まよいが

水戸けい

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乙若

(私の望みは……深い場所にある、唯一の望みは)

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「よく……わかりません。御仏のお導きとしか」

 言いながら、乙若は我知らず手首の数珠を繰った。それを目にした女性が「信心深い方なのですね」と吐息交じりにつぶやく。

 僧侶ですと言いかけた乙若は、さきほど自分の頭に触れて、たっぷりとした頭髪を指先に感じたことを思い出した。これでは法体には見えないと、口をつぐむ。

「この屋は、あやかしの家ですよ」

 きっぱりと言い切られ、乙若は目を上げた。女性は自信に満ちあふれた顔で披露する。

「迷い家という名のあやかしなんです」

「まよいが……ですか」

「ええ」

 女性は興味を引くための間を取ってから、説明をはじめた。

「迷い家は、その名のとおり迷った人を受け入れるあやかしなんです。つまり、この建物自体があやかしなんですよ」

 両手を広げた女性の指先につられて、乙若は周囲を見回した。なにかの気配はあるのに人の姿が見えない理由はそういうことかと、不思議であるのにストンと腹の底に理屈が落ちた。

 女性の膝が乙若に近づく。

「迷い家にあるものは、なんでもひとつだけ持って帰っていいそうなんです」

「なんでも?」

「ひとつだけ」

 うなずきながら女性が繰り返す。彼女の視線はしっかりと乙若の目をとらえていた。

「どうして、ひとつだけ持ち出していいのでしょうか」

 乙若が問うと、女性は「さあ」と首をかしげた。女性の視線から目を離して、乙若はゆっくりと屋の中をながめてみる。

 年季の入った柱や壁には、飾りなどなにもない。飾ってあるものもなければ、行李などの入れ物すらも見当たらなかった。

 あると言えば目の前の鍋と椀、箸くらいのものだ。ほかの部屋に行けばなにか見つかるのかもしれないが、さして価値のありそうなものはなさそうだ。そのなかでひとつだけ持ち出してもいいと言われても、人はなにを選ぶのか。

(それこそが、人としての質を問う行為なのではないか)

 つまり自分は試されているのだと、乙若は戦慄した。

(やはり、御仏は私を試すおつもりで)

 この肉体の若返りも女性との出会いも、信心の深さを試す行為なのだと乙若は感受する。それをさりげなく彼女の口から知らされているのだと身構えた乙若に、女性はぐっと顔を寄せた。

「私は、あなたさまを持ち出したいのですが」

「は?」

「ですから」

 女性はもじもじと体を揺らした。

「あなたさまがいいのです」

 言われた内容がすぐには脳に浸透しないで、ぼんやりと鼓膜で声がただよっている。しばらくの後に内容を把握して、乙若の満面がぽうっと赤くなった。女性の顔も赤くなる。

「しかし、私はこの屋のものではありません」

 あわてて乙若が断ると、いいえと女性は乙若の手を取った。ギョッとした乙若の顔に、女性の真剣な顔が迫る。

「この家のなかのものはなんでも……というのであれば、あなたさまも家のなかのものとなりましょう。ならば、なんの問題もありません」

 きっぱりと言い切られて乙若は顔をそらした。なるほど、そういう理屈ならば乙若も“屋のなかのもの”になる。しかしなぜ、彼女が乙若を持ち出したいのかがわからなかった。

(それを聞いていいものか)

「迷い家から持ち出したものはどうなるのですか」

「え」

「こう言ってはなんですが、たいしたものは置いていないように見受けられます。その中でひとつ選んで、それでどうなるのかご存じですか」

 握られた手はそのままに、床板の継ぎ目を見ながら乙若が問うと、女性は体を引いて指を離した。離れた指に名残を感じ、追いかけたい衝動を抑えた乙若は顔を上げる。

 女性は困惑した目で乙若を見つめていた。

「あなたはいろいろと、この屋のことをご存じのようだ。ひとつだけ持ち出した後、どうなるのかも知っているのではありませんか」

 断定的に問いかければ、女性はしばらく唇を迷わせてから答えた。

「具体的なことはわからないのですけれど、幸福が訪れるのだとか」

「幸福」

 ええとうなずいた女性は頬を染めて顔を伏せた。

「ですから……あなたさまをと望みました」

 意味を察した乙若も赤くなる。

 はっきりとした好意に胸を熱くさせながら、頭は冷静に彼女の言葉を吟味していた。

(ひとつだけ持ち出し、幸福を得る。それは直接的な幸福ではなく、間接的に得られるということなのだろうか)

