27 / 66
パジャン島 五
しおりを挟む
目が覚める…どうやら思った以上に寝れた…それは良かったのだが…少し首が痛い
体を反対に動かす「…」…近けぇ…あれ?いつの間に着替えたんだ?錦戸が恐らくだが宿に置いてある服を着ていたすぅすぅと寝息が聞こえる
随分開けている特に胸の辺りが…見えそう自然と視線が向かうのは男としての本能のせいだろう「……あっおはようございます仲月さん」
「おはよう…これ外してくれないか?」「…あーそれもそうですね」拘束が解かれる「解放されるっていい気分だ」「そうですかそれより何かズレてるんですが…何かしました?」
何故かジトっとした目で見られる「何もしてねぇよ拘束されてるんだし」「でも仲月さんなら何かそのくらいだったらどうにか出来そうなので…」…このくらいだったら出来なくは無いが
「出来ても何もしねぇよ多分隣にいるそいつのせいだろ?」「…凄い寝相ですね」「そうだな多分服でも引っ張られたんだろうな」「そう言う事にしときます」
数十分後に綾瀬が目覚め自分の格好を見て再び同じ事を言われた「それで?今日は何処か行くの?」「ちょっと鍛冶屋に行こうと思ってる」「そう…でも、その前に何か食べない?お腹空いちゃってて」
「それもそうだな」「そう言えば仲月さんは着ないんですか?」「その前にちょっと店主に聞きたいことがあったから聞いて来る」「分かりました」部屋を出て受付に向かう
「すみませーん」「はーい、どうかしました?」恐らく同い年くらいの子が出て来た「ここら辺に洗濯してくれる場所って何処かありませんか?」「ありますが…でしたら料金は掛かりますがこちらでやりましょうか?」
「良いんですか?じゃあお願いします」「分かりました」「それとこちらの着替えで外出ってしても大丈夫ですか?」「はい、構いませんよ正し破損した場合は弁償と言う形になりますが」
「分かりましたじゃあこれから出る所なので服も持って来ますね」「はーい」店主の娘さんかなのかバイトなのか分からないが…明るい子だったな
部屋に戻り支度を整える「何を聞いて来たの?」「洗濯出来る所があるか聞いて来たあとこの服のまま外に外出して良いかもな」「言われてみれば余り気にしてませんでした」
「それで?あったの?」「ここで出来るって言われたから出るついでに持っていくつもりだだから準備しといてくれ」「りょうかーい」
部屋を出て洗濯物を持って行く前…錦戸は気にしないと思うが…綾瀬が何か言って来そうだな「これとこれ分けて洗濯をお願いしたいんですが」「はい、それはよろしいのですが…そうしますと」
別料金が掛かるんだろうな「一緒で良いですよ」「は?」「えっ?」そう言いだしたのは綾瀬だった「気を遣って別々にして貰おうと思ってたのにあなたがそれ言っちゃいますか?」
「一緒の洗濯を断るのは思春期の時に終わった」まあ綾瀬なりの基準があるんだろうそう言う事なら「じゃあ一緒で」「…嫌です」「えっ?」「は?」今度は錦戸が割って入って来た
まさか予想と逆だったとは…「理由を…聞いても?」「何て言うか…ちょっと…恥ずかしいから…です」だんだん小さくなる声でそう言った「…すみませんやっぱり分けて貰っても良いですか?」
「あっ…はい分かりました……」何か言いたそうな目をしていた「何ですか?」「いえ…その…何か良い事ありますよ」「…」黙って外に出て俺達は泰樹の元に向かった…
体を反対に動かす「…」…近けぇ…あれ?いつの間に着替えたんだ?錦戸が恐らくだが宿に置いてある服を着ていたすぅすぅと寝息が聞こえる
随分開けている特に胸の辺りが…見えそう自然と視線が向かうのは男としての本能のせいだろう「……あっおはようございます仲月さん」
「おはよう…これ外してくれないか?」「…あーそれもそうですね」拘束が解かれる「解放されるっていい気分だ」「そうですかそれより何かズレてるんですが…何かしました?」
何故かジトっとした目で見られる「何もしてねぇよ拘束されてるんだし」「でも仲月さんなら何かそのくらいだったらどうにか出来そうなので…」…このくらいだったら出来なくは無いが
