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50 コスプレ
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「でも、彼らは本物のニンジャではないんだよね~。」
「そうなの?」
ギルバートの苦笑いをしながら紡がれた言葉に、メアリーは心底ガッカリした。何故なら、好奇心旺盛なメアリーはなんでも本物を自分の目で見てみたがるからだ。忍者を見られるかもしれないという絶好のチャンスだと思っていたのにも関わらず、それが偽物だと分かったのならば、それは誰だってガッカリとするものだろう。
「そうそう。彼等のコスプレはキャサリン嬢の趣味だよ。」
「へー。………へ?」
びっくりしてギルバートの方を2度見したメアリーは、ついつい思っている事を口走ってしまった。
「え?キャサリン様って可愛いもの好きよね?忍者って可愛くなくない?」
「忍者はなんとなくキュートなのよ!!」
「え、分かんない。」
扇子を振り回してキュートというキャサリンは可愛らしかったが、メアリーはそれどころではなく、意味のわからないキュートの概念に目を白黒させた。
「ギル、どう思う?」
「そもそも“影”である彼らに可愛さを求めるのが間違ってると思う。」
「そうよね。やっぱりおかしいわよね。」
メアリーは自分の感覚が間違っていないことにほっとし、ツッコミを入れるのは後にしてひとまず彼らの戦い方とこれからの行く末を静かに見守ることとした。
「ねぇアリー、クノイチってやつもいるってキャサリン嬢は前に言っていたんだけど、クノイチって何か知ってる?」
「“くノ一”っていうのは女性の忍者のことを指す言葉だったはずよ。でも、あの格好はコスプレってことは、彼女たちは“くノ一”ではなくてただの女性の影よ。」
メアリーはガッカリしたことを隠す気もない口調でさらりと知識を披露した。
*******************
読んでいただきありがとうございます😭😭😭
「そうなの?」
ギルバートの苦笑いをしながら紡がれた言葉に、メアリーは心底ガッカリした。何故なら、好奇心旺盛なメアリーはなんでも本物を自分の目で見てみたがるからだ。忍者を見られるかもしれないという絶好のチャンスだと思っていたのにも関わらず、それが偽物だと分かったのならば、それは誰だってガッカリとするものだろう。
「そうそう。彼等のコスプレはキャサリン嬢の趣味だよ。」
「へー。………へ?」
びっくりしてギルバートの方を2度見したメアリーは、ついつい思っている事を口走ってしまった。
「え?キャサリン様って可愛いもの好きよね?忍者って可愛くなくない?」
「忍者はなんとなくキュートなのよ!!」
「え、分かんない。」
扇子を振り回してキュートというキャサリンは可愛らしかったが、メアリーはそれどころではなく、意味のわからないキュートの概念に目を白黒させた。
「ギル、どう思う?」
「そもそも“影”である彼らに可愛さを求めるのが間違ってると思う。」
「そうよね。やっぱりおかしいわよね。」
メアリーは自分の感覚が間違っていないことにほっとし、ツッコミを入れるのは後にしてひとまず彼らの戦い方とこれからの行く末を静かに見守ることとした。
「ねぇアリー、クノイチってやつもいるってキャサリン嬢は前に言っていたんだけど、クノイチって何か知ってる?」
「“くノ一”っていうのは女性の忍者のことを指す言葉だったはずよ。でも、あの格好はコスプレってことは、彼女たちは“くノ一”ではなくてただの女性の影よ。」
メアリーはガッカリしたことを隠す気もない口調でさらりと知識を披露した。
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読んでいただきありがとうございます😭😭😭
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