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6 椅子の新しすぎる可能性――にもほどがある!
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翌朝――私は思いきり寝不足だった。
子供の寝相を舐めてたよ。夜中に思い切り希望ちゃんの踵落としが鳩尾に入って、「ぐえっ!」と叫んで起きてしまったりした。あと裏拳も飛んできた。私が目覚めたときには、みんなバラバラの場所で思い思いの格好で寝ていて、それはちょっと微笑ましかったけども。
しょぼしょぼとした目をしたまま起き出して椅子テントから出ると、太陽の位置でだいたい7時頃かなと思う。ちょうど朝に隣の家との隙間から覗く太陽と、同じくらいの高さだったから。
昨日近くに川があるのは確認していたので、そこまで歩いてみた。川幅は10メートルくらい。小川とは呼べない、そこそこ大きい川だ。
水はとても綺麗で、岸に近いところはあまり深さがないせいなのか川底の石が透けて見えるほどだった。これだったら顔を洗ったりしても問題ないだろう。
リュックの中にタオルが入っているのでそれを取りに戻ると、既に起きだした子が何人か椅子テントの外で遊んでいた。
「おはよう、よく眠れた?」
「先生、おはようございます」
「先生おはよー。太一の寝言がうるさかったー」
「太一、夜中に『肉うどん!』って叫んでた」
「肉うどん、ふふっ」
食べたかったんだろうか、夢で食べてたんだろうか……。
「朝ご飯、どうしたらいいのかなあ」
紫苑くんが心配そうに肩を落としたけども、私には確信がある。
「きっとね、モンスターが出てくると思うよ」
「でもシュークリームだったらご飯にならないよ」
「昨日夕方に毛布が出たでしょう? だから、多分朝ご飯が出るよ」
「そっかー」
心配そうな顔から一転して、紫苑くんはにぱっと笑った。
「みんな、そこの川で顔を洗おうか。タオルを持ってね。先生も行くから」
「えー、川ー?」
「川だよ。だって他に顔を洗えるところがないでしょう?」
川と言ったらみんなは不満げだった。まあ、キャンプに慣れてる子でもない限り、そういうのは抵抗あるだろうなあ。
椅子テント前でガヤガヤしていたせいか、段々とみんなが起きてテントから出てくる。
美玖ちゃんは目を擦りながら、お風呂入りたいとぼやいていた。
「そうだよ、お風呂で顔を洗えばいいじゃん」
パンがなければお菓子を食べればいいじゃない的な感じで、軽く言って颯太くんがぽんと手を打った。
いやいやいや、そもそもパンもお菓子もないから小麦粉こねて焼いただけの物で我慢しろ的なレベルの話なんだけどな!?
「お風呂はないでしょう? どこか人の住んでるところが近くにあったら借りられるかもしれないけど」
私がやんわりと諭すと、颯太くんはニヤリと笑った。
「椅子しょーかーん! ずどーん!」
最後の「ずどーん」は昨日の夏乃羽ちゃんの真似だろうか。椅子テントの横に昨日の最初の椅子テントレベルの大きい椅子が現れる。こっちは布が青い。……ブルーシートかな?
「やった! 成功!」
中を覗き込んだ颯太くんがガッツポーズを取るので、私もその上からひょいと顔を入れて覗いてみた。
「う……わ?」
その椅子の中身は、銭湯レベルの大きさの湯船と、洗い場完備のお風呂だった……。
いやもう、本当に何でもありなんだな……。外観が椅子ならなんでもいいんだな。
「もひとつ、椅子召喚!」
颯太くんがその横にもうひとつ椅子を出現させる。そっちはカゴの入った棚がたくさんある脱衣所だった。なんとタオルまで揃っている。サービスいいなー!