「出来ても何もしねぇよ多分隣にいるそいつのせいだろ?」「…凄い寝相ですね」「そうだな多分服でも引っ張られたんだろうな」「そう言う事にしときます」
数十分後に綾瀬が目覚め自分の格好を見て再び同じ事を言われた「それで?今日は何処か行くの?」「ちょっと鍛冶屋に行こうと思ってる」「そう…でも、その前に何か食べない?お腹空いちゃってて」
「それもそうだな」「そう言えば仲月さんは着ないんですか?」「その前にちょっと店主に聞きたいことがあったから聞いて来る」「分かりました」部屋を出て受付に向かう
「すみませーん」「はーい、どうかしました?」恐らく同い年くらいの子が出て来た「ここら辺に洗濯してくれる場所って何処かありませんか?」「ありますが…でしたら料金は掛かりますがこちらでやりましょうか?」
「良いんですか?じゃあお願いします」「分かりました」「それとこちらの着替えで外出ってしても大丈夫ですか?」「はい、構いませんよ正し破損した場合は弁償と言う形になりますが」
「分かりましたじゃあこれから出る所なので服も持って来ますね」「はーい」店主の娘さんかなのかバイトなのか分からないが…明るい子だったな
部屋に戻り支度を整える「何を聞いて来たの?」「洗濯出来る所があるか聞いて来たあとこの服のまま外に外出して良いかもな」「言われてみれば余り気にしてませんでした」
「それで?あったの?」「ここで出来るって言われたから出るついでに持っていくつもりだだから準備しといてくれ」「りょうかーい」
部屋を出て洗濯物を持って行く前…錦戸は気にしないと思うが…綾瀬が何か言って来そうだな「これとこれ分けて洗濯をお願いしたいんですが」「はい、それはよろしいのですが…そうしますと」
別料金が掛かるんだろうな「一緒で良いですよ」「は?」「えっ?」そう言いだしたのは綾瀬だった「気を遣って別々にして貰おうと思ってたのにあなたがそれ言っちゃいますか?」
「一緒の洗濯を断るのは思春期の時に終わった」まあ綾瀬なりの基準があるんだろうそう言う事なら「じゃあ一緒で」「…嫌です」「えっ?」「は?」今度は錦戸が割って入って来た
まさか予想と逆だったとは…「理由を…聞いても?」「何て言うか…ちょっと…恥ずかしいから…です」だんだん小さくなる声でそう言った「…すみませんやっぱり分けて貰っても良いですか?」
「あっ…はい分かりました……」何か言いたそうな目をしていた「何ですか?」「いえ…その…何か良い事ありますよ」「…」黙って外に出て俺達は泰樹の元に向かった…
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
付きまとう聖女様は、貧乏貴族の僕にだけ甘すぎる〜人生相談がきっかけで日常がカオスに。でも、モテたい願望が強すぎて、つい……〜
咲月ねむと
ファンタジー
この乙女ゲーの世界に転生してからというもの毎日教会に通い詰めている。アランという貧乏貴族の三男に生まれた俺は、何を目指し、何を糧にして生きていけばいいのか分からない。
そんな人生のアドバイスをもらうため教会に通っているのだが……。
「アランくん。今日も来てくれたのね」
そう優しく語り掛けてくれるのは、頼れる聖女リリシア様だ。人々の悩みを静かに聞き入れ、的確なアドバイスをくれる美人聖女様だと人気だ。
そんな彼女だが、なぜか俺が相談するといつも様子が変になる。アドバイスはくれるのだがそのアドバイス自体が問題でどうも自己主張が強すぎるのだ。
「お母様のプレゼントは何を買えばいい?」
と相談すれば、
「ネックレスをプレゼントするのはどう? でもね私は結婚指輪が欲しいの」などという発言が飛び出すのだ。意味が分からない。
そして俺もようやく一人暮らしを始める歳になった。王都にある学園に通い始めたのだが、教会本部にそれはもう美人な聖女が赴任してきたとか。
興味本位で俺は教会本部に人生相談をお願いした。担当になった人物というのが、またもやリリシアさんで…………。
ようやく俺は気づいたんだ。
リリシアさんに付きまとわれていること、この頻繁に相談する関係が実は異常だったということに。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる