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健治とのデート君と海にドライブ

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私は電話を掛けた今日は健治休みだからデート行きたいなそう思い電話を掛けた
この時私はこの間みたいに断られるかも知れないと思っていたが返事は【分かった】と承諾してくれた

私は電話越しでも再び彼が私を見てくれていると分かった気がした
私は彼が帰ってくる前に準備をした去年使わなかった手持ち花火を出した

家のドアが開き(ただいまー)彼が帰って来たもう準備は出来ていたので私は直ぐに行きたいと思ったので
(じゃあでよ?)(今帰って来たばっかりだけど・・まあ良いか行こう)じゃあエンジン掛けてくるよ

そう言って彼は外に出た私も直ぐに外に出て彼の車に乗った
彼は何か抜け殻の様に運転していたまだ少し疲れているのかな私はそう思った

あー何だろう風が心地いいな何て言えば良いんだろうな俺は茫然と車を運転していたもっと運転するときは集中しなければいけないのにそう思いつつも俺はそのまま運転し続けたそして海に着いた

(やっぱ海はいつ見ても綺麗だね)(全然人が人がいないな)(そうだね)
まるで私達が二人だけの世界にいるみたいだった(ねえ花火しようよ)そう言って私は花火を取り出して彼に渡した

(ありがと)そうして火をつけて二人で海に走り出した(アハハ)私は楽しかった久しぶりにこんなに笑ったけど
彼の表情を見た時に彼も顔は笑っていてくれているのに楽しんでいる笑いでは無かったそう合わせて笑っている
感じだった

千優楽しんでるな俺も楽しまなきゃなあれ?楽しいはずなのにな何故だろうな笑えてよな俺?
この時俺は気づいてしまった君との気持ちの共有が出来なくなってしまったと

そして帰りの運転中
私は彼の顔を見た彼は前だけを見ていたその表情を見て私は今日は楽しく無かったのかな

またこの前の彼に戻ってしまったと思った
運転中俺は竜崎さんのあの時の表情を思い出してしまったその時俺の胸が少し締め付けられる感覚に襲われた

運転中に俺はそんな事を考えていた辺りが少し暗くなってポツポツ雨が降り始めた助手席にいた千優に(ちょっとそこで車止めて)そう言われた(分かったよ)

(ねえ?今日楽しく無かった?)(いや楽しかったよ)(嘘つかないでよ)千優が怒った口調でそう言った
(何でそんな言い方)(だって健治の表情がさまたこの間と同じだったんだよ)(!!)

さらに雨が酷くなっていった
(!!)千優が泣いていた(ふざけないでよホントに)そう言って千優は車内にあった物を投げつけてドアを開けて外に出てしまった

俺は直ぐに出て千優の元に向かって千優を抱きしめた(触らないでよ放してよ!)(ごめん)(・・・)(ホントにごめん)俺は謝ってばっかりだな(・・・)千優が少し落ち着いた

(この雨の中ずっといたら風邪ひいちゃうから車戻ろ?)(・・うん)そう言って千優を車の後部座席に乗せた
千優は泣き疲れたのか直ぐに眠りに着いた濡れていたため積んてあったモーフを千優に掛けた

俺は車内で一人呟いた(あと一回)それが終わったら
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