「できたよ、お風呂!」
颯太くんが超ドヤ顔をしている。私は顔を引きつらせたまま、ぐりぐりと彼の頭を撫でた。
「椅子、何個も出せるんだねえ……昨日一翔くんに続けて出せるか試してもらったときには、先に投げた椅子が消えたから一個しか出せないんだと思ってたよ」
「あの時は、邪魔だから先に投げたのは消しました」
私の疑問に一翔くんがあっさりと答えてくれる。
そうか、椅子は完全に子供の意思に従ってくれるんだな……。
とすると、昨日の夏乃羽ちゃんの「椅子が『大丈夫』って言ってる」というのも、夏乃羽ちゃんが「椅子テントの中は安全であれ」と思った反映なのかもしれない。
ともあれ、椅子風呂という新しい椅子のスタイルを手に入れた私たちは、快適度が格段に上がるのは確かだ。
後はトイレが――と思っていたら、悠真くんが椅子トイレも出して見せた。タンクが付いた洋式の、ちゃんとした水洗トイレに見える。これは家にある一般的なトイレで、学校の和式ではなかった。そっちの方が馴染み深いせいだろう。
「凄いね、これでとっても便利になったね!」
出したり消したり自在なところがとにかく凄い。トイレは昨日は灌木の陰でティッシュを使って済ませたからね……。抵抗あってギリギリまで我慢して泣く子がいたくらいだ。
本当にこのシステム気持ち悪いな……。排水とかどうするんだろう。私が考えても仕方ないけども。
多分、モンスターを倒すと必要な物が出てくるのと、仕組みは全く一緒なんだろうな。ああああ、気持ち悪い!
私は内心のモヤモヤを心の奥に押し込めながら、まだ眠っている子供たちを起こし、お風呂に入るように促した。
最初に颯太くんが出したお風呂と脱衣所をしげしげと見た杏子ちゃんが、「女の子はこっち」と別の椅子風呂を建てた。何だろうと思ったら、脱衣所にドライヤーとブラシが完備されている!
待って、電源は!? 電源はどこから取ってるの!?
頭が……ぐらんぐらんする。
私は髪が短いせいもあるけど、異世界で、草原のまっただ中で、湯船に浸かれるとは思わないし、ドライヤーが使えるとも思わないよ……。
怖いなあ、子供の「これが当たり前」発想は……。
それからは交代で朝風呂に入り、私は順番にドライヤーを掛けてあげたりした。やっぱり1年生だと自分の髪にドライヤーを掛けるのは難しいみたい。
男子は一部の子以外はタオルでわしゃわしゃっと拭いて放置だった。まあ、風邪を引かなければそれでいいと思うよ。女の子の中でも芽依《めい》ちゃんはタオルでわしゃわしゃ派だった。芽依ちゃんも髪が短いし、スイミングが選抜クラスで週4だって言ってたからそのせいかな。
ドライヤーを掛け、髪の長い子は簡単に結び、自分のお風呂が終わった頃には私は結構疲れていた。そりゃそうだ……。ドライヤー20人以上がこんなに大変だとは思わなかった。
そして、タイミングを計ったようにモンスターが現れる。昨日最初に見たオオカミタイプのコボルトが――これは多いな、20匹以上いるかも。
「みんな、椅子を投げられる子は一列に並んで! 順番はなんでもいいから!」
私は鋭い声で指示を飛ばす。とにかく、こちらの列を突破されないようにしなければいけない。
「体操の隊形に、ひらけ!」
子供たちにとって馴染みがある言葉を発すれば、子供たちはさっと腕を広げて適度な間隔で一列に並んだ。
「椅子召喚して! 先生が投げてって言ったら投げてね!」
「わかった!」
「はいっ!」
子供たちの間にピリリと緊張が走ったのがわかる。オーガのような強烈な強さはないけども、数が多い。だから子供たちも危険を感じ取っているようだった。
私は彼我の距離を測りながら、タイミングを考える。
コボルトは群れだ。こちらと違って一直線に並んではいない。最初の一撃で先頭の辺りは片付けられるだろうけど、奥の個体まで無力化できるかはわからなかった。
ステータスが上がって、椅子を投げられる距離も伸びたはずと昨日聞いた。だから、それを信じる。
「思いっきり投げて!」
まだコボルトが絶対こちらに攻撃できない距離で、私は攻撃指示を出した。椅子が乱れ飛び、ギャインという悲鳴が響く。
「もう一度、椅子召喚して! 投げないで待ってて!」
煙幕が薄くなりかけたとき、その向こうに灰色の影が見えた。――やっぱり、一度の攻撃だけでは片付けきれなかった!
