52 / 66
第十四話 旅の道中で
しおりを挟む
物資を補給する船が出ると言われたので乗せて貰う事にした「泰樹さん仕事の方は大丈夫なんですか?」「許可は貰って来たから大丈夫だ」「真面目ですねコイツと違って」おい!指を指すな!指を
「ホント…少しは見習って欲しいですね」??何だ…俺の味方は無しか?恐らく錦戸より少し若いくらいの女の子がこちらに近づいて来て「あれ?泰樹さん久しぶりですね元気してましたか?」「おっ!チヨちゃん久しぶり!!」
「今日ご飯でも誘おうと思ってたんですよ」「そうだったのか?じゃあ戻ったら何処か行こうか?」「やった!」パパか……何かあったなそう言うの「おーい千和まだこっちの仕事終わって無いでしょ?」
どうやらこの船の船長らしき人が来たみたいだ「ぅ…ごめんなさい」「あんたが泰樹が居るのを見て舞い上がるのは分かってたけどやる事はやりな」「……」
その言葉に少し頬が赤く染まった「まあまあそう怒ってやるなよ」「あんたは直ぐそうやって甘やかす」「…すみません」「それで?あんたら三人を乗せて行けば良いのか?」「お願いしまーす」
「よろしくお願いします」「ありがとうございます」「私はこの港全域を仕切っている紅玄…だ少しの時間だがよろしく」「こちらこそお願いします」
「……ふーん」三人をそれぞれ見てから「男の方」「はい、」「仕事が欲しかったら内に来な歓迎するよ」「そりゃどうも」「ハハッあまり乗り気じゃないって感じだねまあ良いさ」「良しそれじゃあ船を出すぞ!!」「「了解」」
それから大体三十分くらい経った「おぇぇうぇぇ」「…綾瀬船酔いあるなら言ってくれよ」「ちょ今喋りかけるなぅっ」「晴ちゃんしっかり」錦戸が背中をさすって介抱していた
「行けるかな?って思ったのに…」「仲月少し良いか?」泰樹に呼ばれたのでその場を少し離れた「何かありましたか?」「少し巧人の件で何があったのか聞きたくてな?」
大体の内容を話したアイツが死んだ事…その間に遭った出来事を「……そうか」本人は隠しているつもりだろうがその涙ははっきり見えた「これからあの国はどうなるんですか?」
「そうだな殿様跡は息子が継いで今は犯人の捜索を出している所だ」捕まったら死刑確定だな「だた何だろうな?犯人を捕まえても殺すつもりは無いらしい」「仲月達が最も疑われる可能性が高いから早めに出て行くのだろ?」
「まあ、そんな所です」「さて、そろそろ見えて来たな……少し寂しくなるな」「また行っても良いですか?」「あぁいつでも歓迎する」港に着き船を降りた
「元気でな」「また来いよ~」船員達と泰樹に手を振られ俺達は次の目的地へ歩み出した「そう言えば仲月さんあの時帰って来るの少し遅かったですね?何かしてたんですか?」「少し探索してた」
「綾瀬もう治ったのか?」「うん…」「ちなみに目的地までは大体三十キロくらいですね」「えぇ」綾瀬の表情が若干絶望していたが気にしないでおこう…大体六時間ちょっとか
「疲れた…休みたい」「少し暗くなって来ましたね?今日はここら辺で野宿しませんか?」そうしたい所何だが「食料どうする?」「それだったら少し待っててください」
錦戸が森の中に消えて行ったそして数分後「ライオンだな」「確かに」猪を捕まえて帰って来た……オークじゃねーよな?あの時のとは少し見た目が違ったので違うと信じたい所だが
「ジビエってあんまり食べた事無いけど…これ?行けるの?」「下処理するか」良い感じにバラして塩水につけその工程を数回繰り返し臭みを消し火を通したマリネとか出来たらもっと良いのが出来そうだがまあこれで良いだろう
異世界での食中毒や寄生虫がどんな物か分からない以上出来るだけ火を通そう「良い感じじゃん」「食器とか出しますね」「助かる」
焼いた肉を盛り付け追加で塩を少し振ったソースとかが無いので素材本来の味を楽しむ事になるな「頂きます」三人同時に肉を食べた「…結構いけるな」「美味しいですね」「思ったより柔らかいわね……米欲しい」
食事を終えその日は早めに就寝した目が覚め起き上がる「遅い早く行くわよ」「おはようございます仲月さん」「悪い少し寝過ぎたな」「大体後十二キロくらいです」「結構来たな」
前方から四人組の奴らが見えた内三人は女性だった……こいつ等完全にこの男の奴隷にされてるだろ?まあ正直どうでも良かったのでそのまますれ違うと思ったのだが
「おいそこの陰キャちょっと待て」何故か呼び止められてしまったこういう奴の相手をするのは面倒くさいので怯えた様に振る舞い相手の気分を害さない様にしたはずだったのだが
「お前みたいな奴にその二人は釣り合わないだろ?だから…貰っても良いよな?」どうやら俺のした行動は何の意味も無かったようだ
「ホント…少しは見習って欲しいですね」??何だ…俺の味方は無しか?恐らく錦戸より少し若いくらいの女の子がこちらに近づいて来て「あれ?泰樹さん久しぶりですね元気してましたか?」「おっ!チヨちゃん久しぶり!!」
「今日ご飯でも誘おうと思ってたんですよ」「そうだったのか?じゃあ戻ったら何処か行こうか?」「やった!」パパか……何かあったなそう言うの「おーい千和まだこっちの仕事終わって無いでしょ?」
どうやらこの船の船長らしき人が来たみたいだ「ぅ…ごめんなさい」「あんたが泰樹が居るのを見て舞い上がるのは分かってたけどやる事はやりな」「……」
