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しおりを挟む楽しい時間を過ごした香澄とラジルドは帰りはランプ馬車に揺られて家路についていた。夜は魔界人の活動の時間。昼に活動する人も多いが夜に活動が活発になる人も多い。そして月の満ち欠けで魔力も変わり時には狂暴になる人種もいるので人間は注意が必要だった。
家に帰りつくとラジルドが丁寧に魔除の結界を張る。アミアンセが帰りに持たせてくれた札を庭の四隅に置くだけなんだが以外に効果があったりする。あまり強い物だと自分が家に入れなくなってしまうので軽い物を作ってもらった。
魔界人が『魔除け』の御札を作るのも微妙な気がするが...。
2人は家に帰ると 甘い甘いキスを始めた。
香澄を後ろから抱きしめてチュッチュチュッチュやっている。
本日晴れて想いが通じ合った2人はラブラブだった。
「香澄....もう一回...」
そう言われながら何回もキスをしてるといきなりニュルリとラジルドの舌が口内に入って来た。ラジルドの舌に口内を犯されて香澄の頭は沸騰寸前である。
香澄は10歳でこちらの世界に来たのでまともな性教育は受けておらず、男の人と女の人が性行為を行えば子供が出来ます。位の知識しかなかった。
でも、そんな濃厚なキスをされれば当然
「んっ...んっ...んっ...」
と鼻に抜ける感じの甘い声が自然と出てしまう。
ラジルドはそんな香澄の声を耳にして、下半身はありえないくらいガチガチになっていた。香澄の顔は真っ赤だ。
「香澄...かわいい」
ラジルドの声が上ずっている。
「お風呂に入ろうか」
そう言われて「うん」と頷くと「立って」と言って香澄の手を取るラジルド。
『え?一緒に?』
と思ったけど、恋愛初心者の香澄にはどうすれば良いのかさっぱり解らないし 言われるがままラジルドの後に付いて行った。
服を脱いでるのかキスをしているのか解らない。ラジルドの息が荒く、脱がせている手付きがいやらしくて香澄も興奮して行く。
お風呂に入るとシャワーのお湯を2人で浴びた。後ろからラジルドが抱きしめる形で
「香澄、洗ってあげる」
そう言って頭のてっぺんにキスが降りてきた。
後ろからキスされて胸、お腹とせわしなくラジルドの手が動く。動く度に「んっ...んっ...あんっ...あっ」と声が出る。背中に硬いものが当たっているが何か解らない。
その硬いものにもソープがついているのか上下左右に動いている。そのうち
「はぁ...香澄...かわいい。我慢出来なくなってきた...」
「どうすれば良いのか解らないの...」
「大丈夫。香澄、その壁に手をついて」
言われるように手をつくと
「お尻をちょっと突き出して」
かなり恥ずかしい格好だ。
「恥ずかしいよ...」
「大丈夫」
......何が大丈夫なんだろうか?
そう言ってラジルドは後ろからピッタリくっついて股の間に硬いものを挟んだ。ラジルドがゆっくり動く。
「あぁ...香澄...あぁ...気持ちいい...はぁ...」
ラジルドが色っぽい声を出している。香澄には何がなんだか解らない。
今行われているのがセックスなのだろうか...位の知識だ。ラジルドが興奮し過ぎて素股攻撃を始めたなんて1ミリも思っていない。しかし香澄もお股を硬いものでこすられてだんだんと気持ちよくなって行く。ラジルドのカリ首が香澄の1番気持ちが良い部分に触れる度に体がピクンピクンと跳ねて気持ち良くて訳が解らない。
「あん..あっ...あっきもちい...ラジ..ルド..あっ...あっ」
「かす...み..も..きもちい...はぁ」
ラジルドの手が香澄の大して大きくない胸を揉んでいる。香澄が不意に下を見ると自分の股から何かが出たり入ったりしている。
香澄は無意識で手でそれを触って見た。
「あっ、香澄っそれやばいっ」
ラジルドの焦った声を聞いて香澄も興奮する。そしてもっと気持ちよくなって欲しくてもっともっと触る。
「香澄...ダメだっ、出ちゃう。出る」
硬いものの出入りが激しくなって来た。香澄もどんどん気持ちよくなってきて
「ラジルドっ...あぁ...あぁ...」
「あぁ...香澄...すきだっすきだっ...あぁ...いくっ...いくっ」
「私もっ...んっ..んっきっ」
「出るよっ出るよっ見ててっ...あっあっ...イクゥゥゥ」