 金銭的な問題をすぐに解決できそうなものは、ぱっと目には止まらない。乙若の眠った布団は売ればいい値がつくだろうが、持ち出して里に運ぶまでが大変だし汚れもつく。持ち出すには現実的ではない気がした。

 ほかにどんなものがあるのか気になって、乙若は立ち上がり屋の中をうろついた。女性がその後についてくる。

 布団はいつの間にか姿を消していた。そうなると金目のものはひとつもなかった。質素で粗末な鍋や椀、箸、匙、薪割り用の斧や包丁、まな板、その他の日常道具があるばかりで、持ち出そうとは思わないものばかりに見えた。

(しかし、これらを持ち出すほどに困窮しているものが訪れたとすればどうだ)

 日常の道具にすら事欠くものであれば、それを手に入れれば日々がわずかに好転する。そこから生活の幅が広がっていくのではないか。

(ここは、そういうささいなきっかけを与える場所なのではないか)

 そしてそれは己が望み、そうなりたいと求め続けていたものではないのかと、乙若は目を開いた。

(そうだ。私は……そういうものになりたいと思っていたのだ)

 相手の気持ちを静かに受け止め、内側にある核となる己に気づかせることのできるものになりたいと望んだのだった。

 体の奥からふくらむ気持ちに体を伸ばし、乙若は満面をほころばせた。

「あの、ええと……どうかなさいました?」

「申し訳ありませんが、私はあなたに持ち出されるわけにはいきません」

 晴れやかに断った乙若に、女性が面食らう。

「私はまだ、この屋でやらねばならぬことがあるのです。あなたは市に間に合うように、はやく帰らねば。――ほら、霧はもう晴れていますよ」

 窓から外を見れば、木の葉の形もはっきりとわかるほどに空気は澄んでいた。

 女性はなにか言いたげな顔をして、けれど乙若に迷いがないのを見て取ると、頭を下げて山菜の入った籠を背に負い、それならと鉈を手にした。

「うちにはひとつしかありませんから。もうひとつあれば、弟と私の両方で仕事ができますので」

「そうですか。それは、いいものを選びましたね」

 合唱した乙若に頭を下げて、女性は背中を向けた。

 そのとき乙若の目の奥に閃光が走り、彼女とひとつ屋根の下に暮らし、子どもを授かり笑いあう映像がよぎった。

(あ……私に、そのような未来が)

 寺に預けられてすぐ、母や兄弟が恋しくてさみしくて泣いていたときを思い出す。己の中に家族を望む気持ちが残されていたと気づかされ、乙若はとまどった。

「――っ」

 女性を呼び止めようと伸ばしかけた手を己の胸に置き、情動をこらえた乙若は目を閉じて身の裡に声をかけた。

(私の望みは……深い場所にある、唯一の望みは)

 それを取り出し見つけることが、迷いのない道となる。

(家族を得るよりも私が求めていること。それはあの時、胸に兆した願いだ)

 漠然としていたものが、修行を続けるうちにどういうものかを悟った。そして模索し迷った末に、失いかけていたそれをこの屋で思い出せた。

(それこそ御仏のお導き。私の道なのだ)

 唇を引き結び、乙若は視線を上げた。


 彼女はどうなっただろうと、庭に立った乙若は空を見上げた。日差しに目を細めて、遠い記憶に思いをはせる。

 彼女の顔も声も名前もすべて忘れてしまったが、あのときどんな行動をとり、心がどのように動いたのかはしっかりと覚えていた。

 そっと胸に手を当てた乙若は、後悔はしていないと口元をほころばせる。決断に満足して目を閉じた乙若は、瞼の裏を赤く静かに燃やす陽光を見つめた。

 それは己の決意として、乙若の核を熱くする。

(あのとき、彼女の背中に声をかけていれば、私はおだやかに人らしい人生を送れていたのかもしれない)

 けれどそれに未練はなかった。

 乙若は顎を下ろして瞼を持ち上げ、屋敷に視線を据えた。

 あの日の屋とは比べ物にならないほど大きくなっている。あのころは家屋と呼べるものであったが、いまは屋敷と呼んでも差し支えない。

(膨張している……いや、必要に応じて増築、そして改築が進んだと言うべきか)

 訪れた人物にとって、必要なものが生まれる建物。

 それはそのまま常設されることもあれば、その一回のみで消えてしまうこともある。

 そういえば庭から入れる湯屋ができたこともあったなと、乙若は屋敷の端に首を向けた。あれはもう消えている。

 どういう原理でそうなるのか。気の遠くなるほど長い時間をここで過ごしているが、乙若はそれを知らなかった。ただ甲が――屋が必要と判断すれば、自然発生的に増設される。そして不要となれば消える。

