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番外編
できる乳母と策士な王妃 2
キャサリンとカロリーナは『愛らしいメアリーを守る会』という特殊な会を設立しているメアリー信者同士だ。よって、2人の世界の中心はメアリーを中心に回っている。
「メアリーが望むのならば、ルイーズをシャーリーちゃんに見合うようなしっかりとした紳士に育てなくっちゃ!!」
「えぇ。そうですね。」
キャサリンの弾んだ声に、カロリーナの満足げな声が答える。
側から見れば、彼女たちは狂っている。だが、彼女たちの旦那様方の彼女たちへの溺愛はもっともっと狂っている。だから、側から見れば、彼女たちはまだマシな分類なのだ。
「そうそう、メアリーはカイルをルイーズの側近にしたいみたいよ。仲良し幼馴染組ってなんか憧れるって言っていたわ。メアリーには幼馴染が旦那様以外にいないみたいだから。」
「そうですか。奥様はうちの息子をルイーズ様の側近にすることをお望みなのですね。分かりました。ならば、うちの愚息もしっかりと教育せねばなりませんね。」
「えぇ、お願いするわ。まあ、今のままでも十分そうだけれど。」
「いえいえ、教育の余地ありですよ。動きへの練度が全くもって足りません。」
暗殺者目線の反応に、キャサリンは苦笑をこぼした。彼女の元婚約者を奪い取ってくれたカロリーナは、今や世界に名を轟かせるメアリーの最強の裏の護衛にして、『血濡れの女王』の名を欲しいがままにする裏社会の絶対女王的な存在だ。可愛い顔をしてえげつないことをいとも簡単にしてしまうらしい。トラウマ組から聞いた話は、誇張もあるかもしれないが、どれも鳥肌ものだった。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
「メアリーが望むのならば、ルイーズをシャーリーちゃんに見合うようなしっかりとした紳士に育てなくっちゃ!!」
「えぇ。そうですね。」
キャサリンの弾んだ声に、カロリーナの満足げな声が答える。
側から見れば、彼女たちは狂っている。だが、彼女たちの旦那様方の彼女たちへの溺愛はもっともっと狂っている。だから、側から見れば、彼女たちはまだマシな分類なのだ。
「そうそう、メアリーはカイルをルイーズの側近にしたいみたいよ。仲良し幼馴染組ってなんか憧れるって言っていたわ。メアリーには幼馴染が旦那様以外にいないみたいだから。」
「そうですか。奥様はうちの息子をルイーズ様の側近にすることをお望みなのですね。分かりました。ならば、うちの愚息もしっかりと教育せねばなりませんね。」
「えぇ、お願いするわ。まあ、今のままでも十分そうだけれど。」
「いえいえ、教育の余地ありですよ。動きへの練度が全くもって足りません。」
暗殺者目線の反応に、キャサリンは苦笑をこぼした。彼女の元婚約者を奪い取ってくれたカロリーナは、今や世界に名を轟かせるメアリーの最強の裏の護衛にして、『血濡れの女王』の名を欲しいがままにする裏社会の絶対女王的な存在だ。可愛い顔をしてえげつないことをいとも簡単にしてしまうらしい。トラウマ組から聞いた話は、誇張もあるかもしれないが、どれも鳥肌ものだった。
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