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序章
1.出会い 前編
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我が地球は今多数の宇宙人や怪獣に狙われている。
それから守るため政府は地球防衛軍通称APEが設立された。
お堅い説明はここまでにしよう。
この物語の主人公である|美島詠美隊員が休日出勤したときから始まる。
「あぁ面倒いなぁこの任務!せっかくの休日なのに。早く終わらせてビールでも飲もうぜぇ」
「美島隊員そんなおじさん的なことを言って。ダメですよ女性は女性らしくしなきゃ」
直虎隊員と45回目の任務で少しウザいと感じながらも小走りしながら会話する美島。
「そんな事言うなよ。女性は女性らしくって誰が決めたんだ?」
「そ、それは・・・」
「おいそこうるさいぞ。任務に集中しろ!」
「はい、すみません」
二人は怒り顔の教官に怒られ目を合わせお前のせいだとお互いの心の中で呟く。
するとドカァンドカァンと足音が大きな音を立てながらこちらに近づいてくる。
「な、何だあれは!」
美島達の前には巨大なロボットが立ち塞がっていた。
「きょ、巨大なロボットだ!う、撃てぇ!」
手にしていた狙撃銃をロボットめがけ撃ったが明らかにノーダメージであるそれは進行を続ける。
「このままじゃ被害が甚大だぞ。どうしたらいいんだ!」
「もしかしたら中に操縦席があるかも」
美島はロボットに向かって走り「美島隊員!危ない!やめるんだ!」と直虎の忠告も聞かず突っ走る。
ロボットは何故か美島が近づいてくるのを察したのか突如動きを止めた。
「今だ!」
ロボットの足元に着いた美島は少し息を切らしながら登れる所を探す。
すると丁寧かどうかわからないが足にハシゴらしきものが付いているではないか。
ためらうことなくハシゴに登り登っと内部に潜入することに成功した。
「美島大丈夫か?」
無線で上司の呼びかけに「はい、大丈夫です!」と答えた美島。
「美島隊員大丈夫ですか!今どこにいるんですか!」
「大丈夫大丈夫。今ロボットの中だけど・・・」
「ロボットの中って、そんな危険なところに?」
直虎は心配そうな声で言い美島は平気な声で言った。
「危険じゃないさぁ。周りは機械だらけだからさ」
辺りを見回していると急にバカでかい音でピーピーと鳴り「なんだなんだ」と担いでいた銃を手で構える。
“ロボット起動。ロボット起動”
「なんだって!」
外で待機していた直虎含む9人の隊員達の目の前に止まっていたロボットが動き出したではないか。
ドォンドォンと音を鳴らせながら歩くロボットは街を破壊し始める。
「美島!ロボットが街を破壊して被害が甚大だ。ロボットの中にいるならなんとかしろ!」
「なんとかしろたって!」
赤く点滅しておりウィンとでかい音を鳴らしロボットは動きを止めた。
「ロボットが止まったぞ」
ロボットから白い煙が出ており美島がいる体内でも白い煙が充満しつつあったのでこりゃいかんと思いハシゴから降りた。
美島の靴が地面とキスし一歩ずつ歩き出す。
直虎たちの視界は真っ白で少し晴れたところで美島が平気そうな顔で現れた。
「大丈夫か美島」
「えぇなんとか」
単独行動を取ったので上司から怒られると思ったが直虎が近づき「無茶しすぎですよ」と少し声を張り美島の肩に手を置いた。
「心配したんですよ」
「心配すんな。私は無敵だから。エッヘン」
「まぁ無事ならいい。よし皆見渡せばわかるが辺りは甚大な被害に遭っている。怪我人が多数いると思われるから救助にあたれ」
「了解!」
それぞれ2人ずつに別れ救助にあたった。
美島はおなじみのコンビである直虎と人命救助にあたる。
「大丈夫ですか!」
美島は道端で倒れている男性に呼びかけ「僕は大丈夫です。でも娘が何処かに行ってしまい・・・」と少し血を流した男はキョロキョロし始める。
「直虎この人を頼んだよ。私は娘さんを探すから」
「お気をつけて」
