1 / 29
変人の集い
第1話 変態と私
しおりを挟む
「何やってるんですか? あなた?」
「何とは?」
面接室に入ると、目の前でガタイのいい男が、上裸で四つん這いになってた。
「その格好ですよ! それと、なんで背中に椅子って書いてあるんですか!!」
「……? そんなの決まっているだろ。俺が椅子だからだ。さぁ、座れ!」
「はぁ? い、嫌ですよ!」
私は、あまりの気持ち悪さに男の脇腹に蹴りを入れる。
すると、
「ぁぁぁ、いい! いいぞぉ」
ヨダレを垂らしながら、その男は身悶えた。
……どうしてこんなことになっているのか
―それは遡ること1か月程前
「君、来月から来なくていいよ」
仏頂面の上司が書類を机に置き、話かけてくる。
「へ、な、何でですか?」
「理由なんてあげたら切りがないよ。ミスはするし、仕事の覚えも悪い。君、先週のクエストのこと覚えてる?」
「はい、鉱石の採種クエストでした。ノルマは10個以上で、期限は5日以内です」
「それで、結果は?」
「……、採種数0でクエスト失敗でした」
「それだけじゃない、君がこのパーティーに入ってから2年間、まともな成果を出したクエストはあったか?」
「……、いえ」
「話は以上だ」
そんなわけで、2年間籍を置いていたパーティをクビになった私は、次のパーティーを探すため、ギルドに向かった。
けれど、
「えーっと、ヒカリさんでしたっけ?」
「あ、はい!」
「すみません、あなたの経歴で紹介出来るパーティーはありませんね」
ギルドの男が資料をめくりながら答える。
「そんな……」
「冒険者パーティーを希望される方は大勢いらっしゃいますからね。求人が来てもすぐに枠が埋まっちゃうんですよ。なので、例え空きがあったとしても、ヒカリさんのキャリアだと、加入は難しいかもしれません」
そう言って男は一枚の紙を私に手渡す。
「似たような業種ですと、こんな求人がありまして……。これなら直ぐにご案内出来るのですが」
紙には、『この国の物流を支える!護衛隊募集中』と書かれていた。
どうやら、物資輸送の際に、盗賊や魔物から依頼物を守る仕事のようだ。
これはこれで魅力的ではあるのだが……。
「すみません、私は冒険者パーティー以外興味がないので……」
ギルドの男に紙を突き返す。
男はバツの悪そうな顔をしながら、
「そうですか……、では気が変わったらまた来て下さい」
そう言って席を離れた。
……、憂鬱だ。
ギルドの外で町行く人々を眺めながらそう思う。
冒険者パーティーと言えば、未知なる大地を開拓し、時に強力な魔物を倒し、時に、莫大な財宝を発見する夢のような職業だ。
そのため、多くの国民が冒険者パーティーに憧れており、1000人以上の冒険者が所属する大手パーティーに入るためには、幼少期からの並々ならぬ努力が求められている。
そんな狭き門の世界で、中小とは言え、一瞬でも冒険者パーティーに所属出来たのが、奇跡だった。
……結果は散々だったけど。
「でも、また……、やりたいなぁ」
一流の冒険者になることが小さい頃からの夢だった私にとって、今の現実は受け入れがたいものだった。
せめて、もう一度だけチャンスを貰えれば、きっと……。
何度もそう思ったが、全ては手遅れ……。
「グスッ……、グスッ……」
そんな事を考えていたら涙が出てきた。
すると、
「おい、こんな所で何を泣いている」
そう言って誰かが私にハンカチを差し出して来た。
「す、すみません、でも、でも……グスッ」
「ああ、もう泣くな。相談くらい乗ってやるから」
声の主がそっと私の隣に座る。
「あ、ありがとうございます……」
私はその言葉に頷き、ハンカチを手に取った。
「私はレイカ、お前は?」
レイカさんは私の方を向き、そっと微笑む。
背は小さいけれど、整った綺麗な顔と美しい金髪が太陽に照らされて、とても綺麗だった。
「えっと……、ヒカリです」
「そうか、よろしくな、ヒカリ」
レイカさんが私の前に手を差し出す。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