煙が晴れたときには、生き残った個体が4匹こちらに向かってくるところだった。早めに一撃入れたので、まだ即攻撃を受ける距離じゃない。
「投げて!」
4匹のコボルトに向かって20個以上の椅子が投げつけられる。それは、完全にオーバーキルだった。
お約束の倒した後のコンテナは、今回妙に数が多い。真っ先にそれを開けに行った男子のひとりが爆笑している。
「先生ー、肉うどん!!」
「……ははは」
黄色いコンテナの中には、湯気の上がる肉うどんがたくさん並んでいたのだった……。
子供の寝相を舐めてたよ。夜中に思い切り希望ちゃんの踵落としが鳩尾に入って、「ぐえっ!」と叫んで起きてしまったりした。あと裏拳も飛んできた。私が目覚めたときには、みんなバラバラの場所で思い思いの格好で寝ていて、それはちょっと微笑ましかったけども。
しょぼしょぼとした目をしたまま起き出して椅子テントから出ると、太陽の位置でだいたい7時頃かなと思う。ちょうど朝に隣の家との隙間から覗く太陽と、同じくらいの高さだったから。
昨日近くに川があるのは確認していたので、そこまで歩いてみた。川幅は10メートルくらい。小川とは呼べない、そこそこ大きい川だ。
水はとても綺麗で、岸に近いところはあまり深さがないせいなのか川底の石が透けて見えるほどだった。これだったら顔を洗ったりしても問題ないだろう。
リュックの中にタオルが入っているのでそれを取りに戻ると、既に起きだした子が何人か椅子テントの外で遊んでいた。
「おはよう、よく眠れた?」
「先生、おはようございます」
「先生おはよー。太一の寝言がうるさかったー」
「太一、夜中に『肉うどん!』って叫んでた」
「肉うどん、ふふっ」
食べたかったんだろうか、夢で食べてたんだろうか……。
「朝ご飯、どうしたらいいのかなあ」
紫苑くんが心配そうに肩を落としたけども、私には確信がある。
「きっとね、モンスターが出てくると思うよ」
「でもシュークリームだったらご飯にならないよ」
「昨日夕方に毛布が出たでしょう? だから、多分朝ご飯が出るよ」
「そっかー」
心配そうな顔から一転して、紫苑くんはにぱっと笑った。
「みんな、そこの川で顔を洗おうか。タオルを持ってね。先生も行くから」
「えー、川ー?」
「川だよ。だって他に顔を洗えるところがないでしょう?」
川と言ったらみんなは不満げだった。まあ、キャンプに慣れてる子でもない限り、そういうのは抵抗あるだろうなあ。
椅子テント前でガヤガヤしていたせいか、段々とみんなが起きてテントから出てくる。
美玖ちゃんは目を擦りながら、お風呂入りたいとぼやいていた。
「そうだよ、お風呂で顔を洗えばいいじゃん」
パンがなければお菓子を食べればいいじゃない的な感じで、軽く言って颯太くんがぽんと手を打った。
いやいやいや、そもそもパンもお菓子もないから小麦粉こねて焼いただけの物で我慢しろ的なレベルの話なんだけどな!?
「お風呂はないでしょう? どこか人の住んでるところが近くにあったら借りられるかもしれないけど」
私がやんわりと諭すと、颯太くんはニヤリと笑った。
「椅子しょーかーん! ずどーん!」
最後の「ずどーん」は昨日の夏乃羽ちゃんの真似だろうか。椅子テントの横に昨日の最初の椅子テントレベルの大きい椅子が現れる。こっちは布が青い。……ブルーシートかな?
「やった! 成功!」
中を覗き込んだ颯太くんがガッツポーズを取るので、私もその上からひょいと顔を入れて覗いてみた。
「う……わ?」
その椅子の中身は、銭湯レベルの大きさの湯船と、洗い場完備のお風呂だった……。
いやもう、本当に何でもありなんだな……。外観が椅子ならなんでもいいんだな。
「もひとつ、椅子召喚!」
颯太くんがその横にもうひとつ椅子を出現させる。そっちはカゴの入った棚がたくさんある脱衣所だった。なんとタオルまで揃っている。サービスいいなー!
