離れている。

だけど、私がさやかのことを話しても、智ちゃんもみーちゃんも興味があまりないみたいだった。
みーちゃんは関わりがないから、話すことがなくて困ると言っていた。
私とは、何でも話すくせに。
そんな私に、智ちゃんは言っていた。
『湊は恥ずかしいんだろう。だから、触れてやるな』と。

10歳の男の子が赤ちゃんと過ごすのは、確かに困ったのかもしれない。
私の時は、みーちゃんは5歳。
一緒に大きくなったこともあって、平気だったのだろう。
だけど、さやかもそれは同じだった。
『あの人達は、兄じゃない』って言っている。

大きくなって、急に『お兄ちゃんが2人いる』って急に言われても、さやかも困ってしまったのだろう。
その頃には、智ちゃんもみーちゃんもママの方の戸籍に移っていた。
だから、戸籍上でも兄と妹の関係にはならない。
私とも、兄と妹の関係ではなくなるのだろうと寂しくなった。

それには、智ちゃんもみーちゃんも血縁関係は変わらないと言ってくれた。
私だけ、妹のまま。
そのことも含めて、さやかに対して心苦しい思いがある。
勿論、お母さんにも。

お父さんと再婚したお母さんとさやかがいる家に、私が居続けてもいいのか?
時々、みーちゃんが言う『じぃじの家に来る?』は私にも戸籍を移らないかというお誘いだ。
そのことを知ってから、あまりおじいちゃんの家には行きにくくなった。
お世話になっているお母さんに、これ以上迷惑をかけたくない。
ただでさえ心配や迷惑、苦労をたくさんかけているのに、これ以上お母さんの負担にはなりたくない。

そう思っているのに、いまだに迷惑をかけ続けている。
この怪我もそうだ。
お母さんは『良いのよ』と言ってくれる。
いつでも。
それが、とても申し訳ない。

智ちゃんは、今は家を出て1人暮らしをしている。
学校の先生の資格を取ったけれど、大学で研究を続ける道を選んだらしい。
智ちゃんの論文や、実験などが認められたとか。
難しい話なので、私にはあまりよく分からない。

でも、私に対して優しいのは変わらない。
難しいお勉強をしていても、私のことを優先してくれる。
そう、言葉でも言ってくれる。
それは、智ちゃんの負担にもなる。

何回か、その話をしたけれどお母さんと同じく『負担に感じない』『余計なことは気にするな』と言われてしまい、それ以上は何も言えなかった。
私がいることの負担。
絶対にあるはずなのに。

それでも、私のためにと行動してくれる智ちゃんに、『無理をしないで』とは言えなかった。
難しい、問題。
お家の事情は、私には複雑すぎて何も言えない。

私には、どうしたら良いのか分からないことが多かった。
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