私はその手を握り返し、軽く会釈した。
「それで、お前はこんな所で何を悩んでたんだ」
「それは……」
私は、今日までの顛末をレイカさんに伝えた。
「なるほどな。つまりお前は冒険者になりたいけど、求人が無くて困ってるってことだな」
「はい」
「そっか、それならちょうど良かったかもな」
レイカさんはそう言って私に一枚の紙を手渡す。
「これは……?」
「冒険者パーティーの求人票だ。しかも、まだどこにも張り出していないな」
「え……、良いんですか?そんな紙を私に見せて」
「あぁ、なんて言うか、色々訳ありの求人でな。どうせギルドに持っていっても断られるだろうし、お前にやるよ」
……? どういう意味だろう。
レイカさんの言っていることは良く分からないけどチャンスが来たのは確か。
ここでしっかりとチャンスをものにして、もう一度、一冒険者になるんだ。
そう思い、渡された求人票に目を通す。
「パーティー名、MMT聞いたこともないパーティーですね」
「最近出来たばかりのパーティーだからな。ただ、実績は確かだぞ」
レイカさんが求人票の下を指さす。
「格付けA-って、出来たばかりのパーティーで?めちゃくちゃ凄いじゃないですか!」
パーティー格付けは毎年、ギルドがAAA~Cの21段階でパーティーを評価しているもので、BBB-以上のパーティーが優良パーティーとされている。
「まぁ、実績だけはあるパーティーだからな。もし良かったら面接でも受けに行くか?代表にアポくらいは取ってやるぞ」
「本当ですか! ぜひ!!」
優良パーティーに入れる機会は、これを逃せば早々に訪れない。
私は2つ返事でオッケーを出し、後日、レイカさんに面接の日程と会場を聞き、面接に望んだ。
―そして、今に至る。
「ああ、君は最高だ。ドSには定番のツーサイドでまとめられたピンクの美しい髪、そのゴミを見るような目、たまらない」
上裸の男が体をビクビクと痙攣させ、転がりながらこちらに近づいてくる。
そして、
「ベロッ」
私の靴を舐めた。
「キャ、キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
私はあまりの気持ち悪さに悲鳴を上げた。
そして、
「死ね、死ね、この変態!!」
男を引き離すため、蹴りを入れた。
すると男は、
「素晴らしい、もっと、もっとだぁぁぁ」
なぜか私の蹴りが顔面のど真ん中に来るよう、器用に受け止めながら、気持ちの悪い声を上げた。
「な、なんなんですか……、あなた……」
目の前にいる人間が、同じ人種だと思えず、ドン引きしながら男に問いかけた。
すると男は立ち上がり、
「俺か、俺は……」
男が何かを言いかけたとき、顔面にドロップキックが飛んだ。
バリーーン
という窓が割れる音と共に、男が外まで吹き飛ばされる。
「大丈夫か、ヒカリ!!」
「レイカさん! 助かりました、今、変な人が」
レイカさんに事情を説明しようとした瞬間、ムクリと男が立ち上がる。
「ははは、相変わらず素晴らしい蹴りだ!レイカちゃん」
「うっさい、黙れ、死ね!」
「おっふ……」
レイカさんから罵倒され、気色の悪い声を出した男が、ガラスの上に自ら倒れ、のたうち回った。
「アンッ、アンッ、アン」
男がそんな声を出しながら、ガラスの上を往復する。
その体からは血が吹出しており、床が赤く染まり始めていた。
……なぜこの男は、自ら体を痛めつけているのだろうか?
私には理解不能だった。
「えっと……、レイカさんのお知り合い……ですか」
「知り合い……、というか」
レイカさんがため息を付ながら答える。
「こいつがこのパーティーのリーダーだ」
「へ?えええええええええええええええええええええ」
私は思わず絶叫してしまう。
これが、私と変態リーダーとの出会いだった。
________________________________________
少しでも面白いと思って下さった方はお気に入り追加をお願いします!
また、感想を頂くことが出来ましたら、これに勝る喜びはありません!!