美島は立ち上がりこの男の娘を探しに行く。 だが近くにはおらず男と直虎がいるところから1キロぐらいに風船を持った女の子がポツンと1人でいた。
「奈央ちゃん?」
「うん」
「良かった無事で。お父さんが探してたよ。一緒に行こう」
事前に名前を聞いて良かったと安堵した美島は奈央を抱きかかえ父親の所へ向かった。
「直虎聞こえる?奈央ちゃん無事保護した。今から避難所に向かうから」
「了解。僕も父親と一緒に避難所に向かいます」
無線で会話し奈央と一緒に避難所に向かう。
するとギシギシと音を響きかせながらビルが美島の方に迫ってきているが間に合わないと足がすくみ奈央をかばいながらしゃがみ目を閉じる。
ドカァンと音を鳴らしながらビルが倒れた。
「でかい音がしましたけど美島隊員大丈夫ですか!美島隊員応答せよ!」
無線で直虎の声がし目を開けた美島はなんとビルの外側にいた。
「大丈夫ですか」
男の声がしたのでそこに視線をやると男性の両手が美島の方に置いていた。
「あ、あなたが私らを助けたの?」
「えぇまぁ大丈夫ですか。お怪我はありませんか美島さん」
「どうして私の名前を?」
なぜ自分の名前を知っているのかと思いその謎の男に質問した美島。
「いや無線で美島と向こう側の人が叫んでいるのを聞いてしまったので」
美島は少し顔を赤くした。
何故か。それはこの男が美島のストライクゾーンだったからである。
紳士的で顔も私のタイプだしこの人を見ると胸がキュンとしてくる。
これが胸キュンってやつか。ほれてまうやろと心のなかで叫んだ。
「あ、あのお、お名前は?」
「いやぁ名乗る程ではないので」
「私の名前を知っているんですからお聞かせください」 「私木嶋拓哉と申します。じゃ私はこれで」
隣にいた奈央の頭をポンポンしその場を去った。
「か、カッコいい。てか奈央ちゃん羨ましいなぁ」
「美島隊員、応答せよ」 もの凄くいい雰囲気の余韻をぶち壊した無線にイラッとし「なに!」と声の持ち主である直虎にブチ切れた美島。
「無事でしたか美島隊員!」
「いま避難所に行くから待ってて。行こ奈央ちゃん」
「うん」
美島は奈央の手を握り避難所に向かう。先程救ってくれた拓哉のことを頭で思い浮かびながら。
つづく
それから守るため政府は地球防衛軍通称APEが設立された。
お堅い説明はここまでにしよう。
この物語の主人公である|美島詠美隊員が休日出勤したときから始まる。
「あぁ面倒いなぁこの任務!せっかくの休日なのに。早く終わらせてビールでも飲もうぜぇ」
「美島隊員そんなおじさん的なことを言って。ダメですよ女性は女性らしくしなきゃ」
直虎隊員と45回目の任務で少しウザいと感じながらも小走りしながら会話する美島。
「そんな事言うなよ。女性は女性らしくって誰が決めたんだ?」
「そ、それは・・・」
「おいそこうるさいぞ。任務に集中しろ!」
「はい、すみません」
二人は怒り顔の教官に怒られ目を合わせお前のせいだとお互いの心の中で呟く。
するとドカァンドカァンと足音が大きな音を立てながらこちらに近づいてくる。
「な、何だあれは!」
美島達の前には巨大なロボットが立ち塞がっていた。
「きょ、巨大なロボットだ!う、撃てぇ!」
手にしていた狙撃銃をロボットめがけ撃ったが明らかにノーダメージであるそれは進行を続ける。
「このままじゃ被害が甚大だぞ。どうしたらいいんだ!」
「もしかしたら中に操縦席があるかも」
美島はロボットに向かって走り「美島隊員!危ない!やめるんだ!」と直虎の忠告も聞かず突っ走る。
ロボットは何故か美島が近づいてくるのを察したのか突如動きを止めた。
「今だ!」
ロボットの足元に着いた美島は少し息を切らしながら登れる所を探す。
すると丁寧かどうかわからないが足にハシゴらしきものが付いているではないか。
ためらうことなくハシゴに登り登っと内部に潜入することに成功した。
「美島大丈夫か?」
無線で上司の呼びかけに「はい、大丈夫です!」と答えた美島。
「美島隊員大丈夫ですか!今どこにいるんですか!」
「大丈夫大丈夫。今ロボットの中だけど・・・」
「ロボットの中って、そんな危険なところに?」
直虎は心配そうな声で言い美島は平気な声で言った。
