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第二章 どうやら成人する前に色々と人生を詰んでいるみたいです
1 登場早々行き成り上から目線なのですが……
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「仕方がないからお前と婚約をしてやってもいいよ」
はい?
今何を言っているのかな君?
それも出会った瞬間……めっちゃ行き成り過ぎるでしょ!?
私は仕方なく、そうめっちゃ仕方なくよ、突如目の前に現れた少年へと視線を向ける。
いやっ、正直に言ってあまりと言うか、はっきり言って視線すら向けたくはないっっ。
そもそも初対面で失礼過ぎるっっ。
「なんだ? お前は耳が聞こえないのか!! この俺様が直々に声を掛けてやっていると言うのにも拘らず返事もないのかっっ」
何か、うん目の前にいる少年は……何故か私へ上から目線で話し掛けている……いやいや最早怒鳴っていると断言してもいい。
そして何故に私はこの少年に怒鳴られなければいけない???
はっきり言って意味不明……。
「おいっ、何とかモノを言えよなっっ。それとも王女様と言う生き物は言葉さえも上手く話せないのかっっ!!」
あ゛あ゛?
「ひ、姫姉様?」
「リーナ様……」
私が纏うモノが一瞬剣呑なものとなったからなのだろうか。
私の傍にいる乳姉妹のアン=マリーと私の専従侍女エリーサの二人は一瞬見てはならぬものを感じ取っってしまったのだろうか、それとも突如現れた不心得者に対して警戒と怯えなのかもしれない。
ただはっきり分かる事は、どちらにしても二人はしっかり怯えているっっ。
そして私はそんな二人に気付くと素早く王女の仮面をぴたりと装着し――――。
「貴方はどなたなの? 私は紹介もされていない方とお話はしないわ」
「なっっ!?」
普通に当たり前でしょ。
貴族であろうと平民であろうが紹介もされていない人……ましてや異性となんて簡単にお話なんてしない。
ましてや私はこの国の王女であり世継ぎの姫。
そんな事も目の前にいる少年は知らないのか――――って、まあ王女だと私の事をほざいている時点で当然の事だけれど、コイツは私の身分をちゃんと理解している筈。
ただ……私がこの無礼な少年の事を知らないだけ。
うーん、今思い返してみても過去七年間で見知った者ではないは確かだわ。
だとすれば前世のエヴェリーナが知っていた者なのかな?
目の前の少年は極々一般的な茶色の髪は貴族の子息らしく、綺麗に肩の辺りで切り揃えられている。
空色の瞳に日頃鍛えていないだろう白い肌には雀斑が良くも悪くもよく目立っている。
へなちょこな体型なのに何故か態度はジャ○アンだっっ。
そしてその容貌は本当に極々一般的な、何処にでもいるような村人その一に見えてしまう。
これもきっとエドお兄様を常日頃見過ぎている所為なのかもしれない。
大体私の両親を含め、生まれた瞬間より美しい人達に囲まれ育ってきたものだから、はっきり言ってここまで平々凡々な者を見かけるのはちょっとレアな感じもするのだけれどね。
うん、これはあくまでも外見だけの事。
少年の中身に惹かれる要素は現時点では1mmもない。
実際モブにしか見えないのに態度はジャ○アン。
会った事は勿論ない。
お茶会で紹介された事もない。
でも貴族である事は確かだろう。
なんと言ってもここはアールグレンの王宮。
然も王族のプライベート空間なのだ。貴族……それも高位、いやいや王族の許可がない限り軽々しく立ち入る事の出来ない場所――――の筈っっ。
何処かの貴族の子息だけれどもきっと彼は下位の貴族ではないだろう。
王宮へ子供を連れて来る等高位の貴族……それもお父様かお母様の許可、若しくは私の許可がない限り無理。
私は紹介もされない相手を招く事は絶対にしない。
第一エドお兄様のお陰で何時何処で私の死亡フラグが立っているのかがわからない今、私の行動そして交友関係は慎重でなくてはいけない。
全く……全てはエドお兄様の所為よっっ。
前世と同じであれば私は26歳まで生きられた筈。
今生こそは婚約破棄をせずに来年婚約を交わすだろう件の公爵子息との関係をもっと良好――――なああああっっ!?
お、おお、おお思い出したあああぁぁぁあああっっ!?
コイツ……もといこの少年は件の公爵子息、そう予定では来年の婚約を交わす時に初対面となるであろうモブ中のモブっ、うんバルテルス公爵家子息アンセルム・ボリス・カルネウス本人だっっ!!