「何とは?」
面接室に入ると、目の前でガタイのいい男が、上裸で四つん這いになってた。
「その格好ですよ! それと、なんで背中に椅子って書いてあるんですか!!」
「……? そんなの決まっているだろ。俺が椅子だからだ。さぁ、座れ!」
「はぁ? い、嫌ですよ!」
私は、あまりの気持ち悪さに男の脇腹に蹴りを入れる。
すると、
「ぁぁぁ、いい! いいぞぉ」
ヨダレを垂らしながら、その男は身悶えた。
……どうしてこんなことになっているのか
―それは遡ること1か月程前
「君、来月から来なくていいよ」
仏頂面の上司が書類を机に置き、話かけてくる。
「へ、な、何でですか?」
「理由なんてあげたら切りがないよ。ミスはするし、仕事の覚えも悪い。君、先週のクエストのこと覚えてる?」
「はい、鉱石の採種クエストでした。ノルマは10個以上で、期限は5日以内です」
「それで、結果は?」
「……、採種数0でクエスト失敗でした」
「それだけじゃない、君がこのパーティーに入ってから2年間、まともな成果を出したクエストはあったか?」
「……、いえ」
「話は以上だ」
そんなわけで、2年間籍を置いていたパーティをクビになった私は、次のパーティーを探すため、ギルドに向かった。
けれど、
「えーっと、ヒカリさんでしたっけ?」
「あ、はい!」
「すみません、あなたの経歴で紹介出来るパーティーはありませんね」
ギルドの男が資料をめくりながら答える。
「そんな……」
「冒険者パーティーを希望される方は大勢いらっしゃいますからね。求人が来てもすぐに枠が埋まっちゃうんですよ。なので、例え空きがあったとしても、ヒカリさんのキャリアだと、加入は難しいかもしれません」
そう言って男は一枚の紙を私に手渡す。
「似たような業種ですと、こんな求人がありまして……。これなら直ぐにご案内出来るのですが」
紙には、『この国の物流を支える!護衛隊募集中』と書かれていた。
どうやら、物資輸送の際に、盗賊や魔物から依頼物を守る仕事のようだ。
これはこれで魅力的ではあるのだが……。
「すみません、私は冒険者パーティー以外興味がないので……」
ギルドの男に紙を突き返す。
男はバツの悪そうな顔をしながら、
「そうですか……、では気が変わったらまた来て下さい」
そう言って席を離れた。
……、憂鬱だ。
ギルドの外で町行く人々を眺めながらそう思う。
冒険者パーティーと言えば、未知なる大地を開拓し、時に強力な魔物を倒し、時に、莫大な財宝を発見する夢のような職業だ。
そのため、多くの国民が冒険者パーティーに憧れており、1000人以上の冒険者が所属する大手パーティーに入るためには、幼少期からの並々ならぬ努力が求められている。
そんな狭き門の世界で、中小とは言え、一瞬でも冒険者パーティーに所属出来たのが、奇跡だった。
……結果は散々だったけど。
「でも、また……、やりたいなぁ」
一流の冒険者になることが小さい頃からの夢だった私にとって、今の現実は受け入れがたいものだった。
せめて、もう一度だけチャンスを貰えれば、きっと……。
何度もそう思ったが、全ては手遅れ……。
「グスッ……、グスッ……」
そんな事を考えていたら涙が出てきた。
すると、
「おい、こんな所で何を泣いている」
そう言って誰かが私にハンカチを差し出して来た。
「す、すみません、でも、でも……グスッ」
「ああ、もう泣くな。相談くらい乗ってやるから」
声の主がそっと私の隣に座る。
「あ、ありがとうございます……」
私はその言葉に頷き、ハンカチを手に取った。
「私はレイカ、お前は?」
レイカさんは私の方を向き、そっと微笑む。
背は小さいけれど、整った綺麗な顔と美しい金髪が太陽に照らされて、とても綺麗だった。
「えっと……、ヒカリです」
「そうか、よろしくな、ヒカリ」
レイカさんが私の前に手を差し出す。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
私はその手を握り返し、軽く会釈した。
「それで、お前はこんな所で何を悩んでたんだ」
「それは……」
私は、今日までの顛末をレイカさんに伝えた。
「なるほどな。つまりお前は冒険者になりたいけど、求人が無くて困ってるってことだな」
「はい」
「そっか、それならちょうど良かったかもな」
レイカさんはそう言って私に一枚の紙を手渡す。
「これは……?」
「冒険者パーティーの求人票だ。しかも、まだどこにも張り出していないな」
「え……、良いんですか?そんな紙を私に見せて」
「あぁ、なんて言うか、色々訳ありの求人でな。どうせギルドに持っていっても断られるだろうし、お前にやるよ」
……? どういう意味だろう。
レイカさんの言っていることは良く分からないけどチャンスが来たのは確か。
ここでしっかりとチャンスをものにして、もう一度、一冒険者になるんだ。
そう思い、渡された求人票に目を通す。
