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44 双子は再会する
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アキレスの叫びに、アイリスはじいぃーっとルーカスのことを見つめてみた。たしかに、アキレスの言った通り2日前に上着を貸してくれた『謎のきぞくぼっちゃん』(アイリス命名)にそっくりだ。顔立ちに瞳の色、そして身長に立ち居振る舞い。そして何より漂う匂いが。
「………たしかに。でも、髪のいろが違うよ?」
「まほうで何とかなるんじゃないか?だってまほうだし」
「そうかもね、だってまほうだし」
魔法を便利な何でも道具と勘違いしている節のある双子は、お互いにこくこくと頷き合った。地味に瞳が輝いていることに気がついたルーカスは、可愛い弟妹に頬を緩めた。
「元気そうでよかったよ。お風呂に入って食事を1回満足に摂るだけでも、だいぶ魔力の波動が安定している」
「まりょくの、」
「はどう?」
アキレスとアイリスは、2人で1つの語を紡ぎながらこてんと首を傾げた。
「そう、魔力の波動。………ここにいるってことは2人はお庭に行くんだよね?僕も行こうと思うから、道すがら説明してもいいかな?」
(どうする?アキレス)
(どうするも何も、断れないだろ。これは)
(そうだね)
話し合った後、双子はアイリスが代表をしてルーカスに自分達の意志を伝えた。
「かまいませんよ。ところで、第2王子殿下は、お庭にくわしーのですか?」
「そこそこね。僕が育てている区画もあるから、そこら辺は特に詳しいかな」
朗らかに笑うルーカスに、双子はぱちぱちと瞬きをした。
(第2王子殿下が庭を育てるっていいのか………?)
(いいんじゃないの?王子だし)
(そうだな、王子だし)
双子が心の中で話し合っているのを不思議そうに眺めたルーカスは、眩しそうに微笑んでからすっと進む先を指差した。ゆったりとした服が揺れて、緩く結っていた金髪が風に靡く。
「じゃあ行こっか」
双子はこくんと頷いた。イケメン大好きなアイリスの麗しい顔が、見間違いようのないくらいに赤く染まっていたことはいうまでもない。
(おい、アイリス。お前実の兄に惚れたとか言わないよな?)
(うっ、惚れたなんて言わないわよ!!所詮観察の範囲内よ!!)
(そ、ならいいんだけど。兄に惚れるとか倫理に触れる行動は絶対に取るなよ。一応僕らも王族みたいなんだから、即刻殺されるぞ)
(うぐっ、)
双子は心の中で物騒なことを話し合った。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
「………たしかに。でも、髪のいろが違うよ?」
「まほうで何とかなるんじゃないか?だってまほうだし」
「そうかもね、だってまほうだし」
魔法を便利な何でも道具と勘違いしている節のある双子は、お互いにこくこくと頷き合った。地味に瞳が輝いていることに気がついたルーカスは、可愛い弟妹に頬を緩めた。
「元気そうでよかったよ。お風呂に入って食事を1回満足に摂るだけでも、だいぶ魔力の波動が安定している」
「まりょくの、」
「はどう?」
アキレスとアイリスは、2人で1つの語を紡ぎながらこてんと首を傾げた。
「そう、魔力の波動。………ここにいるってことは2人はお庭に行くんだよね?僕も行こうと思うから、道すがら説明してもいいかな?」
(どうする?アキレス)
(どうするも何も、断れないだろ。これは)
(そうだね)
話し合った後、双子はアイリスが代表をしてルーカスに自分達の意志を伝えた。
「かまいませんよ。ところで、第2王子殿下は、お庭にくわしーのですか?」
「そこそこね。僕が育てている区画もあるから、そこら辺は特に詳しいかな」
朗らかに笑うルーカスに、双子はぱちぱちと瞬きをした。
(第2王子殿下が庭を育てるっていいのか………?)
(いいんじゃないの?王子だし)
(そうだな、王子だし)
双子が心の中で話し合っているのを不思議そうに眺めたルーカスは、眩しそうに微笑んでからすっと進む先を指差した。ゆったりとした服が揺れて、緩く結っていた金髪が風に靡く。
「じゃあ行こっか」
双子はこくんと頷いた。イケメン大好きなアイリスの麗しい顔が、見間違いようのないくらいに赤く染まっていたことはいうまでもない。
(おい、アイリス。お前実の兄に惚れたとか言わないよな?)
(うっ、惚れたなんて言わないわよ!!所詮観察の範囲内よ!!)
(そ、ならいいんだけど。兄に惚れるとか倫理に触れる行動は絶対に取るなよ。一応僕らも王族みたいなんだから、即刻殺されるぞ)
(うぐっ、)
双子は心の中で物騒なことを話し合った。
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読んでいただきありがとうございます😊😊😊
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