その言葉に少し頬が赤く染まった「まあまあそう怒ってやるなよ」「あんたは直ぐそうやって甘やかす」「…すみません」「それで?あんたら三人を乗せて行けば良いのか?」「お願いしまーす」
「よろしくお願いします」「ありがとうございます」「私はこの港全域を仕切っている紅玄…だ少しの時間だがよろしく」「こちらこそお願いします」
「……ふーん」三人をそれぞれ見てから「男の方」「はい、」「仕事が欲しかったら内に来な歓迎するよ」「そりゃどうも」「ハハッあまり乗り気じゃないって感じだねまあ良いさ」「良しそれじゃあ船を出すぞ!!」「「了解」」
それから大体三十分くらい経った「おぇぇうぇぇ」「…綾瀬船酔いあるなら言ってくれよ」「ちょ今喋りかけるなぅっ」「晴ちゃんしっかり」錦戸が背中をさすって介抱していた
「行けるかな?って思ったのに…」「仲月少し良いか?」泰樹に呼ばれたのでその場を少し離れた「何かありましたか?」「少し巧人の件で何があったのか聞きたくてな?」
大体の内容を話したアイツが死んだ事…その間に遭った出来事を「……そうか」本人は隠しているつもりだろうがその涙ははっきり見えた「これからあの国はどうなるんですか?」
「そうだな殿様跡は息子が継いで今は犯人の捜索を出している所だ」捕まったら死刑確定だな「だた何だろうな?犯人を捕まえても殺すつもりは無いらしい」「仲月達が最も疑われる可能性が高いから早めに出て行くのだろ?」
「まあ、そんな所です」「さて、そろそろ見えて来たな……少し寂しくなるな」「また行っても良いですか?」「あぁいつでも歓迎する」港に着き船を降りた
「元気でな」「また来いよ~」船員達と泰樹に手を振られ俺達は次の目的地へ歩み出した「そう言えば仲月さんあの時帰って来るの少し遅かったですね?何かしてたんですか?」「少し探索してた」
「綾瀬もう治ったのか?」「うん…」「ちなみに目的地までは大体三十キロくらいですね」「えぇ」綾瀬の表情が若干絶望していたが気にしないでおこう…大体六時間ちょっとか
「疲れた…休みたい」「少し暗くなって来ましたね?今日はここら辺で野宿しませんか?」そうしたい所何だが「食料どうする?」「それだったら少し待っててください」
錦戸が森の中に消えて行ったそして数分後「ライオンだな」「確かに」猪を捕まえて帰って来た……オークじゃねーよな?あの時のとは少し見た目が違ったので違うと信じたい所だが
「ジビエってあんまり食べた事無いけど…これ?行けるの?」「下処理するか」良い感じにバラして塩水につけその工程を数回繰り返し臭みを消し火を通したマリネとか出来たらもっと良いのが出来そうだがまあこれで良いだろう
異世界での食中毒や寄生虫がどんな物か分からない以上出来るだけ火を通そう「良い感じじゃん」「食器とか出しますね」「助かる」
焼いた肉を盛り付け追加で塩を少し振ったソースとかが無いので素材本来の味を楽しむ事になるな「頂きます」三人同時に肉を食べた「…結構いけるな」「美味しいですね」「思ったより柔らかいわね……米欲しい」
食事を終えその日は早めに就寝した目が覚め起き上がる「遅い早く行くわよ」「おはようございます仲月さん」「悪い少し寝過ぎたな」「大体後十二キロくらいです」「結構来たな」
前方から四人組の奴らが見えた内三人は女性だった……こいつ等完全にこの男の奴隷にされてるだろ?まあ正直どうでも良かったのでそのまますれ違うと思ったのだが
「おいそこの陰キャちょっと待て」何故か呼び止められてしまったこういう奴の相手をするのは面倒くさいので怯えた様に振る舞い相手の気分を害さない様にしたはずだったのだが
「お前みたいな奴にその二人は釣り合わないだろ?だから…貰っても良いよな?」どうやら俺のした行動は何の意味も無かったようだ
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
付きまとう聖女様は、貧乏貴族の僕にだけ甘すぎる〜人生相談がきっかけで日常がカオスに。でも、モテたい願望が強すぎて、つい……〜
咲月ねむと
ファンタジー
この乙女ゲーの世界に転生してからというもの毎日教会に通い詰めている。アランという貧乏貴族の三男に生まれた俺は、何を目指し、何を糧にして生きていけばいいのか分からない。
そんな人生のアドバイスをもらうため教会に通っているのだが……。
「アランくん。今日も来てくれたのね」
そう優しく語り掛けてくれるのは、頼れる聖女リリシア様だ。人々の悩みを静かに聞き入れ、的確なアドバイスをくれる美人聖女様だと人気だ。
そんな彼女だが、なぜか俺が相談するといつも様子が変になる。アドバイスはくれるのだがそのアドバイス自体が問題でどうも自己主張が強すぎるのだ。
「お母様のプレゼントは何を買えばいい?」
と相談すれば、
「ネックレスをプレゼントするのはどう? でもね私は結婚指輪が欲しいの」などという発言が飛び出すのだ。意味が分からない。
そして俺もようやく一人暮らしを始める歳になった。王都にある学園に通い始めたのだが、教会本部にそれはもう美人な聖女が赴任してきたとか。
興味本位で俺は教会本部に人生相談をお願いした。担当になった人物というのが、またもやリリシアさんで…………。
ようやく俺は気づいたんだ。
リリシアさんに付きまとわれていること、この頻繁に相談する関係が実は異常だったということに。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる