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番外編
女狐はできるメイドさま 4
ラウルと会話していたら、あっという間に馬車が屋敷に到着してしまった。楽しい時間はすぐに終わりを迎えてしまうのだ。
「またな」
「っ、………うん。またね」
いつもこの瞬間、泣きそうになってしまう。不可思議な気分は気持ちが悪いはずなのにとても心地がいい。
カロリーナはメアリーとお茶をするために、前準備としてお風呂に向かった。純粋無垢ではないが、最大限守ってあげたいメアリーに血の匂いがするまま近づきたくないのだ。
カロリーナは屋敷にある暗部を兼任している使用人用の通路を使ってお風呂に向かった。ここのお風呂は血を洗い流すための場所だから、血だらけだったり、血の匂いがしたりしても、誰も不思議に思わないし、何も聞かないのが基本のルールだ。今日はちょっと時間が早めだからか人がいない。気楽に入れるラッキーデイだ。
「ラララララー♪」
1人でのお風呂なら、小さい頃から大好きな歌の練習だってし放題だ。
ひとしきり満足するまで歌の練習をしたカロリーナは、メアリーとお茶をするべく名残惜しい気持ちを我慢してお風呂から出た。
「さて、働きますかー!!」
「そうね。あれだけ歌ったんだから満足いくまで働きなさいよね」
「!?」
隣から先輩の声がしてカロリーナはバシャっと飛び上がった。1人だと思って楽しく歌っていたのにも関わらず、先輩がいたとは想定外だ。
「ご、ごめんなさい」
「歌姫は歌ってなんぼよ。また披露してちょうだい」
悪戯っぽく笑った先輩に、安心してカロリーナは足早にお風呂から上がった。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
新作です♪
『本好き元地味令嬢~婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました~』
という作品を始めました!!
紹介文は
シャーロット侯爵令嬢は地味で大人しいが、勉強・魔法がパーフェクトでいつも1番、それが婚約破棄されるまでの彼女の周りからの評価だった。
だが、婚約破棄されて現れた本来の彼女は輝かんばかりの銀髪にアメジストの瞳を持つ超絶美人な行動過激派だった⁉︎
本が大好きな彼女は婚約破棄後に国立図書館の司書になるがそこで待っていたのは幼馴染である王太子からの溺愛⁉︎
~これはシャーロットの婚約破棄から始まる波瀾万丈の人生を綴った物語である~
です!読んでみてください!!
「またな」
「っ、………うん。またね」
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「ラララララー♪」
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ひとしきり満足するまで歌の練習をしたカロリーナは、メアリーとお茶をするべく名残惜しい気持ちを我慢してお風呂から出た。
「さて、働きますかー!!」
「そうね。あれだけ歌ったんだから満足いくまで働きなさいよね」
「!?」
隣から先輩の声がしてカロリーナはバシャっと飛び上がった。1人だと思って楽しく歌っていたのにも関わらず、先輩がいたとは想定外だ。
「ご、ごめんなさい」
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