はい?
今何を言っているのかな君?
それも出会った瞬間……めっちゃ行き成り過ぎるでしょ!?
私は仕方なく、そうめっちゃ仕方なくよ、突如目の前に現れた少年へと視線を向ける。
いやっ、正直に言ってあまりと言うか、はっきり言って視線すら向けたくはないっっ。
そもそも初対面で失礼過ぎるっっ。
「なんだ? お前は耳が聞こえないのか!! この俺様が直々に声を掛けてやっていると言うのにも拘らず返事もないのかっっ」
何か、うん目の前にいる少年は……何故か私へ上から目線で話し掛けている……いやいや最早怒鳴っていると断言してもいい。
そして何故に私はこの少年に怒鳴られなければいけない???
はっきり言って意味不明……。
「おいっ、何とかモノを言えよなっっ。それとも王女様と言う生き物は言葉さえも上手く話せないのかっっ!!」
あ゛あ゛?
「ひ、姫姉様?」
「リーナ様……」
私が纏うモノが一瞬剣呑なものとなったからなのだろうか。
私の傍にいる乳姉妹のアン=マリーと私の専従侍女エリーサの二人は一瞬見てはならぬものを感じ取っってしまったのだろうか、それとも突如現れた不心得者に対して警戒と怯えなのかもしれない。
ただはっきり分かる事は、どちらにしても二人はしっかり怯えているっっ。
そして私はそんな二人に気付くと素早く王女の仮面をぴたりと装着し――――。
「貴方はどなたなの? 私は紹介もされていない方とお話はしないわ」
「なっっ!?」
普通に当たり前でしょ。
貴族であろうと平民であろうが紹介もされていない人……ましてや異性となんて簡単にお話なんてしない。
ましてや私はこの国の王女であり世継ぎの姫。
そんな事も目の前にいる少年は知らないのか――――って、まあ王女だと私の事をほざいている時点で当然の事だけれど、コイツは私の身分をちゃんと理解している筈。
ただ……私がこの無礼な少年の事を知らないだけ。
うーん、今思い返してみても過去七年間で見知った者ではないは確かだわ。
だとすれば前世のエヴェリーナが知っていた者なのかな?
目の前の少年は極々一般的な茶色の髪は貴族の子息らしく、綺麗に肩の辺りで切り揃えられている。
空色の瞳に日頃鍛えていないだろう白い肌には雀斑が良くも悪くもよく目立っている。
へなちょこな体型なのに何故か態度はジャ○アンだっっ。
そしてその容貌は本当に極々一般的な、何処にでもいるような村人その一に見えてしまう。
これもきっとエドお兄様を常日頃見過ぎている所為なのかもしれない。
大体私の両親を含め、生まれた瞬間より美しい人達に囲まれ育ってきたものだから、はっきり言ってここまで平々凡々な者を見かけるのはちょっとレアな感じもするのだけれどね。
うん、これはあくまでも外見だけの事。
少年の中身に惹かれる要素は現時点では1mmもない。
実際モブにしか見えないのに態度はジャ○アン。
会った事は勿論ない。
お茶会で紹介された事もない。
でも貴族である事は確かだろう。
なんと言ってもここはアールグレンの王宮。
然も王族のプライベート空間なのだ。貴族……それも高位、いやいや王族の許可がない限り軽々しく立ち入る事の出来ない場所――――の筈っっ。
何処かの貴族の子息だけれどもきっと彼は下位の貴族ではないだろう。
王宮へ子供を連れて来る等高位の貴族……それもお父様かお母様の許可、若しくは私の許可がない限り無理。
私は紹介もされない相手を招く事は絶対にしない。
第一エドお兄様のお陰で何時何処で私の死亡フラグが立っているのかがわからない今、私の行動そして交友関係は慎重でなくてはいけない。
全く……全てはエドお兄様の所為よっっ。
前世と同じであれば私は26歳まで生きられた筈。
今生こそは婚約破棄をせずに来年婚約を交わすだろう件の公爵子息との関係をもっと良好――――なああああっっ!?
お、おお、おお思い出したあああぁぁぁあああっっ!?
コイツ……もといこの少年は件の公爵子息、そう予定では来年の婚約を交わす時に初対面となるであろうモブ中のモブっ、うんバルテルス公爵家子息アンセルム・ボリス・カルネウス本人だっっ!!
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