[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜

桐生桜月姫

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女嫌い

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「そういえば、先輩も十分結婚遅れ組ですわよね。」

 首を傾げながらちょっと遊んでみると、先輩は目に見えてあたふたとし始めました。
 これは何か埃が出てきそうですわねぇ。

「うっさい!!というか、俺はうぜぇー女が嫌いなんだよ。」

「?」

「ほら、俺はアレがあるだろ?だから、それ狙いの女がうじゃうじゃと近寄って組んだよ。」

 先輩の言っているアレというのは聖騎士パラディンの称号のことでしょう。

「まぁまぁ、人生勝ち組とさえ呼ばれている称号持ちもとても大変なのですわね。」

「心がこもってねーぞ。」

「込めておりませんので。」

 ここで私が心を込める必要なんてあるでしょうか?ないですわよね?何故私が先輩なんかに心から同情しないといけないのでしょうか。

「俺はひでー後輩を持ったものだな。」

「ご愁傷様ですわ。」

 とほほーっと言っている先輩に、私は全く心のこもっていない同情文句を叩きつけてから、今日の仕事内容を詳しく聞いていくこととしました。ちょっとダークな時には仕事に励むのが1番ですよ、先輩。

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

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