「できたよ、お風呂!」
颯太くんが超ドヤ顔をしている。私は顔を引きつらせたまま、ぐりぐりと彼の頭を撫でた。
「椅子、何個も出せるんだねえ……昨日一翔くんに続けて出せるか試してもらったときには、先に投げた椅子が消えたから一個しか出せないんだと思ってたよ」
「あの時は、邪魔だから先に投げたのは消しました」
私の疑問に一翔くんがあっさりと答えてくれる。
そうか、椅子は完全に子供の意思に従ってくれるんだな……。
とすると、昨日の夏乃羽ちゃんの「椅子が『大丈夫』って言ってる」というのも、夏乃羽ちゃんが「椅子テントの中は安全であれ」と思った反映なのかもしれない。
ともあれ、椅子風呂という新しい椅子のスタイルを手に入れた私たちは、快適度が格段に上がるのは確かだ。
後はトイレが――と思っていたら、悠真くんが椅子トイレも出して見せた。タンクが付いた洋式の、ちゃんとした水洗トイレに見える。これは家にある一般的なトイレで、学校の和式ではなかった。そっちの方が馴染み深いせいだろう。
「凄いね、これでとっても便利になったね!」
出したり消したり自在なところがとにかく凄い。トイレは昨日は灌木の陰でティッシュを使って済ませたからね……。抵抗あってギリギリまで我慢して泣く子がいたくらいだ。
本当にこのシステム気持ち悪いな……。排水とかどうするんだろう。私が考えても仕方ないけども。
多分、モンスターを倒すと必要な物が出てくるのと、仕組みは全く一緒なんだろうな。ああああ、気持ち悪い!
私は内心のモヤモヤを心の奥に押し込めながら、まだ眠っている子供たちを起こし、お風呂に入るように促した。
最初に颯太くんが出したお風呂と脱衣所をしげしげと見た杏子ちゃんが、「女の子はこっち」と別の椅子風呂を建てた。何だろうと思ったら、脱衣所にドライヤーとブラシが完備されている!
待って、電源は!? 電源はどこから取ってるの!?
頭が……ぐらんぐらんする。
私は髪が短いせいもあるけど、異世界で、草原のまっただ中で、湯船に浸かれるとは思わないし、ドライヤーが使えるとも思わないよ……。
怖いなあ、子供の「これが当たり前」発想は……。
それからは交代で朝風呂に入り、私は順番にドライヤーを掛けてあげたりした。やっぱり1年生だと自分の髪にドライヤーを掛けるのは難しいみたい。
男子は一部の子以外はタオルでわしゃわしゃっと拭いて放置だった。まあ、風邪を引かなければそれでいいと思うよ。女の子の中でも芽依《めい》ちゃんはタオルでわしゃわしゃ派だった。芽依ちゃんも髪が短いし、スイミングが選抜クラスで週4だって言ってたからそのせいかな。
ドライヤーを掛け、髪の長い子は簡単に結び、自分のお風呂が終わった頃には私は結構疲れていた。そりゃそうだ……。ドライヤー20人以上がこんなに大変だとは思わなかった。
そして、タイミングを計ったようにモンスターが現れる。昨日最初に見たオオカミタイプのコボルトが――これは多いな、20匹以上いるかも。
「みんな、椅子を投げられる子は一列に並んで! 順番はなんでもいいから!」
私は鋭い声で指示を飛ばす。とにかく、こちらの列を突破されないようにしなければいけない。
「体操の隊形に、ひらけ!」
子供たちにとって馴染みがある言葉を発すれば、子供たちはさっと腕を広げて適度な間隔で一列に並んだ。
「椅子召喚して! 先生が投げてって言ったら投げてね!」
「わかった!」
「はいっ!」
子供たちの間にピリリと緊張が走ったのがわかる。オーガのような強烈な強さはないけども、数が多い。だから子供たちも危険を感じ取っているようだった。
私は彼我の距離を測りながら、タイミングを考える。
コボルトは群れだ。こちらと違って一直線に並んではいない。最初の一撃で先頭の辺りは片付けられるだろうけど、奥の個体まで無力化できるかはわからなかった。
ステータスが上がって、椅子を投げられる距離も伸びたはずと昨日聞いた。だから、それを信じる。
「思いっきり投げて!」
まだコボルトが絶対こちらに攻撃できない距離で、私は攻撃指示を出した。椅子が乱れ飛び、ギャインという悲鳴が響く。
「もう一度、椅子召喚して! 投げないで待ってて!」
煙幕が薄くなりかけたとき、その向こうに灰色の影が見えた。――やっぱり、一度の攻撃だけでは片付けきれなかった!
煙が晴れたときには、生き残った個体が4匹こちらに向かってくるところだった。早めに一撃入れたので、まだ即攻撃を受ける距離じゃない。
「投げて!」
4匹のコボルトに向かって20個以上の椅子が投げつけられる。それは、完全にオーバーキルだった。
お約束の倒した後のコンテナは、今回妙に数が多い。真っ先にそれを開けに行った男子のひとりが爆笑している。
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