「危険じゃないさぁ。周りは機械だらけだからさ」
辺りを見回していると急にバカでかい音でピーピーと鳴り「なんだなんだ」と担いでいた銃を手で構える。
“ロボット起動。ロボット起動”
「なんだって!」
外で待機していた直虎含む9人の隊員達の目の前に止まっていたロボットが動き出したではないか。
ドォンドォンと音を鳴らせながら歩くロボットは街を破壊し始める。
「美島!ロボットが街を破壊して被害が甚大だ。ロボットの中にいるならなんとかしろ!」
「なんとかしろたって!」
赤く点滅しておりウィンとでかい音を鳴らしロボットは動きを止めた。
「ロボットが止まったぞ」
ロボットから白い煙が出ており美島がいる体内でも白い煙が充満しつつあったのでこりゃいかんと思いハシゴから降りた。
美島の靴が地面とキスし一歩ずつ歩き出す。
直虎たちの視界は真っ白で少し晴れたところで美島が平気そうな顔で現れた。
「大丈夫か美島」
「えぇなんとか」
単独行動を取ったので上司から怒られると思ったが直虎が近づき「無茶しすぎですよ」と少し声を張り美島の肩に手を置いた。
「心配したんですよ」
「心配すんな。私は無敵だから。エッヘン」
「まぁ無事ならいい。よし皆見渡せばわかるが辺りは甚大な被害に遭っている。怪我人が多数いると思われるから救助にあたれ」
「了解!」
それぞれ2人ずつに別れ救助にあたった。
美島はおなじみのコンビである直虎と人命救助にあたる。
「大丈夫ですか!」
美島は道端で倒れている男性に呼びかけ「僕は大丈夫です。でも娘が何処かに行ってしまい・・・」と少し血を流した男はキョロキョロし始める。
「直虎この人を頼んだよ。私は娘さんを探すから」
「お気をつけて」
美島は立ち上がりこの男の娘を探しに行く。 だが近くにはおらず男と直虎がいるところから1キロぐらいに風船を持った女の子がポツンと1人でいた。
「奈央ちゃん?」
「うん」
「良かった無事で。お父さんが探してたよ。一緒に行こう」
事前に名前を聞いて良かったと安堵した美島は奈央を抱きかかえ父親の所へ向かった。
「直虎聞こえる?奈央ちゃん無事保護した。今から避難所に向かうから」
「了解。僕も父親と一緒に避難所に向かいます」
無線で会話し奈央と一緒に避難所に向かう。
するとギシギシと音を響きかせながらビルが美島の方に迫ってきているが間に合わないと足がすくみ奈央をかばいながらしゃがみ目を閉じる。
ドカァンと音を鳴らしながらビルが倒れた。
「でかい音がしましたけど美島隊員大丈夫ですか!美島隊員応答せよ!」
無線で直虎の声がし目を開けた美島はなんとビルの外側にいた。
「大丈夫ですか」
男の声がしたのでそこに視線をやると男性の両手が美島の方に置いていた。
「あ、あなたが私らを助けたの?」
「えぇまぁ大丈夫ですか。お怪我はありませんか美島さん」
「どうして私の名前を?」
なぜ自分の名前を知っているのかと思いその謎の男に質問した美島。
「いや無線で美島と向こう側の人が叫んでいるのを聞いてしまったので」
美島は少し顔を赤くした。
何故か。それはこの男が美島のストライクゾーンだったからである。
紳士的で顔も私のタイプだしこの人を見ると胸がキュンとしてくる。
これが胸キュンってやつか。ほれてまうやろと心のなかで叫んだ。
「あ、あのお、お名前は?」
「いやぁ名乗る程ではないので」
「私の名前を知っているんですからお聞かせください」 「私木嶋拓哉と申します。じゃ私はこれで」
隣にいた奈央の頭をポンポンしその場を去った。
「か、カッコいい。てか奈央ちゃん羨ましいなぁ」
「美島隊員、応答せよ」 もの凄くいい雰囲気の余韻をぶち壊した無線にイラッとし「なに!」と声の持ち主である直虎にブチ切れた美島。
「無事でしたか美島隊員!」
「いま避難所に行くから待ってて。行こ奈央ちゃん」
「うん」
美島は奈央の手を握り避難所に向かう。先程救ってくれた拓哉のことを頭で思い浮かびながら。
つづく
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