先端から白い物がびゅくっびゅくっと吹き出している。白いのは勢いよく壁に当たっている。後ろから「あぁ......あぁ.......あぁ......はぁ..」とラジルドの色っぽい声が聞こえてくる。香澄は呆然として座り込んでしまった。
ラジルドは、はぁはぁと荒い息を吐きながら香澄を抱きしめて
「香澄ごめん...」
と謝った。香澄はなんで謝られてるのか解らずラジルドの方を振り向いて小首をかしげた。軽いキスが降ってきて「僕がっついちゃった」ってテヘってラジルドが笑う。香澄はラジルドに体重を預けた。シャワーの雨が二人を濡らし続けた。
シャワーから出た2人はベットの上にいる。香澄は今日1日色々あり過ぎて疲れ果てていた。最後の素股攻撃が追い打ちをかけた様だ。香澄のキャパをゆうに超え、頭はパンク寸前である。
ラジルドは香澄の頭をずっと撫でている。
香澄は静かに目を閉じた。
「おやすみ」
そう言ってラジルドは香澄が寝るまで頭を撫で続けた。
ラジルドは香澄が寝たのを確認すると起き上がり仕事部屋に行って今日1日の報告に目を通す。その中には人間界に戻る為の申請書の過去データが入っていた。
そして、香澄が人間界に戻るための手続きを考える。
「うーん...。まだ魔界に来て2ヵ月...流石に申請しても却下かなぁ~」
そう独り言を呟くと過去の申請書に目を通しだした。
「早くても10年かぁ~...」
うーん。と言いながらペラペラページをめくるが頭は違う事を考えている。
事務官なので頭の回転が早いラジルド。計算高いとも言うが...
香澄の件も手の平で転がす様にして気が付けば香澄は自分で魔界人になりたい...とまで思う様になっていた。巧妙に話を持っていくのが上手い。その間 ラジルドはニコニコと笑っているだけだ。流石は魔界人!と言うべきなのか...。
実際、魔界人と人間が結婚するには1回人間が人間界に転生しないといけない。
何故かと言うと『死んでるから』
今 魔界にいる香澄は、魂の実体化なのだ。
死んでるから子供が作れない。子供がいらなければそれでいいのだが、前にも述べた様に修行中の人間は時が経てばまた人間界に戻らなければならない。
人間界に戻れば前世の記憶を殆どの人が忘れてしまう。
そして、魔界の成人は15歳なので15年は結婚を待っていなければならない。15歳になるまでに魔界での事を思い出す事が出来るか、また恋に落ちる事が出来るかで人間界から魔界に連れて来る事が出来る。
そこから晴れて子作りも出来るし、婚姻したという事で寿命も伸びるシステムになっている。
それが微妙に難しい。
以下の条件で魔界に連れてくる事が出来る。これはあくまでも結婚という事を前提とした条件ではあるが...
一つ目、先程も言った様に前世で愛し合っていた記憶を取り戻す。
二つ目、本人が魔界に行きたいと望まなければならない。
三つ目、処女あるいは童貞でなければならない。
力のある魔界人であれば処女あるいは童貞と言う条件は回避する事が出来る。ことごとくそんなシュチュエーションを邪魔しまくればいい。
それが故 恋に落ちた人間と魔界人は人間界に戻る時に話し合う事が沢山あったりする。
先ずは降りていく家庭の家庭環境。
幸せな家庭環境に居れば魔界に戻りたがらない場合も多い。15歳と言う年齢はまだまだ子供で父母と別れるのを嫌がったり、はたまた好きな人が別に出来たりして説得が難しかったりするのだ。
降りていく家庭環境が不幸であれば確率は上がるが、不幸ばかりだと迎えに行く前に消滅してしまう可能性もある。自ら命を絶ってしまうのだ。
そこのバランスが微妙に難しくて殆どのの魔界人が人間との恋愛を避ける。
特に香澄は子供の頃にこちらの世界(3年程は宙ぶらりんな所に居たのだが)に来たので家庭という物に飢えている。香澄がどう言う答えを出すのかは香澄と話して見なければ解らなかった。
一方、ラジルドも周りに止められたクチだった。でもどうしても香澄じゃないといけない。香澄以外は考えられない。
香澄がまた魔界に戻って来る為にはどんな我が儘も聞く。甘く甘く香澄を甘やかして自分から離れられない様にしようと考えているラジルド。家を買ったのもそんな理由からだった。
魔界人を怖がる香澄。前途多難だが早く魔界人に慣れさせるために危険な所は一切見せるつもりは無い。
.....ラジルド、お主も悪よのぉ~
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