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「ねえ、次はどうするの?」
ついつい楽しくなってきて、マリンソフィアは先を焦ってしまう。声にも新しい玩具を早く手に入れたい子供のような響きが混ざってしまっている。
「次はですねー、一番濃い色を、まつ毛のキワに重ねます。濃いめの水色が今回のカラーになりますね。細いチップで徐々に塗っていく方が塗りやすいのでおすすめですよ!!」
「ふぁわわ!!きれい!!」
「驚くのはまだ早いです!!」
そう言いながら、店員さんは次のメイク道具を取り出す。
「まずはラメ色を、下まぶた全体にのせ、涙袋をぷっくりさせていきます。その後、まぶたの上にも乗せます!!こうするころでお客さまのサファイアのような綺麗なお目々を、大きく印象的に見せることができます!!いやーん!とっても綺麗!!」
銀色のラメを乗せ終わった店員さんは、身体をくねくねとさせてマリンソフィアの目元を褒めた。いつもは、社交界のうざったい男どもにお世辞で褒められるくらいしか容姿を褒められないマリンソフィアは、下心なしに純粋に褒めてくれるのが嬉しくて、満面の笑みを浮かべる。
「これでアイシャドウは完成?」
「はい!次はまつ毛に移ります!!マスカラは髪と同じ白を使いますねー」
店員さんはうっとりとしていた顔をシュッと引き締め、メイク道具を手に取った。
「僕には感想を求めないんだね………」
「ーーーアルフレッドにはメイクが終了後に求めるわ。だって、途中経過を見られるのってなんだか恥ずかしいもの」
「………分かった」
変な理屈だが、始めてのメイク完成後を1番乗りで見せてくれるということだと認識したアルフレッドは、渋々頷いた。
「じゃあ、始めますねー。まず初めに、ビューラーでしっかりまつ毛をあげたら、マスカラ下地をまつ毛全体に乗せます!!こうすることでマスカラのもちや伸びがよくなります。簡単に言うと、メイクのもちが格段に良くなるってことです」
「そうなのね。社こ、………ごほん、お友だちの中にもよくメイクが崩れちゃっている子をよくみたのだけれど、そういうのはこういうし下地をきっちりとしていないせい?」
マリンソフィアは社交界の化粧がぐちゃぐちゃになったご婦人たちを思い出して、苦々しい思いで質問した。化粧お化けのおばさま方の中でも、化粧の崩れたおばさま方がマリンソフィアは1番怖かった。なんだか、顔面崩壊しているようにしか見えなかったのだ。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
ついつい楽しくなってきて、マリンソフィアは先を焦ってしまう。声にも新しい玩具を早く手に入れたい子供のような響きが混ざってしまっている。
「次はですねー、一番濃い色を、まつ毛のキワに重ねます。濃いめの水色が今回のカラーになりますね。細いチップで徐々に塗っていく方が塗りやすいのでおすすめですよ!!」
「ふぁわわ!!きれい!!」
「驚くのはまだ早いです!!」
そう言いながら、店員さんは次のメイク道具を取り出す。
「まずはラメ色を、下まぶた全体にのせ、涙袋をぷっくりさせていきます。その後、まぶたの上にも乗せます!!こうするころでお客さまのサファイアのような綺麗なお目々を、大きく印象的に見せることができます!!いやーん!とっても綺麗!!」
銀色のラメを乗せ終わった店員さんは、身体をくねくねとさせてマリンソフィアの目元を褒めた。いつもは、社交界のうざったい男どもにお世辞で褒められるくらいしか容姿を褒められないマリンソフィアは、下心なしに純粋に褒めてくれるのが嬉しくて、満面の笑みを浮かべる。
「これでアイシャドウは完成?」
「はい!次はまつ毛に移ります!!マスカラは髪と同じ白を使いますねー」
店員さんはうっとりとしていた顔をシュッと引き締め、メイク道具を手に取った。
「僕には感想を求めないんだね………」
「ーーーアルフレッドにはメイクが終了後に求めるわ。だって、途中経過を見られるのってなんだか恥ずかしいもの」
「………分かった」
変な理屈だが、始めてのメイク完成後を1番乗りで見せてくれるということだと認識したアルフレッドは、渋々頷いた。
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「そうなのね。社こ、………ごほん、お友だちの中にもよくメイクが崩れちゃっている子をよくみたのだけれど、そういうのはこういうし下地をきっちりとしていないせい?」
マリンソフィアは社交界の化粧がぐちゃぐちゃになったご婦人たちを思い出して、苦々しい思いで質問した。化粧お化けのおばさま方の中でも、化粧の崩れたおばさま方がマリンソフィアは1番怖かった。なんだか、顔面崩壊しているようにしか見えなかったのだ。
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