 この屋で提供する飲食物もそうだ。口にした者たちの体内で、あれは質量のあるままであることも、なくなることもある。

(私のときは……ああ、いや。私はここから出てはいないから、出てからどうなるかを知らないが、おそらく腹に溜まったままで外に出られたはずだ)

 しかし近ごろの来訪者は、食事に困っているふうではない。乙若が見たこともない食べ物を求め、甲がそれを生み出したこともあるが、それらを腹にためて帰るべき場所に戻っているわけではなさそうだ。

 彼等に提供する飲食物たちは、腹ではなく心を満たすものに変化した。この屋を訪れる人々は、物質的な飢えではなく精神的な飢えを抱えてやってくる。

 乙若が人として世の中にあったころ――そしてそれからどのくらいかの年月は、空腹を抱えて道に迷った客が多かった。それがいつしか腹は満たされてはいるものの、気持ちが置き去りになっている人々の来訪が増えてきた。

 飢えなくなったのはいいことだと、乙若は思う。

 空腹が解消されなければ、精神的な思考には至れないと乙若は悟っていた。

 苦行を経て悟りを啓く求道者を批判するわけではない。

 世の多くの人々は日々の平穏なる営みを求めているだけで、求道者とはそもそもの望みが違うのだ。そういうあまたいる“普通の”人々を、乙若は救いたい。そのために甲とともに在らせてほしいと望んだのだ。

「甲」

 呼びかけても返事はない。しかし声は届いていると、乙若は確信している。あの日に甲は乙若の願いを聞き入れ理解して、こうして受け入れてくれたのだから。

「これから、私とおぬしはどうなっていくのだろうな」

 たとえ甲が声を発せたとしても、そんなことを語り合ったとてなんの意味もない。そうとわかっていながら問いかける己は人らしいと、乙若は満足げに鼻を鳴らした。

(私は人のまま、訪れる人を迎え入れる)

 それはすこしも変わらぬと、乙若は甲に歩み寄り縁側に腰かけた。


 女性の誘いを断った乙若は屋に向かって声を上げた。

「私が望むものは、この屋のなかにある。しかしそれは持ち出せぬもの。それゆえ住まわせてもらいたい」

 声は天井に吸い込まれて消えた。

 返事はない。

 乙若はじっと待った。

 なにの変化もない。

 ただ黙ってたたずんでいた乙若は、クラリとめまいを覚えてよろめいた。

 トトトと数歩、うしろ向きにたたらを踏んだ乙若の背が壁に当たる。そのままズルズルと滑り落ちて座り込んだ乙若は、うつむき呼吸を整えてめまいを逃した。

「ふう」

 息をつき顔を上げても、なんの変化もなかった。肉体は若いまま、囲炉裏にかけられた鍋はうまそうな湯気をくゆらせている。なにかが動く気配も、なにかが移動した様子もない。

(これは、望みを拒絶されたのか)

 屋のなかにあるものを物色せよと、部屋の奥に引き寄せられたのだと乙若は思った。

 やれやれと首を振った乙若が顔を上げるのと、少年が駆け込んでくるのは同時だった。

「あ!」

 声を上げた少年はずぶ濡れだった。足は沼を渡ったのではと思うほど、膝まで泥に汚れている。立ち上がろうとした乙若の手になにかが触れて、見ると手拭いだった。それを握って立った乙若は少年にそれを差し出し、湯を沸かさねばと台所に向かった。

 そして見慣れぬ廊下ができていることに気がつき、そちらに行って目を見張る。

(これは)

 屋の一部が湯殿になっていた。すのこ張りの床に大きな桶があり、なみなみと湯が張ってあった。乙若が玄関に取って返すと、少年は手拭いを握りしめて突っ立っていた。

「奥に湯の準備があるから、上がりなさい」

「でも」

 少年が足を擦り合わせる。泥のたっぷりついた足で上がるのを遠慮しているのならと、乙若は腕を伸ばして少年を抱き上げた。

「わっ」

「こうして運べば問題なかろう」

 そのままスタスタと湯殿へ運び、少年を入れる。

「ゆっくりあたたまってから出ればいい」

 声をかけて戸を閉めて、足元を見ると籠が出現していた。その中に新しい着物がある。それは少年が遠慮しなくてもいい程度に継ぎのあたった、清潔に洗濯の済んだ古着だった。

 ほほえんだ乙若は戸の向こうに声をかける。

「ここに新しい着物を置いておくから、これに着替えて出てくればいい。汚れたものは、そこに置いておきなさい」
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