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第一章 旅立ち編
第11話 報酬
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「終わったー。」
「お疲れさん。」
お互いに労いの言葉を言い合っていた。捕まえた人間は引きずられていた。気絶してなかったら、とてもきつかっただろう。
「報酬もらいに行くぞ。」
そう言って、ギルドに向かう一行。
「どうしたものかね…」
リーモアは三人の報酬をどうするか、とても悩んでいる。それもそのはず、この三人だけで全体の9割を仕留めていて、首謀者である人物の拘束にも成功している。報酬でいえば、普通の依頼の報酬の50倍程は出さねば釣り合わない。しかしそれだと他の冒険者から不満が出てしまう。3人が直ぐに殲滅したせいで、他の冒険者の出番がなかったからだ。そんな事を考えていると、
「おーいギルドマスター、報酬もらいに来たぞ。」
テンペスタがそう言って入ってきた。後ろに二人も居る。
「…取り敢えず奥に入ってくれ。」
リーモアは3人に相談することにした。
「取り敢えず報酬はこのぐらいだ。」
細かい数字はわからないが、普通に暮せば一生生きていける程の金額だった。
「…奥に連れてきたってことはなんか相談があるんだろ?早いところ言ってくれ。」
「よく分かってるな。流石にこの報酬を他の冒険者に見られると面倒事になるかと思ってな。まあ、お前たちなら問題ないだろうが。」
確かにこんな額を貰えば、他の冒険者が黙ってないだろう。
「報酬はそのままでいいだろ。」
テンペスタはそういった。
「…まあ、ええか。」
ダンケルクも納得した。
エクシィアは…呆れ顔だ。
「まあ、お前たちが良いならこれで良いな。だが、こんな額すぐには出せん。正直全滅させる事自体想定外、撃退ができたら良かったと思っていたからな。」
「了解、又今度受け取りに来るよ。」
そういうことで話がまとまった。
「結構報酬高かったな。」
ダンケルクは満足気に、そういった。
「お前が、倒しすぎただけだろ…」
エクシィアはそうは言うが、嬉しそうではある。
因みにここは以前から泊まっている宿屋「止水亭」である。ここは冒険者ギルドに近いのに、安いのでずっとここに泊まっていた。
次の日、ダンケルクがいつも通り散歩するために、宿屋を出ると、
「おい、お前止まれ。」
前に、絡んできて風弾でぶっ飛ばした冒険者だ。
「なんだ?」
ダンケルクは何故絡んで来たのか、まだ予想がつかないのでそう返した。
「何だじゃねぇ、昨日の特殊依頼はお前たちの自作自演、不正だったんだろう。ふざけるな。」
「…は?」
本当に何言ってんのかわからない。
「そう思うならギルドマスターに言いに行っとけ。別に俺に言って来る意味なんてないだろう?」
取り敢えずそう言って、この場を去ろうとしたとき、
「逃さねぇよ。」
そう言って、指をパチンと鳴らすと他の冒険者が周囲を囲んでいる。
「めんどくせぇな…」
そうぼやいていると、周りを囲んだ冒険者達から罵倒の言葉が飛んできた。ダンケルクはイライラし始めたので、全員ぶっ飛ばす魔法の準備を始めたが、自分だけでなくこの場にいないエクシィアとテンペスタの事までボロクソに言い出していたので、村の村長が恐れていた感情爆発が起きてしまった…ダンケルクが黒色に染まり始めた。この時点で囲んでいた冒険者達の死が確定してしまった。
「お疲れさん。」
お互いに労いの言葉を言い合っていた。捕まえた人間は引きずられていた。気絶してなかったら、とてもきつかっただろう。
「報酬もらいに行くぞ。」
そう言って、ギルドに向かう一行。
「どうしたものかね…」
リーモアは三人の報酬をどうするか、とても悩んでいる。それもそのはず、この三人だけで全体の9割を仕留めていて、首謀者である人物の拘束にも成功している。報酬でいえば、普通の依頼の報酬の50倍程は出さねば釣り合わない。しかしそれだと他の冒険者から不満が出てしまう。3人が直ぐに殲滅したせいで、他の冒険者の出番がなかったからだ。そんな事を考えていると、
「おーいギルドマスター、報酬もらいに来たぞ。」
テンペスタがそう言って入ってきた。後ろに二人も居る。
「…取り敢えず奥に入ってくれ。」
リーモアは3人に相談することにした。
「取り敢えず報酬はこのぐらいだ。」
細かい数字はわからないが、普通に暮せば一生生きていける程の金額だった。
「…奥に連れてきたってことはなんか相談があるんだろ?早いところ言ってくれ。」
「よく分かってるな。流石にこの報酬を他の冒険者に見られると面倒事になるかと思ってな。まあ、お前たちなら問題ないだろうが。」
確かにこんな額を貰えば、他の冒険者が黙ってないだろう。
「報酬はそのままでいいだろ。」
テンペスタはそういった。
「…まあ、ええか。」
ダンケルクも納得した。
エクシィアは…呆れ顔だ。
「まあ、お前たちが良いならこれで良いな。だが、こんな額すぐには出せん。正直全滅させる事自体想定外、撃退ができたら良かったと思っていたからな。」
「了解、又今度受け取りに来るよ。」
そういうことで話がまとまった。
「結構報酬高かったな。」
ダンケルクは満足気に、そういった。
「お前が、倒しすぎただけだろ…」
エクシィアはそうは言うが、嬉しそうではある。
因みにここは以前から泊まっている宿屋「止水亭」である。ここは冒険者ギルドに近いのに、安いのでずっとここに泊まっていた。
次の日、ダンケルクがいつも通り散歩するために、宿屋を出ると、
「おい、お前止まれ。」
前に、絡んできて風弾でぶっ飛ばした冒険者だ。
「なんだ?」
ダンケルクは何故絡んで来たのか、まだ予想がつかないのでそう返した。
「何だじゃねぇ、昨日の特殊依頼はお前たちの自作自演、不正だったんだろう。ふざけるな。」
「…は?」
本当に何言ってんのかわからない。
「そう思うならギルドマスターに言いに行っとけ。別に俺に言って来る意味なんてないだろう?」
取り敢えずそう言って、この場を去ろうとしたとき、
「逃さねぇよ。」
そう言って、指をパチンと鳴らすと他の冒険者が周囲を囲んでいる。
「めんどくせぇな…」
そうぼやいていると、周りを囲んだ冒険者達から罵倒の言葉が飛んできた。ダンケルクはイライラし始めたので、全員ぶっ飛ばす魔法の準備を始めたが、自分だけでなくこの場にいないエクシィアとテンペスタの事までボロクソに言い出していたので、村の村長が恐れていた感情爆発が起きてしまった…ダンケルクが黒色に染まり始めた。この時点で囲んでいた冒険者達の死が確定してしまった。
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