[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜

桐生桜月姫

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ひとりごと

 琥珀色に染めていた髪を丁寧に拭き上げて銀髪に戻し、視界を塞ぐ邪魔な前髪を先程の簡易型ではなく、パーティーで通用する様な複雑な形で編み込み、付けて来ていた唯一の髪飾りを付けます。今日は特別に嬉しい日になりそうでしたから、幼馴染に頂いた1番お気に入りの髪飾りにアクセサリーを着用しています。ドレスは誕生日プレゼントにと、今日幼馴染に頂いた物で、いわゆる勝負服です!鮮やかな藍色のドレスで、宝石は装飾品にもドレスにも、サファイアとアメジストが使われてす。この勝負服が着られたのですから、ドレスを送って来なかった事だけはお馬鹿俺様王子様を褒めて差し上げても良いかもしれませんわね。

ほう……

 周りから溜め息が聞こえましたが、みなさんをお疲れさせてしまったのは私ですから文句は言えませんね。せっかくの卒業パーティーを台無しにしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいます。
 ……あ!そうです!!今回の件のお詫びにお馬鹿俺様王子様の慰謝料を使って、卒業生とそのパートナーを全員招待して再度パーティーを開きましょう!!慰謝料、いくら請求しましょうか?う~ん、今までの不当な扱いを考えれば多めに請求出来ますよね。それに、彼の失態によるものでも私は傷物令嬢になって結婚が難しくなってしまったのですからその分も踏んだくれますよね。

 うふふ……
 王弟殿下には悪いですが、今からとってもワクワクします!!

*******************

読んでいただきありがとうございます😊!

感想 20

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