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61 2人皇女と駄犬
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仔犬に見えるからというなんとも悲しい理由でアリスティアからの暴力を逃れられたミシェルの心境は、なんとも言い難いものとなった。
(ミシェルだけずるいが、まぁこの状態の大変愛らしいミシェルはアリスの前には差し出せまい)
そして、ミシェルに対してはある意味スパルタなことが多いにも関わらず、妙なところで甘々なセレスティアは身を挺して自分がアリスティアの獲物になった。
「セレス、ミシェルを甘やかさないで!!」
地味にセレスティアがミシェルを庇うように立っていることに気がついたアリスティアが目くじらを立てて烈火の如く怒り出した。
「うっ、こんなに可愛いミシェルを見てどうやったら甘やかさないという選択肢が出るんだ!!」
「はあ!?可愛いのは認めるけど、飼い主の貴方がしっかりしなくてどうするっていうの!!放っておいたら駄犬に成長してしまうわよ!?」
「なっ!!こんな可愛いミシェルが駄犬になるわけないだろう!?」
「そんなものなってみないと分からないわよ!!ちゃんと躾けておきなさい!!」
そして、見事に話が脱線していった。ミシェルの話をしているはずなのに、なぜか犬の話になってしまっている。終いには駄犬扱いだ。
「………そもそも僕は犬じゃないんだけど」
「「あ、」」
ミシェルの呟きに、アリスティアとセレスティアはギギギっと音がしそうなくらいにぎこちなくミシェルの方を向いた。
「み、ミシェル、すまない」
「ミシェル・ライバード、悪かったわね」
「気にしていない、とは言いませんが大丈夫です。慣れてますから」
双子の皇女は揃ってしばらくの間しゅんとしていたとさ。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
(ミシェルだけずるいが、まぁこの状態の大変愛らしいミシェルはアリスの前には差し出せまい)
そして、ミシェルに対してはある意味スパルタなことが多いにも関わらず、妙なところで甘々なセレスティアは身を挺して自分がアリスティアの獲物になった。
「セレス、ミシェルを甘やかさないで!!」
地味にセレスティアがミシェルを庇うように立っていることに気がついたアリスティアが目くじらを立てて烈火の如く怒り出した。
「うっ、こんなに可愛いミシェルを見てどうやったら甘やかさないという選択肢が出るんだ!!」
「はあ!?可愛いのは認めるけど、飼い主の貴方がしっかりしなくてどうするっていうの!!放っておいたら駄犬に成長してしまうわよ!?」
「なっ!!こんな可愛いミシェルが駄犬になるわけないだろう!?」
「そんなものなってみないと分からないわよ!!ちゃんと躾けておきなさい!!」
そして、見事に話が脱線していった。ミシェルの話をしているはずなのに、なぜか犬の話になってしまっている。終いには駄犬扱いだ。
「………そもそも僕は犬じゃないんだけど」
「「あ、」」
ミシェルの呟きに、アリスティアとセレスティアはギギギっと音がしそうなくらいにぎこちなくミシェルの方を向いた。
「み、ミシェル、すまない」
「ミシェル・ライバード、悪かったわね」
「気にしていない、とは言いませんが大丈夫です。慣れてますから」
双子の皇女は揃ってしばらくの間しゅんとしていたとさ。
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