「パーティー名、MMT聞いたこともないパーティーですね」
「最近出来たばかりのパーティーだからな。ただ、実績は確かだぞ」
レイカさんが求人票の下を指さす。
「格付けA-って、出来たばかりのパーティーで?めちゃくちゃ凄いじゃないですか!」
パーティー格付けは毎年、ギルドがAAA~Cの21段階でパーティーを評価しているもので、BBB-以上のパーティーが優良パーティーとされている。
「まぁ、実績だけはあるパーティーだからな。もし良かったら面接でも受けに行くか?代表にアポくらいは取ってやるぞ」
「本当ですか! ぜひ!!」
優良パーティーに入れる機会は、これを逃せば早々に訪れない。
私は2つ返事でオッケーを出し、後日、レイカさんに面接の日程と会場を聞き、面接に望んだ。
―そして、今に至る。
「ああ、君は最高だ。ドSには定番のツーサイドでまとめられたピンクの美しい髪、そのゴミを見るような目、たまらない」
上裸の男が体をビクビクと痙攣させ、転がりながらこちらに近づいてくる。
そして、
「ベロッ」
私の靴を舐めた。
「キャ、キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
私はあまりの気持ち悪さに悲鳴を上げた。
そして、
「死ね、死ね、この変態!!」
男を引き離すため、蹴りを入れた。
すると男は、
「素晴らしい、もっと、もっとだぁぁぁ」
なぜか私の蹴りが顔面のど真ん中に来るよう、器用に受け止めながら、気持ちの悪い声を上げた。
「な、なんなんですか……、あなた……」
目の前にいる人間が、同じ人種だと思えず、ドン引きしながら男に問いかけた。
すると男は立ち上がり、
「俺か、俺は……」
男が何かを言いかけたとき、顔面にドロップキックが飛んだ。
バリーーン
という窓が割れる音と共に、男が外まで吹き飛ばされる。
「大丈夫か、ヒカリ!!」
「レイカさん! 助かりました、今、変な人が」
レイカさんに事情を説明しようとした瞬間、ムクリと男が立ち上がる。
「ははは、相変わらず素晴らしい蹴りだ!レイカちゃん」
「うっさい、黙れ、死ね!」
「おっふ……」
レイカさんから罵倒され、気色の悪い声を出した男が、ガラスの上に自ら倒れ、のたうち回った。
「アンッ、アンッ、アン」
男がそんな声を出しながら、ガラスの上を往復する。
その体からは血が吹出しており、床が赤く染まり始めていた。
……なぜこの男は、自ら体を痛めつけているのだろうか?
私には理解不能だった。
「えっと……、レイカさんのお知り合い……ですか」
「知り合い……、というか」
レイカさんがため息を付ながら答える。
「こいつがこのパーティーのリーダーだ」
「へ?えええええええええええええええええええええ」
私は思わず絶叫してしまう。
これが、私と変態リーダーとの出会いだった。
________________________________________
少しでも面白いと思って下さった方はお気に入り追加をお願いします!
また、感想を頂くことが出来ましたら、これに勝る喜びはありません!!
0
あなたにおすすめの小説
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
魔力ゼロの落ちこぼれ貴族、神々のエラーメッセージが読めるようになる~「神罰」のシステム権限で学園無双しつつ、本人だけはただのデバッグ作業だと
蒼月よる
ファンタジー
魔法(ナノマシン干渉)が使えず、名門アルマンド家の恥晒しとされた三男アッシュ。
実技試験に落ちて旧図書棟の掃除をさせられていた彼は、謎の遺物(管理デバイス)に触れたことで、世界の最高管理者権限(デバッガー権限)を手に入れてしまう。
「魔法」とは環境中の魔素を操作する事象。そして「神の奇跡」とは環境管理AIの気まぐれであるこの世界において。
アッシュの目には、相手の放つ魔法が単なる『不正なプロセスのエラーログ』として映り、頭の中で『YES(強制終了パッチ)』を選択するだけで完全に消去できるようになったのだ!
一切の詠唱も魔力発生も伴わずに、同級生の最大魔法をフッと消し去り、暴走する巨大魔物をワンボタンで光の粒子に還元するアッシュ。
本人はただ「うるさい警告文が出たからOKを押してデバッグ(人助け)しているだけ」のつもりなのだが……。
これは、エラーログを消しているだけの落ちこぼれ少年が、王都の至高魔法学園で「神の奇跡を下す聖者」として盛大に勘違いされながら成り上がっていく、痛快無双ファンタジー!
この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。
・世界観・設定の管理補助
・プロット段階の壁打ち
・作者による執筆後の校正
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる