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48 出てきた部下
僅かに躊躇った様子を見せた王妃の部下達は、顔に難色の色を写しながらもレイナードに牙を剥いた。
「あらあらまあまあ、愚かなこと!!私の大切なレイに手を出したいだなんて死にたいのね!!」
興奮によって声が高くなっているキャサリンの楽そうな叫び声は、ホールにこだました。
「ギル、私も危ないかしら?」
キャサリンを横目で確認したメアリーは不安げな瞳でギルバートを見て、ギルバートの礼服を僅かに引っ張った。
「う~ん、微妙だね。一応私から離れないようにだけして置いて。」
「分かったわ。さっきの言葉って、」
「あぁ、多分君の思っている通りだと思うよ。“ミルクティーのネズミ”は多分ミルクティー色のお髪を持つレイナード殿下、“月夜の晩に”の部分は多分夜会の晩とか時間帯、“儚くなる”はそのまま死を意味するんだろうね。」
「やっぱり私あの人嫌いだわ。」
メアリーは嫌悪に顔を歪めて王妃を堂々と睨みつけた。
「いつから嫌いだったんだい?」
「………入場してこの私のことを眺めてきた時から。」
「ははは、君はやっぱり悪意に敏感だね。」
「お陰様でいつも変人扱いよ。」
ギルバートの笑い声に不服な声を漏らしたメアリーは悲しそうに瞼を落とした。
「やーっておしまい!!」
そんなメアリーをよそに、キャサリンは閉じた扇子を頭上から胸のあたりまでビシリと振り下ろした。
(キャサリン様、それは三流の悪役の台詞だと思いますよ………。)
僅かに苦笑したメアリーは、キャサリンの間違った台詞に少しだけ気分を上げることができた。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
すみません、予約投稿の時間を間違えていました💦
「あらあらまあまあ、愚かなこと!!私の大切なレイに手を出したいだなんて死にたいのね!!」
興奮によって声が高くなっているキャサリンの楽そうな叫び声は、ホールにこだました。
「ギル、私も危ないかしら?」
キャサリンを横目で確認したメアリーは不安げな瞳でギルバートを見て、ギルバートの礼服を僅かに引っ張った。
「う~ん、微妙だね。一応私から離れないようにだけして置いて。」
「分かったわ。さっきの言葉って、」
「あぁ、多分君の思っている通りだと思うよ。“ミルクティーのネズミ”は多分ミルクティー色のお髪を持つレイナード殿下、“月夜の晩に”の部分は多分夜会の晩とか時間帯、“儚くなる”はそのまま死を意味するんだろうね。」
「やっぱり私あの人嫌いだわ。」
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「いつから嫌いだったんだい?」
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ギルバートの笑い声に不服な声を漏らしたメアリーは悲しそうに瞼を落とした。
「やーっておしまい!!」
そんなメアリーをよそに、キャサリンは閉じた扇子を頭上から胸のあたりまでビシリと振り下ろした。
(キャサリン様、それは三流の悪役の台詞だと思いますよ………。)
僅かに苦笑したメアリーは、キャサリンの間違った台詞に少しだけ気分を上げることができた。
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