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第一章 怪獣ディメチの正体はアルツハイマー
どうかお願いっ、お願い寝かせてっっ!!
しおりを挟むうーん
なんだろう
今私は夢の中にいる……筈
なのに、何故か意識の底から何やら違和感が……
そう、敢えてそれを言うなれば――――。
何か、そう誰かが私の手を握っている?
n(ー_ー?)ン?
いやいやいやいや少し前にやっとの事で私は眠りに付いた筈
そうそう眠る前の時間は確か……夜中の3時回っていたけれど
まだまだ朝にはなっていない……よね??
でもね、でもね
な~ぜか眠っているだろう私の傍でっ
然も私の右手をしっかり握って、おまけにその右手をブンブン振りながら
私へ必死に話し掛ける
ややテンション高めのママさんの声〰〰〰〰っっ!?
オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
最初はね
もしかしたらこれは夢なのかと思ったのだけれど
徐々に眠っていた意識が醒めてきて
そしてそれはホラー映画さながらに、私は恐る恐る目覚めていく
いやっ、目を開く。
ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!
あ、ほんとにいた!!!
然もです
ママさんってば何故か笑いながら何か必死に話している
そしてそんなママさんの隣で
かな~りご機嫌斜めな妹が
ママさんへ寝る様に話している!!
私はそっと起き上がるけれど、決してその手は放して貰えない
そうしてスマホを見てまだAM4:18なり
Σ(゜ロ゜ノ)ノ ヒィィィィ!
さ、さっき寝たばっかりやんっっ!?
それから30分程
何か訳がわからない
もしかしなくとも私の頭がまだ完全に目覚めていないのかもしれない
いやいやそれでも色々と話が入り混じって
ママさん自身の頭の中ではどうやらお話しは成立しているみたい
(*´[]`)=3 はぁぁぁ㊦㊦
ひとしきり会話を楽しんだママさんは
促されるまま部屋へと戻り再び寝てくれた
そうして部屋に残された……いやいや元々私の部屋だし!!
それでも私の頭の中はぼーっとしたまま
ねぇママさん
お願いだから……
せめて夜中はもう少し寝かせてよ
心の底からお願いするね
そして今日も終日寝不足な私達姉妹である
10月になる前よりずっとこんな感じの毎日です
体力共に精神的にかなりげっそり……な・の・にっっ!!
何故か体重だけは減らない!!
あぁ無情
頑張っているんだから少しくらい身体についたいらないお肉達よ
私の身体から離れて下さい
()´д`()ゲッソリ・・・
応援ありがとうございます!
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みんなの感想(2件)
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うちは父がアルツでした。4年ほど前からちょっとずつおかしくなって。普段は母と姉が介護してましたが、土日や帰宅後は大変でした。やはり、私の事はわからなくなりましたね。最後まで母は何とかわかったようですが…
いざ身内となると、動揺しますよね。先が全く見えないので辛いとは思いますが、泣いても笑っても同じ1日です。無理しないで頑張って下さい。ありきたりな言葉ですみません。ちなみに父は3月の終わりに違う世界に旅立ちました。今でも普通に父がいる時のように会話してますが、色々考えてしまいます。
先の見えないエンドレスの生活ですね。
頑張りすぎずに頑張ってくださいませ。
読む事でしか応援できませんが、ご無理なさいませんように‼️
あちゃさまお気遣い有難う御座います^^
本当にまさか!?ってな感じでしたね。
俗に言う『うちの○○に限って……』というフレーズが、頭の中でぐるぐるしていました。
病院で患者さんと向き合うのと家族では、心の持ちようが全く違い毎日オロオロしていますね。
ゴールのない迷路へと入ってしまいましたが、母親ですからね。
投げ出す事は考えず、あちゃさまの仰る通り『頑張りすぎずに頑張る』様にしていきますね。
初めてのコメントを戴いてめっちゃ嬉しいです。
最後に読んで下さるだけで心が満たされちゃいます。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