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43 手と手を取って
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「できればお前には、セレスティアの手綱を握ってほしい」
「どんな無理難題をおっしゃっていらっしゃるかお分かりで?」
ミシェルはあまりに無茶なお願いに持ち前の小動物な弱々しさを捨てて、引き攣った笑みを浮かべた。
「お前ならばできる。その小動物系癒しキャラを生かせ」
「………………………」
(この家族は揃いも揃って僕を小動物扱いする………)
「不服か?」
「………イエ、オホメニアズカリコウエイニゾンジマス」
ミシェルは揃いも揃って突飛な一家に、激しい目眩を覚えた。
(僕、お婿に行くお家間違えたかな………?)
「ミシェル、何をぼーっとしているんだ?最後の仕上げに入るぞ」
「………メインディッシュの間違いではないですか?」
ミシェルは悪戯っ子の笑みを受けべて手を伸ばすセレスティアと、真っ赤な扇子で口元を隠して不機嫌そうに佇んでずんいるアリスティアを見て、苦言を呈しながらこれから起こることに覚悟を決めた。
「ミシェル」「ミシェル・ライバード」
「今行きますよ、殿下方」
ミシェルの歩みは、思っていたよりも圧倒的に軽やかで、身体は羽のように軽かった。
「メインディッシュは上手にお料理できそうですか?」
「誰に聞いているの?」
「2人がいれば問題ない」
ミシェルの質問に、アリスティアは好戦的な笑みを、センスティアは花が綻ぶような笑みを返した。
「「グランハイム公爵、出てきなさい!!」」
仲が悪いことで有名だった一卵性双生児の姉妹が手と手を取り合って、一寸の狂いもなく悪の元凶の名を叫んだ。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
「どんな無理難題をおっしゃっていらっしゃるかお分かりで?」
ミシェルはあまりに無茶なお願いに持ち前の小動物な弱々しさを捨てて、引き攣った笑みを浮かべた。
「お前ならばできる。その小動物系癒しキャラを生かせ」
「………………………」
(この家族は揃いも揃って僕を小動物扱いする………)
「不服か?」
「………イエ、オホメニアズカリコウエイニゾンジマス」
ミシェルは揃いも揃って突飛な一家に、激しい目眩を覚えた。
(僕、お婿に行くお家間違えたかな………?)
「ミシェル、何をぼーっとしているんだ?最後の仕上げに入るぞ」
「………メインディッシュの間違いではないですか?」
ミシェルは悪戯っ子の笑みを受けべて手を伸ばすセレスティアと、真っ赤な扇子で口元を隠して不機嫌そうに佇んでずんいるアリスティアを見て、苦言を呈しながらこれから起こることに覚悟を決めた。
「ミシェル」「ミシェル・ライバード」
「今行きますよ、殿下方」
ミシェルの歩みは、思っていたよりも圧倒的に軽やかで、身体は羽のように軽かった。
「メインディッシュは上手にお料理できそうですか?」
「誰に聞いているの?」
「2人がいれば問題ない」
ミシェルの質問に、アリスティアは好戦的な笑みを、センスティアは花が綻ぶような笑みを返した。
「「グランハイム公爵、出てきなさい!!」」
仲が悪いことで有名だった一卵性双生児の姉妹が手と手を取り合って、一寸の狂いもなく悪の元凶の名を叫んだ。
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