スパダリかそれとも悪魔か

まめ太郎

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 *注 ここからかなり残酷な描写があります。読まなくても、本編に支障がない内容となっていますので、少しでも無理だと思う方は、とばしてください。


 
 

 それから戻ってきた保険医に優のことを頼むと、御剣は自分の寮ではなく、体育館へむかった。冬の外気の寒さに吐く息が白くなる。

 体育館の外にぽつりと建てられた第二体育倉庫の前に来ると、御剣は軽くノックし言った。
「俺だ。開けろ。」
 
 扉が開き一人の生徒が御剣に「お疲れ様です」と声をかける。
 御剣は、生徒の体の脇をすり抜け、中に入った。

 部屋の中央では桐谷が全裸に剥かれ口と後穴で男の性器を受け入れていた。

 その体は白濁にまみれ、殴打されたのか痣がいくつも浮かんでいた。

 口を犯していた男の腰のスピードが上がり、精を吐き出した。
「うええっ。げほっ。」
 桐谷が前のめりになり、咳きこんでいると、後ろの男が桐谷の性器の先端に、容赦なく爪を立てる。
「ひぎぃいい。」
「豚みたいに鳴いてんじゃねえ。ケツが緩いせいで全然いけねえじゃねえか。あと、後ろに何人いると思ってるんだよっ。」
 男が、桐谷の乳首をひねる。
 乳首からは出血もしているようで、赤い雫がぽたりぽたりと下にひかれたマットに落ちた。

 男が乱暴に桐谷を突き上げると、桐谷の小柄な体はめちゃくちゃに揺さぶられた。
 男は桐谷の体内で射精すると、ずるりと血にまみれた性器を抜き出す。
 すぐさま周りを取り囲んでいた別の男が、桐谷の背後に回り、また犯し始める。

「高橋は?」
 御剣はその光景を無表情で見つめながら、隣の男に言った。
 声をかけられた男、村田 考(ムラタ コウ)は部屋の奥を指さした。

 可愛いか綺麗どころの多い御剣のファンクラブの中で、村田は異彩を放つ存在だった。190cmを超える身長。坊主頭に空手で鍛えられた肉体は、御剣のものと比べても遜色がなかった。
 村田は御剣のカリスマ性に心底惚れこんでいた。抱いてほしいなどとは考えていなかったが、御剣のためならどんな汚れ仕事も厭わず、入学から御剣の影になり支えていた。
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